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February 05, 2006

ニュージーランド映画「NO2」

ニュージーランド映画「NO.2」のプレミアーに行った。

ニュージーランドに移民してきたフィジー人の家族の物語だ。

この映画は、もともと舞台で上演された一人芝居だった。
その作家が、映画の脚本にして、監督もした。
つい最近のサンダンス映画祭で、観客賞を受賞した。初監督・初受賞で、監督の顔はピカピカ輝いていた。

オープンには、ニュージーランドの首相:ヘレン・クラークがあいさつをした。
ニュージーランドが、いかに映画産業を応援しているかが、分かるエピソードだと思う。

さて、この映画、もともと同じタイトルの一人芝居だった。
わたしは見ていないのだけれど、舞台をみた夫によると、「すばらしいお芝居だった」と言う。
きっとすばらしい舞台だったに違いない。一人で、数十人のキャラクターを演じ分けたそうだ。
きっとすばらしい才能の持ち主に違いない。

「その女優さん、映画ではどの役をやったの?」と聞くと、

「それは、実はちょっとしたスキャンダルだったんだよ。その女優さんはキャスティングしてもらえなかったんだ。
しかもこの映画はフィジー人家族の話なのに、誰一人としてフィジー人はキャスティングされていない。
主演女優はアメリカの黒人だし、他ほとんどはマオリ人。これは残念なことだよ。」

う~ん。。。せつないなぁ~。。。

一人芝居に出演していた女優さん、きっと、すごく悔しかっただろうな。
今、映画が成功して、新聞やマスメディアはこの映画を絶賛している。
それを見聞きして、どんな気持ちなんだろう。。。。

自分が出演した舞台って、自分の身体の一部と同じぐらい大事。
その舞台が映画化されたのに、自分の出番がひとつもないなんて、、、。

いくら映画が成功しても、なんだか、手放しに喜べない気持ちもした。

キャスティングディレクターは、エージェントと似ている。
キャスティングには、いつも光と影がある。
わたしは、キャスティングディレクターを職業としている人たちは、天国がもしあるとしたら、天国には行けないような気がする。たくさんの人を幸せにする代わりに、その数十倍の人を不幸せにしなくてはならない仕事だから。。

最近は、わたしも〔いい具合に)年をとってきたので、この「せつなさ」と同居できるようになってきた。

若い頃は、あまりにせつなくて、耐え切れなかったけど(苦笑)。。。

******************

この映画のプレミアーは、野外劇場での上映だった。

入場は7:00からで上映が夜の9:00。

わたしたちは2時間、ワインを飲んだり、くっちゃべったりして、映画が上映される時間には、いい具合に出来上がってしまった。

映画は、ほろ苦く「せつない」ストーリーで、監督の性格上、ちょっとエコヒイイキな映画の撮り方だった。

日本でも上映されるのかな?

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