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February 15, 2005

ニュージーランド流・ディバイジング

島に住んでるスティーヴンと稽古。

わたしは彼のひとり芝居を演出する。

演出といっても、最初から台本があるわけではなく、ディバイジングという手法を使う(手っ取り早く言えば、集団創作)。ステーヴンとわたしと、顔をつき合わして、いちから創作する。

この一人芝居は4つのシーズンに分かれていて、わたしはその1シーズンを手がける。
テーマは、”ニュージーランドの大自然と人間”。
カヤック、トラッキング、キャンプなどを経て、大自然を冒険する人間の姿を描く。ほとんど言葉なし。身体の表現を使った舞台になる、予定。

今日は今年初めての稽古だった。
どんなことをしたかって?
なんともニュージーランド流、ディバイジングでのお芝居の創り方。

まずは”大自然を体験する”ということから始めた。

稽古は島で、水着着用、。
まずはカヤックに実際にのってみる。漕いでみる。スノーケリングで海をもぐってみる。海中を見てみる。昆布をとってみる。ひとりがリーダー、もう一人はリーダーの真似をする。いろいろな海の遊びが見つかる。

森林に入って、しばらくトラッキングする。ジャングルみたいなところ(ブッシュという)を歩く。気がついたことを話し合う。木漏れ日のことや、鳥の声のことや、見つけた草花のこと。巨大なパームトゥリーの葉っぱで遊んでみる。これは舞台装置に使えるかもしれないと話す。

このように実際に、芝居の舞台になるところに行って、体験して、感じて。
そこから生まれるアイデアは、頭で考えたものじゃなくて、もっと体感的でダイナミックでオリジナルなものになるに違いないと確信した。

その後、稽古場である公民ホールに行く。
舞台つき、キッチンつきなのに、ほとんど使う人がいないし、使用料はめっちゃ安い!
(これはニュージーランドのいいところ。演劇人としては、うれしい限り)。

でっか~い紙にアイデアを書きなぐる。
公民ホールの舞台裏をひっくり返して小道具を見つけ、しばしアイデアを試してみる。
テーマはなにか?なにを見せたいか?いろいろな疑問も書く。とにかくすべて書く。
いつの間にか、わたしたちの頭の中が、この大きな紙に投影される。

ふむふむ。

課題点がクリアになったところで、稽古修了。
これからのスケジュールを決めて、スティーヴンに車でフェリー乗り場まで送ってもらう。

のんびり「感じて」、しっかり「アイデアを出して」、心よく疲れた一日だった。

明日も稽古。

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