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February 28, 2006

「妻」廃業?

あと1週間で日本に帰国しま~す!

ニュージーランドでは、ほとんど一日パソコンに向かって、執筆しています。

いったい自分がどこにいるか分からなくなるぅ~。。。(@0@)。。。

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さて3月は、仙台のえずこホールで行われる「市民参加音楽劇」のプレ公演が、帰国のメイン理由っす。
作曲家野村誠さんの指揮のもと、市民のみなさんと即興で表現するという趣向です。

とてもステキで大規模なプロジェクトです。
興味のある方はページを見てみてくださいね。http://www.ezuko.com

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夫と久々に再会。

とはいえ、1週間しか一緒にいられない(涙!)。

しかも夫は昼間、オフィスに出かけているので、結局会えるのは朝晩だけなんですよねぇ~。

一緒にいられるときだけは、夫孝行しよう!と決心するのですが、

気がつくと夫が料理をつくり、掃除機をかけ、洗濯をし、わたしをベットから起こし、コーヒーを入れている、、、。(苦笑)。

こういう夫をもつと、「妻」という存在はなかなか育たないですねぇ~。

わたしが「妻」らしくないのは、わたしの責任じゃないような気がするなぁ~。。。

って、これは、責任のがれですかねぇ~???

(苦笑)

February 27, 2006

帰宅しました。(ニュージーはまだ夏!)

早朝(5時!)に、ニュージーランドに到着しました~!

機内で4本も映画を観ましたよ~(苦笑)。

「オリバーツイスト(ポランスキー監督)」、「ショップガール(スティーブ・マーチン主演)」、「ブライドなんとか(ティム・バートン監督)」、「エブリシング・イズ・イラストレイテド」。

飛行機の中は、携帯電話も鳴らないし、ひとりの時間をじっくり使えるので好きなんだけど、もう少し席が広いといいなぁ~。ニュージーランド航空のビジネスクラスは最近リニューアルして、横になって眠れるベットや、2人で向かい合って食事がとれるシートになった。

エコノミーとは天と地の違い。。。

ああ~。
な~んの心配もなく、エコノミークラスで旅行ができるようになりたいなぁ~。
(なんたって年をとるし、そのぐらいできるようにならないと、身体がきついしなぁ~)。。。

しみじみ、自分の仕事の生産性のなさを痛感する。
(ほんと、お金儲けべたなので、、、→お金にシャイなんですわん。)

自宅に帰ってきたら、日本から山のように郵便が届いています。

どんなことでも、待ってくれるものや人があるっていうのはいいもんだ。

(苦笑)。。。


February 26, 2006

インプロ研修歴25年のスーさんにお会いした。

DSCF2755
サンタロサで、スーさんとお会いした。

スーさんは25年インプロを用いてビジネス関係者に研修をされている。
今回はそのお話などを伺うことがメインの理由です。

わたしとスーさんとは共通点がものすごく多いことが発覚!

まずカンパニーの名前が、「インプロヴ・ワークス」。(わたしたちが「インプロ・ワークス」)
2人とも主宰者。(カンパニーを25年続けていく秘訣や大変さをじっくり伺った。)
共通の知り合い多々。(レベッカやショーンなど、サンフランシスコのインプロバイザーたち。)
しかも、スーさんは数年前のサンフランシスコで行ったイエローマン・グループのショーを観てくれていたそうで、
「ユリも出演してたんだねぇ~!わたしたち、数年前にすでに会っていたんだね~!」と感激してくれました。


またコーチングの人たち向けのワークショップもたくさんされているようで、アメリカの国際コーチングのコンファレンスでも厳しい審査を合格して、ワークショップを開催し、非常にいい成果を出されたそう。


このブログで何度も書いているように、日本のインプロの歴史は、アメリカに比べると若い。
なので、お手本としてアメリカでインプロがどういう風に広がり、どういう影響を及ぼし、どういう問題点があるのかを伺うことに、とても興味がある。そこで、いろいろと聞いてみました。

「25年間カンパニーを運営していくときの大変さ。それはパーソナリティね。メンバーにもそれぞれ人生があるし、性格も違うので、その歩調を合わせて共同作業していくことは簡単ではないわぁ~」と言っていた。
(これはインプロワークスやイエローマンで、わたしが感じていることと似ているなぁ~)。


そして、インプロの協会みたいなもの(インプロをビジネス研修などに用いている人たちの集まり)があるらしい。
「ユリも加入するといいよ」と推薦してくれた。


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その後、スーさんのワークショップを見せていただく。


他人のワークショップを見学させてもらうなんて、なかなかできないことだし、しかもスーさんはその道の大ベテラン!

わたしはなんてラッキーなんだろう~!と感激。


また、アシスタントのクリスティーナさんとのやりとりの絶妙なこと!

クリスティーナさんは、将来、ひとりの指導者として自律する。
このワークショップではそれを大前提にして、アシスタントをしていた。

彼女は、(もちろん)スーさんを立てながら〔リスペクト!)、ひねたところがなく、アシスタントなんだけど、堂々としていた。アシスタントというよりも、スー&クリスティーナはダブル講師(!)ぐらいの勢いがある。


このようにスーさんは、クリスティーナさん以外の数人を、自律したリーダーになれるように指導している。
(ヨーロッパでも研修があるので、ヨーロッパに出向いて講師を育ててもいるそうだ)。


「どうしたらリーダーを育てていけるの?」
そのコツをたくさん伺った。ここでは言えないけど、その指導方法は、とても工夫されていて、とても参考になるものでした。(さっそく、勉強会などで試してみたいと思います)。

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スーさんと丸一日すごして、すっかり意気投合しました。

「ユリ&スーでインプロのパフォーマンスしよう!」
「新しいビジネス・インプロのプログラミングをいっしょにしない?」とスーさんから提案を貰いました。

いつか実現できますようにっ!

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こういう、ビジネスの形で、アメリカのインプロバイザーの方にお会いするのは初めてのことでした。


この機会をセットアップしたくださったみなさんに、とても感謝しています!


そして、この体験はかならず(!)、これからのキヌガワのワークショップに活かされていくと思います。。

どうぞ、ご期待ください!


February 23, 2006

サンフランシスコからサンタロサへ。

サンタ・ロサというところに到着しました。
サンフランシスコからバスで2時間。
そこからタクシーを拾う予定でした。

しかしバスの運転手のブラックのお兄さんから、
「だめだめ、タクシーは高いから、バスを乗り換えていったほうがいい!」
って熱弁されて、それに従いました。
(よほどわたしが、みすぼらしい格好と顔つきをしていたのでしょうねぇ~(苦笑)。

途中下車したはいいものの、よく考えたら、
乗り換えるバスの名前も場所もメモしていなかった!
上の空で聞いていたので思い出せない。。。(冷や汗)。。。
ここはどこ??(冷や汗~!)

ということで、アメリカの片田舎の街で、右も左も分からなくなってしまったのでした。。。

もうしょうがないので、公衆電話を探して、イエローページでタクシーを捜して、(その前に、タックスをタクシーと読み違えて、税金の会社に電話をしてしまい、苦笑されました。。。)タクシーを呼んで、そこからタクシーにのりました。

少し高かったけど、無事、到着~!

ここは、ワインで有名なナパバリーの近く。

ワイナリーのめっかで、リゾート地。

午前中まではおしっこの匂いただようホステルだったのに、今ではキングサイズのベットとテレビを独占さっ!!

さっそく地元のワインを紹介してもらって、堪能しております。

なんと贅沢なことでしょう!

シンデレラのような気持ちを味わっています。。。。


February 22, 2006

ストーリーがあるから、想いが立ち上がるんだ。

まだまだサンフランシスコです。

昨日は、BATSのレベッカと「True Fiction」という(超有名な!)インプロ・グループのポールと一緒に、お昼ご飯をたべて、ゴールデン・ゲイトブリッジに行きました。

レベッカとは、仕事のこと、プライベートのこと、根掘り葉掘り。
聞いたり聞かれたり。濃厚な話をしました。

アメリカのインプロ事情、インプロが企業研修に使われているありさま、などなど。

レベッカの経歴を勝手に使ってしまうインプログループやインプロバイザーたちについて。
たとえば、彼女は、ピクサーという会社でインプロを用いた研修をしています。
これは彼女の経歴であって、他のインプロ・グループの経歴ではありません。
でも彼女の経歴を、いかにも自分たちの経歴のように無断で使っている人たちがいるんだそうです。

日本でも似たようなことが起こっているので、こういうことは日本だけじゃなくて世界中で起こっていることなんだなぁ~とふにゃふにゃ思いました。

ポールも単刀直入に、アメリカのインプロ界の問題点を。ばしばしと。
アメリカでは、ちょっとワークショップを受けただけで、インプロの本を書いて出版してしまう人たちが山のようにいるそうです。たしかに、「インプロ」というタイトルだけど、内容が浅かったり、インプロの良さを知らないで書いている本がたくさん出版されています。

「なにも分かっていないのに、有名になりたくて急いで本を出版する。そういう本は、ゲロがでるほどヒドイ。」って、ポールは言っていました。わたしは新しい本を執筆中なので、世界のインプロバイザーに恥ずかしくない本を堂々と出したいと心から思いました。

それからアメリカのインプロバイザーの問題点は、品が良すぎることと、失敗を恐れることだそうです。
日本でも同じような問題点があるなぁ~と思いながら、聞いていました。

アメリカは日本より20年ぐらい進んでいるので、(もっとかな?)、いい意味でも悪い意味でも、ある意味ケーススタディです。ランディが言ってたけど、インプロはまだまだ歴史が浅いアートフォームです。
(だいたい、創立者たちがまだ存命なのですから)。
だから、まだまだ、これから成熟していくのだろうなと思います。

そういう意味では、わたしたち日本人が試行錯誤しながら(しかもアメリカやカナダなどの先輩たちの背中を見ながら)活動できることは、とてもいいことだと思います。

日本だけで活動していると、いかにも自分たちがパイオニアみたいな錯角を起こしがちですが、このように海外にはわたしたちのお兄さんお姉さんたちが立派に活躍していることを、忘れちゃいけないなと思います。

それを知ってるのと知らないのとでは、活動の謙虚さに違いが出てくるんじゃないかなぁ~。

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その後、「インプロの女王」、ショーン・ランドリー宅へ。

最近、彼女はエージェントのような活動が増えてきたそうです。
インプロバイザーたちに仕事を紹介したり、オーディション情報をみんなに流したりして、サンフランシスコ全体のインプロ・グループをまとめて面倒みている人です。すんごく面倒見がいいの。その代わり、言いたいこともずばずば言うし、切れると恐いんだけど。

ダンナのハンスと3人で、近所のバーへ。

アメリカのインプロバイザー(とくにシカゴの人たち)との交流が深いので、ご無沙汰しているインプロバイザーたちの活躍をいろいろ聞きました。レベッカとはまた違って視点で、楽しかったです。

結局、ヨッパラって、彼女の自宅にお泊り。

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今日は、サンフランシスコの観光名所、アルカトラズ島へ。

歴史的背景を知らないと、ただの古い建物なんだけど、囚人たちのエピソードをガイドフォンで聞いているうちに、わたしにとって、特別な場所に思えてきました。

この体験を、インプロ的に解釈してみますと、こうです。

ごくごく当たり前の、なんでもないものだとしても、その裏に隠れているストーリーや本音が分かると、ごくごく当たり前の、なんでもないものが、スペシャルなものになるということ。

つまり、ごく日常のさりげないシーンをインプロで創ったとしても、そこにストーリーや本音が流れているのをお客さんが分かると、そのシーンは、お客さんにとってスペシャルになるということです。

つまり、ストーリーが、物事をより具体的に明確に深めてくれるということ。

物や人や動物に、ストーリーがないと、ただの「物質」。そこにストーリーがあることが肝心なのです!

ランディに教えてもらったロングフォームに『スポークン』というのがあります。

このフォームだと、さりげない、なんでもないシーンがすごく深みをもって、立体的に立ち上がってきます。

この価値観の転換を目の当たりにさせてくれるフォームです。

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アルカトラズ島で、そんなインプロ的発見をしました。

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そして、アメリカで起きているインプロバイザーたちにも、ストーリーが流れてないなぁ~と思いました。

自分のストーリーを創るんじゃなくて、人の借り物で活動しているから、ストーリーが創れないのです。
深みがないのです。

これに関連していることで、「イエス・アンド」とは?

という話しがあります。これもランディから教えてもらったことです。

ストーリーを創る「イエス・アンド」は、立ち上がっていく感じで、ストーリーが創れない「イエス・アンド」は、べちゃ~っと横に広がる感じです。

これについては、今度、ゆっくり書こうかな。

February 21, 2006

ほとんど1日中、浮浪者みたいな人たちと過ごしてます(苦笑)。。。

サンフランシスコのホステルが最悪で、「これなら、シアトルに留まっていれば良かったぁ~」と後悔しきり。

シアトルのホステルは清潔だし、セキュリティもしっかりしているし、フロントの人も親切だった。

サンフランシスコのここのホステルは、おしっこの匂いがして、部屋に鍵がかからず、フロントの人に「このお芝居を見にいきたいので、行きかたを教えてもらえますか?」と聞いたら、「それは少し遠いから、わたしは分からない」って言われた。それではフロントの意味がないのでは???(苦笑)。

ここには浮浪者に限りなく近い人たちが長期滞在している。(というか住んでいる?)

昼間は一日中、うつろな目でロビーのソファーに座りこんでいる。
(わたしは彼らの傍らで、コンピューターで書き物をしている。)

夜になると、ロビーは真っ暗になってしまう。
だから場所を食堂に移動して、ヨッパラって、巨大ボリュームでジュークボックスを鳴らす。

ひとりの浮浪者風の人は、その音楽に合わせて、金物でできているお皿をガンガン叩いていた。
「うるさいなぁ~」という目で見たら、その後、1時間以上、その浮浪者風の人は、わたしにガンをつけていた。

どうしてわたしが逃げないかって?
だって、そこしかコンピューター使って仕事ができる場所がないんだもん!

(わたしは仕事をしなくてはならないので、ほとんど1日中、浮浪者みたいな人たちと場所を同じくすることが多い)のです)。

シアトルに留まっていれば良かったなぁ~。

今はフェスティバルが開かれているから、スペシャル・インプロバイザーたちも集まっているし、いいショーも見れる。

Unexpecter Produtionの人たちと少しでも長く一緒にいて、彼らのナチュラルな良さを吸収できたなぁ~。。。

不思議。

以前サンフランシスコに来たときも「がっかり」して、またもや「がっかり」している。

なんだろうなぁ~???

LAやNYほどの刺激的な都会でもないし、シアトルやシカゴほどインプロが活発でもない。

そんな中途な感じが物足りないのかな。


February 20, 2006

インプロ・グループのみなさま、パフォーマンスの演出をさせてくださ~い

「ね、インプロって簡単でしょ?」

これは、シアトルのワークショップで、ランディがわたしたちに何度も言った言葉だ。

たしかに。
ランディが指導してくれるやり方でインプロすると、とても自然に、自分らしく、楽しく、シーンを創ることができる。自分の本音でインプロできる。

しかも簡単。

ノーストレス!

自分の頭の中で考えている無駄な時間など全くなし!

するすると今の瞬間にいることができる。

心配、パニック、無理やり自分を奮い立たせるということはない。

「どうしよう!」とか、「シーンに入らなくちゃ!」とか、「あ、またシーンに入れなかった!」とかもない。

そういう苦しい思いでインプロをしている人たちって、けっこういるんじゃないかしら。。。。

(ランディの言葉を借りるなら)、「インプロは簡単です!」

ホントウですって!

難しくないんです、ホントウは。

だから、インプロを学んでいたり、インプロをなんらかの形でやっている人たちの中で、「インプロはなかなか難しい」と思っている人がいたら、それはもしかしたら、間違ったやり方をしているかもしれないなと思ったほうがいいかも。

今回のシアトルのワークショップでは、経験があるプレーヤーが参加して、「いかに自分が間違った考え方をしていたか」を痛感していました。(これって、ものすごくすばらしい体験だと思うんです!)。

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わたしは自分のワークショップで、このことをメッセージとして伝えていきたいと思っています。

ぜひ、時間があったら、わたしのワークショップを受けてみてください。

あ、そうそう、インプロをやっているグループのみなさん、わたしを依頼アーティスティック・ディレクター(演出)として呼んでください!

ランディのようにすばらしいことはできないかもしれませんが、彼から学んだことを出来る限り伝授して、「ノーストレスのインプロのショー」を指導することができるかもしれないので、、。

だれか、わたしにそういうチャンスを先行投資して、与えてくれないかなぁ~。。。。


February 19, 2006

インプロは本来「マンネリ」になるはずがない!

ベイエリア・シアタースポーツ(BATS)の、文字通りシアタースポーツを観ました。

いやぁ~、自分のものの見方が変化していることに気がつきました!
これはシアトルでのワークショップが、わたしに新しいものの見方を教えてくれたからです。

ストーリー・テリングに関して、パフォーマーとしての技量について、空間の使い方について、ビートについて。

結構くわしく分析できるけど、まぁ、ここでは辞めておきましょう。

どんな世界でも同じだと思うけど、「マンネリ」はパフォーマーを殺すと思います。

即興は特に、「今」の瞬間は「さっき」の瞬間と絶対違っていて、同じ瞬間は二度とないはず。
インプロバイザーなら、その瞬間をキャッチできるはず!
だからインプロのパフォーマンスに「マンネリ」は無いはずなのです。
同じストーリーが、同じリズムで、同じ感情で展開されるはずがない!

なのに、な~んとなく、インプロのパフォーマンスに「マンネリ」の匂いがすることがある。

そりゃ、ちょっとは違うけど、でもなんだか瞬間に夢中になっていない。
前にやったことのある反応を、オファーをもらっていないうちから予測してしまう。。

それはホントウはと~っても危険な状態なのです。
だって、なんといっても、インプロは決して「マンネリ」になりえないことなのに、
「マンネリ」の匂いがするのですから、それ自体、おかしいですよね。

そういうプレーヤーは、もっとブラシアップしたほうがいいと思います。
いろいろな先生に出会って、「自分の知っていること」の中だけでインプロをしているところから抜け出したほうがいいと思います。自分が仮にもインプロバイザーなどと名乗っているのにも関わらず、「マンネリ」に陥っていることを恥じたほうがいいと思います。

でないと、「お決まり芝居」をお客さんが観ることになり、それを「インプロだ」と勘違いされてしまう恐れもありますので。。。(これはインプロ界全体にとって、あまりいいことだとは言えないと思います)。

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そんなことを、BATSのショーを見ながら、考えていました。


サンフランシスコに到着しました~!

ホステルのLAN環境がとても良いので、落ち着いて時間をたっぷり使って書いてます。

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さてシアトルでの最後の夜は、マーケットシアターでインプロのショーを見ました。

日本のメンバーが帰国した日から始まった「シアトル・フェスティバル・オブ・インプロ・シアター」のショー。

マーケットシアターとHUT。
2つの劇場で、同時に8:00-と10:30-ショーが上演されるというリッチな企画。

わたしは、何しろここ数日マーケットシアターに通い詰めだったので、マーケットシアターになら目をつぶっても行けるという感じ(苦笑)。さっそくマーケットシアターへ。

8:00からは

1)ドラムマシーン(ミネアポリス):ソロ・インプロ(女性)
2)スポークン(シアトル):Unexpecter Production(ランディ、ジル、アマンダ、ジョン)
3)インプ(NY):インプ(アサフ、キャシー)

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1)一番目のドラムマシーンは、女性のソロ・インプロで、お客さんから聞いたエピソードをミュージカルで演じるというもの。
インプロ的にはリスクが低く、まぁ悪くないけど、スリリングでもないという感じ。

2)次に登場したスポークンは、日本チームもランディから習ったフォーム。
ワークショップを受けていない人たちに、フォームの形だけを話しても、あまり意味のないような気がするので説明は省くけれど、内容は凄く良かった!
ランディは「インプロはストーリーを語ることである」と言っているように、登場人物たちの物語が、非常に濃く描かれていました。

ランディはもちろんのこと、ジルの凄さを目の当たりに。
日本のワークショップ参加者のみんなにも見てもらいたかったなぁ~。

3)最後のインプは、わたしの友達のアサフとゴガのキャシーの2人ぐみ。

ショーの前に、アサフと再会!
わたしが劇場の事務所にいたのですんご~く驚いてた。

アサフは「イエス・アンド」というサイトを作っていて、近々インプロの本を出版するそうです。
でもそれは、悲しいかな、もうすでにいろんなインプロバイザーからあまりいい評価をされていなくて、その噂話をすでにわたしは耳にしているのです。
「内容はあんまり良くない。インプロは自由な表現フォームなのに、こうしなくてはいけないということが多すぎて、インプロを捉え間違いしている」って。

実際に読んでみないと分からないけど、インプのショーを見たとき、「あっちゃっちゃぁ~!」と思ってしまった。
なにかを勘違いしている。なにかを思い込んでいる。なにかを決め付けている。
そんなインプロをアサフがしていたので。。。

友だちとしてはとても仲良しだし、アサフのインプロへの情熱はすばらしいものだけど、残念なことに彼のやっているインプロは面白くない!インプロがもっている良さが、ほかのことで消えてしまっている。。。
正直に言うと、そう思いました。

アメリカのインプロバイザーの中には(日本もそうかもしれないけど)、他インプロ・グループへのアンチテーゼでインプロをやっているグループがたくさんある。そういうグループの人たちは普段から、ちょっと力が入りすぎていて、恐い表情をしている。ショーをする前も気合が入りすぎていて、ちょっと恐い。そして、そういうグループのショーは競争心にあふれている。とても恐い。

そしてなんとかして、インプロ界で自分の位置を築こうとしている。
→やりがいが他者の評価左右されてしまっているので、いつになっても安心できないし、自分に自信がもてない。

ホントウに好きなことなら、自分がまずホントウに楽しんでいることがすべての始まりなんじゃないかな。

他者に良く見られたいという理由でインプロやっている人たちは、結局いつになっても「ミーミー」パーソンだし、競争してしまう(批評してしまう)。

キースがあんなに、「シアタースポーツは競争するためにやるんじゃない。勝ち負けは、ショーアップのため、お客さんのためにあるだけで、プレーヤーは競争してはいけない。」ってあ~んなに言っているのに、いまだに勝ち負けにこだわっている。。。。

不思議だ。

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10:30からは

1)シアトル・ゴガ(シアトル):ニューヨークの女性だけのグループ、ゴガのフランチャイズ・グループ
2)バスプロヴ(シカゴ):出演者男性2人。(ジョービル!)
3)ラボウスキー&クリフォード(LA):男女2人のグループ

ショーが始まる前に、バーでビールを飲んでいたら、ランディが「ユリ、後ろを見てごらん。」って言うので振り返ると、そこにはシカゴのジョー・ビルが!

「ジョー・ビル~!」

わたしとジョー・ビルはマブダチだ。
どうしてだろう、すごく相性があって、飲むとバーから追い出されるまでいろいろなことを語り合う。
なんとなくいつも彼の人生が気になって、合うと彼の人生のことをたくさん聞く。
ジョー・ビルは44歳で、25歳の女性と付き合っていて、つい5ヶ月前に女の子(アンジェリーナ)が生まれたそうだ。

いつも「ユリ、ボクはもう年寄りだから、だめだよぉ~」って愚痴をこぼすジョー・ビルだけど、昨晩は「ボクはもう少し長生きしなくちゃならないよ、アンジェリーナのために。」って言ってた。

言い忘れたけど、最初のシアトル・ゴガは、ちょっと見たけどつまらなかったので、わたしは劇場をこっそり出て、バーで飲んでました。(どうしてつまらなかったかというと、それはアサフのグループが陥っている点と似てるかもしれません。)

バスロヴは、ジョー・ビルと、アノイエンスシアター(シカゴ)のもう一人。
釣りをしながら、2人のキャラクターが語りあうというスタイル。

ジョー・ビルのワークショップはとてもすばらしいのだけれど、彼はインプロバイザーとしてもとてもステキ。
どうしてかというと、彼のキャラクターは「いつも感情が満ち溢れている」から。
人間としての、腹の底からの怒り、悲しみ、喜びなどを、存分に出す。恐れもなく出す。
そういう表現者としてスペシャルな部分が好き。

二流のプレーヤーは(役者もそうだけど)、ホントウの感情を出すことができない。
どうしてか?
それは、他人の目が気になるから。他人に良く見られたいと思うから。

最後のグループは、シカゴのセカンドシティに出演していたプレーヤー(というより役者さんという感じ)で、インプロのスキル、ストーリーを語るテクニックはもちろんのこと、演技もすばらしくて、ホントウに驚いた。
すごいなぁ~。ステキだなぁ~。嬉しいなぁ~。

やっぱりいいパフォーマンスを見ると、自分が浄化されたような気がする。

反対に、ひどいショーを見ると、自分が汚されたような気がする。

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その後、みんなで飲み会。

UPのメンバーもたくさん来ていて、
(ティムも、スージーも、レベッカも、アリシアも、ブランダンも、ジェイも、ブライアンも、アンディも!)、
おまけにアサフやジョー・ビルがいて、ランディもいて、ジルもいて、みんなに囲まれて、話しが尽きず、とても幸せな夜でした。

February 18, 2006

シアトル無事に。

はろ~みなさま、シアトルからです。

今朝、日本の参加メンバーを空港まで送っていきました。
みんなが無事、日本の自宅に着きますように!

昨晩のパフォーマンスは、まるで奇跡のようでした!
みんなが協力しあい、無理せず、楽しんで、オーガニックにシーンが立ち上がっていく、、、。
そんな、びっくりするような時間でした。

シアトルの日々については、参加したメンバーがそれぞれの地域に帰っていって、感想が広がっていくと思います。わたしも落ち着いて、まとめて報告したいと思っています。

わたしはもう1日シアトルです。

今夜から、シアトルのインプロ・フェスティバルが始まるのです。

シアトルの14のグループや、シカゴ、ニューヨークからグループが参加します。

ショーは8時からと、10時30分から。

明日は早朝にサンフランシスコに移動して、ベイエリア・シアタースポーツのショーをみて、レベッカ・ストックリーと会って、移動してビジネス・インプロについての打ち合わせをしてきます。

サンフランシスコでPC環境がどうなるか分からないので、うまく書きこみできるかどうかわかりません、、、(苦笑)。。

どこかで電話ラインを見つけることができますように!


February 17, 2006

あと30分で、シアトルでの日本人によるインプロ・パフォーマンスが始まります。

はろ~みなさま!

ただいまシアトルでの最後のワークショップが終了しました。

そして、、、。

これから、あと30分後に、日本人メンバーによるインプロパフォーマンスが始まります!

演目は、「アルバート」と「ハロルド」。

どちらもロングフォームで、今回のワークショップで習ったものです。

さて、どうなるかしら!

みんなワクワク・ドキドキ、そして、ゆったりと自分たちの変化を味わっています。。。。

February 14, 2006

シアトルにて~!

ようやく日本語で、シアトルのレポートをすることができます!

なにせ、毎日がビッグイベントの連続!
なかなかメールをチェックしたりする時間がとれませんでした。。。

さて、みなさん、ご報告が遅れましたが、みんな元気です。

シアトルは、通常この時期は雨が続いてとても寒いそうなんですが、日本メンバーに晴れ女・晴れ男がいるのかな,連日とてもいい天気です。

先週はシアタースポーツのフォーマットや哲学、ロングフォームのフォーマットや哲学を学びました。
そして今週に入って、いよいよ実践的なワークショップになっています。
今日ははじめて、メンバーだけでハロルドをやりました。わたしは通訳としてみていましたが、初めてとは思えないいいシーンがたくさんできて、びっくりし、そして誇らしかったです。

くわしいワークショップのレポートは、まとめてご報告し、学んだことは、これからのキヌガワのいろいろな場面での発言にちりばめていきたいと思っています。

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ランディのワークショップは、インプロバイザーにとって一番大事なことを的確に教えてくれています。

それは、わたしたちにとっては耳の痛い話しだったり、自分たちのアイデンティティを崩されることだったりもします。わたしたちは、どうやら、悪い癖を身につけてきてしまっているのかもしれません。

それを知るのはとても大事だし、これはわたしたちがさらに変わっていくチャンスなんだと思います。

今ある自分を見つめて、さらに自分らしくなっていくこと。

そのためには、手放さなくてはならないことがあります。
生まれ変わるためには、そのまえに自分にとっての試練があるように。

とても抽象的な表現ですが、そんな体験を、今、わたしたちはシアトルでしています。

ぶっちゃけた話し、とにかく、このワークショップはすごい!
参加者はみんな、「うわぁ~、そうだよねぇ~!!!!」という発見の連続。
ホンモノへ近づいていく予感がします。

シアタースポーツについても、ロングフォームについても、ようやく、「本質」の部分を日本人のみんなと一緒に体験しあえたという喜びで一杯です。

も~~、楽しすぎる、ためになりすぎる、そんな毎日です。

February 08, 2006

From Seattle

Dear Everybody, This is YURI from Seattle!

( Sorry this computer has no Japanese language system so I am writing this in English!)

I arrive Seattle this afternoon - 7th Feb.
Randy picked me up at the airport and we have a meeting about this workshops.

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To people who are going to join our tour

Don`t worry about pick you up,
I will be at the airport with Randy to puck you up !

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Seattle has been very cold but there are clean air. Nicely clean.
Espacially aroud the theatre, there is the center of the sight seeing and
there are a lot of markets.

I cannot wait to show them this beatiful Seattle!

I took Randy`s class(Long form) at 7:00-10:00.
And we are going to pick them up at 6:40 in tomorrow morning.
I hope everybody will arrive safely.

Now our workshop tour in Seattle has started!
We will have a lot of workshops and see a lot of shows
-Theatresports, Long form, students shows and the special show for the Velentine`s day-

For the workshop we are going to take, there are two translators work together.
I and Oshima. She will translate Randy`s and I will translate Japanese students.
It is first try so I hope it will work. If not, well, we will find a good way.

This is not like the travel tour. This program has been creating with all of people-Seattle and Japan.
It is crabration! I have enjoyed to create such an exciting program.

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I also talked Randy about the international impro work group.
The idea came from -exactly the same as mine-, Pete Brook`s theatre company.

I totaly agreed with Randy and I am very happy to be a part of them.

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Everybody who work with me

I wil try to check my e-mail tomorrow at the theatre.
I am sorry if you send me e-mail !
I will send you my reply as soon as possible.

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Hpoefully, somebody will translate my poor English....( ^ ^ ; )


February 07, 2006

海外インプロ・ワークショップ&観劇プログラム!

さていよいよ、数時間後にオークランド空港へ向かいます。

荷造りが終わり(冬服でいっぱい!)、メールチェックをして(みなさんにご挨拶して)、残っている仕事をまとめて(機内でやる予定)。。。。

そしてサンフランシスコへ。乗り換えて。そしてシアトルへ!

参加者13人の日本人のみなさんをお迎えするために、一日早く出発します。

現地についたらランディがピックアップしてくれる予定です。
劇場では、「Unexpected Productions」のみなさんが楽しみに待っていてくれるでしょう。

初めてのプログラムです。充実したものになりますように!

この旅のレポート、できたら現地からしたいと思っています。

PCがちゃんと使えたらの話しですが、、、(苦笑)。

乞うご期待ください!


February 06, 2006

今が旬なので許してあげましょ~。

今日、ニュージーランドは「ワイタンギ・ディ」(いわば独立記念日のようなもの)で祝日です。

わたしは一日原稿書き+アメリカ行きの仕度でアワアワしてます。

外はまだまだ真夏日で、セミが鳴き、日差しは強く、海面はキラキラしています。

(ただいま、満潮になりかけ半分)。

夫はお休みなので、家の掃除。まるで主婦(苦笑)。
ありがたいことです。

わたしが海外への出張つづきなので、なかなか長期で夫と過ごす時間がないのですが、夫はわたしのやりたいことにいつも賛成してくれます。ありがたいことです。

あら、だれか水上スキーをしている人が、窓から見えます!

ここはマングローブ林だから、ジェットボード乗り入れや水上スキーは禁止になっているのに、、、。

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そういえば、去年、マングローブ林でうなぎ漁をしていたマオリ人が、逮捕されました。

突然、「すみません、ちょっと通らせてください」とポリス2人がやってきて、家を突っ切って、マングローグ林に入り、引き潮の海上を、ずぶずぶ泥だらけになりながら歩いて、そのマオリ人を捕まえていました。

深刻な事件とまでいかないので、マングローブ林を追いかけっこしているポリスとマオリ人を、二階の窓から眺めていました。

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ジェットボートが止まりました。水上スキーの人が沈没(?)したみたい。

ハハハ。

ここをジェットボートが行き来できるのは満潮時だけで、引き潮になると、この海は完全なる泥広野になります。

今が旬ということで、許してあげましょう。。。

February 05, 2006

植物や魚を育てる日々

3年ぐらい前に、夫と作った畳一畳ぐらいの池。

2年ぐらい前に、3匹の金魚を飼って放しました。

今、何匹になっていると思いますか?

エサをあげるときに把握できたかぎり、なんと、20匹以上!

この私の手で作った人口の池で、たくさんの金魚が産まれたんです。

なんとびっくりすることでしょう。

そして、何と嬉しいことでしょう!

ただいま、エサ時には手をたたくようにしています。
手をたたいたら、金魚が集まるように「しつけて」いるわけです(苦笑)。

1週間前ぐらいから、金魚には可哀想なのですが、ちびっこい金魚たちだけ捕まえて、大きなガラスの花瓶に水をいれて、水槽代わりにして、室内で飼っています。

(狭くて可哀想だ!)と、夫は反対していましたが。。。

ガラスの花瓶に、スタンドの灯りを入れると、透明な水槽に優雅に泳ぐ金魚。
と~ってもキレイ。

室内に、魚がいて、ガラス越しに泳いでいるのが見えます。
不思議だなぁ~。。。

金魚たちには狭い思いをさせていますが、これはわたしがアメリカに行くときまで。
その後は、池に帰す約束になっています。

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今日は久々にガーデニング。

朝っから日差しが強くて、お昼どきには、も~脱水症状でフラフラになりましたよ。
(そんなにやらなくてもいいのにっ!)ですよね~(苦笑)。

この庭には、たくさんのサボテンやアロエが植わっています。

も~大きく育って、巨大な彫刻みたい。

根元に子どもが産まれているので、それをカットして、植木鉢に植え替えます。
こうすると、数週間すると根が生えてくるので、そしたら庭に植えます。
こんな感じで、ひとつの植物がどんどん増えてきて、今ではサボテンくんやアロエくんが、庭にぎっしり生えています。

こんな風に、植物や魚を育てることは、東京に住んでいたら、なかなかできなかったに違いありません。

環境もそうですが、おそらく断りきれない仕事に追いかけられてしたことでしょう。

そう思うと、思い切ってニュージーランドに移住してきて、(大変なことも山ほどあるけど)、やっぱり良かったなと思います。


ピクサー見学!

今、サンフランシスコのベイエリア・シアタースポーツのメンバー、レベッカ・ストックリーさんからメールが。

「ユリ、ピクサー見学に行きたい?」

わたしはシアトルに行った帰りに、あるビジネスミーティングのためにサンフランシスコに滞在することになったのだ。そこでレベッカに連絡を取ったわけ。

わたしは「映画ファインディング・ニモ」の大ファン。「いくいく~!」

余談だが、レベッカは以前、イエローマン・グループがサンフランシスコに来たとき、「次は、ピクサー・スタジオの劇場で、イエローマン・グループの公演を企画したい」と言ってくれた。

そんなチャンス、一生に一度あるか無いかです!

イエローマン・グループが海外公演がなかなか出来なくなって、ホントウに残念である。。。。

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シアトルのランディからは、今年6月にシアトルの郊外で行われる、「インターナショナル・ワーク・グループ」に誘われている。

これは、世界各国からインプロバイザーが集まって、いろいろなワークショップをしながら、新しいフォームを創作していくもの。

これって、よく考えたら、「インターナショナル・インプロ・グループ」を作っているようなものだ。

わたしの夢のひとつは、ビーターブルックの劇団のような、「インターナショナル・インプロ・グループ」を作ること!
それがまさに6月に実施されようとしている!
(すごい、夢がどんどん叶っているよぉ~!!)

とても行きたいのだけれど、わたしの6月は、日本とドイツが決まっているので、おそらく無理(涙)。。。

でも、ドイツは、またまたインターナショナルなイベントなので、身が引き締まる思いだ。
(ついでに、わたしの脂肪も引き締まって欲しいものだが、、、(苦笑))


ニュージーランド映画「NO2」

ニュージーランド映画「NO.2」のプレミアーに行った。

ニュージーランドに移民してきたフィジー人の家族の物語だ。

この映画は、もともと舞台で上演された一人芝居だった。
その作家が、映画の脚本にして、監督もした。
つい最近のサンダンス映画祭で、観客賞を受賞した。初監督・初受賞で、監督の顔はピカピカ輝いていた。

オープンには、ニュージーランドの首相:ヘレン・クラークがあいさつをした。
ニュージーランドが、いかに映画産業を応援しているかが、分かるエピソードだと思う。

さて、この映画、もともと同じタイトルの一人芝居だった。
わたしは見ていないのだけれど、舞台をみた夫によると、「すばらしいお芝居だった」と言う。
きっとすばらしい舞台だったに違いない。一人で、数十人のキャラクターを演じ分けたそうだ。
きっとすばらしい才能の持ち主に違いない。

「その女優さん、映画ではどの役をやったの?」と聞くと、

「それは、実はちょっとしたスキャンダルだったんだよ。その女優さんはキャスティングしてもらえなかったんだ。
しかもこの映画はフィジー人家族の話なのに、誰一人としてフィジー人はキャスティングされていない。
主演女優はアメリカの黒人だし、他ほとんどはマオリ人。これは残念なことだよ。」

う~ん。。。せつないなぁ~。。。

一人芝居に出演していた女優さん、きっと、すごく悔しかっただろうな。
今、映画が成功して、新聞やマスメディアはこの映画を絶賛している。
それを見聞きして、どんな気持ちなんだろう。。。。

自分が出演した舞台って、自分の身体の一部と同じぐらい大事。
その舞台が映画化されたのに、自分の出番がひとつもないなんて、、、。

いくら映画が成功しても、なんだか、手放しに喜べない気持ちもした。

キャスティングディレクターは、エージェントと似ている。
キャスティングには、いつも光と影がある。
わたしは、キャスティングディレクターを職業としている人たちは、天国がもしあるとしたら、天国には行けないような気がする。たくさんの人を幸せにする代わりに、その数十倍の人を不幸せにしなくてはならない仕事だから。。

最近は、わたしも〔いい具合に)年をとってきたので、この「せつなさ」と同居できるようになってきた。

若い頃は、あまりにせつなくて、耐え切れなかったけど(苦笑)。。。

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この映画のプレミアーは、野外劇場での上映だった。

入場は7:00からで上映が夜の9:00。

わたしたちは2時間、ワインを飲んだり、くっちゃべったりして、映画が上映される時間には、いい具合に出来上がってしまった。

映画は、ほろ苦く「せつない」ストーリーで、監督の性格上、ちょっとエコヒイイキな映画の撮り方だった。

日本でも上映されるのかな?

February 04, 2006

コーチングとインプロ

「コーチングとインプロ」というブログが始まりました!

今まで、コーチングの方々とたくさんのお付き合いがあり、コーチングを学んでいる人たち対象のインプロワークショップを、数々行ってきました。

そこで、そういった経験を、ブログで語っていこうというのが、このブログの主旨です。

http://yurikinugawa.cocolog-nifty.com/dance_with_me/

コーチングや、コーチングとインプロの関係について興味のある方は、ぜひご来場くださいませ!

ひとの数だけ、インプロはあっていい。

いくつもブログを立ち上げて、いろんな操作があって、連日、朝方まで仕事してます。

今まではウエッブ大工さんに全面的にお願いしていたものを、別会社に委託することになり、今がその狭間で誰も作成する人がいないので、自分でやっているというわけ。

これじゃあ、やっぱり、だめだなぁ~と思います。

自分の本業じゃない仕事に振り回されて、自分にしかできない仕事、大事な仕事ができなくなってしまうから。

いろいろと考えをめぐらす、お年頃っす。(苦笑)。。。

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ただいま、2つ、インプロを授業に取り入れるプロジェクトの年間プログラムを作成しています。

授業でいうところの、指導要綱です。

これ、けっこう壮大なことで、これだけで一冊本が書けそうな分量。

やり終わったら、かなりの達成感が期待されます。

そして、このインプロを用いた授業は、いろいろな場所でやられていくので、きっと現場で書き換えられていくだろうし、さらにいいものになっていけるだろうと思います。

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ただいま、「全国インプロ連盟(仮名)」を立ち上げています。

ず~っと前から、東京のインプログループ同士が交流したり、勉強会したり、飲み会したり(^^;)、できるといいなぁ~と思っていました。そして、東京オレンジの横山くんと、「いずれは、協会のようなものができるといいねぇ~」と話しをしていました。

そのず~っと前、インプロワークスを立ち上げたときの、ひとつの夢として、「全国シアタースポーツ大会」があります。これは全国でインプロをやっている人たちが、交流演劇できるといいなという目的です。

そして、わたしが全国規模でお仕事をさせてもらうようになり、数年がたち、今年はじめに開催した「全国インプロ交流大会」に参加してくださった団体からの意見は、「こういう交流をぜひとも継続的に行ってほしい」というものでした。

これら、夢や期待や刺激や交流を、継続して続けられるようにするためには、この活動をインプロワークスから独立させて行ったほうがいいのではないかと思うようになったのです。

それで、「全国インプロ連盟(仮称)」が立ち上がろうとしています。

引き続き、今のところは、インプロワークス内なのですが、活動としてはいずれの独立を目指しています。

インプロを独占しようする人たちではなく、「ひとの数だけインプロがあっていい」という考えの方々に集まっていただけたらいいなと思っています。


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February 02, 2006

デヴィット・リンチ監督とキヌガワの類似点

ただいま、新しいホームページ作成に向けて、たくさんのブログを立ち上げてます。

いろいろな情報をみなさんに伝えていきたいと思っています。

こういう作業は嫌いじゃなくて、ほんとうはどっぷりやりたい方。

昨日も今日も、深夜まで作業をしています。

(それしても、山ほど原稿の締め切りを抱えているのに。。。こんなことでいいのだろうか?)

自問自答の日々です。。。(苦笑)。。

先日、映画監督デヴィット・リンチについてのドキュメンタリーをDVDで観ました。

デヴィット・リンチ監督もこだわり性で、自分ですべてやらないと気がすまないタイプ。

なんと映画のセットや小道具を、自分で創っていました。(もちろん、かなりマニアックな作品でした!)

本人が言うには、精神衛生上にも、とても必要なことなのだそうです。

「なんだか、深夜にブログをいじっている自分と似ているなぁ~」って思いました。

(というか、そう思い込んで、自分を正当化しようとしていると言ったほうが正しいかもしれません)。


映画「ナルニア物語」を観てきました。

いやぁ~、わたし的には、「キングコング」を越える作品でしたぁ~!!!

夢のようなシーンがたくさん登場して、夢のようなキャラクターもたくさん登場します。

人が死んでしまうシーンより、動物が死んでしまうシーンに、なぜか感情移入してしまう自分を発見しました。

どうしてだろう?

それから、最近は、「どんな映画を見ても、戦争や戦いのシーンになると、とたんに感情移入できなくなる自分」がいます。

「ナルニア物語」でも主人公たちが悪い魔女の軍団と戦いをするのですが、そのシーンになったとたん、どんなキャラクターにも、出演者にも、監督にも、賛成できない自分がいるのです。

どんな理由があったとして、戦争や戦いのシーンで、ストーリーを進めて欲しくない。

問題が起こったとき、その解決策として(それがストーリー上で必要であったとしても)、戦争や戦いがある。
これに関して、とても納得がいかないのです。

「人間は、戦争や戦いをしなくては、幸せになれないのでしょうか?」

なんか、偽善者のような発言ですが、これは、ホントウにわたしが感じることです。
「ラスト・サムライ」を見たときも、同じことを感じました。
「キング・コング」を見たときも、「ロード・オブ・ザ・リング」を見たときでも。

もちろん歴史的に言えば、人々は戦争で物事を解決できると思っていました。
そうなのです、悲しいことに。でも、奏じゃないことも分かってきました。
だから、もう、そのストーリー展開じゃない、新しい解決策が必要なのです。

それは、相手の違いを認めることだと思います。

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人は違う。人は分かり合えないこともある。

これを大前提にして、こう考えたい。

仮に分かり合えなくても、それでも君は生きててていい。

わたしが生きていていいのと同じように。

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それなのに、残念ながら、この世の中には、「違う」ことをそのまま認めないで、「違うのはいけないことだから」、
わたしに分かるようなものにして!とコントロールする人たちがいます。

「あなたは、わたしのことがすべて分からなくてはいけないの。なぜなら、物事というものは、「分からなくては」ならないから」。

「相手の気持ちを察することが大事である」。なんて傲慢な発言でしょう!

相手を知ろうとしても、知り尽くすことはできません。

昨日の自分と、今日の自分の気持ちがどんどん変わるように、相手の気持ちだってどんどん変わります。

もし、あなたの人生が、「相手の気持ちを察しなくてはいけない人生」だとしたら、あなたはどう感じますか?

その人生の主役はだれですか?それは、あなたが主役の人生なのでしょうか?

「相手を察することができる。」なんてことは、人間の(とくに日本人の?)大きな思い込みです。
もし、「相手の気持ちを察して行動しています。」と言う人がいるとしたら?
「うっそぉ~!」とわたしは言いたい。わたしたちのほとんどは、超能力者じゃありません(苦笑)。

そんなこと、できっこない。

どんな人でも、一定の感情、一定の考え、一定の価値観でいることは「ない。」

そのせつなさを感じながら、でも寄り添いたい気持ちがある。

それが人間らしさというものだと思います。

(もちろん、だからといって、相手を無視しろと言っているのではありません。)

「人の気持ちを察しなくてはならない。」

このような「欺瞞」とも「偽善」ともとれる言葉が、どんなにたくさんの人を、「自分探し」という無意味な旅をさせ、
どんなにたくさんの人をうつ病にし、どんなにたくさんの人に罪の意識を植え付けたか。

みんな違っていていいんです。

そのまま、違うままで、いいんです!

人の気持ちも自分の気持ちも、なかなか分からないもの。
すべてを理解するなんて無理。

分からないから、面白いんです。

理解できないから、興味が湧くのです。

無限の追求心が生まれるのです。

それがイエスアンドだと、わたしは思っています。

つまり、分からないものや、人がノーと言うものでも、それをコントロールしたりせずに、丸ごとイエスしていく。

それが、ホントウのイエス・アンドのイエスの部分だと思うんだけどなぁ~。。。

だから、「察しよう」なんてしないで、違いを楽しもうじゃありませんか。

February 01, 2006

年越しクリスマスしました。

いやだ。

2月になっちゃいました。

日々、早くて、びっくりするわ。

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おととい&昨日と、夫の実家に行ってきました。

タウロンガという街で、車で3時間ぐらい。

なにしろ10分も車を飛ばすと、そこは緑の平原がず~っと続きます。
そして、野生の花々が咲き乱れています。
今のシーズンだと、オレンジや黄色や赤のグラジオラスの大群が、もりもりそびえています。

そして、白い点々はヒツジ、ヒツジ、ヒツジ。
茶色の点々は、シカ、シカ、シカ。
白黒は?
もちろん、ウシ、ウシ、ウシ!

ニュージーランドではクリスマスはとても大事な家族イベントで、お正月より大事らしいです。

その大事なイベントに、去年は参加できなかったので、年越しクリスマス・パーテぃをするのが、今回の帰郷の目的でした。

家族全員へのプレゼントは、東京でしっかり買ってきました。

義理の父へは、「毛玉とり」。
これは、ビックカメラで300円ぐらいで購入。
ニュージーランドに「毛玉とり」はありません!
みんな、びっくりして、大笑いしてました。「さすが、日本人は便利なものを作るもんだなぁ~!」って。

おちゃめな義理の父は、自分の薄くなった頭を毛玉とりで剃ろうとするし、姪のメガンは、犬の毛を刈ろうとするし、家族のリアクションは完全にルール違反でしたが。(苦笑)。

義理の母へは、「茶筒」。
わたしたちの日本での結婚式に参加して、はじめて日本に来た義理母は、はじめて「日本茶」を飲み、それいらい、「日本茶」の大ファン。できるだけ定期的にお茶を送るようにしています。今回は、それを保存しておくための、茶筒をプレゼント。もちろんサクラでできている本物。これは日本のすぐれものです。ほんとうに、いい状態でお茶を保存できるから。

義理の妹、リズへは、アンティークの「ふくろうの置物」。
リズは、「ふくろう」をコレクションしているので。リズの家には、やまほど「ふくろう」の置物がある。
わたしも地域へワークショップに行ったときには、リズのために「ふくろう」を買うようにしています。
ニュージーランドでも、「ふくろう」は「幸せを呼ぶ鳥」らしいです。
姪のメガンにはセカンドバック、リアンにはアート系の本(芸術学部の大学生なので)。


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さて、わたしたちのクリスマス・ディナーの始まりです。

テーブルには、クリスマスのクラッカーがおかれ、チキンやポテトやサラダの山盛りのごちそう。

まず最初にやるのは、クラッカーを鳴らすこと。
クラッカーの中には、オモチャ、ジョークが書かれた紙、紙の帽子が入っています。
全員が紙の帽子をかぶり、ジョークに笑い、オモチャを見せ合い、食事が始まります。

もちろん、デザートには、義理母の特製ミンツパイ。
(ミントのペーストが入った、パイ)。

リズが嘆いています。
「あ~、わたしって馬鹿!大馬鹿!またミンツパイを3つも食べてしまった!3つよ!信じられる?食べすぎ!」

(そのくらい、義理母のミンツパイは美味しいんです!)

その後、コーヒーを飲みながら、プレゼントタイム!

わたしは、巨大なキャンドル(オレンジピールの入った、とびっきりいい匂いの)、チーズセット(大好物!)、好きな植物が買える商品券(!)などを貰いました。

それ以外にも、義理父が作った、じゃがいも、トマト、アボカド、チャツネをもらいました。
これはすべて、彼らが真心こめて作った野菜たちです!味はサイコー!新鮮さっ!

義理の父は、ウエルズ人で、英語はセカンドラングエージです。
19歳のときから英語を勉強して、23歳のときにマージェリー(義理母)に会って、(戦争中でした)、プロポーズの言葉を英語でしゃべるのがなかなかできず、プロポーズするまでに3ヶ月も準備をしたそうです。

今ではウエルズ語をしゃべる機会がほとんどありません。

ですので、日本人のわたしが来ると、いつも、「ユリとわたしは2ヶ国語がしゃべれる。すごいだろ~」という話しになります。これは、わたしが来ないとできない自慢みたい。そして、わたしにウエルズ語を教えてくれます。発音がとても難しくて、教えてもらってもなかなか覚えられず、申し訳ないと思いながら、おつきあいします。

今ではウエルズの家族はすべて他界し、義理父だけになりました。

わたしは日本とニュージーランドを通勤範囲だと思っているけど、義理父にとって、故郷はと~っても遠い場所になっているのでしょう。もうウエルズには、50年も帰っていないそうです。

「もう帰らない」って言ってるけど、ホントウは帰りたいんじゃないかな。

連れて行ってあげたいな。

わたしは日本人で、わたしの家族は全員日本人。
夫と出会わなかったら、この人たちと会うこともなかったし、ウエルズのことなんてイギリスの一部ぐらいの認識しかなかったでしょう。

今は、義理父も義理母も、み~んなわたしの家族。月日を重ねるにつれ、ココロからそう思えるようになってきました。

このめぐり合わせを、とても不思議に思います。

そしてステキだなぁ~とも。

クリスチャンじゃないけど、人間を越えた何者かに「ありがと~!」って感謝した日でした。


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