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ひさびさに、水を得たサカナ。同言語をしゃべるインプロバイザーたちに再会。

カナダのインプロ・デュオ「ファンク・ラビット」のショーを観てきました。

リーダーの(といっても2人構成グループですが)、ディレクは「シアタースポーツ世界大会」で優勝したカナダ・チームのメンバー。「ルース・ムース・カンパニー」のメンバーでもあり、トロントの「セカンド・シティ」にも出演していたすばらしいパフォーマー。

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SATE.
彼らはお客さんから1つタイトルをもらい、ノンストップで50分。
フォーマットは、3つのシーンを紡いでいく「ハロルド」のスタイル。
なにしろ出演者は2人なので、2人ともたくさんのキャラクターを演じていました。
さすが!

いいなと思ったのはタイトルのもらい方。
まず「すきなアーティストは?」を聞いて、言ってくれたお客さんにさらにインタビューしていくスタイル。「そのアーティストの好きな作品は?」そして、「その作品のテーマを一言でたとえると何?」。質問が深まるたびに、答えが深まっていって、最終的に演劇的なテーマにたどりついた。(しかも、ものすごく短い時間で!)

「好きなアーティスト」=ピカソ
「好きな作品」=鏡のなかの女
「作品のテーマ」=自分の真実のすがたを見つける。

彼らのロングフォームは、これがテーマになって創作されました。

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終演後、久々に彼に会って、大盛り上がり!
彼は最近まで、「ルース・ムース」のデニス・ケイヒル+ショーンと3人で、ドイツ各地でインプロ・パフォーマンスをして、ベルリンでは、シアトルのランディやアムステルダムのハンクにも会ったそうな。インプロ界はまことに狭いものです。

彼は2年前にニュージーランド(ウェリングトン)に移住して、本格的にニュージーランドでキャリアを築きたいらしいので、これからは私もなにか一緒にできればと思います。

現在、コメディ・フェスティバル中なので、ショーが終わると、コメディ・クラブ「クラシック」に出演中のコメディアンが集まります。そこで、カナダ・エドモントンからやってきたインプロ・グループ「スクラッチ」のメンバーとも会いました。

知らない人たちかと思っていたら、向こうから「ユ~リ~!」と。
彼らはエドモントンのインプロ・グループ「ラピッド・ファイアー」からやってきたメンバーで、
わたしはイエローマン・グループとして彼らのフェスに出演したことがあるので、彼らはわたしのことを覚えていてくれたってわけ。

エドモントンでは今だに「イエローマン・グループ」のことが話題になるそう。
そう、海外では「イエローマン・グループ」は有名なのです!
(少なくとも、インプロ界では!)

「まだ同じメンバーと仕事しているの?」と聞かれたので(よく質問されるのですが)、
「できるだけ仕事しようと、声はかけているんだけど、みんな忙しくて、、、。でも新しいメンバーも増えてきたので、新しいショーもお見せできると思うよ~」と答えました。

実際そうで、「イエローマン・グループ」のマサ、イリ、マオミはとても忙しそう。
パフォーマンスの機会があるたびに彼らに出演依頼をするけれど、なかなかスケジュールが合わず、「イエローマン・グループ」としての活動はなかなか実現できていない。
これはリーダーであるわたしの力が足りないことも理由。
もっとわたしが積極的にみんなを引っ張っていけばいいのですが、なかなかそれができていなくて、、。。。しかも、新しいメンバーでのパフォーマンスだってできるわけで。

これは今後の課題ですね~。

それにしても、世界の端っこニュージーランドで、カナダのインプロバイザーから声をかけられるとは不思議な感覚です。

オークランドのインプロバイザー:ペニーも合流、その他、TVコメディでご一緒したインデアンのタンランなど、いろんな人たちが合流してきて、周りはコメディアンだらけ。

わたしは久々にクレイジーな雰囲気を楽しみました。

ニュージーランドのインプロはまだまだ未熟で、インプロバイザーもギャグに走りがち。
仲間をステキに見せようという気持ちが育っていません。インプロのパフォーマンス自体がそんな感じなので、舞台の役者さんたちはインプロを「面白くない、痛々しいギャグ、ゲーム的パフォーマンス」と誤解しています。

そんな中でインプロをしていくことは、わたしにとってとてもチャレンジングなことであり、
困難なのです。んが。ここに「同じ言語をしゃべる」仲間がいることを再確認して、とても元気がでたのでした。

家に帰って、「SOMETHING WONDERFUL RIGHT AWAY」を読みました。
シカゴの「セカンド・シティ」、前身の「コンパス・シアター」に関わった人たちのインタビュー集です。

彼らは、アメリカ・インプロをポピュラーなエンターテイメントとした先駆者たちです。
ヴィオラ・スポーリンの息子・ポール・シールズ、「卒業」など素晴らしい映画を後につくったマイク・ニコルズ、インプロ・オリンピックのデル・クローズ(ロングフォーム・インプロ「ハロルド」の創作者)、「サタディ・ナイト・ライブ」のグリンダ・ランドナーなど、そうそうたるメンバーです。

彼がどのようなプロセスで、「インプロ」をエンターテイメントとしたか、人民のものにしたか。
その辺りを読んでいます。

これはニュージーランドや日本にも活かせることだと思うからです。

ヒントとしては、映画や舞台でも同じですが、「キャスティング」が大事ということ。
一緒に仕事をしていくメンバーは、ちゃんと選ばないと。
そうじゃないと、後あとトラブルになるみたいです。

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