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October 18, 2004

本当にそうなりたかったら、そうなるように行動しているはず。

友人の息子さんが神戸からやって来た。数ヶ月ニュージーランドに滞在して、英語の勉強をするためだ。
うちに他人が長期で泊まるのは、これが初めての経験。緊張しないで生活できたらいいな、お互いに。

学校を決めるために、ワークングホリデー・センターに行って、学校を紹介してもらう。なんとオークランドだけで70もの語学学校があるらしい。それぞれの学校には特徴がある。だから「自分がどうしたか」がはっきりしていないと、なかなか学校を選ぶことができない。「え~っと、どこでもいいです」「え~っと期間は決めていません」じゃすまされない。日本の大学のように、あらかじめつけられた「ブランドイメージ」に頼ることができないから、自分の目でいい学校かそうじゃないかを見定めなくてはならない。だから「なんとなく、外国で生活してみたかった」ぐらいの気持ちだと、学校を選ぶことも難しいだろうなぁ~。

つまり、どのくらい真剣に勉強する姿勢があるかーこれによって、英語が上手くなるかどうかは決定する。今英語がしゃべれなくても、本当にしゃべれるようになりたいと思っている人なら成長は早い。反面、ちょっと英語がしゃべれても、別にしゃべらなくてもいいとなると、成長は止まってしまう。

「できたら日本人の少ない学校に入りたい」
これは日本人語学留学生の誰もが思うことかもしれない。ただ残念なことに、英語を習いたいネイティブはいない。英語学校の生徒はみな「英語が得意でないから、得意になりたい人たち」だ。だから「すでに英語ができる人たち」はいない。だから生徒のほとんどはアジア人(日本、中国、韓国、タイ、インドなど)。たまにヨーロッパ人もいるけど、少数派であることは間違いない。考えてみれば、クラスに日本人がいようといかなろうと、本当に英語を勉強しようと思えば、関係ないことなのだ。日本人とも英語でしゃべればいいのだから。

本当にしゃべれるようになりたかったら、なんとかしてでも勉強する。

「英語をしゃべれるようになりたい」と会うたびに言う人がいる。でも「今しゃべれない自分」を検証してみたらいかがだろう。「わたしは本当にしゃべれるようになりたいと思っているのだろうか?」と。

「みんなが(みんなって誰だ?!)、英語がしゃべれるといいと言うから」という漠然とした理由で、漠然とそう思っているだけなのではないだろうか?

いっこうにしゃべれるようになれない人の中には、「しゃべれるようになれない」んじゃなくて、「しゃべれるように”ならない”」行動をしている人が多い。

これはどの世界でも同じだけれど。

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Comments

日本に住んでいるアメリカ人の友だちは、日本人から英語で話しかけられると「なんか英語の教材として使われているみたい」な気持ちがして、嫌なんだって。

ニュージーランドに住んでいると、たまにニュージーランド人から「こんにちわ!」「こんばんわ!」とか言われる。最初は「日本語しゃべれて、可愛いやつ!」とか思うけど、あんまりしつこいと「うざったいんだよぉ~、君はわたしと会話をしたいんじゃなくて、単に日本語をしゃべってみたいだけじゃないのぉ~!」って思ったりもする。

きっとアメリカ人もそんな気持ちなんだろう。

つまり英語というのは、コミュニケーションの道具であって、「使いたい」と思って使うわけで、生活の必需品のようなもの。

包丁は野菜を切るためにある。

日本の英語教育はなんとなく「使う必要はべつにないから、道具だけをせっせと磨いている」みたいな感じがする。使うことを忘れて、たくさんお金をかけて、いっしょうけんめい磨いている。

このルーティンから脱出するのは大変だと思う。

なにせ日本人としては「産まれたときから」の環境なんだもん。だから包丁使うのこわくて、日本人で固まって「ぼくの包丁はこんなに光ってるよ」って見せあうことしかできない。あまりにも長く包丁を磨いていたから、使うのが恐くなちゃってるんだ。

だから本当に使いたかったら、ひとりでその「しがらみ」から飛び出すしかない。たった一人で。それをするしかない。

恐いけど、それしか方法はない。

そして、その人は「飛び出した」こと自体で、すでに英語をしゃべることを獲得している。

ハワイとアメリカ本土の両方で英語を勉強した体験から一言。

どうやら大方の日本人はアメリカに行けばアメリカ人の方から「やぁ、君日本から来たのかい? じゃぁ一緒に英語を話してあげよう!」というものだと思っているらしい。

ハワイで「ここは日本人が多すぎて英語の勉強ができない」という人は、本土に行くと今度は少ない日本人同士で固まるのであった。

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