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April 30, 2005

ニュージーランドでワークショップしました。

今日はインプロのワークショップでした。
参加者12人。全員、ニュージーランド人。
英語でワークショップだよぉ~(冷や汗!)。

日本から帰ってきて、息つくひまなくワークプランをたてる。

英語でワークショップをするにあたって、事前に英語でシミュレーションをしておきます。
説明をどう英語でできるか(台本なしで)が、いつも心配なので、言い方を何度も何度も反復します。

ゲームを説明することや、大事なことを解説することは、だいぶ慣れてきていい具合。
ただジレンマなのは、サイドコーチ。シーン中に彼らがしゃべっている英語が分からないときもあるし、分かっていても、どうしてもサイドコーチが遅れてしまう。

英語でサイドコーチが、いいタイミングですっと出ることが目標です。

ワークショップは10:00~5:00の長丁場。

ニュージーランドでは11:30ぐらいにモーニング・ティ、1:00~2:00がランチ、3:30ぐらいにショート・ブレイクが入るのが普通らしい。(のんびりしてるのだ!)

わたしも従って、休憩をとった。この稽古場にはキッチンがあって、コーヒーや紅茶を入れることができる。
ビスケット(ニュージーランドでは”ビッキー”と言う)はリサが用意してくれた。

充実した「ティータイム」。
参加者にとっては、この時間はとても大切だと思う。
お互い初対面なので、こういう時間でお互いを知ることができるから。
休憩のあとはいつもグループが和やかな雰囲気になっている。

そのワークショップで、ステキな参加者に出会った。

60歳のもと尼さんで、今は作家。

ちびっこだけど背筋がぴんと伸びで、いかにも優しそうなおばあさん。
カソリック尼として、いろいろな病院で看護をしてきて、その体験を2冊の本として出版し、作家になった。

その本を読んだ人が、「これは、あなた自身の声で表現するべきだ」と進めてくれて、なんと彼女は、本に書いたことをもとに「一人芝居」をすることになった。しかも政府の助成があって、制作も演出も一流の人たちがつき、300人規模の劇場での「一人芝居」だ。ちなみに、彼女は一度も舞台に立ったことがないし、一度も演技をしたことがない!

「まさか60歳になって、演劇をするとは夢にも思っていなかったわ。どうしましょ~!」
この作品を表現したいという気持ちと裏腹に、彼女は不安でいっぱいみたい。
今、彼女は10月の舞台に向けて、舞台の稽古だけではなく、ジムでの体力トレーニング、ボイス・トレーニングなどに励んでいるだそうで、演出家から、このワークショップを受けなさいと言われたのだという。

わたしのワークショップでは、最初は不安そうだったけれど、最後には(なんと)のびのびと(自ら!)娼婦の役を即興で演じた。

60歳のもと尼さんですよぉ~!

はじめての舞台ですよぉ~!

なんてチャレンジングな人なんだ。

こころから参加してくださってありがとう!という気持ちになった。

ニュージーランドでいろいろなワークショップを受けて、驚くのは、50歳台、60歳代の人たちが、高いモチベーションのもとにワークショップに参加しているっていうこと。

「年寄りだから」とか「若い人にはついていけないわ」とかの、あきらめがない。
日本のおじいさん&おばあさんも見習ってほしい。
だって日本のおじいさん&おばあさんも元気な人たちがたくさんおられるもの!

それ以外でも、高校生にコメディア・デラルテなどドラマを教えている先生や、不登校の生徒たちとお芝居をつくるプロジェクトに参加しているダンサーとか、興味深い職業の人たちが集まっていた。これはわたしのニュージーランド見聞を広げることができる体験になった。

ワークショップは、ビギナー内容から、スピットファイアーへ、そして「なにやってるの?」ゲームから、エモーショナル・ローラーコースター、そして最後に(なんと!)、ロングフォームの「ドミノ」をやった。演技経験がある人たちも多く、新しいことに挑戦したい人たちばかりだったので、思い切って提案してみた。

45分ノンストップのドラマができあがった。

April 29, 2005

明日はワークショップ。

ここのところ忙しかったのと、ネット環境が整わなかったのとで、デイリーキヌガワをおさぼりしてました。

その反動で、ぐわぁ~っと書いて、喜びに浸ってます。。。
(わたしって書くのが大好きなんだなぁ~!)

ああ、このまま、もっと書いていきたい、、、。
しかし、ふと思い出した。

明日はワークショップだ。

そう、明日はコメディ・フェスティバルの一環である、インプロ・ワークショップ。
10時から(早いよっ!)5時まで。

英語でワークするの久々なので、事前の準備が必要!
イメージ・トレーニングもね。

テレビ映りがね、、(苦笑)。。

ニュージーランドに帰国したら、取材依頼の山!

「いったいどういうこったい?」と思ったら、なんとコメディ・フェスティバル参加作品であるわたしたちのお芝居が話題になっているらしい。たった2回だけの小さな公演なんだけど、写真が気に入られたらしく、いろいろな雑誌・新聞のコメディ・フェスの宣伝に、わたしたちの公演がでかでかと載っている。

マオリ、パキハ(白人)、アジア人
というキャストの取り合わせも話題の対象になっているらしい。

来週、わたしは、2つのテレビ番組に出演することになった。

おろか者のキヌガワがこういうとき一番気にするのは=テレビ映り。

「最近、顔むくんでるし、中年ぶとりになってきてるなぁ~。でも2・3日でやせるなんて無理だしなぁ~。。」

ああ。。。

大学にカムバ~ック!

晴れて、カムバック。

今年から玉川大学教育学部で、通信学生として勉強することになりました。

42歳の大学生!

理由は、3つ。

1)大学を卒業して、大学院の資格をいかして、もっと勉強して、インプロ学をつくりたい。

2)教育学・心理学・哲学について勉強したい。

3)勉強することで、インプロをもっと深めたい。

以上、ステイタス欲、勉強欲、興味の赴くままに生きたい欲などに突き動かされて。

ああ、なんてわたしは欲望のかたまりなんだぁ~~~。。(苦笑)

最短2年で卒業できるんだけど、今年は駆け込み寺のように忙しいので、できる範囲で勉強。
来年ごっそり単位がとれるといいなぁ~と期待度100%。

いったいどうなることやら、これは別にブログを立ち上げて、日記をつけようかなぁ~と思ってます。

「通信大学卒業への道」とかのタイトルで。

本を読むスピード・アップ!

最近読んだ本

『プロ論』(徳間書房)

成功した人たちのインタビュー集。
面白いぐらい、みんな同じことを言っていた。
「自分がほんとうに面白いということを仕事にするべきだ」って。


『失敗学のすすめ』(講談社文庫)。

きちんと学んで、きちんと考えている人が書く本は、内容が深い!
著者の畑村洋太郎さん、会ってみたいです。
インプロの視点から「失敗」というものを考えて、ぜひ失敗学に取り入れて欲しい!
などと、偉そうなことを夢想しています。

『失踪日記』吾妻ひでお著(イースト・プレス)

漫画ですが、実話だそうです。
ポジティブ論ばかり支持されますが、実はこういう物語を知るのも大事なんじゃないか。
そう思いました。

**********

<余談>

ある本の著者のプロフィールが、「リクルート出身」とあった。

「聞いたことない名前だなぁ~?おかしいなぁ~?もしかして詐称?」
と思ったリクルートの人が調べたら、この本の著者は、なんと、九州のリクルートで数週間アルバイトをした人だったらしい。


この本、意外にも、よく売れたそうだ。

人生は矛盾だらけですな。

ビジネス・インプロ

リクルートの天才(?)営業マンにお話しを伺う。

彼はわたしのワークショップに参加してくださってもいて、これからの新しいインプロ・プロジェクトづくりに関わってくださっている。

インプロのワークショップ・プログラムは、ちゃんとニーズをリサーチして、こちらも勉強して立てるものだと思う。
そうじゃないと、受け手の腑に落ちる「役立つ」プログラムにならないものね。

だから今、たくさんのビジネスマンの方々にお話しを伺ったり、一緒にワークをやってフィードバックをもらったりしてます。とてもいいプログラムができるような予感はしているんだけど、まだまだ時間が必要。

そうこうしているうちに、なんと、ある人の紹介で、アメリカでビジネスマン向けのインプロ研修をしている大先生(!)と、来年お会いすることになった。ワークショップ参加者という立場を超えて、じっくり彼女からノウハウを伺える手配をしてくださるという。

勉強したいと願うと、そういう状況が、自然とやってくるんだなぁ~と思った。

「いってらっしゃい」と言える場づくり

ニュージーランドに帰ってきました。
今回は、飛行機内で病人が出て、一時パースに着陸、2時間後に再飛行というアクシデントがあって、到着予定を5時間も遅れての帰国。

あ~疲れた。けど、よく寝た。(苦笑)

日本では、駆け込み寺のような忙しさでした(変なたとえ?)。

******************

25日は九州・飯塚でワークショップ。
子どもたちといろいろな活動をしている若者たちや、大谷短大の学生さんや、学校の先生が参加してくださった。
会場は、「いおり」というステキな場所で、ここは大谷短大の山田真理子先生がご自宅に立てた稽古場。
丸太をそのまま使った天上が高くて、とても落ち着いたスペース。
近所の寄り合いみたいに、アットフォームな雰囲気でした。
飯塚の青年たちとは、かれこれ3年ぐらいのお付き合い。彼らが、大事なことを明確に持ちながら大人になっていく様がよく分かる。

はっきり言って、東京の青年たちと比べると、飯塚の青年たちのほうが、モチベーションが豊かで高いです。

26日は福岡に移動して、福岡ワークショップ。
継続しているメンバー(福岡、北九州、鹿児島、長崎、佐賀から)と久々に会う。
知ったメンバーなので、ウォーミングアップは少なめにして、その代わり、キャラクターとジャンルについてたくさんやった。

ジャンルについては、「遊ぼう会」で生まれたやり方を、もう一度ためしてみる。
(当たり前だけど)「遊ぼう会」とは違う展開と、グループの流れになって、面白い。
何度か続けているメンバーだけど、「今まで見たこと無かった」面が、数々飛び出して、みんなでひっくり返るほど笑った。

ジャンルやキャラクターを通して、普段の自分では出せない自分(これも自分)を全開して遊びあうことって、もしかしたら大人にとって、とても大事な健康法なのでは?と思った。

また、(実は)、シャイで自分の手の内をなかなか見せられないキヌガワですが、
何年も継続してお付き合いさせてもらっていると、だんだん打ち解けてきて、
本音でいっしょに活動していこう!、本気で学ぼう!という関係になれるのが、とても嬉しい。

九州では、そういう関係ができつつあって、それぞれの活動に直接役立つことを、こちらが提供してプロジェクトにしていく=「それぞれの人のモチベーションに、直接役立つこと」を考えられるようになった。

これは、どこの地域でも、どんな人に対しても、やっていくべきことだと思う。

インプロを教えるんじゃなくて、それぞれのニーズにあったものを、インプロの中から選択して提供していくこと。

勉強会のブログで、こうたろう君が言ってたこと

インプロのワークショップは、「お帰りなさ~い」の場じゃなくて、「いってらっしゃ~い」と言える場であるべきなのかもしれない。


April 25, 2005

継続ワークショップ

「定期的に継続したワークショップをやって欲しい!」という依頼が増えてます。

ありがたいことです。

わたしがニュージーランドに移住する前は、継続ワークをバンバンやってました。
そのおかげで、たくさんのインプロバイザーが育ったし、たくさんの人が参加してくれました。
でも、どうしてその活動を一時休止したかというと、理由は3つあります。

1つは、わたし自身が疲れてしまったこと。
ワークショップは楽しいし意義があるんだけど、運営するのに疲れてしまったの。

2つめは、ワークショップを継続していると、参加者に連帯感が生まれます。それはすばらしいこと。なんだけど、参加者がワークショップに来ることだけが生きがいになることに危機を感じたのです。みんなそれぞれ自分の生活がある。そこで活き活きするためのインプロワークショップであって欲しいのだけれど、ワークショップに参加することが生きがいになってしまい、ワークショップが「たまり場」になってしまう。いわゆる「インプロ・ワークショップ・おたく」。ワークだけが存在価値みたいな。実生活をないがしろにしてしまうというか。現実逃避してしまうというか。

もっと、みんなに自立して欲しい。

現実の世界でインプロを活用してほしい。

3つ目は、このままワークをやっていたら、わたしはなんとなく「カリスマ」になってしまうという危機感。
講師がすくないインプロ界では、簡単にカリスマになれちゃいます。インプロがポピュラーじゃないし、知っている人が少ないし、経験値が浅いので、「この先生が言っていることが正しい」と思い込んでしまう。それが危険だと思った。

わたしはきちんと本場で勉強したし、今でも勉強しつづけてるけど、パーフェクトじゃない。
それに、インプロに正解はない。正解は、それぞれが体験することで発見した何か。
わたしを真似るんでは、みんなはわたし以下にしかなれない。みんなはみんなで、みんならしくあってほしい。
ワークショップを受ける人と、対等な付き合いがしたい。

そんな3つの理由がありました。

4年たって、そろそろ、継続ワークを始めようかと思っています。

どうしてか?

それは自立したインプロインプロバイザーが増えてきたからです。

わたしも、あんまりがんばれなくなって、自分の背中を見せられるようになってきたし。(苦笑)

彼らとなら継続ワークを企画できるのでは?

そんな気持ちになっています。

藤ひろしさんとの出会い

10月にひたちなか市で行うインプロ・パフォーマンスの件で、アーティストの藤さんとお会いする。

藤さんは、とても面白い活動をされている。

子どもたちといらなくなったおもちゃの交換ごっこをしたり、1年分のお米を炊いて、それでカエルをたくさんつくって、直径15メートルのスペースに並べたり。

誰でも楽しめるアート活動を展開されている。

初めてお会いして、活動を伺って、ワクワクした。

即興パフォーマンスと、藤さんの活動と、どう一緒にできるだろう?って話しをした。

たくさんアイデアが出て、ひたちなか市のプロデューサーの安さんは頭をかかえ(苦笑)、わたしたちは確認をもって、「これは面白くなる!」と思った。

その後、藤さんは(なんと!)、「即興を遊ぼう会」に飛び入り参加してくださり、そのご自身の魅了を全開に見せてくださった。

いやぁ~、出会いってすばらしい。

これからの展開にこうご期待!

勉強会断念!

ちゃんと考えてスケジュールを立てなくてはなりません。

4月22日(金)は午前中(9時)から東京で勉強会をするというスケジュールにしてました。

しかし、よく考えたら、大阪から朝の9時に東京に到着するためには、7時前に出発しなくてはならないことが発覚。しかも、前日は100人ワークのあと、大阪初級ワークショップがあって、その後飲んじゃうし(苦笑)、めっちゃ忙しい日々。しかも、勉強会の後は、東京のインプロワークショップ(2クラス)に突入!

からだが疲れきっておりました。

東京に帰ってくるので、精一杯。。。

そして、なんと、勉強会参加断念!

かっこ悪すぎ、キヌガワ!

リーダーとして失格だっ!!!!(涙)

そんな、なさけない私をに、勉強会のメンバーはこうメールをくれた。

「ユリさん、大丈夫です。ぼくたちだけでもやれますから。ゆっくり休んでください」。

この言葉に救われた。みんなはなんて大人なんだろう~。ありがと~。

このおかげで、気持ちよく東京に帰ってこれて、ワークショップに突入できたのでした。

お医者さんの卵100人にワークショップ

4月21日(木)は、100人ワークショップを関西医大で。

これからお医者さんになっていく学生さんたち対象です。

みんなにとって(もちろん、わたしにとっても)初めての試み。
とにかく前代未聞の100人ワークということで、こちらも万全の準備をして望みました。

アシスタントは10人。
大阪のフリーフライツ、エール関西(旧ウエッディ企画)、インプロ岡山からメンバーが参加してくれました。
いっしょにワークをしているメンバーなので、具体的なことも話し合って、事前に心構えを作りました。
その打ち合わせがとても良かった。みんなで一致団結して取り組む姿勢がたまらなくいいなぁ~と思いました。

思った以上に学生さんたちが元気で、ユニークで、こちらも楽しませてもらいました。

次回は7月。もっと楽しんでもらえるように、もっと活性化してもらえるように、もっと腑に落ちてもらえるように、たくさん工夫をしたいと思っています。

野村誠さんと初対面!

やっと会えた!

作曲家であり『即興演奏ってどうやるの?』の著者でもある野村誠さん(とそのお友だち)が、即興ミュージックのワークショップに飛び入り参加してくださいました。

そもそも、このブログで、野村さんたちの本を紹介したところ、ご本人たちから書き込みをいただき、交際(?)が始まりました。つまり、ブログ上からスタートしたお付き合いです。

ワークやっている最中に、いきなりピアノを弾いてくれたり、歌ちゃん(パーカッション)といきなりセッションが始まったり。

音楽家の許容量の大きさを、まざまざと見させていただいたゴージャスな時間でした。

野村さんとは、これから、もっともっと面白いことができる予感がしています。

またお会いいたしましょ~!

歌ちゃんの即興ミュージック

4月20日(水)は、大阪初!歌ちゃんの即興ミュージック・ワークショップでした。

出雲在住の歌ちゃんは前日入り。わたしは名古屋から合流。

ワークショップは1:00-5:00と6:30-9:30の2回。

トータルのべ35人ほどの参加者が集まってくださいました。

歌ちゃんのワークショップは、ず~っと昔に(シアタースポーツが東京に上陸して数年後)開催して、その後数回やったきり、ずいぶんやっていませんでした。

歌ちゃんとパフォーマンスをしているとき、いつも、わたしは歌ちゃんの即興ミュージックからたくさんのインスピレーションとエネルギーをもらっています。歌ちゃんの音楽は、「そとがわのメロディ」だけじゃなくて、「なかみのビート」があるって感じがするんです。そしてそういう歌ちゃんが行うワークショップは、「なかみのビート」をみんなで共有できる深くて温かくて激しいものです。

わたしとしても、とても久しぶり。

わたしがインプロのウォーミングアップをして、歌ちゃんにバトンタッチするという構成で取り組んでみました。

やっぱりすごい。。。。

表面的なてテクニックや、インプロのルールや、「これをやったほうが、シーン的に盛り上がる」などのコツ。
リーダーは、こういうことを教えがちだけど、歌ちゃんはもっと大きな意味での即興性を教えてくれました。

感性のうろこが、ぼろぼろ落ちた気持ちがしました。


名古屋ワーク

4月19日(火)は名古屋でのワークショップ。

名古屋は元気!
今、いちばん活気のある街かもしれない。

地元でインプロのワークショップをしている方や、そのメンバーのみなさんも来てくださり、総勢25人!
いやぁ~楽しかった!

みんないい大人なんだけど、魅力がはじけて光ってる。そんな印象を受けました。

それぞれがたくさんの発見を持ち帰ってくれたみたい。

できたら定期的に続けていきたいです。


ばらしは10分。。。

激動の1週間を乗り越えました!

4月16日(土)・17日(日)はイエローマンの公演で愛知へ。
いつもながら刺激的な3人とのパフォーマンスは楽しかった!
仕込みやばらしなどの時間がタイトで心配していたんだけど、なんのその。
なんと、ばらしは終演後10分で終了!

できるもんですねぇ~。。。

April 22, 2005

更新滞納、めまぐるしい日々

名古屋から始まって、
大阪の歌ちゃんの即興ミュージック・ワークショップ、
関西大学での100人ワークショップ、
大阪初級ワークショップなどを経て、東京にもどってきました。

デイリーキヌガワがぜんぜん更新できなくて、ごめんなさい!

すんごく濃い体験をたくさんして、すんごく刺激的な出会いがありましたよぉ~!!!!

じっくり更新しますね。

こうご期待!

April 16, 2005

おじさんの名前。

日本に帰国しているとき、わたしは親戚のおじさんのうちに居候している。

おじさんの名前は「辰夫」。
わたしはひそかに「辰ちゃん」って呼んでいる。

おじさんの顔は北島三郎そっくりだ。

背がちっちゃいところ。
おさるさんみたいな顔。
ちりちり天然パーマのヘアースタイル。
まさしく三郎。

さて、おじさんは、この3月で会社を退職になった。

退職を命じられたときは、とてもショックで落ち込んでた。
「あと10年ぐらいは働けると思ってたよぉ~」って。

4月になって、わたしが帰国した日、おじさんは、意外にも嬉しそうにこう言った。

「いやぁ~、思いがけなく、たくさん退職パーティをしてもらったよぉ~。嬉しくて、泣きそうになったよぉ~」。

きっと、会社の人たちから貰ったんだろう、ダイニング・テーブルに、豪華な花束が飾ってある。

「慕われていたんだな。」と思った。

そして花瓶の前に、会社のみんなからもらった寄せ書きの色紙が立てかけてあった。

その色紙の中央には、ど~んとした筆文字で、こうあった。

「さぶちゃんへ」

。。。。。

あまりに自然なネーミング。

妙な納得感。

会ったこともない、知らない人たちも、おじさんのことを「さぶちゃん」だと思っていたんだぁ~。

わたしは心の中でつぶやいた。

「今日からあなたは、さぶちゃんよ」。

余談

さぶちゃん(おじさん)は大のジャズ・ファンで、下北沢の「マサコ」という、有名なジャズ喫茶の常連さん。
そういえば、「マサコ」のママは、ホンモノのサルをペットにしていたなぁ~。

さぶちゃんとは関係ないけど、これも、サルだぁ~。。。。

Cを愛する人たちに、捧ぐ。

AさんとBさんとCさんがいて、あなたはAさんだとする。

あなたはBさんにまったく興味がない。
あなたはCさんにぞっこん惚れてる。
そしてあるときあなたは、BさんもCさんにぞっこん惚れてるということを知る。

すると、面白いことが起きる。

あなたにとってBさんはど~でもいい人だったのに、急に、Bさんのことが気になりはじめるのだ。

Bさんは、わたしからCさんを奪うつもりなのかしら?
だとしたら、どんな方法で、わたしからCさんを奪うつもりなんだろう?
Cさんのことを一番知っているのはわたしなのに。Bさんは邪魔者だわっ!

いろんな妄想が膨らむ。
あなたにとってのフォーカスはCさんだったのに、気がつかないうちにフォーカスがBさんになっている!

あるときあなたは気づく。

いやだ!わたしはCさんのことを考えたいのに、いつの間にか、Bさんのことを気にしている。
Bさんのことを“考えている”ってこと?
これって時間の無駄じゃないかしら!

恋愛なんかでありそうな関係ですねぇ~。

でもね。

このたとえ話しは人間同士のことだけではありません。

Cさんはもしかしたら、人間じゃないかもしれない。

もし「インプロ」という言葉を当てはめてみたら???

***

そしてもう一つ気がついたことは
「Cはあなたを裏切らない。あなたがCを好きだったら、あなたのCはいつもあなたのそばにいる。
どこへも行かないし、だれも“あなたのC”を奪う人はいない。仮に、“あなたのC”を「それは違う!」とか「それは間違ってる!」と言う人がいたとしても。だから心配することは無いよ」ってこと。

***

そんなことに気がついた今日のキヌガワでした。

前歯が抜けた!(しかもワーク中)

一ヶ月前ぐらいからグラグラしていた前歯(差し歯)。
なんと、なんと、な~んと!
ワークショップをしている最中にボロッと抜け落ちた、、、!

(わたしはリーダー、、、)

(^^;)

いやぁ~、たった一本の前歯が抜けただけで、顔って変わりますねぇ~。。。

ものすご~っく、まぬけヅラになりますよねぇ~。。。。。

ちなみにわたしの場合、入れ歯をはずした、うちのばーちゃんそっくりの顔でした、、、(涙、、、)。。。

しかも、ワークショップの最中ですよ!!!

想像してください。
もし、朝礼のとき、校長先生が歯っかけだったら。。?
もし、小泉総理の前歯が、ぽっかり無かったら。。。?
もし、キリストさまの前歯が、お歯黒だったら???

笑っちゃいますよねぇ~。。。。。(爆笑)

それが、わたしでした。(しゅんっ)

ず~っと指で、歯をおさえながら、ワークを続けました。
そしたら参加していた人がひとこと。
「ユリさん、いっそのこと、歯、とっちゃったほうがいいんじゃないですか?」
確かに、歯をおさえながらしゃべるとよだれがだらぁ~っと出るし、そもそも何を言っているのかよく分からない。みんなも、わたしの歯が気になって集中できないみたいだし。

そしてわたしは、前歯をはずし、お歯黒の歯っかけのすがたで、ワークショップを続けたのでした。

わたしは自分の姿が見えないからいいけど、参加者はさぞかし呆れたに違いない、、、、。(しょぼん)。

それにしても、前代未聞だよね、ワーク中に歯が抜けるなんて、、、、。

April 15, 2005

妖精が養成を要請(いわゆるだじゃれ)

指導者を養成する依頼が増えている。

昨日はあるグループの若手→これからリーダーになっていく人たちに対して、指導者養成のワークをやった。
このグループとは年間通して時間をとってあるので、大きな時間の流れの中で試行錯誤することができる。

ここでは、わたしが篠崎光正先生(演出家)から教えていただいたクラウンのトレーニングを使っている。
クラウンとは、以前ここでも書いたけれど、純粋なキャラクター。
そしてそれをルコックが使って、いくつかのトレーニングを開発した。

そのトレーニングが、どうして指導者養成に役立つのか?

指導者とは責任のもとに人の前にたつ、つまり舞台でお客さんに見られる役者のようなものだと思う。
目の前の人の吐息・雰囲気・気持ちを感じながら、全体を感じながら、目的に向かって指導していく。
そのためには、相手と即興でやりとりする技術がとても必要だ。

このトレーニングはすごくチャレンジングなので、簡単にやることはできない。
けれど、このグループの仲間とは、それを同意の上で、チャレンジさせてもらっている。

昨日は、殻をやぶり蝶が飛び立つ姿を見た。(あ、これ比喩です)(苦笑)

そんな風に、人が大きく変化するさまを見た。

クラウンのトレーニングで、ある青年の気持ちが開けて、今まで見たこと無いぐらいのオープンな彼になった。
本人も驚いていたけれど、これは本人がこのトレーニングに飛び込んで、つかみとったものだ。

(なんか抽象的な説明で、申し訳ない!)

その後、「ワーク・リーダーの勉強会」

これはリーダーになりたい人が集まって行っている勉強会。
わたしがマニュアルを教えるワークショップじゃなくて、これは「勉強会」
もっと参加者に責任があり、積極性のもと、お互いが学びあえるシステムをとってます。

こちらは「勉強会」のブログで、くわしい報告ができると思います。

こっちも、みんな少しづつ実践と試行錯誤をくりかえしておりまする。

April 14, 2005

人気者よ、優雅に暮らしたまえ~!

昨日はイエローマンの稽古。
アフタフバーバンの北島さん&平くんも来てくれて、今後の話もした。

アフタフバーバンがNPO法人になる。
すんごく忙しい人たちなのに、法人になると、ますます忙しくなるそうだ。
人や社会のためになる活動をしている人たちなので、人気があるのは当然!.
だけど、どんどん忙しくなっちゃって、ユリさんと遊ぶ時間があまりとれなくなってきたのは淋しい限り。

日本の人気者は、み~んな忙しい。

ニュージーだと人気ものほど贅沢に時間を使う。
生活が優雅。だから遊ぶ時間もたっぷりとる。

日本もそうなるといいのになぁ~。

そうすれば、わたしがステキだと思う人たちと、もっともっと遊べるのに、、、。

April 13, 2005

エゴから発したものは、人のこころを揺り動かさない。

山田ズーニーさんの『伝わる・揺さぶる!文章の書き方』(PHP新書)を、もう一度読み返す。

濃くて明確。深く考えたものを、しっかり消化できている。

またまた深く関心した。

すばらしいと思ったことが2つある。

一つ目は、「正直であることが一番の武器」であるということ。

正直さ。

これは、「純粋そうに見せる」ということとは、お~きく違う。
正直であることには勇気が必要だ。

それから面白いなと思ったのは、

人間には根本思想というものがある。自分の根っこの想い。これはごまかせない。

自分の根っこの想いに忠実か?

とズーニーさんは問う。

「根本思想」を変えないかぎり、話題を変えても、読み手への印象を変えることはできない。
エゴから発した表現が、人のこころを動かすことはない。
温かいポジティブなものが湧いたら、また書き始めよう。

これは、文章だけじゃなくて、人間の生き方そのものとも呼応するんじゃないだろうか。

自分の生き方にうそのない文章を書くことは、実は最も有利な戦略だ。

という著者の言葉を、わたし流にリメイクさせてもらうとすれば、こうだ。

自分の生き方にうそのない(根本思想も含めて)活動をすること。
そのためには、自分の腑に落ちるまで、自分の生き方にあった活動方法、そのための表現方法を探し、自分を偽らない表現をすること。それのみ、観客の心は動く。

偽らないということが、結局は相手に対して誠実であるということなのだ。

それが相手の心に響き、
相手の潜在力を揺り動かしたとき、
人と人が通じ合う喜びが生まれる。

それこそ、本当の満足感だ。

April 12, 2005

スチュワーデスさんに聞くこと。

日本に帰国しました!
花冷えですねぇ~。

飛行機は約13時間。
原稿直し、台本チェック、メール書きなどであっという間でした。

あんまり混んでいなかったので、2席占領できたのも、ラッキー!

実は、これにはコツがあるんです。

チェックインするときに、カウンターのお姉さんに、「今日の飛行機は混んでますか?もし混んでいなかったら、わたしの隣の席が空席だとありがたいなぁ~」ってリクエストするの。そうすると、してくれます。

もししてくれなかった場合。
機内に入ったら、スチュワーデスさんに、「もし空き席があったら、移動したいので、教えてください。」って頼んでおく。日本人のスチュワーデスさんには「無理です」って言われちゃうこともある(かも)しれないけど、外国人のスチュワーデスさんなら、飛行機が飛び立ってから教えてくれる。

(ちなみに、今日のスチュワーデスさんは、機内食の「ポーク」と「サーモン」のどっちのほうが美味しいかを説明してくれてた。これもありがたい!)

2人で行くときは、中央の4席あるところの両端の席をリクエストすると、その間の2席は空席になる確立が高い。つまり、2人で4席占領できちゃうってこと。

こんなことを知っていると、旅をより快適に過ごせるってわけ。

まだまだ裏技はあるので、また紹介しますね!

April 11, 2005

惨事が起こりました!

ネコ好きのわたしとしては、うちのネコ(2匹)を叱るなんて考えられない。

ど~んなことをしているときでも、うちのネコたちはめっちゃ可愛い

万歳ポーズで寝るさま、うにゃうにゃと丸干しを食べるさま、イチョウの木によじ登るさま。
すべて完璧に可愛い。。。(わたしって親ばか?)

しかし、、、。

*************

ニュースです。

ただいま、ショックな事件がありました。

お客さん用ベットルームにて、20センチぐらいのネズミのバラバラ死体を発見。

頭はあっちで、身体はこっち。。。(鳥肌ぞっつ、、、)

この残虐な惨事。
犯人はネコ。
どっちのネコだか分かりませんが、おそらく共犯の疑いがあります。

ただいま、遺体はゴミ箱の中に安置されておりますが、あまりに無残な姿なので家族も確認が困難なもよう。

犯人のネコは、ひなたで日向ぼっこ。今日中にも逮捕される予定です。

**************

(苦笑)

ああ。

それでも憎めない。うちのネコは可愛すぎる!

日本へ帰国。

明日から日本!
今回は短い滞在ですが、たっくさん新しい試みをするので、とても楽しみ!

イエローマンの公演は、わたしにとって、命の洗濯。こころのサプリメント。

名古屋のワークショップは今回で2回目。新しい人たちとのワークは刺激的!

大阪では、はじめて「即興ミュージック」のワークを開催する。
ベスト即興ミュージシャン、歌ちゃんをみんなに紹介できることは、プロデューサーとしてはこの上ない喜びっす。

それから関西医大で100人の生徒さんとのワーク。
100人でっせ!
人数も前代未聞だし、これからお医者さんになる人たちにワークショップをさせてもらえることも前代未聞なんじゃないかしら。

大阪は今、とても元気。

新聞で紹介されたこともあるし、ウエッディ企画が「エール関西」としてリニューアルし、グループとしてますますしっかりしてきたこともあるし、フリーフライツはマイペースにいい具合だし。
んでもって、わたしは初級クラスのワークもやりまする。

その後、東京でワークあります!
その後、九州でワークあります!

東京の「勉強会」も「遊ぼう会」も参加できる。

嬉しい2週間が始まる。

April 10, 2005

おりがみ

「コメディ・フェスティバル」参加作品『4HANGI & TANGI』の稽古は、ここで一度お休み。
わたしが帰国してから稽古が再開される。

毎月1週間~2週間、集中して稽古して、2~3週間はお休みというルーティンを繰り返している。
みんなが忙しいということもあるけれど、こうやってお休みをとると、その間にいろいろな準備ができたり、稽古したことが(ワインみたいに)自然に熟したりする。面白いものだ。

さて今日は、その次のお芝居の準備にとりかかる。
これは大学院のプロジェクトで、子ども対象の「おりがみ・シアター」。
前半はおりがみワークショップをして、後半はおりがみを使って話しをする。
お話しは「舌きりスズメ」。登場人物・セットなどはすべておりがみで作る。
基本的にはわたしのワンマンショーなので、気楽に稽古ができるのがポイント!(苦笑)

それにしても。

おりがみをあなどるなかれ。

おりがみはなにより、作る過程が楽しい。

平面が立体になっていくプロセスは、そうなることが分かっているのに、いつも新鮮な驚きだ。

純粋にものを作る喜びよ!

プラモデルをつくったり、リリアンを編んだり、絵を描いたり。
そういうことって、子どものころは、一日中飽きずにやっていたのに、大人になるとなかなかできなくなっちゃう。

できれば、自分がこっそり楽しめる「遊び」は、大人になっても持っていたいものだ。

April 08, 2005

「こだわり」と「こだわらない」

稽古が煮詰まっている。
煮詰まって、こげこげになりそ~!
なくらい。
ふぅ~。。。

日本だと、煮詰まった場合、一生懸命いろいろやってみる。
早稲田の劇研で、明け方まで稽古したこともあったなぁ~。

でも、ニュージーだと「じゃあお茶にしよ~っか?」ということになる。
お茶して、ビスケット食べて、おしゃべりして、笑って。そして稽古再開。

一見平和そうに見えるけど、わたしとしては、この和やかな休憩のほうがよっぽどストレス!

「う~ん、まだまだお芝居がぜんぜんできていないんだから、休んでいる暇ないんじゃないのぉ~!」

切れそうになるんだけど、なんとか思いとどまり、相手のペースにあわせてみる。
沸騰しそうな焦りに冷たいミルクを注ぎ、なんとかカフェオレつくってみる(苦笑)。

ニュージーランド人は、日本人にくらべて「ねばり」がなくて「サラサラ」している。
気候のせいもあるかもしれない。いい意味では、のんびり平和主義だ。
しかし悪い意味だと、やり遂げられないこととか、壁ができると、どうしていいか分からなくて投げ出してしまったり、詰まってしまうのかも。

驚くべきことに、ニュージーランドでは自殺する人の率がとても高い。
ウツ状態の人がたくさんいて、ウツ病の薬が飛ぶように売れているらしい。

日本人は、じっとこらえて、物事をやりとげる気質がある。
若い人たちも、昔の日本人に比べれば「ねばり」がないかもしれないけど、それでも他国の人たちと比べると、ず~っと我慢強いと思う。

日本も自殺率は高いけど、ニュージーランド人の自殺の仕方とは、ちょっと違う感じがする。

がんばって、がんばって、がんばった先で事切れてしまうような。

「こだわること」と「こだわらない」ことのバランスの難しさよ。
(これは仏教やらなにやらでも言われているように、ある意味、人間の永遠のテーマかもしれない)。

さて、今日が今月最後の稽古で、後はわたしが日本から帰国してから。そして本番に突入だ。

煮詰まりはまだまだ続く。

事切れないように、「こだわり」と「「こだわらない」のバランスをとっていこう。

April 07, 2005

が~まるちょば。

『コメディ・フェスティバル』のパンフレットができあがったので、オフィスに取りにいく。

毎年、コメディ・フェスのパンフレット(無料)はと~っても豪華。
今回もステキに仕上がっている。

フェスティバルには、ものすごくたくさんのパフォーマーが参加する。
今回も世界中から集まっているぞ!

日本からは、「が~まるちょば」が参加。

この2人組みのグループは、マイムを基調にしたコメディ・パフォーマンスを繰り広げている。
リーダーの(?)ケーちゃんとは、ず~っと昔、が~まるちょばになる前からのお知り合い。
この世界で活躍したかった彼の夢が、どんどんかなってきてる。他人ごとだけど、それがとても嬉しい。
頼もしく思う。

彼らのおばかなポスターが、このグループの上り調子を物語ってる。
エジンバラのフリンジ・フェスでなにか受賞したそうだ。
フェスティバル・プロデューサーも、「が~まるちょばはすばらしい!」と言ってた。
国際的にがんばっているグループは貴重な存在。

応援してまっせっ!

(オークランドで会おう~!)

ベルナルド・アルバの家は暗い、、、。(苦笑)

今年10月に、出演予定の芝居の台本を読む。

ロルカ作『ベルナルド・アルバの家』。

あまりに暗く、硬く、悲しいお芝居で愕然とする。

おまけにわたしの役は(80才のおばあちゃんの役なんだけど)、ものすごく狂っている。。。

「いったい、どうやって演じたらいいものか???」

まあ、これはまだ先の話だから、あまり考えないでおこう。。。

くさいものにはフタ!

と思った矢先に、「演目が変わるかもしれない」というメールを、演出家からもらう。

『リア王の娘たち』という戯曲に変更するかも。だって。

くさいものは、フタをされたまま消え去るか?

April 05, 2005

面白いぞ、ディバイジング!

引き続き、コメディ・フェスティバルの稽古中です。

インプロのパフォーマンスが多い今日のこのごろですが、これはディバイジングと言って、出演者と演出家の共同創作です。台本は無いんだけど、最終的にお芝居ができあがるときに台本も出来上がるって寸法。

今月になって、演出家のケイトも加わって、稽古場は(すこしは)引き締まった感じ(苦笑)。

考えてみれば、むかし劇団にいたころも、ディバイジングをしていました。
わたしがいた劇団は、即興をつかって劇団員が集団創作してお芝居をつくるということで評判だったんです。
でも、そのときはまだぜ~んぜん分からんちんのひよっこで、先輩たちに指導してもらい、ようやく舞台に立たせてもらっていたというだけの存在でした。ですから、ディバイジング自体の面白みを味わうなんて余裕は、これ~っぽっちも無かったわけです。

そして今。
うん十年たって(苦笑)、こうやってまたディバイジングに参加することになったのは、なんだか不思議な縁。
ありがたいことに、ちょっとだけ創作について主体的に考えられるようになりました。

それにしてもね。
今、みんなからの提案でいろいろなアプローチで、いろいろなシーンをつくっているのだけれど、台本なしで、パフォーマーたちの思いをお芝居にする方法って、た~っくさんあるのね。
もちろん、即興も強力なツールの一つだけど、それだけじゃないの。
イメージする言葉や形、動きや声などからもお芝居を創りあげることができる。
お芝居をつくるアプローチは、た~っくさんあるのよぉ~。
今は、その可能性の広さに、ただただ驚くばかり。

たとえば、
自分たちのプライベートな思い出を、それぞれが書いて発表する。
それを見ていた他のプレーヤーが、表現したプレーヤーに成り代わって同じシーンをやってみる。
それを、もっとアブストラクト(抽象的)なシーンにしてみたり、身体表現だけを取り出してみたり、キーワードで遊んでみたり。主人公を人間から動物に変えてみたり。紙だけで表現してみたり。

即興のテクニックも生かせるし、お芝居づくりがますます楽しくなった!

この経験を生かして、スパイラル状に登っていけるといいなぁ~。

たくさんの人と、お芝居が創れるといいなぁ~。。。

April 03, 2005

「うちわ」と「そとわ」

いいお天気の日曜日。

「インタープレイ」を観てくださったお客さんたちから、ショーについての感想をいただく。
いろいろな人たちの話題になるということは、それだけインパクトのあった公演だったということで、何はともあれいいことだと思う。

どんな世界でもそうだけど、最初はごく一部の人たちが集まる=「うちわ」。
良く言えば、心地よくて、安全で、なんでも許される世界。悪く言えば、リスクなく、ぬるま湯。
「うちわ」は人間にとって必要な避難場所かもしれない。
お母さんのおなかの中にいたときは、きっと究極の「うちわ」だったに違いないもの。

「うちわ」の反対が、「そとわ」(そとがわ)。
自分と違う価値観の人たちがいる。もしかしたら、受け入れてもらえないかもしれない危険性がある世界。
良く言えば、刺激的。悪く言えば、傷つくかもしれない世界。赤ちゃんが自分を認識して、自立していくように、人間には「うちわ」じゃなくて「そとわ」に向かっていきたくなるときがある。
危険をおかしても、外に向かいたい。新しい人や価値に出会いたい。自分に挑戦したい。
そんな気持ちになるとき、人は「そとわ」に行こうと決意する。

面白いことに、「うちわ」にいるときは気がつかないけど、「そとわ」からは、「うちわ」は奇妙に見える。

だから、「うちわ」の世界を「そとわ」に宣伝しようとしても、「そとわ」の人たちからは、たんなる「うちわ」の集まりにしか見えない。「そとわ」からは「うちわ」はとても退屈に見えるから。

だから「うちわ」が「そとわ」に向かっていくときは、安全なぬるま湯の「うちわ」の世界から一度出て、「そとわ」に行かなくてはならない。「そとわ」の人には、「そとわ」という同じ視線で関わらないと、分かってもらえない。

ちょっと恐いけど、「そとわ」に出てみる。
そのとき「うちわ」の約束や概念は通用しないから、すごく自信はないんだけど、「そとわ」に関わりたいなら、そのリスクをおかすべきだ。

インプロは今、「うちわ」と「そとわ」の出入りを繰り返している。
しかし、潜在的に圧倒的に感じるのは、それでもやっぱり「そとがわ」に向いていくのだろうということ。

そこでは「うちわ」は通用しない。

「そとわ」という世界に、「うちわ」の武器も持たずに、インプロは開いていくだろう。

インプロ・ゲームでは、「リスクをおかす」トレーニングがたくさんある。
これはきっと、「そとわ」に開くためのトレーニングに違いない。

だからきっと、いいインプロバイザーも、「そとわ」に開いていく。

好奇心と遊び心をもって。

April 02, 2005

忙しいときに限って。。。

5月の「インターナショナル・コメディフェスティバル」参加作品「4ハンギ&タンギ」の稽古が再開。

ディバイジング(共同創作)なので、創作にた~ぷうりの時間が必要。
今日は朝から夕方までじっくり稽古した。

共演者のロブは、この日2つコマーシャルのオーディションがあったため、稽古場を出たり入ったりしていた。
「忙しいときに限って、普段ないオーディションの話がやってくるんだよなぁ~」とぼやいていた。

不思議だね。

暇なときは誰からもかかってこない電話が、忙しいときに限ってなり続ける。

わたしも、大学時代はな~んもすることなくて暇をもてあまし家でだらだらしていたのに、役者だけやっていたころは、仕事がなくて「人生どうなるんだろう?」と心配していたのに、今は忙しくてゆっくり寝ている時間もない。

それにしても。
今、思い出したけど、暇だったときも、いつか忙しくなることを予想していたなぁ~。
夢だけは忘れないで、持っていたなぁ~。

そう。
キヌガワは、いつも、自分にこう言い聞かせていた。

「いつかきっと、2つも3つも仕事を抱えるようになるに違いない。(そのときは、2つも3つも映画やドラマの仕事をしていると予想していた→苦笑)。だから、そのときにそなえて、ゆっくり寝ておこ~っと!」って。

ありがたいことに、今、めまいがするぐらい忙しい。
ドラマじゃないけど、同じくらい面白い仕事だ。(いちおう映画の仕事は今でもあるし)。

しかしね。
どうせなら、若かったころに忙しかったらよかったのにとも思う。
だって、年とると、寝不足がつらいんだもぉ~ん(苦笑)。。。

(若者よ、暇でも仕事がなくても、夢さえ持っていれば大丈夫!いつか、めまいがするぐらい忙しくなるときがやってくる。そのときのために、体力をつけよ、若者よ。夢を持続させるために!)

わたしは次のステップに移行しまする。
今まで予想もしていなかった忙しさに突入~っ。

これから忙しさにますます拍車がかかる。

お、お、お、恐ろしい。。。。

せめて、インプロで培った集中力、柔軟な対応力で、この荒波を乗り切ろうじゃないか。

ほぉ~い!

April 01, 2005

結婚記念日

うっは~4月になりました!

今日エイプリルフールは、私たちの結婚記念日でもありまして(苦笑)、レストランでお食事することに。
はりきって着物を着ていったものの、帯がきつすぎてあまり食べられなかった!ぶぅ~(苦笑)。。。

ニュージーランド人は日本人好きなので、着物を着ているだけで、「お~ゴージャス!わたしもニッポンに行ったことがあるよぉ~」とかいろいろ話しかけてくる。最初は注目されて嬉しかったけど、だんだんうっとおしくなってきた。だってみんな、「わたしが知っている日本」自慢を始めるんだもん!わたしはそのきっかけに過ぎなかったというわけ。

ぶぅ~(苦笑)。。。

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