My Photo
無料ブログはココログ

« May 2008 | Main | July 2008 »

June 30, 2008

更新しました。

シアトルでのワークショップなどの日記を更新しました。
海外インプロ・レポートです。

http://yurikinugawa.cocolog-nifty.com/seattle/

英語のタイトルは「Shooting Rats」。

来年の1月にアゴラ劇場で上演する「ねずみ狩り」の英語台本がアマゾンから届いたので、一気読み。

英語版のタイトルは「Shooting Rats」。台詞はブロンクス訛りで書かれています。
原本はドイツ語で、ある地域のべたべたな訛りで書かれているみたい。

オーストリアの友人、インプロバイザーで俳優でもあるトレキシーに、このお芝居に出演することを言ったら、「え、ゆりが出演するの?ブラボー!このお芝居、すんごくいいよね~。グッド・チョイス!」と誉められた。

彼女いわく、このお芝居はオーストリアではとても有名で、作者のペーター・トリーニーさんはオーストリアにとってとても大事な作家の一人だそう。

こうして原作について現地の人から話を聞くことは、このお芝居への出演の意義をより感じさせてくれる。

いつか英語でも上演できたらいいな。

June 29, 2008

「シアタースポーツ・ヨーロッパ大会」

6月もなんと最終日。
シアトルでの3週間のまとめ、大学院への提案書作成などに追われていま~す。

そうそう先週末に、「シアタースポーツ・ヨーロッパ大会」がスイスで開かれました。
http://www.kulturbau.ch/impro-theater.ch/theatersport_em_news.html

参加国は、スイス、オーストリア、ベルギー、イタリア、フランス、ドイツ。

優勝はオーストリア・チーム。
ただこのチーム、3人のうち1人はアメリカ人(ジム)、1人はカナダ人(ジェイコブ)で、純粋なオーストリア人は一人だけ。2人はたまたまオーストリアに住んでいるということでオーストリア・チームとして出演したわけ。しかもカナダ人のジェイコブは、世界大会でカナダ・チームのメンバーとして出場して優勝したインプロの天才。この2人がいるおかげでオーストリアが優勝できたわけですね~。

まぁ結局のところ、国を超えた交流が目的であって、勝ち負けはあまり大きな意味はありません。

出演者のほとんどは、わが友。
どこかしらのフェスティバルでご一緒した仲間ばかり。
しかも、ホントウにすばらしいプレーヤーたちです。

個人的な意見としては、わたしたちも年をとっていきますから、身体が動いて行動力のあるうちに、このすばらしいインプロバイザーたちと集結して、なんとか演劇的ムーブメントを創れないだろうかということ。

「インプロ演劇」という狭い湖で活動するだけじゃなくて、もっと大きな現場をふんで、もっとたくさんの人たちに演劇的インプロヴィゼーションを観てもらいたい。演劇史に残るような偉業として、わが友たちの活動を残していきたい。

そんな気持ちでいっぱいです。

June 28, 2008

『ザ・オーディション』の第二版が決定

http://www.impro-works.com/books.html

絹川が翻訳した『ザ・オーディション』の第二版が決定しました~!

この本は、わたしがほれ込んで「翻訳させてほしい!」と出版社に頼み込んだ本です。
オーディションや面接など、人に選ばれる場面でどうしたらいいのでしょうか。
選ばれるためには、自分らしさを殺して、マニュアルどおりにしゃべればいいのでしょうか?
いえいえ、違います!大事なのは「自分らしくあること」。

俳優さん、インプロバイザーのみなさん、そしてすべての社会人のためになる本です。

http://www.impro-works.com/books.html


June 26, 2008

わたしのうなじ

オークランド・フェスティバル参加作品「The Arrival」への出演を見合わせることにしました。

とても楽しみにしていたし、ディバイジングの稽古も意義あるものだと感じていたし、原作はとてもすばらしいものだし、キャスティングされたことも、とても誇りに思っていました。

ただシアトルから帰ってきて、「わたしがホントウにやりたいことは何なのか」を考えたときに、
この作品に関わることによって失う時間がとてももったいなく思えてきたのです。

確かにニュージーランド俳優としてのキャリアを考えると、今ここでこのお芝居に出ておいたほうが「得」ではあるのですが、その代わりに支払わなくてはならない「わたしの時間」や、犠牲にしなくてはならない「自尊心」や、公園デビューみたいに、お付き合いしなくてはならないことから起こる「自己嫌悪」と戦わなくてはならないことを考えると、もうこれ以上やっていけないと思ったのです。

さっき、出演をお断りするメールを出しました。

なんだか頭を「刈り上げ」にしたときみたい。

わたしのうなじは、すっきりさっぱりしております。(苦笑)。

シアトルから帰ってきました~!

シアトルからニュージーランドへ帰ってきました~!

シアトルでは、この3つに参加してました。

**************************

「海外ワークショップ+観劇プログラム」
日本人のインプロ体験者対象に、「アンエクスペクティド・プロダクション」の芸術監督ランデイ・ディクソンさんのワークショップを「マーケット・シアター」にて実施。
24人の参加者と共に、ストーリー作り、ロングフォーム上演などを体験しました。

「オーカス・プロジェクト」
世界中のトップ・インプロバイザーが集まって、オーカス島に1週間滞在しながら、新しいショーづくりを行なうプロジェクト。世界初のインターナショナル・インプロ・グループです。
将来的にはヨーロッパ、アメリカ、カナダなどで公演を行なう予定。

「インターナショナル・シアトル・フェスティバル」
世界中からインプロバイザーが集まって、2名のスペシャリストにその分野を学び、そこから得たものをインプロにトランスレートし、新しいフォーマットを上演する試み。
今年のテーマは「Invisibility」で、「インプロヴィゼーション・ダンス」と「マスク」を学び、“「目に見えないこと」「目に見えること」”という視点から、新しいショーを上演しました。
* **************************

も~とにかく毎日が刺激的+忙しい毎日。
ブログもすっかりごぶさたでしておりました。

これからじっくり振り返りながら、体験したことを身体に浸透させていきたいと思います。

June 04, 2008

ポール・シールズ・パスト・アウェイ

インプロの三大グルのひとり、ポール・シールズさんがお亡くなりになりました。
80歳だったそうです。

ここでのワークショップでは彼の話題が何度も登場していたし、ランデイという次世代のリーダーとワークショップをやっているときに、このようなことになるとは、、。

自分が出会うすべてのものには「意味」があるといいますが、そうだとしたら、きっとこれにも「意味」があるに違いありません。

ランディ節が炸裂!!!!!

シアトル・ワークショップ中。
10:00~16:00までた~っぷり。

いやぁ~、すごい、ランディ節が炸裂です。
やっぱりランディは天才かも。

こちらのリクエストで、ストーリー作りについて学んでいます。
キース・ジョンストン、デル・クローズ、ポール・シールズという3大インプロ・グルの、ストーリーに対する考え方を聞いたり、それに対してのランディの説を聞いたり。
彼がいかに、「インプロ」をトータルに理解しているかがよく分かります。

インプロを教えている先生の中には、「キースのことは知っているけれど、デルは知らない」とかその逆とか、ヴィオラ・スポーリン(ポール・シールズ)のことを知らないとか、知識が偏っている人もいますが、ランディの場合、インプロを全体的にまず理解しているところが信頼できるところ。3人とも直接のやりとりをしていたのも信頼できるところ。

昨日は、ストーリーというものを、ものすごく分かりやすく解説してもらい、(しかもその解説は“わぁ~~、な~るほどどどど!!!という質のもの)、理解をカラダに入れるエクササイズを紹介してもらいました。

すでに、たくさんのうろこが目から落ちています。

プレイ・グラウンドでは、現地の生徒さんと一緒にジャムセッションしました。
リードのディレクがあたたかい人で、英語ができない生徒が引け目を感じないように、内容を選んでくれました。

June 01, 2008

シアトル2日目。

シアトル2日目。

昨日はキックオフ・ミーティングを軽くホステルでしたあと、みんなでアメリカン・ディナー。
マーケットの地下にある、ブローリーも兼ねるレストラン。
乾杯していると、ランディ登場。
イエス・アンドのTシャツを着てくれている。嬉しいなぁ~!

8:30から、ロングフォーム(スポークン)を観た。
ジェットラグ+ビール+出演しているプレーヤーのレベルの低さに爆睡。
期待していただけに、がっかり。

観に来ていたアメリカ人のお客さんに「君たちず~っと寝ていたけれど、どうしたの?」と聞かれたので、「今日、シアトルについたばかりでジェットラグなの。それにショーも良くなかった。パフォーマーのレベルが低すぎる。」と言ったら、「うわぁ~、この人、こわぁ~い、辛口ぃ~!!」という顔をされた。

アメリカでは何に対しても、「いいね!いいね!すばらしい。」と言う。
何でも盛り上がる。
インプロのワークショップでも、先生たちはたいがい否定的なことは言わないで、いいことだけを言う。

でもそれがホントウにココロからの言葉かというと、そうでもないように思えることが多々ある。
わたしには、ニコニコしている顔の奥に、まっくらな暗闇が見えてしまう。

だれかれ構わずに「すばらしい」って言うことは、一見、相手のことが好きで、相手と近くなりたいと思っている言葉のように思う。でも実際は、どんな相手にも「すばらしい」ということは、相手と親密になる結果は生まない。
誰にでも彼にでも「すばらしい」と言っておけば、この場は安全。みたいな。
相手と深いコミュニケーションを取るのが怖いから、「すばらしい!いいね!」ということで、分かりやすく安全な人間関係をつくっているようにも見える。

わたしが始めてアメリカでショーをしたときもそんなリアクションだった。
最初はそれが嬉しかった。その声援がわたしたちを育ててくれたといっても過言じゃない。
けれど、どんなにレベルの低いグループに対しても、同じリアクションをしていることが分かった。
結局、どんなにつまらないショーに対しても「すばらしい」と言っているのです。

そしてその後、つまらないショーをしたグループはどうなるか?
まったく呼ばれなくなります。つまり、相手の前では「すばらしい」と言うけれど、それは「君はお払い箱だ」という意味でもあるってわけ。

もし相手のために親身になるならば、簡単に「すばらしい」って言わないで、なにが問題なのか、どう改善できるのかを言うべきだとわたしは思うし、わたしはそういう関係のほうが信頼できる。

これは、アメリカのインプロバイザーやインプログループを見て感じること。
そしてシアトル1日目にして、それをまたお客さんのリアクションから感じました。

たとえばフランスなんかだと、「つまらない。だめ」という言葉が頻繁にでる。
ル・コック学校の先生など、とても厳しいらしい。(それでやめてしまう生徒がたくさんいるらしい)。
映画でも、つまらない映画だと、お客さんが「ぶー!」って言ったり、席を立ったりする。

でもアメリカでは、どんなにつまらないことにでも「すばらしい!」って言う。
そして去っていく。

どちらがいいとは言えないし、どちらかに偏る必要はないと思う。

(わたしは中庸をいきたいです)。

さて、話は元にもどってシアトル1日目。

10:30からシアタースポーツがあったのだけれど、パス。
今、眠いときに眠っておけば、明日からが楽になると思ったので。

今朝は4時30分に目が覚めて、5時から仕事開始。

ワークショップが始まるまでに、大学院の宿題である台本を書き終わらなくてはならない。
実はもうとっくに締め切りは過ぎていて、早く提出しなくちゃやばいのです。

それが終わったら、もう1本完成台本を書かなくてはいけないし、新しいプロジェクトのプロポーザルをかかなくてはならないし、新しく出版する次の本についても7月までに書かなくてはならないし。。。。

次々とやってくる(というか、どんどん溜まっていく)仕事をどんどん片付けています。

今日のワークショップは11時から。

そちらはものすごく楽しみ!!!!

シアトルに到着!

シアトルに到着!

ホステルでこのブログを書いています。
みんなはそれぞれ観光に出かけて、わたしはまだ到着していないメンバーを待っています。

今夜みんなでキックオフ・パーティをして、8:30からロングフォーム「スポークン」、10:30から「シアタースポーツ」を観劇する予定。

わたしたちのワークショップは明日の11時から。

いよいよです。

それにしても、ねむ~い!!!!
(日本時間は夜中の5時。シアトルではお昼の1時です)。。

シアトル・レポート

シアトル・レポート

シアトルへ

荷造りが終わったのは夜中の4時。
いつもながら、どのくらいもっていくか自分との葛藤。

巨大なスーツケース。
外は雨。駅までずぶぬれ。

新宿で成田エキスプレスのチケットを買う。
まだ出発まで30分あるので、超重い荷物をひきずって、あちこち。
お金を下ろそうとATMへ行く途中、「がったん!」と音がして、巨大なスーツケースが階段の下へ。(もし人が会談の下にいたら、大変なことになっていたに違いない)。
なんとスーツケースの取っ手が根元からもげてしまったのです。

取っ手なしではスーツケースを持っていくことはできません。
成田エクスプレスの時間は迫っています。

そこでスーツケースからベルトを出してそれで引きずることに。
もう時間がありません。改札まできて、ポケットの切符をさがします。

「あれ?」

チケットがありません。
どこを探しても、ありません。

そういえば、雨に濡れたスーツケースをふいたティッシュを捨てたっけ。
あれと一緒に切符も捨ててしまったのかも。
スーツケースを引きずると時間がなくなってしまうので、その場にスーツケースを置いて、
ゴミ箱まで行き、中を探しました。

ティッシュは、ありました。

でも、切符はありません。

チケット売り場のお兄さんに「切符をなくしたんですが、わたし持っていき忘れていませんか?」と質問。答えは「NO」。 ここで完全に成田エクスプレスを逃したのが決定。
さようなら¥3000!(涙!)

次の成田エクスプレスで成田へ。
かばん屋さんへ直行。布製のスーツケーツはおいくら?

「5万円です。」

「ぎゃぁ~~~!!!!」

とてもじゃないけれど、そんなお金は出せません。

ハードケースのもののほうが安価ということが判明。
(それでも3万円が飛んでいきました)。。涙。。。

空港の5階、人があまりいないベンチで荷物の移動。
はずかしいったらありゃしない!

« May 2008 | Main | July 2008 »