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October 31, 2006

身体はウソつかない。だから大事にしよう!

久々にヨガを満喫。

続行中のダイエットはマイナス7キロ。
身体がずいぶん軽くなったので、腕で身体を支えるのがとても楽になった。
プロテインを取るようになったから、筋肉もついたかも。
さらに、お腹の肉がなくなったので、遠くまで手が届くようになって、よりハードなポーズもできるようになった。

夕方には筋肉痛がやってきた!
次の日じゃなくて、”今日”やってきたところが嬉しいなぁ~。

よしもとばななさんの小説で『体は全部知っている』という短編集がある。
皮膚が勝手に感じてしまう、理性ではどうしょうもコントロールできない実際の感覚を、小説として表現しているすばらしい作品集だ。

わたしはこのタイトルが大好き。無条件で同意。
意識は理解できていないけれど、きっと身体ってたくさん感じているんだろうなぁ~と思う。

*****

時々わたしは、自分の身体は「植物」と似ているなと感じることがある。

「植物」は裏切らない。水をあげると「しゃきっ」とするし、栄養が足りないと「へろっ」とする。
お日さまの影響で色が変わり、光りのあるほうを向いていたくなる。
食べなければ痩せるし、食べ過ぎると太る。
身体はうそをつかない。

だから、自分の身体と向き合うことは、自分を知ることにもなるんじゃないだろうか。

自分に「鈍感」にならないため。自分の本心の声を聞くため。人生を悔いなく生きるため。

ヒントは「身体」にあるかもしれません。。。

*********

その後、『The Resting show』の台本を読む。
分からない単語が山ほどあり、そのたび電子辞書で調べなくてはならない。
これだと、台本全体のリズムが理解できないし、とにかく恐ろしく時間がかかるし、登場人物のそれぞれのキャラクターを把握するのが難しい。

う~ん、わたしの英語力、まだまだだ。。。
最近は語彙を増やす勉強ができていない。
来年は短期でもいいから、みっちり英語を勉強する時間をとりたいなぁ~。


<余談>
ニュージーランドには山ほど語学学校がある。
おそらく質的にはピンキリなんだろうけど。

日本からの語学留学生は多いし、「語学学校を紹介します」という日本人経営の会社もたくさんある。
でもそういうところで紹介される学校って、結局、学校となんらかの「利益」のつながりがあるからの紹介であって、コンテンツ的に信頼できるかどうかは別の話。

紹介はしてくれるけど、結局は自分で見学して、自分で選ばなくちゃならない。そしてそれは恐ろしく難しい。→すべての語学学校が「わたしたちはこんなにいいですよ!」といいところだけをプッシュするので、それ以外の部分が見えにくい。→結局入学しないと、その学校がいいか悪いか分からなかったりする。

わたしは外国人が経営している学校じゃなくて、大学に付属しているクラスを受けるようにしている。
大学に進学しようとするモチベーションの高い生徒が多いし、英語だけじゃなくて、アカデミックに勉強するってどういうことなのかその方法を教えてくれるから。わたしは語学学校で、「論文の書き方」、「ディベートの仕方」、「プレゼンテーションの仕方」などを学んだ。これは日本の大学では教えてもらえないものでもあり、また大学や大学院へ行くためには非常に大事なスキルである。

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余談なのに、長くなりました。。。(^^;)。。。

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ただいまニュージーランドは、夏になるまえの曖昧で混沌としたシーズンです。。。。


October 30, 2006

国際理解とインプロ。「耐えて。そして受け入れて。」

グローバルな時代です。

帰国子女や日本語の勉強が必要な外国人児童数は2万人に及び、平成3年から約3,6倍に増加しています。

さて、国際理解を考えるとき、「インプロ」の考え方が非常に役立ちます。

異文化同士が理解するためには、「自分と他者がそれぞれの独自の歴史の中で築き上げてきた固有性を認めること。」(小澤理恵子)が必要であり、これは「相手の違いを受け入れること」、インプロのゴールデン・ルールです。

しかし、そう簡単に「受け入れる」と言っても、こちらにも都合(わたしたちの価値観とでも申しましょうか)がありますので、ホントウならば、そう簡単に「受け入れる」ことは難しいのです。そして、小澤理恵子さんは、この状態について、「この葛藤に耐える力と寛容さが必要である」と指摘しています。

そしてこれを「異文化間トレランス」と呼ぶのだそうです。

「耐性」と「寛容さ」。

この二つを獲得していくことが、国際理解に通じるというのです。

「耐性」と「寛容さ」。

そういえば、これはインプロのパフォーマンスでも非常に必要なことだと思います。

相手が「イエス」と言ってくれない場合、相手が自分のオファーに気がついてくれない場合、相手が「ミーミー!」状態になっている場合、わたしたちは「耐えます」。そして相手を「寛容に」受け入れるのです。

そして、そういえば、これは日常生活でも非常に必要なことだと思います。

かまってくれない相手、受け入れてくれない相手。自分のことしか考えていない相手。

「耐えて、そして寛容に受け入れること。」

心に留めておきましょう~。

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<参考資料>

小澤理恵子 『異文化間トレランスの<耐性>と<寛容さ>について』異文化間教育学会編 2001年


October 29, 2006

ネガティブな気持ちに引きずられそうになったとき、「もう、ダメかもしれない」と思ったとき、「そりゃあ、無理だよぉ~!」と泣きたくなったとき、「イエス・アンド(R)」=知性の力で自分の可能性を開こう。

人間は、ともするとネガティブな思考になりやすい。
これは、人類が生きのびるための必須の力だったと思う。
先読みすること、想像すること、予想することで、わたしたちは危険を回避してきたのである。

「もし、~~だったらどうしよう?」

「そのためには、このような準備が必要だ。」

そして、この思考は脳の機能にも影響していく。
つまり、起こりえる危険の兆候があると、脳は行動に「ストップ!」をかけるのだそうだ。
この行為は、とても自然で無意識下に行われる。

よって人間は、自分が自覚しなくても、起こり来ることを想像し、先読み・予想し、「ストップ」をかけてしまう傾向がある。

原始時代はそれが大事だっただろう。

しかし、現代はどうだろうか?

もちろん、山ほどの危険はある。しかし、原始時代とは違う質の危険だろう。少なくとも、突然、マンモスに襲われることはない。わたしたちは、人類史上いちばんの豊かな物資に囲まれている。

この現代で、わたしが考える大きな危険のひとつは、「思い込みによって、可能性の芽をも摘んでしまうこと」である。物質的なことではなく、精神的な危機である。

そして、これを打破するために、わたしたちは(原始時代でも育んだように)知性を働かせることが必要である。

無意識に「ストップ」をかけてしまう傾向のある脳を、知性でコントロールするのだ。
自分の「癖」に流されないで、自分で自分を創造していくために、「意識的」になることだと思う。
毎日の忙しさに、「当たりまえ」という常識に、「きっと無理にきまっている」という思い込みに、「世間になんて言われれるか分からないから」という恐怖に流されそうになるけれど、意識をしてネガティブをポジティブに変えて行く。そして可能性にストップをかけないようにするのだ。そして可能性を開いて行くのだ。

おそらく、可能性というものは、自然に開いていくこともあるだろうけれど、ほとんどは自分の意志によって開いていくくものだと思う。

さて、それでは、どうやって自分の意志で可能性を開いていくことができるか。

どうやって意志を持つことができるか。

これは、一つ一つ、瞬間瞬間に敏感になることである。
「当たり前」を疑ってみることである。
自分のホントウの気持ちの動きにも、敏感になるべきだ。

そして、ここに魔法の言葉がある。

それは、「イエス・アンド(R)」。

「それはいいねぇ~!」「それはラッキー!」「なるほど、それはちょうどいい!」

これらの肯定的な言葉が、肯定的な思考を連れてきてくれる。

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そういえば昔、語学学校で英語の勉強をしていたとき、このような指導を受けた。

英会話において、もし相手から難しい質問を受けたら、まずかならず「Oh, it is interesting quesion」とか「Oh, it is nice quesion]と言いなさいと。

これも、つまり「イエス・アンド」の思考法である。

アメリカ人から難しい質問をされたとき、「えー、そんなの答えられない」などど言ってしまったら、こちらの負けである。(アメリカ人は勝ち負けで判断するので、どうやったら「負けないか」、どうやって「自分を主張するか」ということに長けている。)だから、まず、余裕を見せるのだ。「なるほど、それはいい意見だね。」と。

そして、反論を考える(苦笑)。。

結局、反論を考えるという点においては同じなのだが、「それはいい意見だね」と言うことで、不思議と、自分の気持ちに余裕がでてくる。そして前向きに物事を考えることができる。

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このように、まずは起きた事柄を、まるごとポジティブに受け入れてしまうことだ。

「次に何が起こるか、それにどう対応したらいいか」という「先のこと」を考えはじめるまえに、今の事柄を「いい・悪い」で判断する前に、まず、「肯定的に受け入れてしまう。」こと。

つまり、武道で言うと、相手の懐に入ること。

そうすると、自分に余裕がでてくるのである。

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ネガティブな気持ちに引きずられそうになったとき、「もう、ダメかもしれない」と思ったとき、「そりゃあ、無理だよぉ~!」と泣きたくなったとき、知性の力で自分の可能性を開こう。

「イエス・アンド(R)」。

魔法の言葉だなぁ~。。。。

October 27, 2006

いい言葉に出会っていこう!

お芝居の台本『アマデウス』を読んで泣きそうになる。

以前、松本幸四郎さん主演の舞台『アマデウス』を見て、すばらしい演技に鳥肌が立ち、映画の『アマデウス』で豪華絢爛さに圧倒された。そして先日来日されていたベルギーの俳優のヤンさんが、「今度、『アマデウス』に出演するんだ」と言っていたことを思い出して、久々に台本を引っ張り出して読んでみたのです。

いやぁ~、すごい物語です。

「嫉妬」がテーマです。

しかも実在した人物(サリエリ、モーツアルト)の物語です。

自分で台本や脚本を書くようになって、改めてこのお芝居の凄さに恐れ入っています。

世の中には、このように心がふるえる物語がたくさんあるんだなぁ~。

そういうものに、もっともっと出会っていきたいなぁ~。

できることならそういう物語と関わっていきたいなぁ~。

(上演するとか、脚色するとか、刺激を受けるとか、教訓を得るとか)。

人生は短いので、すべての物語に関わることはできないので、出来る限り。

おそらくわたしがこのお芝居に出演したり、演出したりすることはないだろうけれど、モーツアルトが死ぬ場面の、妻の長セリフを練習してみた。(できたら原文で覚えたいなぁ~。)

そういえば昔、歌舞伎のセリフや、落語のセリフを覚えて練習したことがあった。

別に人に見せるとか聞かせるといった予定があったわけではない。

何の役にも立たないように思えるかもしれないけれど、かなり「こころの栄養」になります。

言葉は言霊だから、魂が宿っていて、いい言葉はいい魂が宿っています。

それが人間の心を浄化してくれるのです。

いい言葉に出会っていきましょう~!


リヨン・インターナショナル・インプロ・フェスティバル

来年の10月にフランスのリオンで行われる「インターナショナル・インプロ・フェスティバル」から出演オファーをもらいました。

このフェスティバルのコンセプトは、世界からいろいろなグループが集まって、新しいアイデアやフォームを紹介しあうことだそうです。

どのような提案ができるだろうかと、ワクワクしながら考えている今日この頃っす。

まず、イエローマン・グループとして出演することが可能。(ただしメンバーのスケジュール次第。みんな忙しいので。。)また新しいユニットで新しいフォーマットでの可能性もある。(小劇場の役者さんたちとのセッションは刺激的だ!)
即興ミュージシャンとのダイナミックなセッションにも興味があるし、日本の文化を取り入れたスタイルなども考えられる。また、東洋的な考え方からのインプロ・ワークショップにも大いに興味がある。

これに加えて、来年は、香港&台北での公演&ワークショップ=アジア・インプロ・コミュニティの設立、岡山や金沢でのインプロ・パフォーマンスへの演出&出演もある。

ワークショップとパフォーマンスがいいバランスで行えると、精神衛生上、とても好ましいなぁ~。。。

October 26, 2006

強調性も非協調性も高い、不思議なわたしたち。

ニュージーランドです。

機内は、日本人観光客でまんぱいでした。

比率だと思うんですが、日本人観光客っていうのは(特に女性)、ある一定のパーセンテージを越えると、急にマナーが悪くなりますね~。(苦笑)。ご本人たちは意識していないと思いますが、機内の密度を自分達で圧倒できるとなると、もうそこは「近所の井戸端」。無法地帯です。

機内を歩き回って、お茶菓子を友だちに進めながら通路を占領。
大声を出しておしゃべりして、アテンダントを呼びつけて、お茶をもってこさせる。
一人が頼むと、それを見ていた一人が頼む、そして次が頼む。それが連鎖されていく。。。

わたしの隣も、とても賑やかでした。

空いていたわたしの隣の席をめがけて、何人ものおばちゃんがやって来ます。
「ここちょっとだけ座っていい?」と聞かれ、応える前に座ります。そこは、他のおばちゃんたちとおしゃべりするのにうってつけの席だったのです。何人ものおばちゃんがわたしの隣に座って、ガヤガヤとおしゃべりを始める。お菓子を交換しあったり、大声で笑ったり。機内食は覗かれるし。。。

おそらく60代から80代ぐらいの女性たちです。

可愛いとも言えるけど、本音を言えば、なんか、がっかりしちゃうなぁ~。(苦笑)。

わたしは、なぜか、年上の女性に自分のお手本になってほしいという気持ちがあって。「自分よりステキであって欲しい。自分の見本にしたい」。そういうステキな女性に出会えるととても嬉しくなります。でも残念ながら、ほとんどの場合、その願望は裏切らるのです。。。

もし比率的に少ない人数だったら、こういうことはしない・できないと思います。
自分達が多数になったとき、他のお客さんはどうでも良くなっちゃう。少数派を無視する。

わたしは、おばさんたちがまったく悪いと思わないで機内を占領していること、隣の席の日本人じゃない人たちが迷惑していることを無視していること、それは「自分達が多数だから」ということからできる暗黙の優勢さだったりすることが、ちょっと恐かったです。

余談ですが。
日本人って、協調性の高い民族だと言われています。みんなが同じ方向を向こうとする。
しかし面白いことに、非協調性もとても高いのだそうです。

たとえば、スペイン人とかは非協調性が高くて、協調性は低い。これはつじつまがあっています。
他ヨーロッパ人は、非協調性も協調性も同じぐらいのパーセンテージ。これもつじつまがあっています。
アメリカ人は、非協調性が高くて、協調性は低い。これもつじつまがあっています。
でも日本人は、非協調性も、協調性も高い。

つまり、協力しあう力も強いし、協力しない力も強い。
(これは日本に住んでいると、よく出会うことでもあります。)

この傾向は日本人だけのものであり、そういう意味では非常にユニークな人種だと言えましょう。

観光客のおばちゃんたちも、そういう意味は非常にユニークなわけで、国際的に研究する価値のあるキャラクターかもしれません。。。

次回は、「嫌がる」よりも前に、面白がってもっと観察するようにしよう~!

October 25, 2006

狩猟民族の血、沸き返るワークショップ

(財)地域創造さんの「アートアプローチセミナー」で、文化振興幹部職員の皆さんへ向けてのコミュニケーション
・ワークショプをさせていただきました。

地域創造さんの活動は、ホントウにすばらしく、絹川はいつも感動しています。
だから、そこからお仕事をいただけるのは、ホントウに光栄です。

ただ、今回は、たった「一時間」!短い。あまりに短い。
しかも、40歳代、50歳代の方のほとんどおじ様がたばかりのグループ(26人ぐらい)で、「ワークショップってなに???」「インプロ?なんじゃそりゃ???」という方々ばかり。しかも朝9時から。(前日はみなさん懇親会をされたらしい。しかもわたしは広島&岡山から帰ってきたばかり。みんな疲れている!)

しかしながら。
わたしは、このような方々に向けてワークショップをやっていくことがとても好きです。
だって、参加者のみなさんに「ポジティブなインパクト」を与えることができるかもしれないんですもの!

最初は「なんだ、このやけに明るい女は???」という視線を、「こりゃぁ~面白かった!なかなか意義のあるもんだ」という楽しい視点に変えるべく、いろいろなエクササイズをしました。

それから、エクササイズだけではなく、お互いのフィードバック、「どう感じたか」のフィードバックなどを絡めて、短い時間だけど、できるだけ学びや発見ができるようにもっていきました。

終わってから、全体コーディネーターの東京大学の助教授の小林さんから、「いやぁ~すごかった!すごい!目からうろこ!絹川さんのことは絶対忘れないよっ!」とお褒めの言葉をいただいた。手前味噌だけど、かなりのインパクトを与えることができたみたい。

嬉しいな。

今日はひさびさに、おひつじ座の戦闘的・狩猟的な血が湧きかえった日でした。

こういうスリルがたまらなく好きです!(^0^)!

October 24, 2006

エステ体験。

久しぶりにエステへ。(^^;)

若いころに少し行ったことはあったけれど(安いところへ)、それっきり。

わたしには縁の無い場所だと思っていました。

しかし、でもニュージーランドへ移住して、「色が黒くなったね」とよく言われるようになるし、朝や夕方、自分の顔を見ると、「びっくり!」するようになりました。(だって、ものすごい顔しているんだもん。それに、ものすごくシワがあるんだもん。)
先日、1歳しか違わない義理の妹に会ったら、肌がピカピカで、聞いたらエステに行っているとのこと。
「こういうところにお金かけなくちゃだめですよ、お姉さん」とも言われました。

う~ん。。。。

お金もかかるし、時間も無いし、、、。

そう思っていたのですが、最近、ダイエット成功でちょっとまともな体型になってきたのに気を良くした絹川は、「お金のことなんか言ってられない。今やらないと、取り返しのつかない顔になるかも。シワシワに。10年後、20年後を考えて、今からお手入れしたほうがいいかもしれない。。。」

かなりの緊張感の中、このように一大決心をして、キープラネットで紹介されたエステに行ったのでした。

***********

代官山にあるそのサロンは看板が出ていません。口コミだけでやっている「隠れ家」です。
上品そうな女性が入り口で出迎えてくれました。内装もステキでおしゃれ。
明らかに浮いています、わたし。。。(苦笑)。。。

顔にクリームを塗られたり、マッサージされたり、温かいスチームを吹きかけられたりするのはとても気持ちよく、わたしは寝不足で疲れていたので、すぐに暴睡~でした。

「zzzzz」

そして起こされて鏡をみると。。。

「ひょえ~!白くなってる。顔がキョンキョン(みたいな)サイズになってる!!!!」

すんごい効果です。。。。

(その後、数時間たったら、わりと元に戻ったように思えたけど)。。

と、いうことで、これからこのエステに毎月一回通うことにします。

担当の吉井さんに肌のことを教わりました。

わたしの鼻の横にある「シミ」が消えていたら、それはこの「エステ」のおかげだと思ってくだされ。。。

それにしても。

皮肉なことにわたしは明日、ニュージーランドに帰ります。

ニュージーランドは夏の初め。

オゾン層が破壊されていますので、紫外線、めっちゃ強いです(^^;)。

強力な紫外線パワーに負けませんように。

シミやシワがこれ以上できませんように。

日焼けしませんように。。。

じゃないと、今日エステを受けたことが無駄になっちゃうもんね~~~(^^;)。。。

October 23, 2006

裁判所でインプロ研修

大阪から移動して、広島へ。

広島の裁判所の職員のみなさんに向けて「インプロによるコミュニケーション・アップ」研修でした。

ビジネス・パーソンや教育者への研修はとても多いのですが、裁判所でお仕事をされている方々向けのワークショップは初めての経験でした。参加された方々、女性はしなやかな方が多く、男性は一人ひとりが粒立って、個性的な方が多かったです。

結論から先に言うと、「なんだこいつ」と思われるパーセンテージも高かったけど、終わったあと「これは良かった!」と思われたパーセンテージも高かったと思われます。

なにごとも「初体験」は思い出深いもの。。。。

この研修も、忘れることのできない、いい経験をさせてもらいました。

ホントウにありがたいことです。。。。

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その後、岡山へ。

3月に行うインプロ・パフォーマンスについての打ち合わせ。

むかし日銀の建物だった石造りのすばらしい場所を一日借り切って、インプロ的イベントを行うことになったので。

あまりにモダンでステキなビルで、しびれる。

いろいろなことが出来そうで、ブリブリとアイデアを出す。出てくる出てくる~!

建物がアイデアを引き出してくれる感じ。

とてもインスパイアーされる場所である。

来年の3月が待ち遠しい。

最終の新幹線で帰りました。さすがにヘロヘロになった一日でした。。。

October 22, 2006

垣根を飛び越えよう~!

大阪で「コーチのためのインプロ・ワークショップ」でした。

「身体で聴く」これがテーマです。
これはコーチにとって必須なスキルであり、インプロのトレーニングはこのスキルを磨くために非常に良い効果をもたらします。ホント~に、「傾聴」について、身を持って体験することができます!

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まだまだ、「インプロは面白い!」と言ってくださるコーチングの人たちはごく一部。
もっともっと認知されて欲しいなぁ~。
将来的に、もしできるのであれば、いっそのことインプロをコーチングの学習メニューに取り入れて欲しいぐらい!
そしたら、コーチのみなさんも、もっと立体的なお仕事ができるのではないかしら。

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それから、わたしが出会っているコーチのみなさんはステキな人ばかりで、「もっとインプロをきわめて、いつか舞台でパフォーマンスをする体験をしてもらえたら、人間的にもっとホンモノのオーラを出すことができるかもしれないなぁ~」なんて思うこともあります。

「演劇」って、一般の人にとっては「縁の無いもの」と思われがちですが、ホントは万人が面白がって活用できるツールなんだけどな。

その辺りの「垣根」が低くなって、いろんな人たちが、コーチングへ、演劇へ、インプロへ、アートへ、表現へ、向かっていくことになると、世の中はかなり面白くなると思ういます。

そう、垣根。

人生や世の中には、いろいろな垣根があるけど、そんなの「屁の河童」で飛び越えたいものです。

「ひょいっ」とね。

October 21, 2006

営業インプロ(R)

土曜日は、「営業インプロ(R)」の日でした。
わたしはオブザーバーで参加しました。

この日は、「ナチュラル・クロージング」がテーマで、営業プロセスの中では最後の「閉め」の部分となります。
インプロのエクササイズを使いながら、営業パーソンがより幸せに仕事に取り組めるようになるためのトレーニングする。これが「営業インプロ(R)」です。

しかしながら、わたしは営業の経験は全くありません。
そもそも就職した経験がありません。バイトもそこそこ。社会人の経験をあまりしてきませんでした。(冷や汗)。
ですので、この分野は全くのずぶの素人です。

そしてオブザーバーとして参加させていただいて参加者のみなさんとお会いするたびに、「社会人としてのしっかりしている様」にホントウにまず「ステキだな」と思います。

「わたしが口を出すなんてオコガマシイ!」そう思うときもあります。

それでは、こんな私がどうしてビジネス分野へのプログラム提供をしているか?

それは、インプロが学びや刺激になるとおっしゃってくれる人々がいて、わたしの知識や経験を必要としてくださるからです。(インプロの指導だったらお手伝いできますから。)もしそのオファーが無かったら、きっとわたしの知識や経験を生かすことはできなかったでしょうし、わたしがビジネス分野に関わることも無かったと思います。

こんなきっかけで、わたしは「営業インプロ(R)」というプログラムを(株)アメニモさんと共同開発し、ビジネス分野に関わっています。

ちょこんと端っこのところで。

October 20, 2006

インプロ・パフォーマンスを観にいこう!即興集団E.D.O『もみくちゃRainbow』

インプロ・ワークス主催の「シアタースポーツTM」にも出演してくれているメンバー(明石光弘くん、野島竜太郎くん、島崎真弓ちゃん)が即興の公演をします。

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即興集団E.D.O the 7th show
『もみくちゃRainbow』

日時:10月28日(土) 19時~
   10月29日(日) 14時~

場所:しもきた空間リバティ

料金:前売・当日共 2000円(全席自由)

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彼ら、とてもいいです。

インプロのスキルもあるけれど、ちっさく収まっていない。

ストーリーも創れるけれど、はみ出すことも知っている。

そんなステキなインプロバイザーたちです。

ぜひご来場くださいませ!


October 19, 2006

生き方の選択は自らで。

(株)アントレプレナーセンター代表取締役の福島正伸さんの講演「夢しか実現しない」に行きました。

きっかけは、わたしが絶大なる信頼をおいている地球探検隊(という旅行代理店)の隊長が、「福島さんの講演はすばらしい!」と一押しだったこと。それから、わたしも恥ずかしながら講演をさせていただく機会があるので、自分の勉強のためにも。

ホントウならコンピューターにかじりついて執筆活動をしなくてはならないのだけれど、行きました。(山本さん、ごめんなさいっ!原稿まだ全然できていない。。。)(^^;)

行って、ホントウに良かった!

すばらしいお話しでした。
一言、一言が真珠のような言葉(実際、たくさんメモを取った!)で、こころを動かされました。

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考え方というのは自分で選択できるということ。
この自分の意志で、自分の考え方は変えられるということは、わたしが日ごろ感じていたことなので多いに納得しました。

それから、
今やっていることが未来を創る。
だから、「今」、ペストのパフォーマンスをすることが大事であること。
ひとつひとつ手を抜かないこと。
(忙しいからといって手を抜くと、それは”作業”になる。これだと人を感動させることはできないのです)。
いつも心を込めて対応すること。(お客さんが口コミで広がる)。

自分の中に原因を見出し、自分自身を変えること。
この辺り、とても心に響いた。そして今までのわたしは努力が足りなかったし、謙虚さが足りなかったなと大反省。これから、生き方を変えようと、ここに宣言します~!

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さて、もうひとつ、特筆すべきすばらしさは、福島さんの存在自体が、すでに人を感動させるエネルギーを発していること。話していることを体現できていることです。

”ポジティブ”を口にする人の中には、ご本人が”ポジティブ”じゃないことも多いのです。でも福島さんは違う。ホンモノ。ものすごくオープンで、ものすごく謙虚で、ものすごくポジティブで。

それはなぜかと考えました?

それはね。

福島さんの考え方、話し方はまさに、『イエス・アンド(R)』だからです。

あ、否、『イエス・アンド(R)』だったからすごいのではなく、すごい方のあり方を分析してみると、まさに『イエス・アンド(R)』の考え方だったということ。正直言って、あまりに完璧なイエス・アンドだったので驚きました!

やっぱり、「イエス・アンド(R)」は魔法の言葉かもしれない。。。

***

それから、メンター(支援者)という存在も、改めて自覚させられました。

わたしもメンターになりたいし、メンターの存在を必要としているなぁ~。。。

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いずれにせよ、人間は、行動することで人や価値観に出会い、失敗することで、ようやくいろいろな事を学ぶことができるのです。

今日はその大事さ、ありがたさをつくづく感じた日でありました。

出会いに感謝です!

マサさんの『絶妙な「聞き方」の技術』(朝日香出版社)

コーチであり、トレスペクト経営教育研究所代表でもあられる、マサさんこと宇都出雅巳さんが本を出版された。

『絶妙な「聞き方」の技術』(朝日香出版社)である。

出版前のテスト版のときに読ませていただいて、その着眼点、分析のしかた、本質の導き出し方がとてもすばらしかった。「まささん、ぜひ出版して~!」とお願いしていた。そして嬉しいことに本著は、わたしの予想を遥かに上回るすばらしい内容で、さらに読みやすく、心に伝わりやすい表現で創られている。

こういったらまた怒られてしまうかもしれないけれど(苦笑)、できる人は”聴く”とはどういうことかを知っている。
できる人は本当の意味で、人を"聴く”ことができる。でも、できない人は(この辺が怒られどころ)、ホントウの"聴き方”を知らない。また”聴けていない”ことにも、本人が気がついていない場合もある。

この本は、どんな人にでも門戸を開き、”聴き方”の秘伝を教えてくれる。

最近は、ペラペラめくってそれで読み終えてしまう本が多いけれど、それとはまったく質が違う。

小さい本だけれど、一ページ、一ページの内容が濃い。
心にひっかかる言葉や考え方が数々あるので、立ち止まって考えながら読むことのできる味わい深さがある。

ぜひお手にとって、(注:立ち読みして、それで読み終わる本ではないので、ぜひ購入を!)噛み砕いて自分のものにしてください。

おススメ!

October 18, 2006

インプロの海岸線。

世界のインプロ状況をリサーチしている。

今回は、インプロを用いた企業研修を・セミナーサンフランシスコで何十年と行っているスー・ウォルデンさんと、ベイエリア・シアタースポーツのレベッカさんに話を伺った。

当たり前だけど、国の状況が違えば、そこでのインプロの認知のされ方は違う。

日本でもインプロは独特の認知のされ方をしている。

この違いは誰かが意図的に作り出したのではない。そういう環境だから、そういう認知のされ方をしたのだ。
歴史とは、そのように繋がっているストーリーである。

海岸線では、たくさんの要素が自然に影響しあって、そこだけにしかできないウェーブが起こる。
海水はいつも、自分からは海岸線に逆らわない。しかし何かの要素が加わると、津波になる。
そして、いつかそ、の波の行き来が海岸線の形を変えていく。

インプロの波も、ジョジョに強くなってる。
日本海側でも、太平洋側でも、駿河湾でも、対馬灘でも。

それはきっと、海岸線の形を変えて行くことだろう。
そして、自然の力でしか創ることのできない(決してひとりでは成し遂げることのできない)、すがたを形成していくのだろう。

私は今、海外のインプロがどのような海岸線を形成しているかを調査し、測量している。
これが果てには、日本のインプロにいい影響を与える資料やヒントになると信じている。

世の中には、ろくに調べないでなにかを発言する人たちもいるけれど、わたしはデータとして、数字として、きちんと実証したいタイプである。でないと気がすまないねちっこいたちだし、でないと読み手受け手に失礼だと思うからだ。

インプロの影響で、日本がどんなすがたになるのか。楽しみだ!

October 17, 2006

Life can only be understood backwards (Soren Kierkegaard).

Life can only be understood backwards. (Soren Kierkegaard).
人生は後ろ向きにしか理解できないけれど、前向きにしか生きられない。

これは哲学者のキルケゴールの言葉。

なぜ前向きにしか生きられないか?

それは、後ろを向いていたら危険だから(苦笑)。

つまり、後ろにあるものを見るためには、自然と後ろを向くことになる。(未来にお尻を向けることになる)。
単純に考えて、後ろ向きに歩いたら危険だ。前が見えないから。
車や人や電信柱にぶつかってしまうかもしれない。
(太ももの裏筋肉は鍛えられるかもしれないけど(苦笑))。

だからぶつからないように、前を向くことが大事なんだ。。。

こんな風に、世界は、意外と分かりやすい仕組みでできているのかもしれません。

とても、いいです。


営業インプロ(R)の強力な講師陣!

営業インプロ(R)の研修講師の研修でした。

いやぁ~、営業インプロ(R)の講師陣、すごくいいです。レベル高いです。
インプロへの理解度、営業についての知識、研修をリードする力、人間的オープンさ、知的レベル、ユーモアとフレキシブル。しかも深いところで繋がったチームワークができている。
研修講師って単独になりがちだけど、ここではちゃんとマインドまで(インプロについてのマインドを含めて)共有できています。

わたしは今まで、ほとんど単独でインプロ研修などを開発してきました。
このように、チームとして複数の人たちと一緒に、この分野の開発をした経験がほとんどありません。

正直言って、「こういうことは集団で話し合っても、ろくなアイデアは出ないし、アイデア散漫になるだけで役にたたない。」と思っていたからです。集団から出てくるものをあまり信じられないたち(疑い深いたちなので、、、)

ですので、ここでの集団創作は、わたしの人間や集団に対する概念をいい意味でぶち壊してくれています。

営業インプロ(R)は、この強烈なチーム・ワークとクリアなモチベーションをもった講師陣によって、確実に広がって行くでしょう。

ビジネス分野でインプロを用いた研修講師になることに興味のある方は、ぜひ(株)アメニモの営業インプロ(R)をチェックしてみてください。そしてできたら参加してみてください。(ただいまトライアル期間!)

http://www.amenimo.co.jp/eigyo_impro/index.html

October 16, 2006

乳よ、どこへ行く?

ダイエットその後。

停滞期がジョジョに終わろうとしているみたい。

「ユリさん、痩せた?」とよく言われるようになった。

実は、この数週間、体重の変化はあまり無い。
けれど、痩せて見えるようになってきたということは、きっと自分の身体が体重減少をアクセプトし始めたからではないだろうか。

ダイエットを始めてから、食事や体調に気をつけるようになって、すごぶる快適になった。

身体が軽い。今まではいていたジーンズはゆるゆる~(^0^)~~。

文字通り「身軽」になることの軽快さよ~~~。。。

このまま、どこかへ飛んでいきたいわぁ~~~!!!

心配なのは、わたしの乳が、つられて身軽になってきたことだ。

巨乳を誇っていたのにさ、昔は。

つられちゃだめだ、乳よ!

あなたはどっしりとしていて欲しい。

お願いだ、乳よ!

あなたは羽じゃない。。。

乳よ、行かないで~~!!!

とろとろ。。。。

友人に、「いつもブログ読んでるよ。ユミ(わたしの本名)、文章上手くなったねぇ~」と誉められた。

そして、

「エンターテイメントになってきた。でも長い文章のときはダメ。自分の感情が吐露されすぎているから。」

その通りである。(苦笑)。

彼女は世界中を旅して、『世界の車窓から』というテレビ番組を創っていた。

だから、「簡潔に、しかも大事なニュアンス&メッセージはきちんと視聴者に伝える」ことにとても長けている。

「自分が感じていること」と「人に伝えること」とは、似ているけれど違うのだということだろう。

推敲しないで吐露している文章は、読んでいただくとお分かりの通り、トホホと明確である。

(苦笑)


October 15, 2006

ヤンさんから学んだこと。

<つけ加え>

やはり、先日のヤンさんのワークショップが大きいです。
そこで学んだことが、とてもいい影響を及ぼしていると感じます。

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1)リスクを負うこと。

2)わたしたちはもっとできる!のだから、もっと自分にプレッシャー(リスク)をかけること。

3)真実の感情を使うこと。

4)俳優としての表現を、妥協しないで、徹底的に行うこと。

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そしてこれは、「俳優とかインプロバイザーになりたいんじゃないけど、インプロのワークショップを受けている」という人たちにも大事なことであり、わたしはこれからは、こういう要素もみなさんに伝え、そして要求していきたいと思います。

さらに演劇的にリッチになっている、わたしたちの「しあすぽ」。。。

続いて、「シアタースポーツTM」

手前味噌かもしれないけれど、ちゃんと演劇的インプロができるようになっています、わたしたち。

「インプロを長くやっている人たち」+「小劇場の役者さんたち」=「ストーリーづくり」+「遊びごころのエネルギー」=すんげ~チームワークのいい、高質なシーン

という結果となりました。

小劇場の役者さんたちは、インプロをやるとき必要ないテンパリがあります。(これはインプロを間違って習ってしまった日本のインプロをやっている人たちにも共通しているテンパリです)。

わたしの周りのインプロバイザーたちは、そのテンパリが、いかに即興性を無くすかを知っていますし、そのテンパリが自分の頭で考えているからであり、もっと相手をみて今の瞬間にいて、フォロー・ザ・フォロアーをすればインプロはとても簡単だということを知っています。だからそのセンスを、小劇場の役者さんたちに伝えることができました。

また、インプロバイザーたちは年を取れば取るほどリスクを負えなくなります。でもわたしたちはもっともっとリスクを負うべき。小劇場の役者さんたちは常に自分の刺激になることを考え、高いリスクを負おうとしてくれるので、それがインプロバイザーたちへの大きな刺激になりました。

このような相乗効果によって、今回の「しあすぽ」はと~っても上質な公演になったと思います。

出演者のみなさま、ごくろうさまでした!

そしてご来場くださったみなさま、ありがとうございました!

こんなにいい質の「しあすぽ」ができるのならば、もっと制作サイドががんばってお客さんを呼べるようにしなくちゃだなと、嬉しいプレッシャーを感じています。

また、違うグループでインプロをやっているみなさんにも、もっと見てもらいたいです。
そしたら絶対いい刺激になりますから。今回、別のグループからはっちが出演してくれました。これも嬉しかった。
「しあすぽ」は人と人が交流できるフォーマットでもありますので、ぜひこのような交流もしていきたいと思います。。

サンボマスターじゃないけれど、「そんな奴らに傷つけられるんじゃね~よ、あなた達」。

昨日は「即興を遊ぼう会」と「シアタースポーツ」でした。

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まず「即興を遊ぼう会」の報告。

今回はわたしがリードさせていただき、ロングフォームを行いました。
そして、またまたインプロの真髄について、「新発見!」がありました。

まずワークショップが始まる前、わたしは、「どんな”フォーム”をやろうかな?」という考えていました。
ドミノ、スポークン、ハロルド、アルマンド・ディアス、パラレルなど、ロングフォームにはたくさんのフォーマットがあります。

でもこれって、「既成の”型”に、参加者を”当てはめる”」ことですよね。
いくつかの、あらかじめ決められたコースがあって、それに従っていく。
それってインプロ的ではないですよね???

そう。
これって、インプロ的ではありません。

インプロに、最終的にルールはないと思います。
あるべきではない。
あったらおかしい。
ルールが、即興をしていく中でその場でできていくことはある。
けれど、あらかじめの既成は理屈としておかしいですよね?

ただ、そこに至るまでには、いろいろな過程を経ることになります。
つまり自転車に乗れるようになるまでに、補助輪や援助が必要なように、インプロでもそのようなルールが必要になる期間があるのです。そしてこれはあくまでも「一定の期間」であって、それはいつかは必要なくなっていくのです。

インプロは、まず人ありき。

参加者がいて、そこから、その人たちからできてくるものが大事なのです。
それは最終的に”型”に見えるかもしれないし見えないかもしれない。
でも”ルール”や”型”はそういう意味合いの存在であるわけで、最初から”型”ありきでは、即興ではない。
だって、”今の瞬間に創作することが即興なんですから。

さて、わたしはこのようにして、インプロ的じゃない考え方でワークショップに望もうとしていました。
しかし、ラッキーなことに(普通の人なら、アンラッキーと思うかもしれないけど)、参加者の方々は「ロングフォーム初めて!」という人たちがとても多く、またインプロ経験もそんなにあるわけではありませんでした。

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余談ですが、日本のインプロのクラスって、初級がショートフォーム、中級がショートのいろいろなゲーム、そして上級になってようやくロングフォームができるようになる。っていう考え方が多いように思えます。

おそらくシカゴのインプロ・オリンピックあたりのやり方を真似しているのだと思います。

しかし、必ずしも、このクラス進行がいいとはわたしは思いません。

理由は二つ。

ひとつは、このクラス編成にしてしまうと、「インプロは、段階を追えば上手くなる」という幻想を抱いてしまうこと。
クラスごとの試験があるなら別です。ちゃんと指導できる人がちゃんと「あなたは向いていないから辞めたほうがいい」と言ってくれるなら話は別です。しかし、それ以外で、たくさんのクラス段階あって、それを上らないと先のことについて勉強できないというものは、だいたいが「そのカンパニーが生徒を増やすために(金儲けをするために)クラスを増やしている」と言っても過言ではありません。階段が多ければ多いほど、みんなそこを上ろうとしてクラスを取り続けるわけですから、カンパニーとしてはそれが多きな収入源になるわけです。これはワークショップおたくを増やす=自分の生活が中心にあるのではなく、クラスを受けることが生活の中心になってしまうこと=社会的に生活ができていかなくなってしまう。ことにもなります。

シカゴはインプロのメッカで、インプロバイザーになって成功したい人たちが有象無象に集まっていますし、クラスもその分たくさんあります。しかし、はっきりと「あなたは向いていない」という宣言をされるので、向いていない人たちはいつの間にか消えていきます。(そのくらい厳しいところがあります)。

また逆に向いている人は、クラス段階なんて飛び越えちゃいます。だいたい、お花やお茶じゃあるまいし、芸術活動にどうやって優劣がつけられるでしょうか???だからクラスを真面目に受けていれば、いつかはいいインプロバイザーになれるなんて考えている人は、本当に人生の時間の無駄遣いをしていると思います。勉強することは非常に大事ですが、それはクラスを受けていればいいということではありません。「クラスを受けていれば、いつかはいいクラスに入れる」という考え方自体が間違っていることを知るべきです。だって、「いいクラス」って何ですか?高校大学受験じゃあるまいし。インプロに「いい」「悪い」なんてない。それを「いい」「悪い」をつくっている企画側に対して、「おかしいんじゃないか?」と思わないのもおかしい。そこでクラスを受けているのもおかしい。そこで誰かの(指導者の?)「いい」「悪い」の判断に、自分という大きな可能性をジャッジされてしまうのを許しているのもおかしい。この全くインプロ的じゃない組織の価値観の中に、自分の大事な時間とお金を費やして関わり、「インプロをやりたいから、ここにいる」と言ってしまうことの矛盾。

もう一つ、
たとえば、アメリカのシアトルのアンエクスペクテド・プロダクションでは、初級クラスはロングフォームから始まります。自由にノビノビとインプロをやるためです。そしてインプロ・ゲームは、インプロバイザーの矯正に使うけれど、それ以上の扱いはあまりされていない。つまり、「ゲームをたくさん覚えて、ゲームが上手くできるようになる」という間違った考え方を、インプロバイザーがもたないようにするためです。

「ゲームをたくさん覚えて、ゲームが上手くできるようになる」

この考え方をもしあなたがしていたら、あなたはインプロバイザーではなく、ゲーマーです。(苦笑)。

インプロバイザーはゲームが上手くできるようになるのではなく、インプロが上手くできるようになることにフォーカスをあてて活動するべきだと思います。

*****

それから今回のワークショップで、「いやぁ~自由になるのは難しいですね」と発言した人がいた。

この人を攻めているわけじゃなくて、この考え方は危険だなぁ~と思いました。

だって、自由に「難しい」とか「簡単」とかの基準はありますか?

自由は状態です。自由は自由。(ダイヤモンドは傷つかない!)

あなたが自由を求めれば、そこに自由はあります。でもあなたが自由をもとめなければ、自由はありません。

「自由」とは、非常に主観的な存在です。

だからもし、あなたが、「自由になるのは難しい」と言ってしまったら、その瞬間から、自由は「難しい」か「難しくないか」という質のものとなります。それまでは、自由は自由だったのです。自分が「自由である」ことに限界をつけてしまったところから、それは「自由」ではなくなるかもしれないことになったのです。

分かりますか?(説明が難しいなぁ~(^^;))

自由は自由です。

そこに、「難しい」というジャッジをした瞬間から、自由には「難しい」と「そうでない」という分け方をしてしてしまっただけです。あなたがもしそういう「決め付け」をしなかったら、「自由」はいつまでも「自由」という存在だったのに。。。。

たとえば、あなた自身は丸ごとの存在であり、「あなた」は「あなた」です。

それを、自分は「いい」「悪い」という言葉でジャッジしてしまった瞬間から、あなたは「いい」と「悪い」という「型」に自分をはめ込んでしまうことになります。

でもさぁ~、自分のこと(それだけじゃなく、世界のさまざまなこと)を、「いい」とか「悪い」だけで決めることってできますか?

それと同じように、「自由」という言葉を、たった二つの概念=難しい、簡単 で分割していいものかと思います。
それって、無限の可能性を自分から摘んでいくことになるんじゃないだろうか???


**************

ものすごい長い余談から戻ります(苦笑)。。。

経験のあまりない人たちへのロングフォームは、今までの型を当てはめることは無理です。

このラッキーな状況から、わたしは覚悟しました。

「よし、この人たちと新しいロングフォームを創ろう」と。

そしてまず5人で、「イス取りゲーム」からモノローグへ、そしてシーンへ、ムーブメントへ、というスタイルを提案しました。わたしは6人目のプレーヤーとして音楽で加わります。どこへ行くか、まったく分からない中から、みんなの中から立ち上がることから創作は始まりました。

みんなから突発的に出てくるものを拾って、次々にシーンやムーブメントが展開します。
わたしも刺激されて、音楽を入れたり、急にストップしたりしました。

いやぁ~、最高に刺激的なロングフォームができました!

みんなも「すごく楽しかった!」と言っていました。

ここで得たことは、ロングフォームのフォーマットにこだわらないで、私達はもっと創作していくことができる。ということでした。わたしはもっとワークショップを、参加者との創作活動だと思って、そこでしかできないアートを創りだすことができると確信しました。

次のグループは6人で女性ばかり。
ここでも、みんなから出てきたことを使ってストーリーを展開していきました。
わたしが思ったこと、アイデア、可能性について、止めながら説明して、みんなが見逃しているところ、もっとできる可能性を示唆しました。

これはみんなに知恵を付けてもらうためです。
いつまでも「絹川に指示してもらう。習う。」のではなくて、「自分で考えて、自分で活動していく」ようになってもらいたいからです。

長くなりました。

こんな過程を経て、わたしのワークショップへの考え方が大きく変わりました。

もっとプランを手放して、「創作活動」をしていきたいと思っています。

そして、みなさんに提言したい。

ものごとを「いい」「悪い」や、「難しい」「簡単だ」、「できる」「できない」であなたを判断し、あなたの可能性を決めつけてしまうインプロの先生がいたら、それは「ニセモノ」かもしれません。

だってそれ自体、インプロの概念ではありませんもの。
(これも「決め付けて」いることかもしれませんが)。

気をつけてくださいね。自分を大切にしてくださいね。

サンボマスターじゃないけれど、「そんな奴らに傷つけられるんじゃね~よ、あなた達」。


October 14, 2006

ヤンさんのワークショップ

先日行われた「スペシャル企画:海外のインプロバイザーに学ぶvol2:ヤンさんのインプロ・ワークショップの模様をちょっとだけご紹介しま~す。

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ワークショップで使ったパペットたち(+プレーヤーたち=黒幕のうしろ)。


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指導中のヤンさん

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2006110

フォーカスを見つけるエクササイズにて

ホントウのプロフェッショナルとは、ネガティブもポジティブと同じように大事であることを知っている。

ベルギーのヤンさんが来日している間(すでに帰国されたけれど)、わたしは彼と、世界のインプロ状況について、インプロそのものについて、問題点、将来への展望について、たくさん語り合うことができた。

ベルギーでは、インプロバイザーとして「?」(ハテナ)な人が大々的にインプロを使った「ビジネス」を行っているらしい。(ハテナな人とは、ゲームのルールは説明できるけれど、インプロを体現できていない人のことある。)

しかも、ハテナな人たちは自分に才能や信用がない。でもビジネスはやりたい。そこで自分達のビジネスがいかにも繁盛しているかのように見せかけるために、ヤンの名前や経歴を利用するのだそうだ。ヤンはあまりにひどいやり方をする人たちに対しては、弁護士を立てたという。

しかしこれはベルギーだけに限ったことではない。
サンフランシスコのレベッカも、LAのダン・オコナーも同じようなことを言っていた。

悲しいことに日本でもそうである。あるインプロ・ワークショップを斡旋している会社では、わたしのワークショップの経歴をまるまる自分たちの経歴としてHPに掲載していた。単純にびっくりした。そしてそれはあんまりなので、掲載をやめるようにお願いした。次の日、経歴は消された。しかし相手からの謝りの言葉はひとつもない。今、大々的に宣伝している会社である。

そして彼らは言う。「イエス・アンドしましょう!」って。
でも、これって「イエス・アンド」していいことでしょうか???(苦笑)

(わたしも、もしこのようなことが続くのであれば、残念だけれど、弁護士にお願いする事態が将来くるかもしれないなと思っている。もちろん、そんなことしたくはない。。。。)。

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さて、そのような姑息な(?)ことをする人たちに共通するのは、「イエス・アンドTM」や「インプロ」を楯にしているけれど、結局、ホントウには人を受け入れないことだ。自分は受け入れてもらいたい。でもホントウの意味で、人間の尊厳を、人間の個性を、人間の違いを受け入れちゃあいないことだ。

どうしてそういう活動パターンになるか?
それは彼らの活動の目的が、「自分が認められること」だったりすることからくることが多い。

人の経歴を搾取するような姑息なことをする人たちのほとんどは、まず海外のインプロ界では受け入れられていない。

そして、この「世の中から認められていない」ことが、ますます彼らのエネルギーになる。「認められたい」。この原始的人間の乾いた欲望が、ハテナの人たちの活力である。そしてどんどん、自分が認められるための活動を、「相手を認めましょう」という論理を使って展開させる。

わたしは、その「認められていない」ことを、まずイエスアンドして認めたらどうかと思う。

そうすれば、そんなに偽善的に、無理をして、全然自分らしくない人生を生きる必要はないのではないかと思う。

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偽善的に生きる人には、偽善的に生きる人たちが集まるだろう。
それは気持ち悪いだろう、、。

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ホントウにイエスアンドすることは、すべてのものに目を向けることであり、見たくないもの、認めたくないものがあっても、そこに光を当てることだろうと思う。

それは簡単じゃない。

痛いこと、辛いことだ。

だから簡単じゃないことを認めよう。そこに痛みがあることを認めよう。ポジティブだけが感情じゃない。ネガティブな感情も認めてあげよう。

わたしはそう思う。

余談だけど、「三日でできるようになる」とか、「すぐに成功する!」とか、「短期間で楽勝!」とか、そういう宣伝ってほとんど偽りですよね。それと同じように、インプロでもそういう誇張はよくないと思う。ほんとうにインプロと人間を愛していたら、そんなに簡単に言い切れるもんじゃないでしょ、ベイビー~!

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さらにヤンと話したこと。

アメリカではランディ・ディクソン、ベルギーではヤン、カナダではジェイコブ、ドイツではクリストフ、イタリアではアントニオ、ノルウェーではペアー、ニュージーランドではローリー、オーストラリアではパティ。(そして日本ではユリ。とヤンは言っていた=手前味噌!)

これが現在、世界的なレベルで、キースの次世代を担うインプロのパイオニアである。よきことに、わたしたちはとても健全で辛らつで正直でフェアーで「認めて欲しい」という次元から遠く離れている。非常に客観的な視点と行動力を持っている。

わたしはこのインターナショナルなコミュニティがこれからどうなっていくのか、国際的にインプロがどうなっていくのかとても興味がある。

そしてその経験は、なによりも日本のインプロに興味のある人たちに、いい影響を及ぼすことであると信じている。

日本にいるいいインプロバイザーや、国際的に活動したい人たちへ門戸を開いてあげたいと思う。

そしてハテナな人はこれからも増えるだろうけれど、それと、いや、その倍のスピードで、健全で辛らつで正直でフェアーで、リスクを笑って楽しんで負うことのできるチャレンジ精神にあふれた清い魂をもった人たちも増えると信じている。

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実は今日、演出家の野田秀樹さんの『赤鬼の挑戦』(青土社)を読んだ。

そこには、国際的プロフェッショナル演劇人として活動している野田さんの、経験を通したホンモノの言葉がある。

本著では、日本の演劇人を辛らつに批評している。それがわたしが感じていることと共鳴して、今、このブログをわたしに書かせていると言っても過言ではない。

わたしは野田さんの足元にも及ばないけれど、でも同じような精神レベル、技術レベルの仕事をしていきたいと思う。

明日はシアスポ!

明日のシアタースポーツTMへの稽古でした。

今回はいつものメンバーに加えて、佐久間大器くん、吉井俊輔くん、住友くん(東京オレンジ)、南出昭子さん(はっち)が出演してくれることになりました!

それぞれ違う波長のメンバーで、それぞれが影響されあって、非常に面白いコンビネーションをかもし出していました。

明日が楽しみです。

PS.キヌガワは司会で登場しま~す。

October 10, 2006

ヤンさんのワークショップ・イン・トーキョー!

ヤンさんのワークショップ・イン・東京が大盛況のうちに終了しました!

大幅に定員を超えた申込み、ありがとうございました!

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京都のワークショップのときも書きましたが、ヤンさんの教え方はヨーロッパ的。
出来ていないところをちゃんと指摘してくれるし、真実の表現をしたときは正統に認めてくれる。
そして、スパルタ的なところもある。
「みんな、もっともっとできるよっ!」って、できることに限界をつくりがちな私達の尻をたたいてくれる。

(あるエクササイズでは、5分間で15シーン創ったりしました。5分間で15シーンですよ!やればできる!)

わたしのインプロの教え方が「母親的」だとしたら、ヤンさんの教え方は「父親的」だといえるかもしれません。

そして今回、とても印象的だったのは、だった2日間でしたが、参加者のみなさんがものすご~く成長したことを見て取れたこと。

ヤンさんが、みんなの中に埋まっている「できるという可能性」を、「ぐぐ~ん」と引っ張り出してくれたように思えます。だって俳優として、インプロバイザーとして、参加者のレベルが「ぐぐ~ん」とアップしたのが、はたから見ていてよく分かりましたもの。

すごい。わたしたちは表現者として、もっともっと成長できる!

そう感じて、嬉しくなりました。

参加者のみなさん、ありがとうございました!
(もしこのブログを読んでいたら、ぜひ書きこみをお願いします!)

このワークショップの模様は、HPにアップしなくちゃねっ!


October 08, 2006

ヤンさんのワークショップ・イン・京都

ヤンさんのワークショップ・イン・京都が終了しました!

すんご~~~く質の高いワークショップでした。
パフォーマーとしてのヤンさんがすばらしいのは知っていたけれど、講師としてのヤンさんもすごい!

ぶっちゃけて言って、たとえばアメリカ人のインプロの先生は、生徒がどんな人であっても誉めます。
「いいねぇ~、良かったねぇ~、面白いねぇ~」って、誉めて、誉めて、誉めまくる。
だから人から誉められた経験がなければ無い人ほど元気になって帰っていく。
いわゆる「癒し」です。
(だからアディクションになって、ワークショップおたくもかなり多い。冷や汗。)

でも、これはおそらくヨーロッパの指導の仕方なのだと思いますけれども、ヤンさんの場合は(もちろん良かったら「良かったよ!」って言いますが、)それだけじゃなくて、「ここはこうしたほうがいい」という指摘が必ず入ります。
これは考えてみれば当然のことで、参加者の成長を考えれば、そういうコメントは必要なのです。
(じゃあ、アメリカのやりかたはいったい、、??冷や汗??)

そういう意味で、ヤンさんの指導は、「今はできないかもしれないけれど、将来的にこういうことができていくとホンモノになっていけるだろう」というところを示唆してくれていました。わたしは通訳として参加して、多いに納得のいくものでした。

3日間があっという間で、参加者は表現者としてかなり鍛えられたのではないでしょうか。

ムーブメント、俳優としての表現の仕方、フォーカス、エネルギー。。。。

また、パペットを使ったワークは、これからの表現の可能性を大きく引き出したくれたものでした。
(めっちゃ面白かった!)

ワークショップに参加してくださったみなさん、ありがとうございました!

ヤンが、「ぼくにとって京都はスペシャルな街になった。またぜひ来たい」と言っていました。

*******

今日から東京ワークショップです!

ありがたいことに参加者は満員電車のように定員オーバー状態。

みなさんの実りになるようなワークショップになるよう、インプロワークススタッフ一同、こころをこめて準備をしています。

いいワークショップになりますように!


October 02, 2006

インプロバイザー失格者、現実逃避ス

「あ~、こりゃあきらかに現実逃避してるわ、わたし。。。」

そんな風に、やらなくてはならないことから逃げて、時間の無駄遣いしてしまうこと、ありませんか?

今日のわたしは、ちょっぴりそうでした。(苦笑)。。。

****************

今日はあるトップ企業さんへの研修で横浜に。
そしてそれが終わったら、ダッシュで家に帰って、「まじで」仕事をしないと、締め切りに間に合わなくなって「しゃれにならない」自体に陥ることが分かっていました。

それは「分かっている」んだけれどぉ~。。
どうも気が乗らないのぉ~。
そんなとき、誰にでもありますよね~?

いつものわたしだったら、ダッシュで帰って、髪振り乱して仕事するんですが、ど~も今日はやる気が起こらなくて、気がついたら、フラフラと横浜の町をぶらついておりました。

ご飯を食べようと思って、ルミネの7階のレストラン街を歩いていると、「占い」コーナーがあって、二つのコーナーに2人の占い師のおばちゃんが座っています。そしてそのうちの一人のおばちゃんと、ば~っちし目があってしまい、気がついたら、フラフラと、おばちゃんの目の前のイスに座ってしまったのでした。。

特別占って欲しいことがあったわけではないので、ぼ~っとしていると、矢継ぎ早に生年月日を聞かれました。

この占いのおばちゃんはどうやら気学で占うみたいでした。

そしてわたしも、気学はそこそこ分かるのです。(家相や方角なら、そこそこ占うことができるんです)。

だから、自分から、自分のことをしゃべってみました。

「そうそう、わたしは一白水星だから今年は東に入ってるんですよ~、でも暗険殺を持っているから、ろくなこと無いですよね~。来年はここ9年間で最高の年になるっていうのに、なんだか冴えないんですよね~。攻めに出るとろくなことにならないから、今年は守り・受身でいったほうがいいんですよね~」

「こんなんじゃ占い師いらないじゃん!」

そう心で思いながら、気を取り直して、おばちゃんにも占ってもらいます。

でも、おばちゃんが占ってくれたことは、ほとんどわたしがすでに知っている答えでした。。。

時間があまっていたので、おばちゃんにいろいろ質問しました。

どのくらい占い師やっているんですか~?
きっかけはなんだったのですか?
結婚しているんですか~?
(だんなさんも占い師。というか霊能師だそう。夫婦でフォーチュンテリング)。
そして、結婚生活について、いろいろ伺いました。
お互いが占い師だと、いろいろ相手について分かってしまうので、面倒なこともあるらしいです。

ふむふむ、面白いもんだなぁ~。

そんなこんなで30分ぐらい、占い師のおばちゃんの苦労話を聞きました。

ホントウなら、ダッシュで家に帰って仕事をしなくてはいけないのにね。(苦笑)。。

***********

これは明らかに現実逃避であって、まったく時間の無駄遣いなのです。

でも、無駄だとは分かっているだけど、ど~しても波に乗れなくて、波打ち際でボケボケしている岡サーファーなのです。

そして今、そのツケが回ってきています。

まじで仕事しなくちゃ、ヤバイ!

と、いいながら、このブログを書いています。。。。(^^;)

*********

いったい、わたしたちは、どのくらい現実から逃避できるものなんでしょう?

何メーター、いや、何キロメーター?

ちょっと行ってみたい気もします。

恐いけど。

というか、ヤバイけど。

。。。。。。そこまでの勇気はないかな、わたしは。

(^^;)


October 01, 2006

インプロ・ワークショップ・イン・鹿児島!

鹿児島でワークショップしました!

初級クラスと中級クラスの2クラスです。

両クラスとも、「Follow the follower」を大事にして、「自分のアイデアをひねり出す」のではなく、「相手から創る」ということを目的にしました。

*********

最近、「インプロをやっています」という人たちを見て、インプロをやっている人たちの陥りがちな落とし穴に気がつきました。

それはインプロをやっている人たちにありがちな状態のことです。
それは、「テンションは高いけれど、そのテンションは楽しくてテンションが上がっているのではなくて、即興をやることへの”恐怖”からテンションが上がってしまっているだけなのだということ。
(すべての人がそうというわけではなく、そういう人がけっこう多いということです)。

「何かやらなくてはならない」「自分からアイデアを出さなくてはならない」「シーンに入らなくてはならない」

すべて、「~ねばならない」という意識にいつの間にかなっている。

これって、楽しめないですよね?

(楽しむことさえ、「楽しまなくてはならない」になっちゃう!)

こういう「~なばならない」という意識を変えて、相手へもっと集中して、「今の瞬間に起こっていること」から創作していくセンスを、もっともっと伝える必要があるように感じています。

インプロは簡単です。

もし、相手のアイデアから創り出せれば。

この理論が理解できる人たちは、きっといいインプロバイザーになれるでしょう。

そして、余談ですが、これは「考える」ことではありません。
もしあなたが「考える」=Thinking しているとしたら、あなたは即興・インプロしてません。
あなたは、頭の中に引きこもって、「考えている」状態ですから、完全に、「今の瞬間」を見逃しています。

***********

そんな思いがありましたので、鹿児島では、それをまさに中心のテーマにすえて、たっぷりとワークを行いました。

最後にはシーンをやり、相手から創りだすためにはどうしたらいいかをサイドコーチを入れて解説しました。

こういうことは、なかなか一回で理解できるものではありません。マニュアルがあるわけではありませんので、ある一定の方程式に入れ込めば、誰でもすぐに計算できるというものではないからです。

(そう考えると、インプロに方程式ができれば、もっと万人に受け入れられるかもしれませんね。
 あ、そういう意味では、インプロ・ゲームは方程式的存在ですね。)

時間がかかる。

でも私達には先人がいるわけではないので、このようなデコボコした舗装されていない道を、自分達で行くしかないのだなと思います。こうやって試行錯誤して。

この工程も、また楽しいものです。

*****

鹿児島のメンバーは真面目な人たちが多くて、ちゃんと話を聞いてくれます。

それは嬉しいのですが、キヌガワは天邪鬼ですから、「もっと不真面目になっていいぞぉ~」と思います。

表現とはクリエイティブな作業であって、「社会的に認められる人になる」というのとは意味合いが違います。
より自分らしく、よりホントウの気持ちを表現していくこと。これが大事。
だから、人間の馬鹿なところ、汚いところ、ピッカピカに純粋なところ、もろいところ、強固なところを出して欲しいし、出していいのです。(ポジティブも大事だけれど、ネガティブな気持ちだって大事にしてあげたいです)。

その辺りを、鹿児島メンバーには伝えたし、それに応えて、「がっつり」感じてくれたように思いました。

鹿児島のメンバーがこれからどこへ行きたいか。行きたいところへのお手伝いをこれからもしていきたいと思っています。

**************

さて、北九州、長崎、鹿児島。

今回の九州ツアーはこれにて終了。

今回は内容の濃いワークショップばかりでした。参加者のモチベーションも高くて、これからムーブメントが起こりそうな予感がしています。

みなさん、またお会いいたしましょ~!


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