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March 18, 2008

「どかどか、どんどん, がんがん、ぐりぐり」

教授から出されたテーマで、毎週1本台本を書いてます。
「台本」といっても、せいぜい10ページ弱ぐらいのもの。

1回目は「日常観察」がテーマ。
わたしが書いたのは「We Love Pig」。動物愛護運動をしている母をもつ少年と古着屋のねーちゃんの物語。

2回目は、ジャン・ジュネ「女中たち」。
わたしの台本は「No doubt about it」(「疑いの余地なし」)。
取調べ室とカウンセラールームで行われた事件についての一幕。

3回目は、世阿弥「敦盛」。
台本は「The Best day」。
離婚した夫婦が、春のお墓で出会う葛藤のストーリー。

今のところ、なんとか締め切りに間に合うように書き上げることができている。

これは、なによりも、インプロのおかげ。
なにしろ、わたしたちインプロバイザーは考える時間をかけないで「即座」に物語を紡いでいかなくてはならない。こういう訓練をたくさんしているから、「ぱっつ!」とひらめいたストーリーを台本という形にするのも、そんなに難しいことじゃない。

映画プロデューサーの夫としてみたら、これは驚異的なことみたいだ。
なにしろ、映画の脚本というものは、何ヶ月、何項と練り上げて創りあげていくものだから、
わたしみたいに、「ぱっぱ!」と台本を書いてしまうなんてことはありえない。

だいたい「ぱっぱ」と書いてすごく面白いときもあるけど、「ありきたりのソープドラマ」になってしまうこともある。

(今回の「The best day」は、実はメランコリックすぎて面白くない。思いきって違うものを書きたかったけど、期限は2日間。「これ、面白くないわ」と思ったときにはとき遅し。
もう締め切り直前だったのでした。。。)

逆に、熟考しすぎてひらめきを失った作品よりも、ひらめきで作成したもののほうが「面白いもの」ができることが多いって、イギリスのマイケル・グラットウェルというルポライターは書いていたっけ。

結局、方法はどっちでもいいと思う。
「どっちにしても、いいものならいいもの。面白くなけりゃ、面白くないもの。」なんだから。

これからのテーマとしては、オルビー、アイスキュロス、シェークスピア、ベケット、ブレヒトと、それこそ戯曲の王道が、「どかどか、どんどん」やってきます。

「がんがん、ぐりぐり」読んでいかなくては。

こんなこと、大学院に行かなかったら絶対やっていなかっただろうなぁ~。

そういう意味では、大学院は学べます。刺激的っす。

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