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January 31, 2008

岡山ルネスホール「ルネスで遊ぼう!」

ただいま岡山です。

「晴れの国、岡山。」

ですが、今回はめずらしく「雪の国、岡山。」

いずれにしても美しい街です。

今回は、今年3月に岡山ルネスホール(旧日銀)で行われる「ルネスで遊ぼう!」の打ち合わせ+「インプロ・ワークショップ」のため。

「ルネスで遊ぼう!」という企画は、岡山ルネス・ホールという石造りの歴史的建物を文字通り「ルネッサンス」しようというもの。去年、今年とインプロのパフォーマンスを上演させていただいています。

去年は「レストラン・シアター」というコンセプトで、出演者(川戸貴文・明石光弘・野島竜太郎・歌島昌智・絹川友梨)がレストランで働く人々として登場しました。

今年は「ルネスに住む虫たち」がコンセプトで、出演者(今井敦・佐藤拓之・歌島昌智・絹川友梨)がそこに迷い込む探検隊ということでショーを構成したいなぁ~と思っています。

当日の昼間に行われる市民参加のワークショップでは、「ルネスに住む虫たちを創造しよう」ということで、実際に「ルネス・ホールに住む虫」を市民のみなさんで創るのだそう。
わたしたちはその虫たちとインプロすることになりそうです。

このモダン・クラシックなホールに、たくさんの昆虫達が舞い・這い・動く姿を想像して、今からワックワックしています。

今夜は、「インプロ・ワークショップ」です。
たくさんの皆さんにお会いできるのを、今から、これもワックワックしています!

(「わぁ~、これからでも参加したい!」という方は、コーチング+プラスの担当:小野までご連絡ください。090-3376-9090)


January 30, 2008

高松にて「子育てに役立つインプロ・ワークショップ」。

高松にて「子育てに役立つインプロ・ワークショップ」。

21人の満員御礼でした。
「子どもが熱を出して、、。」と残念なキャンセルが数人ありました。これは仕方がありませぬ。お母さんは自分の都合だけで動くわけにはいかないので、大変です。

ご参加くださったみなさま+呼んでくれたクロッシングのみなさん=ありがとうございました!

去年に引き続き参加してくださった方、お友だちに紹介されてこられた方、子育てに煮詰まりを感じておらえる方、子どもと関わるお仕事の方、目的はそれぞれでしたが、それぞれが何かに気づき、お互いにシェアーすることで仲間としての「一体感」をも感じられたワークだったように思います。

内容的には、子育てを通して発生する具体的な問題(コントロールしたくなってしまう。どうしてもネガティブな考え方になってしまう。物事を深刻に考えすぎてしまう。忙しくて、子どもとちゃんと向き合えていないかもしれないなど)を取り上げて、それぞれについてのエクササイズを行い、シェアーリングしました。

わたし自身には子どもはいないのですが、保育学や教育学を学び、いろいろなお母さんたちとお付き合いをさせていただき、また子どもに関わる仕事をしている皆さんから学んだことから、プログラムを組み立てています。これが去年はとても好評で、今年も呼んでいただけたというわけ。

皆さんの感想から、「いかにこのワークショップが皆さんにとって良いものだったか」を客観的に知ることができ、ほっとしています。

また、このようにお母さんたちに元気になってもらえるワークショップなのだから、もっといろいろな地域でも開催できたらいいなぁ~と思いました。

どなたか、わたしを呼んでくださぁ~い!


January 29, 2008

「ワークショップは終わってからも大事」ということ。

明日の「子育てのためのインプロ・ワークショップ」のため高松入り。

今までワークショップ・ツアーというと、連日ワークショップで休み無しというスケジュールが多く、へとへとになりながら毎日を切り抜けるという感じでした。

しかしさすがにこの年(冷や汗?)になるとそれはきついので、今回はゆとりのあるスケジュールを組ませていただきました。

そこで見えてきたもの。

それは「ワークショップは終わってからが大事」ということ。
ワークショップに参加したくださった方々のアンケートを読ませていただき、アドバイスを聞く。
今後の改善点を明確にする。名刺整理をする。記録をきちんと整理する。お礼メールをする。

今まではこういうことをする時間がまったく持てなかったなぁ~。

せっかく参加してくださった方々とのご縁も、そのために疎遠になっている場合もあるかもしれない。なんて失礼なことなんだろう。なんてもったいないことだろう。なんて残念なことだろう。。。

今頃になって、この大事なことに気がつきました。何年も続けていたのに、こういうことについてまったく気がつかなかったなんて、、、。反省しきりです。

そして、今後は「ワークショップの後」も大事にして、それぞれの方々とのご縁を大事にしていきたいと思っています。

もちろん「ワークショップ前」の準備も大事。これにはじっくり時間をかけます。
もちろん「ワークショップ中」はあらゆることに気をめぐらして、参加者のみなさんのために尽くします。

最近思うのは、わたしがこのように全国でワークショップをすることができるのは、ワークショップに参加してくださった方々の笑顔に支えられているからだということ。

ホントウに、それがあるからこそ続けたいと思うのです。

明日もそんな笑顔に出会えるように、今日は準備に時間をかけます。

本番も大事だけど、その前後も大事なんだなぁ~。新しい「大事さ」に出会えて嬉しいです。

世界は6人でつながっている

「世界は狭い」

雑誌『Big Tomorrow』(3月号)の「ゲーム理論が教える格差社会の勝ち抜き方―コネもツテもない凡人が大統領と連絡を取る方法」というコラムを読みました。

筆者の京都大学の逢沢明先生によると、まったく会ったことのない人と連絡を取りたい場合の方法として、自分の知り合いに聞いて、その知り合いが知り合いに聞いて、、、。という風にたどっていくと、だいたい6人ぐらいで相手にたどりつくことができるのだそう。

「極論すれば、世界は6人でつながっている。」と逢沢先生。

これって意外ですよね~。
会いたい人、しかも全く会ったことの無い人と7人目で会うことができるんですって!
ドイツでは、無名の料理店の店主が、俳優マーロン・ブランドに会うことができたのが6人だったそうです。

「だったらやってみようかな?」という気持ちになりますね~。

さて。

皆さんは誰に会いたいですか?

わたしには「ぜひお会いして、一緒にインプロ・ゲームをやりたい!」と思っていた方がおられました。心理学者・元文化庁長官・国際日本文化研究センター名誉教授の河合隼雄さん。
河合さんの著書はほとんど読んでいて、読むたびにそのお考えが「インプロ的」だなぁ~と勝手にシンパシーを感じ、「いつかお会いしたい」と思っていました。

「いつかぜひ!」と思っていたものの、残念ながら去年の7月にお亡くなりになりました。

7人目で会えるのならば、会いたい人にはぜひ会っておくことですね。
きっと、会いたい人と同じ世に生まれたこと自体が幸運なのですから、このラッキーチャンスを見逃す手はないですね。

「世界は6人でつながっている。」

これは口コミのすごさをも物語っています。
もし良い行いをしたら、6人のリレーで世界に伝わるし、悪い行ないをしたら、6人で世界に伝わります。(いいショーをやれば評判になるし、そうじゃないとお客さんは来ない。。それと似てるかも)。そう考えると、「ホントウにいいこと」をやることが大事ですね。

じゃあ「ホントウにいいこと」って何でしょ?

これは一概には言えないことだと思います。
世界は多面体であり、人間は多様性があるから。
答えは「ひとつ」ではないから。

たとえば世界の貧困を救うのにお金を援助すればいいのか?これは違います。当人たちの働く意欲が減退するから。(それにもともと世界中のお金をかき集めても、現代の貧困を救うにはお金が足りないのだそうです)。

たとえば資源問題について、エコバックやマイはしを持ちあるくことが解決法なのか。解決の一旦をになっているかもしれないけれど、その弊害もあるはず。割り箸が問題なら、街角で配っている大量の無料ティッシュペーパーは問題じゃないのか?トイレットペーパーはどうなんだろう?トイレの水はどうなんだろう?マイハシを持っている人たちは、トイレではどうしているんだろう???

(もちろん、だからといって、そういう行動を非難するつもりはありません。「やらないよりまし」ということもありますので。でも。ただただ、疑問がわいてきてしまうのです。。。)

きっと「ホントウにいいこと」のマニュアルはないのではないかしら。
わたしたちは、マスコミなどの情報に惑わされないで、自分の頭で考えて行動を選んでいかなくてはならないのではないでしょうか。

そして、それはラッキーなことです。
自分の考えで行動することが許されなかった時代もあるのです。それと比べると、自分で考えたことによって行動することができる時代になってきたのですから、それを実行しない手はありませんね~。


自分で考え、自分で行動できる時代に生きているわたしたちは、「ラッキー!」とばかりに7人目の「会いたい人」に会いにいくことができます。

皆さんが会いたい人は誰ですか?

January 28, 2008

昨日は大阪にて「コミュニケーション・ワークショップ」

昨日は大阪にて「コミュニケーション・ワークショップ」でした。
ご参加くださったみなさま、ありがとうございました!
と~っても盛大で、と~っても楽しく、発見のある1日でした。

一番の発見は、“人間の魅力とは「作られる」ものじゃない。もうすでに、その人がもっている。それを発揮できていないだけ”ということ。

すべての人間は、「すでに魅力を持っている。」
でもそれに気がつかなかったり、自信が持てなかったり、失望していたり、傷ついていたりして、その魅力を発揮できないだけ。

その「縛り」から解放されたとき、その魅力は(誰にもまねできない素敵なもの)開花する。
そしてその開花には意義がある。その人自身が自分らしくいられるし、自信が持てるようになる。それだけじゃなくて、人間の魅力の開花は、すべての人を幸せにする。
自分らしく生きている人を見ると、こちらも嬉しくなるもの。

*****


これから書くことは、今回、大阪でワークショップをやって出会った素敵なみなさんからインスパイアーされて感じたことです。

日本は、ドラマ教育が教育に取り入れられていませんし、地域に演劇活動の文化が浸透していません。国際交流基金の菅野さんに伺ったところ、イギリスではこれらドラマ活動が市民に浸透しているので、人々の生活が文化的にとても豊かであるということです。また市民が芸術活動を行うことで、活性化した街も世界にはたくさんあります。

日本では、まだまだこのような活動は活発に行われているとはいえません。
しかし「芸術は庶民にとって大事なものだ」「ドラマ教育は子どもたちの成長に必須ではないか」「日本人は表現力をつけたほうがいいのではないか。そのために演劇がヒントになるのではないか」など、個々では「声」が高まっているのは確かです。

「インプロ」=「即興演劇」はどんな人でも気軽にできるという大きな利点があるだけではなく、「参加している人々の声を表現することができる」ということが最大の魅力だと思います。

台本があるということは、その台本を書いた誰か(たとえばシェークスピアとか松尾スズキとか)の「想い」を出演者が「代弁」するために、そのお芝居を「立体化」するわけです。もちろん、その芝居づくりのプロセスを通して、演出家や役者の「想い」もそれに組み入れることはできますが、いずれにしても、出演する俳優の「ホントウの声」をダイレクトに盛り込むことは難しいでしょう。

「インプロ」のいいところは、「自分がホントウに感じていること、自分がホントウに思っていること」を表現できるということです。

そして、人間に生まれた以上、「表現をする」ということは「特権」だと思います。
すべての人には、「表現する」権利がある。

「インプロ」がそのような考え方のもと、人々の表現ツールとして使われ、人々を活かすきっかけになるといいなぁ~と思っていますし、「インプロにはその力がある」と思っています。

最近、一般の人が「表現する場」を創造したいと考え、わたしのワークショップでは、なんどもその試みを行っています。大阪でも、もっともっといろいろな人たちと出会って、もっとたくさんの人の「表現する場」を築いていきたいと思っています。

大阪のみなさん、ワークショップ企画したら、ぜひ来てくださぁ~い!

January 27, 2008

大阪にて「インプロ・ワークショップ」

大阪にて「インプロ・ワークショップ」

昨日は「コーチのためのインプロ・ワークショップ」を開催しました。
参加者は16人。コーチの方、表現に関わるお仕事をされている方がた。
盛大に盛り上がり、嬉しい時間でした。

テーマは「ダンス・イン・ザ・モーメント」。
これはCTIというコーチ育成機関が用いているキーワードで、簡単に説明すると「今、この瞬間と共にいる」状態のこと。そしてコーチには、この感覚でいられることが必須であります。

インプロは、コーチの必須スキルを「体得」するために、非常に効果的なツールだといえます。
コーチ育成機関のプログラムの中に取り入れてもいいんじゃないかと思うくらい、マッチしています。わたしはここ3年ぐらいコーチのみなさんのための特別ワークプログラムを開発してきたので、できたらそれをまとめて発表できたらなと思っています。

さて大阪でのワークショップ。
一般の方々の都合を考えると、大阪でのワークショップはどうしても土日になることが多く、
そうなると、もともとわたしを大阪に呼んでくれた、エール関西のメンバーもフリーフライツのメンバーもなかなか参加することができません。

彼らはエンターテイメント系のお仕事の人たちなので、土日が一番忙しいのです。
わたしが初めて大阪に呼ばれたときは、みんなとワークショップをやっていたんですが。。。
それが今回、残念なこと!
いつか、またみんなで一緒にワークができるといいなぁ~。

さて今日は一般対象の「コミュニケーション・ワークショップ」です。
テーマは「動いて学ぶ~変化に対応するココロとカラダ~」。
インプロのエクササイズが効果的なテーマであります。
ドタ参加も可能ですので、ぜひどうぞ!

January 25, 2008

インターナショナル・インプロ・プロジェクト「Orcas Project」

おそらく世界でただひとつのインターナショナル・インプロ・グループ。
それがシアトルのランディ・ディクソンが主宰するインターナショナル・インプロ・プロジェクト「Orcas Project」です。

これは世界中のインプロバイザーが集まってグループをつくり、1週間「島」に合宿しながら新しいフォーマットを集団創作します。そしてできあがったフォームをアメリカ各地で公演するというもの。毎年5~6名が選ばれて参加しています。ちなみに去年はアメリカ、オランダ、ドイツ、イタリア、スイスからベスト・プレーヤーが集まりました。

今年は嬉しいことに、キヌガワにお声がかかりました!
このプロジェクトはホントウに特別な活動で、選抜されるだけでもとても光栄なことです!
期間は6月9日からの1週間。シアトル・フェスティバルの前週となります。
このプロジェクトのプロセスも、このブログでぜひ紹介していきたいと思っています。

わたしは「インプロ」の演劇的質向上委員会として(今、発足しました!へへへ。)、このカンパニーがピータ・ブルック劇団の「インプロ版」になれるように、みんなにはっぱをかけていきたいと思っていま~す!

そうそう。

シアトルで行われる「海外ワークショップ&観劇プログラム」の日程がようやく決まりそうです。
今月中にはお知らせできるかと。

こちらもぜひご注目くださいませ~!

「全国インプロ交流大会」&第二回「シアタースポーツ」

さてスローテンポですが、じょじょにいろいろなスケジュールが決まってきました。

<第二回「全国インプロ交流大会」を開催します!>
全国のインプロ・グループやインプロバイザーが集まって交流する会です。

日程:9月13~15日(土日祝)
場所:東京&神奈川県。

ワークショップ、シンポジューム、全国シアタースポーツ大会、ロングフォーム公演など、
刺激的なプログラムを用意してみなさんをお待ちしております。
もちろん、インプロ・グループに所属していなくてもどなたでも参加することができます。
詳細は今月中にこのHPで公開できると思います。

<2008年第二回「シアタースポーツ」>
先日超満員で終了しました「シアタースポーツ」。次回の公演日程が決まりました!

日程:5月28・29日(水木)
場所:渋谷ザナドゥ
出演者:ただいま交渉中!

こちらも詳細は決まり次第、HPで掲載します!

ぜひ起こしくださいませ!

大阪でワークショップ!

ただいま大阪に到着。

明日から2日間、大阪でワークショップを開催させていただきます。

1日目はコーチのためのインプロ・ワークショップ。
2日目は一般の方々対象のインプロ・ワークショップ。

久しぶりの大阪なので、はりきっております!

これからでもドタ参加できますので、お時間のある方、興味のある方、ぜひいらっしゃってください!

「おせっかい」な付け足し

そうそう、「おせっかい」な付け足しです。

お客さんの中には、ショーの内容を「メモ」している方がちらほらおられました。

「もしかしたら、インプロやシアタースポーツに具体的に興味のあるのかな?」とお見受けしました。

もし「シアタースポーツ」を自分の地域でやってみたいという方がいらっしゃったら、ぜひお声かけていただければ、相談に乗ることができます。

どうやってライセンスを取ったらいいか。
ライセンスを取るとどういうことになるのか。
シアタースポーツを行う上で大事なことは何なのか。
どうやって練習したらいいか。
フィードバックの仕方はどのようにしたらいいか。

など、いろいろアドバイスをすることができます。

おせっかいかもしれませんが、これを知っているのと知らないのとでは、インプロの楽しみ方がぜ~んぜん違ってしまうのです。
わたしの経験では、自己流でやってきてしまったために「あまり上手く行かない。楽しめない。インプロが怖くなった。もうやりたくない!」などの感想を持ってしまった人たちがたくさんおられます。それはインプロ・ファンのわたしとしてはとても残念なことなのです。

「インプロをちゃんと知っていれば、インプロは簡単で、超面白いもの」です。

ホントウです。

「そんなことない。人間は苦しんで、やりたくないことをやって、がまんすることでやっと幸せになれるんだ」と思っている人がたくさんおられます。そして自ら苦しんで、やりたくないことをやって、がまんしてしまう。

でもわたしは、そうじゃないと思います。

人間は「わははは!」と笑って、自分のやりたいことを、自分らしくやるからこそ幸せになれるんです。そしてそれはめっちゃシンプルで、もしかしてめっちゃ簡単なことかもしれないのです。

インプロをやっていると、そんな風に感じます。そしてそれは錯覚じゃないみたい。

またまた話が横道にそれてしまいましたが、とにかく、「シアタースポーツ」や「インプロ」について興味があって、さらに知りたいという方は連絡いただければ、何らかのお手伝いはできると思います。

舞台を見ているだけでは分からない、深い工夫が「しあすぽ」にはあります。それをお教えすることができます。

聞きたいことがあったら是非ダイレクトに聞きに来てください。

ウエルカムです。

超満員御礼「シアタースポーツ」を終えて感慨無量でキヌガワが思うこと。

シアタースポーツ2日目。
なんと今日も超満員のお客さんでした!

予約段階では「まずまず」だったのですが、当日券が伸びました。
これって、昨日観て下さったお客さまが口こみしてくださったんじゃないかしら。
ありがたいことです。。。

みなさま、ご来場ありがとうございました!

今日は5チームの出演でした。

 「オレンジファルコンズ」:ここのところ連続優勝しているチーム。安定感が魅力。
 「インプロモーティブ」:超「馬鹿」明るいエネルギー爆発チーム。
 「ゴーゴーサンダース」:昨日が初舞台だったにもかかわらずなんと準優勝。全員社会人。
 「東京パリ帝国」:劇団「東京パリ帝国」のみなさん。何ともいえない脱力感が魅力!
 「バカ☆ンス」:沖縄からの参加!「シアタースポーツ」に出演するために来てくれました。

<チーム「バカ☆ンス」のこと。>
沖縄ではインプロがまだまだポピュラーではなく(東京でもまだまだですが)、プレーヤーも少数。「わたしたちのやっていることは、これでいいのだろうか」という不安の中、沖縄インプロをリードしているナホちゃんのアドバイスもあり、「だったら一度、東京がどんなもんか見てみよう」とアクションしてくれたのでした。

さて、ショーが始まりました。

昨日は2チームごとの対戦だったのですが、今回は5チーム総当り戦。
ラウンド1は、ジャッジ・チャレンジで「1分間でシーンを創ること」。
ラウンド2は、チーム・チャレンジで「他チームを使うこと」。

すでにラウンド2で、大きなシーンがたくさんできたので、予定していたラウンド3(MCチャレンジ)をカットしてここで休憩。

<「シアタースポーツ」の隠れた工夫>
ショーはすべて即興なので、時間配分がどうなるかは、その瞬間にならないと分かりません。
ですから、ショーの最中も常に時間を見て、どういう進行にするかの判断をします。
これを誤ると、だらだらした間延びショーになってしまい、お客さんを退屈させてしまうことになるので、かなり大事なことです。
この時間配分は、MCの仕事。

そういう意味では、「シアタースポーツ」を上演するには、たくさんの「工夫」が必要です。

たとえばチームのリーダーは、その場になって「どんなシーンを行うか」を判断して宣言しなくてはなりません。
予期しなかったチャレンジを出された場合どうするか。またショー全体の流れを感じで、「今ショーにとって必要なシーン」を提案することが大事です。もし前のシーンが長かったら短いもの、動きが少なかったら動きのあるもの、音楽が足りなかったら音楽性の高いもの。これも、その場での状況判断が問われます。またタイトルの取り方も大事。お客さんに失礼のないように、しかも短時間でシンプルに行う必要があります。

これは簡単じゃありません。なにしろ舞台で演技しながら、ショー全体の流れを感じていなくてはならず、かつチャレンジやシーン・アイデアのストックがかなり必要となります。
リーダーたちは当日まで頭を悩ませていろいろ考えます。練習します。そして実際にやってみることで体験していきます。

<「チャレンジ形式」にした経緯>
今までは、チーム・チャレンジは難しすぎる。という声もありました。
それはそれまで行われていた「シアタースポーツ」の形とも違うのです。

わたしが「シアタースポーツ」を始めた頃。それは日本で初めての「シアタースポーツ」でした。
(株)UPSの奈良橋陽子さんが日本にオーストラリアのリン・ピアスさんを呼んでくださって、初めての「シアタースポーツ」が上演されました。

そのときの「シアタースポーツ」は(今から考えてみると)、オーストラリア・スタイルと呼ばれるもので、ラウンド1は1分ゲーム、ラウンド2は2分ゲーム、ラウンド3は3分ゲーム、ラウンド4は4分ゲーム。そして得点発表という流れでした。つまりラウンドごとに「ゲームを選ぶ」というもの。

考えてみると、この「シアタースポーツ」の影響で、「ゲームが上手くなるのが大事」という概念が生まれてしまったのかも。あの頃はとにかく新しいゲームを知りたかったし(それはとても面白いことでした)、ゲームを上手くやることに夢中になっていました。

そしてチームごとの「戦い」もすごく激しくて。
特にその頃のわたしは、意味もなく人に敵対心を持ちやすい傾向があり、競争も大好き!(それは今でも変わらないかも。負けたくない。勝ちたいという気持ち)。だから勝つことが、ショーに出演する一番の目的だったりしました。

なんどか「シアタースポーツ」に出演するうちに、そういう状態に陥る自分がだんだん嫌になってきました。その頃、「シアタースポーツ」を創造したキース・ジョンストンさんにもお会いして、彼のワークショップを受けたり、彼の話を聞いているうちにますます「シアタースポーツ」がニガテになっていきました。(キースはすでにこの頃、「シアタースポーツ」はもう見たくないって言っていたんです。あまりにグループごとの競争が辛らつすぎるのと、キースが創造したルールを守らないでめちゃくちゃにやってしまうグループがあったりして)。
そこで一時、わたしは「シアタースポーツ」から離れていました。

わたしが「あら、シアタースポーツって面白いじゃん」と思ったのは、シアトルのアンエクスペクティド・プロダクションの「シアタースポーツ」。

それはチャレンジ形式で、キースのオリジナル・アイデアをもっとも尊重し、しかもシンプルなスタイルでした。
そこで彼らに彼らの「シアタースポーツ」を教えてもらい、何度か出演させてもらって、このやりかたを体得していきました。このスタイルが世界的にももっともポピュラーであることを、その後海外のフェスティバルに参加して分かることになります。

そして日本に帰ってきて、「シアタースポーツ」の上演権利を得て、ショーを始めました。

最初は、出演するメンバーも「何このルール。ゲームのリストが決まっていたほうがいいじゃん。その場で何をやるかを決めるなんて難しすぎる。」と。そして通常はMCがタイトルをもらったり、シーンのルールを説明していたところを、リーダーが説明しなくてはならないことにも、「きゃぁ~大変!そんなことできるんだろうか???」というムードでした。

「とにかくやってみよう!」そこからわたしたちのチャレンジ形式による「シアタースポーツ」が始まりました。


<チャレンジ形式にして良かったこと>
わたしたちは何度も失敗します。
うまく説明できなかったり、舞台上で緊張しすぎて「真っ白」になってしまったり。
「あ~あのときのチャレンジの選択、もしかして違うもののほうが良かったかも。」など、山のような反省が残り、他のチームに「申し訳ない!」と思うときも。

でも失敗しながらも何度もやっていくことで、だんだんぞれぞれのプレーヤーが「ショー全体」を考えられるようになってきました。「どうしたらいいんだろう?」ということを、プレーヤー全員が考えられるようになりました。あえて難しい役割、高いハードルを越えようとしているうちに、自然に力がついてきたのです。

ひとりが団体を動かそうとするよりも、団体のひとりひとりが「せ~の!」で動くことのほうがパワフルなことができます。わたしたちの「シアタースポーツ」は今、その状態をむかえつつあるように思います。

ひとりのリーダーに指示されるのではなく、自分で考え行動することのできる人間たちの
集団になりつつあります。

<話をもとに戻しましょう>

ラウンド2の後、点数発表。一番低いチームが脱落です。
ゴーゴーサンダース。昨日は準優勝だったけど、今回はびりっけ。
「楽しかったけど、くやしぃ~!またチャレンジします!」とはメンバーのトミーの発言。

休憩を挟んで、ラウンド3。
4チームが残っているので、2チームづつのチーム・チャレンジ。
ここからはラウンドごとに、1チームが脱落していくので、チームに緊張感が走ります。

ここで東京パリ帝国脱落。
いい味出してたんだけどなぁ~。味だけじゃ足りないかも。ストーリーが必要。

ラウンド4は3チームでチャレンジ。
圧倒的に「バカ☆ンス」がトップ。次を2チームが追う感じ。
感情を使ったチャレンジで、意外にみんな今までにやったことのないようなシーンに挑戦。
こんな崖っぷちでも新しいことにチャレンジするのはすごいことです。もっと安定したゲームを選べばいいのに。とわたしは思ったけれど。(苦笑)。

ここでインプロモーティブ脱落。
お客さんから一番人気だったので残念感が残ります。

さて最終ラウンド。
わたし的にはここで大団円を迎えて欲しいところだけれど、ここはインプロ。どうなるか分かりません。

最終得点発表。

優勝は、、、「オレンジファルコンズ」VS「バカ☆ンス」、、、どうなったと思いますか?

優勝は、、、、「オレンジファルコンズ」!

じゃなくて、

「バカ☆ンス」!!!!!!

沖縄からやってきた彼女たちは、初めての「シアタースポーツ」で初めての優勝を果たしたのでした。

わぁ~!!!!い!!!!

<打ち上げ>
こんなに嬉しい打ち上げに出たのは久しぶり。
ひとりひとりが、自分の想いを語りました。みんなそれぞれに嬉しい気持ちでいっぱい。
昨日出演してくれたチーム、一期一会(のんべ、金川くん、住友くん、明石君)、ジャッジをやってくれたみなさん、スタッフのみなさんも含めて、この仲間に自分が加われていることに、ホントウに感謝しました。

なんかホントウに嬉しくて。

これからも続けていく力を、みんなからもらいました。

嬉しいなぁ~!

<その後、キヌガワが思っていること>

「シアタースポーツ」は「公園」だと思います。
みんなが集まって、楽しく時間をすごす「場所」。

「公園」にもいろいろあって、子どもたちや親子連れが気軽に立ち寄れる公園もあれば、ボランティアが積極的に関わっている公園もあります。雑草やごみだらけの寂れた公園、トイレが不潔な公園、危険な公園、一定の種類の人たちしか立ち寄れない公園もあります。また遊具がたくさんある公園。これは、「ここではこういう遊びをしなさい」と型にはめられてしまう公園。

わたしが好きな公園は、あんまり遊具がなくて、あっても自然の素材でできていて、いろいろな使い方ができる場所。人々の手によって、清潔で心地よい空間に手入れされていること。日当たりが良いこと。
「公園」自体が、「誰でもいらっしゃ~い」と手を広げていること。
しかも、「押し付けがましくなく。」
誰でも(ずいぶん立ち寄らなかった人でも、初めての人でも)「ふらっ」と立ち寄ることができること。

もちろん、誰でも「帰りたい、去りたい」と思ったら、いつでも立ち去れること。(←これ大事!)

縛りが無いこと。自主的なこと。寛容な場であること。

わたしの「シアタースポーツ」は、そんな「場」になるといいなと思っています。
そんな「場」づくりを、大切に「うひょひょひょ」の好奇心で創っていきたいと思っています。

興味のある方はぜひお立ち寄りください。

(今日はすごく長文になっちゃいました~!苦笑)。


January 24, 2008

シアタースポーツ第一日目.

シアタースポーツ第一日目が無事終了しました!

午前中から降った雪が雨に変わり、とんでもなく寒い今日。
「お客さんは来てくださるのだろうか~?」と~っても心配でした。

しかし!
渋谷ザナドゥは、お客さんで満杯でした!
ご来場のみなさま、ほんとうにありがとうございました!!!!

今回もたくさんの反省点はあるものの、とにかくみんなが笑顔で終わることができてホントウに嬉しく思いました。

「しあすぽ」は幕が上がるまでは、心身共にとてもシンドイ作業ですが、プレーヤーが自分らしくいて、お客様の笑顔があれば、ぜ~んぶふっとびます!

今は感謝と嬉しさでいっぱい。

そしてここのところ続けてシアタースポーツを上演することによって何人かのレギュラーメンバーたちが生まれています。彼らの成長といったらすごい。公演全体をみんなで盛り上げている感じ。そして新しい仲間が集まってきてくれることによって得る刺激。双方で刺激をし合う様子。自然にカンパニーができている。そこには自由と慈愛と笑いがあふれてる。。。。
そのプロセスのすべてが面白く、それがショーに現れているように思えます。

わたしが演出家として願うのは、みんなのチャームがそのまま舞台で花開くといいなぁ~ということ。 萎縮することなく、自分らしさを堂々と発揮して。真実の感情・意見を放出してほしい。それができるのが舞台のすばらしいところなのですから。そして付け加えるならば、それは簡単ではありません。自分自身を信じること。仲間やお客さんを信じること。言葉で言うのは簡単だけれど、どのくらいの人たちがホントウに実現できているんだろう?

わたしが悩むのは、演出家としてどのようなことができるのか?どのようなリードをしたら、もしくはリードしなければいいのか?毎回試行錯誤です。そういう意味では、わたしにとっても『シアタースポーツ』は大きなチャレンジの場なのです。

明日もラッキーなことに、このチャレンジの場があります。しかも、今日のフォーマットと全く違うフォーマットで行います。

いずれにせよ、リスクを負って、「イエス・アンド」で望みたいと思います。

渋谷ザナドゥでお待ちしています!

January 23, 2008

アムステルダム・インプロ・フェスティバル

アムステルダム・インプロ・フェスティバルがちょうど今開催されています。
http://festival.theatersport.nl/
(去年はわたしが“お忍び”で参加しました。へへへ)。

シアトル・アンエクスペクテド・プロダクションのジル、オーストリアのジェイコブとトレキシー、オランダのケン、ベルギーのヤンなど知り合いも出演しています。

今朝、みんなから電話が来ました。ショーが終わって盛り上がった勢いで電話をかけてきたみたい。

「去年はユリもいたねぇ~!元気~!?」と。

アムス・オランダのインプロバイザーは正直言って初心者が多く、まだまだ「エゴ」で舞台に立っているインプロバイザーも多いです。けれど、国が助成していることもあって、すばらしい劇場+とてもいい環境でフェスを行うことができる。それはすばらしいことだし、みな人懐っこく、「勉強しよう・成長しよう」という気持ちがある。だから、それは前向きで気持ちのいい活動だといえます。

海外には山ほどインプロのフェスティバルがあって、その質は「ぴんからきり」まで。
また、インターナショナルと名づけているけれど海外からは1グループだけしか出演していなくて「看板だけ立派なフェス」もあります。逆に、手作りでアットホームだけれどものすごくレベルの高いフェスもあります。いずれにせよ、「インプロ・フェスティバル」は、垣根なくどんな人もなんらかの形で参加できて、どんな人も楽しめるもの、だけじゃなくて、人間にとっての成長の場であるといいなぁ~。

時間があったら、海外インプロ・フェス事情を調べてまとめてみたいなとも思っています。

雪は降る~♪ あなたは、、、、ぜひ!

今日は待ちに待った「シアタースポーツ」の日!

東京オレンジの金川君+住友君が面白いチームとして出演するし、継続クラスからのメンバーのデヴュー戦でもある。

なのに。

きゃぁ~~~!

一面の雪景色、、、、。。。。

お客さん、来てくれるだろうか。。。。。。

ものすご~~く、心配。。。。。。。。。。。。。。。。。。

みなさん、ぜひ来てくださ~い!!!!!!!!!!

January 22, 2008

「イエス・アンド」は世界を変える。

今日もBITの研究会。

現在、BITの講師はなんと50人。
それぞれが「自分の熱い想い」を持っている頼もしい方々ばかり。
社会的地位の高かった方々もおられて、社会人として優れている人たちばかり。
社会人マナーの「マ」の字も知らないわたしとしては、講師をするのがおこがましいなぁ~と恐縮モード。

な~んていうのはぜんぜんなくて、いつものキヌガワとして皆さんと関わらしていただいています。

芸術家代表としては、社会人のマナーも大事だけど、それ以外にも大事なことはあるぞということをお伝えしたい。また人間の可能性として、もっと表現していいんだということ、もっと表現できるんだということ、もっと柔軟に発想できるんだということを体感していただきたい。

そんな想いでやっています。

今日はお互いに遠慮なく議論をし、「じゃあ、試してみよう!」で実施し、フィードバックとしての議論をし、ということを何度も行った。そして、わたしたちは、私達が予想もしていなかった「画期的なエクササイズ」を発見したのでした!

やっぱりすごく疲れたけれど、心底充実した嬉しい時間でした。

この時間はかならずBITのプログラムに繁栄されていきます。

「イエス・アンド」は世界を変える。

これをキーワードに、わたしたちはビジネス・シーンに進出していきます。

まちがいなく、ビジネス・シーンは変わっていくことでしょう。

理由はないのですが、なんとなく確信しているキヌガワです。

わぁ~、ちょっと強気すぎ???

(苦笑)。。

January 21, 2008

ビジネス・インプロ・トレーニング(BIT)の研究会

ビジネス・インプロ・トレーニング(BIT)の研究会。

この会は、BITのプログラムをよりブラシアップすること、また新しいプロジェクトについての研究を目的としています。

BITは「イエス・アンド®」をキーワードに、「一人ひとりが自分らしく生きることのできる世の中」を創るための研修プログラムを提供するコミュニティです。

そしてその理想を体現しているのが、「一人ひとりが自分らしく生きることのできる」集団、つまりBITなのです。構成しているのは、BITリーダー。BITプログラムを開発・営業・実施する人たち。講師は教えるだけ、営業は売るだけ、という分担ではなく、自主的にやりたい分野を切り開いていくことができるシステムになっています。

さて、今日の研究会は「あ~だ、こ~だ」言いながら、できあがりかかっている新しいプロジェクトについてのブラシアップをしました。

「この場ではどんな小さなことでも、気になったら発言していい」ことになっていますので、
いろんな人のいろんな考え方が交錯します。それを「イエス・アンド®」によって、「前向きで腑に落ちる」ものになるまで、みんなで見つけていきます。

時間がかかるし、ものすごく疲れるのですが、その分、充実した創造的体験を共有することができます。

インプロ・ワークスでは、ビジネスに関わる「インプロ」研修について、BITと二人三脚で、これからも試行錯誤しながら進んでいきたいと思っています。

BITについて興味のある方は以下へ

株式会社アメニモ
http://www.amenimo.co.jp/bit/

January 20, 2008

今日は「即興を遊ぼう会」。ドタ参加OKよ~ん。

今日は今年初めの「即興を遊ぼう会」です!

リードは、わたしがやらせていただきまする。

自分でがんばっちゃうんじゃなくて、相手のアイデアを使っていくところが、インプロのいいところ。
まるで合気道な感じ。

その感覚を楽しんでみたいと思っています。

ドタ参加、歓迎です。お時間のあるかた、ど~ぞ~!

http://202.229.27.172/dearmessage/message.php?s_id=improworks&no=2008012001

January 19, 2008

アイルランド映画『ONCE』

アイルランド映画の『ONCE』をNZで観て以来、その映画のサントラ音楽にはまっています。

日本でも去年の11月ごろに公開されていたみたい。
ご覧になった方おられますか~?

http://www.foxsearchlight.com/once/

ストリート・ミュージシャンの男性と、移民してきた女性とのラブ・ストーリー。
(この2人は実生活でも恋人同士で、同じバンドで音楽活動をしているそうです)。

出会って、だんだん惹かれていって、お互いを知って失恋して、でもお互いにお互いを想う。
そんなシンプルなストーリーです。

とても丁寧に撮られていて、ストーリーは「筋書き」だけが大事なんじゃなくて、その「過程・瞬間」が大事なんだなぁ~って、つくづく思いました。

つまり、「アドバンス」だけじゃなくて、「エクステンド」が必要なんです、「ストーリー」には。

そして人間は、「ストーリー」に生きています。
人生を、「ストーリー」として認識しています。
たとえば、「朝、目が覚めて、起きるとすでに遅刻の時間だった」。これ、すでにストーリーですよね。
こんな風に、自分の生きている状態を「ストーリー」として認識しているのではないかな。

だから、お芝居や映画を観ているときも、お客さんにとっては自分の人生の一部だと考えると、
観ている作品も自分の「ストーリー」の一部なわけですから、それを自分の『ストーリー」に取り入れていくわけです。

お客さんのための作品だったら、その作品には「ストーリー」が大事なんじゃないかなぁ。

芸術にはそうじゃないものも沢山あるけれど。
それでも、そこには、なんらかの形で「ストーリー」が潜んでいる。。。っていう風に、人間は認識するのです。

話がそれました、、、。(苦笑)

この映画の主人公達は、ぜ~んぜん美人でも美男子でもありません。
主人公のギターは穴だらけだし、、(苦笑)。。
でも、チャーミングなんだなぁ~。。。唄っている姿なんてしびれるんだなぁ~。。。

どうやら、わたしはそういう「質」のものが好きなようです。

January 18, 2008

日本人は厚揚げ豆腐?

(財)地域創造の「アートアプローチセミナー」でワークショップをさせていただきました。

対象は文化振興を担当している幹部職員のみなさんで、「身体と頭をほぐして、クリエイティブに」というのがテーマ。

このセミナーでワークショップをさせていただいたのは今回で2回目。
1回目は時間がとても短かく、(なんと30分!)、「こんな短い時間で、いったいなにができるだろう~?」という挑戦だったのですが、このワークショップがとても好評で、今回は時間を1時間延長しての開催でした。

このセミナーは2日間に渡り、大きなテーマのもと、いろいろな方々のゼミやワークショップがあります。
今回は「アートを地域の文化政策に活かそう」という意図のもとに、世界中のさまざまなケースが紹介され、芸術文化がいかに街づくり、都市開発に重要かを学ぶことができました。

講師の方々のお話が面白くて、ワークショップをリードするという自分の役割を忘れそうなくらいでした(苦笑)。

日本は芸術文化の価値があまり認められていないので、費用や人材に関して大きな問題を抱えています。
そしてその価値を認め関わっている人たちは、あまりに大きな問題なので、めげそうになってしまう、、、。。そんなところをお互いにサポートしあい、助け合いながらがんばっていこうという情熱が伝わってきました。

わたしに何ができるか分かりませんが、なにか貢献していきたいとココロから思いました。

さてわたしのワークショップは、皆さんが「楽しかったぁ~」と言ってくださいました。
25人の参加者全員がひとつの「和」を感じることができたので、それはそれで成功といえるでしょう。

ただ、わたし的には、もっと深いメッセージがあったのですが、、、。
それを感じてくださった方々はどのくらいおられたかしら???
一人でも二人でも、それを感じてくださった方々がおられたら嬉しいなぁ~。。。

それにしても、日本の大人って、まるで「厚揚げ豆腐」みたい。
外見にはゴツゴツしてて、面白みがなくて、地味。だけど中身はけっこう純粋で、やわらか。庶民的な味わいがある。(反面、色に染まりやすいというのはあるかも)。

この特性を自覚したら、かなり素敵な国民性になると思うんだけどなぁ~。。。。


January 17, 2008

自分に「問う」こと。川口淳一さん著『リハビリテーションの不思議―聴こえてくる、高齢者の<こえ>』(青海社)を読んで。

自分に「問い」を投げる。そしてそれに答えていく。
学ぶということは、成長するということは、そういうことかもしれない。

でも「自分」に問いを投げるのは、そんなに簡単じゃない。
逆に、「人」に問いを投げかけることは、結構あるように思うけど。

たとえば、、、。

「どうして、あの人は、あんな行動をしたんだろう?」
「日本は、いったいどうなるんだろう?」
「どうにかならないの、この世界は?」

ね。
いつの間にか、わたし達は自分の「外」に疑問を投げかけている。

わたしたちは「自分」に問いを投げかけることがあるだろうか。
これは、なかなか簡単にできることではない。
だってこういった「答え」は、実はそう簡単に出せるようなしろもんじゃないから、、、。

『リハビリテーションの不思議―聴こえてくる、高齢者の<こえ>』(青海社)を読みました。
これは北海道富良野で作業療法士をしている川口淳一さん著。

川口さんとは何度か一緒にワークショップをしたことがあって、一度は富良野の職場「介護老人保健施設ふらの」に呼んでいただいて、利用者の方々と一緒にワークショップをさせていただいたこと。お互いに呑み助くんなので、遅くまで飲んだくれたこともあるし、「いいね、いいねプロジェクト」の仲間でもあります。

さて、そんな関係で、彼のことは「結構知ってる」つもりでいたのですが、この本を読んで、彼の内面に触れてしまいました。

「自分には何ができるんだろうか。」と、常に苦悩する川口くん。
そして答えを探して行動していく川口くん。
「答え」はないかもしれない「答え」と、内面で格闘していくうちに、彼は「人間とは?」「生きるとは?」というテーマに突き当たります。そして自分なりに「言葉」を見つけていく、、。
その旅のさまがよく描かれてします。

この本はただの「レポート・記録集」ではありません。
ひとりの青年が、「生きるっていったいどういうことなんだろう」「人と関わることの本質は何だろう」ということを模索していく内面の戦いを描いています。

実に誠実な戦いです。

卑怯なわたしは、「何もそこまでやらなくてもいいんじゃないかなぁ~。大変だから、逃げたほうがいいんじゃないかなぁ~。」なんて思ってしまうところを、彼は逃げない。関わっていく。

ホントウに、こころの軸に「渇!」を入れられたような、厳しい清清しさを感じました。

ありがたいです。

January 16, 2008

うまく説明できない感覚なんですが、、、。

日本に帰国しました~!
いろんな人から「日本は寒いですよ~」と脅かされていたのですが、その怯えあってか(?)、まだあまり寒さを実感できていません。

1ヶ月ぶりの日本。東京。

あれれれ?

なんだか。

今までとずいぶん「違って」見えます、人も街も。

よく見ると、実にいろいろな顔の人が歩いています。

ここは今までわたしが知っていた新宿駅だろうか?

どうしたんだろう???

日本が変わってしまったのか???

それともわたしが変わったのだろうか???

いろいろな服装、いろいろな表情、いろいろな年齢の人たち。
日本人も、いろんなキャラの人たちがいるんだなぁ~。
みんな、驚くほど裕福な服装をしているなぁ~。
(ニュージーランドでは、まだ「はだし」で街を歩いている人たちがたくさんいましたので)。
そして、みな、わりかし幸せそうにも見えますなぁ~。
(「ひどく」悲しそうに貧しい人はあまり見かけませんでしたもの。実はそうじゃないかもしれないけれど。)

あまりの「見え方の違い」に、しばし新宿駅で、「ぼ~っつ」としてしまいました。(苦笑)。

もしかしたら、今までのわたしは、「日本人というものはこんなものだ」と、大雑把に決め付けていたのかもしれません。

今回のほうが、日本を「客観的」に見ているかも。

「日本」という、あらかじめ自分の中に染み付いている「色」や「イメージ」をとっぱらったところで、「街」や「人」そのものを見ているような、そんな感じ。だから、「今、わたしは日本にいるんだ」と自覚しないと、自分がどこの国にいるのか分からなくなってしまうような感覚もあります。

実に不思議な体験です。

最近、自分のアイデンティティとして、本当の「日本のすがた」を知りたくて、「古事記」やら「神話」やらを読んで「昔の日本」についての知識を増やしています。
それによると、日本人はそうとう豊かで温かい国民性を持っていたことが分かります。

そしてその反面、現代のデータを見ると、日本は、平均収入の豊かな国。スリムな人が圧倒的に多い国。お年寄りが多い国。セックスレス率が高い国。国民自体の「あまり幸せじゃない」度が圧倒的に高い国。お酒の摂取量が実はあまり高くない国。(先進国の中では)自殺率が高い国。協調性も非協調性も異常に高い国。となっていて、とても複雑な国民性のように見えます。(だって、とっても豊かな国なのに、とっても幸せじゃない国なんですもの)。

でも、きっとこれも、立体の一面を切り取って見ただけで、もしかしたら全く違う見方ができるのかもしれません。

歴史を見ても、宗教や政治、物事の価値観は驚くほど変化してきました。
昨日「良い」といわれていたものが、明日は「良くない」に変わることだって、歴史の中にはたくさんあったのです。

固定概念。既成概念。

1ヶ月離れていただけなのに、こんなに「見え方」が変わるなんて、ホントウに物事を見極めるのは簡単ではありませんね。

わたしたちが(わたしが)、どれほど、そういうことに縛られているかを痛感させられた体験でした。


January 15, 2008

「今年の自分。いったいど~なるのっ?」

ベルリンに行くことになりそうです。

ベルリン映画祭に、夫がプロデュースした短編映画が招待されたので。

ホントウは、わたしは行かない予定だったのですが、気が変わりました。(苦笑)。

インターナショナルの映画祭に招待されるということはめったにないことだし、誰もが経験できることではありません。また一流の人たち(俳優たち・監督たち)と会うことは、自分にとって必ず財産になると思ったのです。

そしてこの財産はきっとわたしが行うパフォーマンスやワークショップにもいい影響を与えてくれるはずです。

ニュージーランドからはキーシャも行くので、(今日本で公開されている『マリア』、NZ映画の『クジラの島の少女』の主演女優)彼女に久々に会って、オーラを感じられるのも楽しみ。

よって「ラッキ~!」とばかりこのチャンスに乗らせてもらおうかと。
まぁ、現実的にはコンペティションなので、ショーレースの殺伐とした雰囲気もあるかもしれませんが、、、、。
(以前、カンヌ映画祭に招かれたときに、けっこう大変な経験をしました)。

この機会に、ベルリンのインプロ・ショーを観て、友だちのインプロバイザーたちとも会う予定。
彼らと面白いプロジェクトができるといいなと思っているので、その打ち合わせもかねて。

それにしても、ここのところ急にスケジュールに変動があります。

「今年の自分。いったいど~なるのっ?」

欽ちゃんのごとく、飛び上がっている私です。

日本に帰国しま~す!

明日、日本に帰国しま~す!

ひさびさ。

嬉しいなぁ~!

しかし心配なことがひとつ。
「日本のテンポに、ついていけるだろうか、、、。」

(冷や汗)

なにしろ、真夏のニュージーランドの、のんびりムードにどっぷり漬かっていましたので。

そろそろ今年をスタートさせなくちゃ。

な~んて今ごろ言っている私。

(いかにキヌガワのテンポが遅くなっているか分かりますね~。苦笑)。

そうそう、オークランド大学院で、ドラマに関してもうちょっと勉強することになりました。
お世話になっている教授と話をしている中で、自分の研究欲がムクムクと膨らみまして、、(苦笑)。
そしてインプロについての論文を書くことになりそうです。これはもう絶対!

「ただでさえ執筆の締め切りが大幅に遅れているのに、これ以上仕事を入れていいのか、キヌガワ!?」

あいからわらず葛藤しながらですが、今年をスタートさせることにします。
そしてできることならば、今年はあまり周りの目を気にしないで、自分の内面の喜び+充実のために時間を使っていけたらいいな。この充電が、自分づくりの馬力になってくれるように思うので。

日本だっ!

January 14, 2008

ニュージーランドのお金持ち。

「なりたい自分」をはっきりイメージすると、いつの間にか、「なりたいイメージ」に近づくことができるそうです。(スポーツの世界では「イメージ・トレーニング」は成功に欠かせないそうです)。

さて。
もしわたしの夢が「お金持ちになりたい~!」だったら?

わたしはお金持ちになった自分を想像しなくちゃなりません。
想像してみましょう、お金持ちになった自分を。。。

ふぅ~ん。
特別、欲しいものが無い。。。(冷や汗)。。。
欲しいというより、「いらないもの」が身近に多いことに気がつきました。

わたしの「いらないもの」リスト
1)脂肪!
2)ゲームしてる「だらけた」時間!
3)小さなことで、くよくよしてする自分!
4)一回使ったら、もう二度と使わない100円安物小物たち、、、。

自分がいかに「無駄」なものに手を出しているかがよく分かります(苦笑)。

さて、お金持ちを想像できないわたしは、「いったいお金持ちはどんなことを考えているのか?」という話を、たまたま聞くチャンスに出会いました。

わたしの友だちのお父さんは、ニュージーランドで10本の指に入る「お金持ち」です。
なんたって、自分の家に自家発電機があるくらい。広大な敷地に、有名なアーティストのオブジェがごろごろしています。このお父さんは(以前このブログでも書きましたが)、ウエスタンのファンで、敷地内をウエスタン・バーとか馬小屋とか、まるで映画のセットのように完璧なタウンにしたそうです。また水中も走れる車を持ってたり、自家用飛行機があったり。
そして最近の「お金持ち」アクティビティとしては、なんと「動物園」の資格をとったとか。
(つまり飼育係をやとい、動物を規定にしたがって飼う土地を確保しているということ)。
家の敷地には、キリン、ゾウ、ダチョウなどが住んでいるんだそう。また、オークランド動物園などは育っていく動物達の行き先として、これをありがたく思っているんだそう。(国に貢献しているともいえます。)

それにしても、「お金持ち」=「自宅が動物園」ってすごいですよね~。

いやぁ~、なかなか想像できないイメージです。
(そして、なかなか素敵なイメージですね~!)

しかしながら、お金持ちでも「不幸な事件」に襲われることもあるみたい。
今年のお正月に、わたしの友だちはダチョウに襲われて、頭に大怪我を負ってしまいました。ダチョウがものすごい勢いでフェンスを乗り越えて、強靭な足爪で「ががっつ」と友だちの頭をつかんだそうです。

ちなみに彼女は「お嬢さま」というイメージからはほど遠い、パンク姉ちゃんで、彼女の頭は、真っ赤なパンク髪。

もしかしたら、ダチョウは彼女を人間とは思わず、別の生き物―鳥とか?と勘違いしたのかもしれません。(苦笑)。

それにしても、こんな危険な目にあったのに、彼女は襲われる直前まで「まぁ~なんて人なつっこいダチョウでしょう~!」って思っていたそうな。

ふぅ~ん。
これが「お金持ち」の真髄でしょう。

ダチョウに襲われる直前まで、ダチョウを愛する心。
これが「お金持ち」になるイメージに違いありません。

いやぁ~、「お金持ち」になるには、広いこころが必要ですね~。(^^;)

January 11, 2008

「インターナショナル・シアトル・インプロ・フェスティバル」

シアトルの「アンエクスペクテド・プロダクション」のランディさんからメール。

「インターナショナル・シアトル・インプロ・フェスティバル」の日程について。
今年は6月16日から21日までだそう。(前夜祭が13日~15日まであり)。
ちなみに6月16日はカンパニーの記念日なので、なにか特別なショーが行われるみたいです。
通常は、招待された(もしくは立候補した)カンパニーが、別々にショーを行う形式。この形式のフェスは、「フェスティバル=祭り」といっても、ショー・ケース的なイメージが強いです。アメリカのフェスはこの形式が多いかも。

ヨーロッパのフェスでは、インプロバイザー同士の関わりを大事にして、いろいろなメンバーが一緒にショーをするという形式が多いです。

さてシアトル・フェス。
このフェスティバルは、一般的なインプロ・フェスとはちょっと違っています。
世界中から招待されたインプロバイザーたちが、「インプロではないワークショップ」を「インプロではないことの専門家」から受けて、それをランディと一緒に「どうやってインプロに取り入れるか」を検討し、新しいフォームを創作し発表するというもの。とてもクリエイティブで、お客さんのためというより、インプロバイザー同士が触発し合い、学びあう場であります。

わたしは今年も参加する予定。
このフェスには、世界中からトップレベルのインプロバイザーがやってくるので、プレーヤーとして、カンパニーのリーダーとして、とても勉強になるので。

さて日本のみなさんには、恒例の「海外ワークショップ・プログラム」があります。
今年もシアトルで行う予定。日程は、このフェスが終わったすぐ次の週、6月23日(月)から1週間の期間で行う予定でいます。

毎年、センセーショナルな体験を参加者に提供しているこのプログラム。
今年はどんなことになるのでしょうか?
楽しみです!

詳しい内容は決まり次第、HPで掲示しますね!

January 10, 2008

既成概念じゃないところから発想したいなぁ~。

The arrival の打ち合わせ。

本番は来年3月だけれど、今年7月にはある程度出来上がった作品を、フェスティバルの人たちに見せなくてはなりません。そう考えると、十分に時間があるとはいえません。

ワクワクすることに、決まっていないことが山ほどあるし。(苦笑)。。。

まずプロデューサー。
この作品は海外でも上演する予定なので、その規模をマネージメントできる人。

上演場所。
どこの劇場で上演するか、そもそも「劇場」で上演するのが相応しいのかどうか?
演出家のジュリーとケイトは、使われていない古い駅で上演したらどうかと検討中。わたしは上演場所を3つぐらい設定(狭くて暗い場所、ものすごく広い場所など)して、シーンごとに観客が移動するのはどうかと提案。

使う「言語」。
原作にはまったく「台詞」がありません。
それをどうするか?
これには「新しい言葉」を創作したらどうかという意見が。いろいろな外国の言葉を繋ぎながら、このお芝居の世界独自の言語を創るということ。もちろんジブリッシュでも可能なのだけど、現代世界とのつながりを暗示させるためには、現実にある言葉や文化をパッチワークのようにつなげてみせることが必要だという考え方。音楽も、いろいろな民族の音楽を使う予定。

その他、考えていかなくてはならないイメージたち。
プロジェクターでの映像投影や、巨大な飛行機や工場のセット、巨大&超小のパペットたち、見たこともないヘンテコな楽器や動物たち。。。創作することが山盛りです。
とても壮大な物語なので、どこから手をつけたらいいものか迷ってしまう。。。

とにかくできるだけ稽古日程をおさえることをケイトにお願いしました。

その後、演出家ベンとお茶。
ベンは違うお芝居に取り組んでいて、今回はご一緒できないのだけれど、「いずれ、面白いプロジェクトをやろう!」とたくらんでいます。彼の専門はディバイジング。俳優達のアイデアを取り入れて、お芝居を創作することを得意としています。いずれ日本に呼べたらいいなぁ~と思っている人のひとり。

彼のエジンバラ演劇祭を観にいったときの話を聞きました。
「デ・ラ・グラーダ」(日本でも上演されましたね)のカンパニーの新作は、巨大なプールを使った莫大な規模のもの。また観客は2人だけ、しかも観客がヘッドホンからの指示でお芝居を創っていくという演劇。トイレで上演した作品(これは大ヒットだったそう)など。

「演劇」=「劇場」という概念がどうしても強くなってしまいますが、そうじゃない表現の仕方があるってことを再確認させてくれた話でした。

あきらめちゃいけないなぁ~。。。

物事がなかなか上手くいかなくて、「もうこの辺で諦めようかな」と妥協しそうになるときがあるけれど、そんなときこそ、こういう先駆的なことを成し遂げた人たちのエネルギーを想像してみよう。

そうしたら、少しは元気が出るかもしれない。

家に帰って、アウグスト・ボワールの『Games for Actors and Non-Actors』を読み、彼の立ち上げたTheatre of the Oppressed についてインターネットで調べました。

ボワールは一般社会と演劇をしている人。
見世物の演劇ではなく、社会や一般の人たちと演劇をしている人。
イメージ・シアター、インビジブル・シアター、フォーラム・シアターなど、ゴールが異なったさまざまな演劇的イベントを創造しました。さまざまなフォームがあるけれど、相互は共通性があります。

この演劇もインプロ的な要素がたくさん含まれています。
いくつかビデオも観ましたが、やはりわたしがやっているワークショップと共通した空気があるように感じました。

もしかしたら、わたしもボワールと同じような目的で活動しているのかもしれないなぁ~。
そんなことも感じました。ボワールについては、もっともっと勉強していきたいと思います。ちなみに、日本大学の熊谷先生がご専門でいらっしゃいます。ぜひ一度、勉強させていただきたいなぁ~。

今日は、たくさんの演劇人からポジティブ・エネルギーをもらった日でした。


January 09, 2008

meanwhile....

スケジュール調整の日々。

若い頃は仕事がなくて、「スケジュール帳が空欄。。。」なんてこともしょっちゅうでした。
なのに今では、2年先の予定まで決めなくてはならなかったりしています。

2008年が始まったばかりなのに、2009年のクリスマスのことを考えなくちゃならないなんて!!!

仕事を依頼されるのは嬉しいこと。ありがたいこと。感謝!

なのですが、それだけだと、正直言って、なんだかバランスが悪いように感じます。
生活が「受身」になっていくようで、ホントウのクリエイティヴィティが涸れてくるようで、、、、。

と、自分が感じるということは、きっと「ホントウのクリエイティヴィティ」を発揮する仕事をちゃんとしていないからじゃないか。そんな自分に気がつき、スケジュール帳を見直しています。

それから依頼の仕事が順調だと、自分から「5年先」「10年先」を見据え、「どうなっていたいか」という「目標」があいまいになりがち。

「10年先」は1日が積み重なるからこそある「結果」。
だからホントウに大事なのは「毎日する仕事の質」。
積み重ねる「かい」のある仕事を選んでいくことが大事です。

だけどどうしても、そこのバランスがずれがちなんだなぁ~、わたしって。。。

さてこのように将来を見据えつつ、Meanwhile、 これから始まるワークショップやパフォーマンスにワクワクしています。

1月20日には「遊ぼう会」、23日・24日には「シアタースポーツ」、そして26日からは関西方面への出張です。26日・27日は大阪にて、28日に移動して、29日・30日は香川県にて、31日は岡山にて、2月2日には名古屋にてワークショップを行います。

これらは「自主的」に動いた企画なので、思い切って楽しんで望みたいと思いま~す!

どうぞ、みなさんのスケジュールにも加えてやってくださいませ!

January 08, 2008

ベルリンに思いをはせて。

夫がプロデュースしたショート・フィルムが、ベルリン映画祭に招待されることになって、彼もベルリンに行くことになりました。

わたしは日本で仕事があるので、一緒に行くことはできませぬ。

残念s(涙)。

さてベルリンといえば、一昨年「シアタースポーツ世界大会」の決勝戦が行われた場所。
2005年には、ベルリン・インプロ・フェスティバルに招待されてパフォーマンスしてきたので、わたしにとってはなじみの街でもあります。

ベルリンのインプロのグループはとても元気。
いいプレーヤーがそろっています。
また定期的に行っているショーにはたくさんのお客さんが集まっています。
ベルリンのお客さんは元気!だからプレーヤーも元気に活動できるんじゃないかしらん。

現地でお世話になった森鴎外記念館で働いているベアトリスさんは、早稲田大学でインプロについて講義をしたこともあるセミ・インプロ専門家。日本とドイツをつなげながら、日本にインプロを紹介できたらという熱意をもっている人。今年は一緒にインプロをもっと日本に紹介したいねと、夢の実現に向けて活動する予定。

今年はますますベルリンとの関係が濃密になる。

と、いいなぁ~!

January 07, 2008

価値あるワークショップを2つ紹介。

ロンドンのインプロ・グループ「スポンティニアスリー・ショップ」から、キース・ジョンストンさんのワークショップが行われるという連絡がありました。

2月18日~21日10:30~5:00までだそうです。
興味のある方は以下のHPをチェックしてみてください。
www.the-spontaneity-shop.com

また、「シアター・コンプリシテ」からも2月にワークショップがあるというメールが。
この劇団の演出家サイモン・マクバーニーさんは、日本でも演出の仕事をされているし(たしか日本で近々公演があると思いました)、劇団の公演も何度か来日しているのでご存知の方も多いかと思います。

わたしはこの劇団の大ファン!

「The three lives of Lucie Cabrol」や「Street of Crocodiles」は今でも忘れられない舞台作品です。

このワークショップ、「のどから手が出るほど参加したい!」

けれど、もう仕事が入っています。

「仕事をキャンセルしてでも参加したい。。。」
「そんなことをしていいのか???」
「いいわけない!」

葛藤しているわたしです。。。

う~無理だろうなぁ~(涙)。。。。

仕事始め

新しい一週間が始まりました!

わたしも今日から仕事始め。

よろしくお願いします!

January 02, 2008

あけましておめでとうございます!

あけましておめでとうございます!

どんな新春を過ごされていますか?

わたしはワタプというビーチで、カウントダウンしました。友だちとその子どもたちで20人。

例年はセーリングして、海の上でカウントダウンなのですが、今年は陸地でのカウントダウンとなりました。
ロッジ(+キャンピング・グランド)を経営している友達が、わたしたちグループのために年末年始にロッジを貸切にしてくれたのです。

海で泳いだり、バーベキューしたり。

そんな真夏の新春を過ごしています。

わたしは久々にピアノの練習をして、リストやサティの曲(思いっきりロマンチックなもの!)を習得しました。

「やりたいと思っているけれど、まだ手をつけていないこと」

これにちょっとでも手をつけると、本当に気持ちがすっきりするものですね~。

今年は「ささやかな達成」を積み重ねて、年々老いていく自分をあきらめずに磨いていきたいと思います。

さて。

みなさんの抱負はなんですか?


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