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September 29, 2008

「FAR AWAY」の稽古

「FAR AWAY」の稽古とプロダクション・ミーティング。

わたしは、先週末ず~っと創り続けていた巨大な帽子たち(2m)を稽古場に入荷。

みんなから「ワンダフル~、ソー、ビューティフル~!」と言われて「ほっ」と。
このお芝居では、この帽子たちが大きな役割を果たすのです。
物を創るのは大好きだけれど、いまいち自信がないわたしは、いつもおっかなびっくりしながら
美術の提案をしています。今のところいい感じできているので、このままがんばりましょう~!

これから囚人のボロボロの服とか、4段階に積み上げることのできる帽子とか、
舞台の床いちめんに伸びる「根っこ」とか、そういうものたちを創作します。

プロダクション・ミーティングは本番までのプラクティカルなことの相談。

照明の釣り込みはリギング。
照明の場当たりはフォーカシング。
場当たりはキュー・トゥー・キュー。
ゲネプロはテクニカル・ドレス・リハーサル。

用語も日本と違いますし、舞台の仕込み方も日本と違います。

郷に入っては郷に従え。

わたしはニュージーランド流の舞台の仕込み方を学んでいるところです。
(なかなか、慣れないんですがね~、テンポがゆっくりなので。。。。苦笑)。。。

分かったと思い込んでいるけれど、ホントウはなんにも分かっちゃいないのかも。。。。

脳科学者の池谷祐二さんの『ゆらぐ脳』(文芸春秋)を読みました。

最近、「脳」に関する本がたくさん出版されているけれど、この本はそれらとは一味違います。
というか、だ~んぜん違います。

効率を求める人にとっては物足りないかも。
マクロかミクロか、パーツかトータルか、有効かムダか。
そのぐらい大きく違う感じ。

著者は、わたしたちが知らない「現実の科学」を愚痴風に伝えます。
科学者に必要なのは、プレゼンテーション能力とコミュニケーション能力であるという部分はとても面白く読みました。

そして「脳のここがこうなると、人間はこうなる」という機能的解釈をする脳本が多い中、「おそらく人の心もムダだらけではないだろうか」と物ごとをマクロの視点で捉えます。

また、そんなムダだらけの心から、ひらめきを得るためには、視点を増やし、自己鍛錬を行なうことによって「発見へのフレームワーク(準備)が形作られる」と示唆しています。

ちょっと本を読みかじっただけで、物ごと全てを理解したかのように解説してしまいがちな私ですが、この本を読んで大きく反省したのでした。

分かったと思い込んでいるけれど、ホントウはなんにも分かっちゃいないのかも。。。。

これからは、「分からない」ことをたくさん見つけていきたいです。

そして、それを「知って」いきたいです。

そんなシンプルさでいたいです。

September 27, 2008

TOFU

友人のホームパーティにお呼ばれされたので、手料理を。

揚げ出し豆腐と田楽豆腐。

普通に盛るんじゃつまらないので、それぞれを小さく切って、コレクションしているお酒のお猪口に入れました。

ちいさなお猪口に入れたお豆腐は、とても上品に見えてグッド。

食べやすいしね~

ささやかですが、こんな工夫が料理を美味しくしますね~。

友人たちには大評判でした!

(嬉や!)

September 26, 2008

インプロの公演ツアーをしない?

ベルリンのインプロ・カンパニーのプロデューサー、グイドーからラブコール。

「ユリ、来年、ドイツ、スイス、オーストリアなどでインプロの公演ツアーをしない?」とのこと。

わぁ~、どうしょう?

6月まですでに予定が決まっているし、日本でじっくりやりたいインプロ・プロジェクトもあるし。。。

そんな暇あるんだろうか???


September 25, 2008

企業にインプロを導入「インプロはただの“遊び”じゃないか」

海外では、企業研修にインプロがたくさん取り入れられています。

それなのに、日本の企業の中には「インプロはただの“遊び”じゃないか」と評価するところもあるそうです。(ここには“遊び”=“くらだない・役に立たない”というニュアンスがあります)。

たしかに「軍隊式」の研修を求める企業もあるでしょう。

しかし、現代。
この変化の激しいグローバル社会を生きぬくためには、今まで通りのやり方では「だめだ」ということは、すべての人が分かっているはずです。

変化に対応する柔軟性。
だれも考え付かないことを発明するクリエイティヴィティ。
公平で風通しのよい人間関係。

これらが必須なのは、誰でも分かっているはずです。
そして、それらにものすごい効果を発揮するのが「インプロ」です。

なのにどうして、日本では「くだらないもの。アイスブレイクには使えるけれど、それ以上ではない。」という評価をされてしまうんでしょうか??

まぁ、そういう評価をされてしまった背後には、講師の指導やコンテンツに問題があるのかもしれません。

講師側が「もしかしたら、インプロ=遊びと思われるんじゃないか」「もしかしたら、インプロって日本では認知されないんじゃないか」「もしかして、インプロって効果がないんじゃないか」って思っていたとしたら、それは相手にすぐに伝わるでしょう。そして自分が否定されたことを「やはりインプロは理解されなかった」と解釈してしまう。。。。
(ホントウに理解していなかったのは、あなた自身なのに。。。)

もちろん、今までに無かったコンテンツや概念なので、「どういうもの?」と疑問視されることはあるでしょう。しかし、こちら側が自信をもっていれば、十分に理解されるべきものだと思っています。

わたしは自信を持って言うことができます。
「インプロは企業人にとって、クリエイターにとって、ものすごく武器になる能力だ」って。

現にわたしは、「インプロ」や「イエス・アンド™」によって、救われた企業人を沢山見ています。
みるみるクリエイティブになっていくビジネスマンを見ています。
社内が明るくなって、チームワークができたという話もよく聞きます。

だから自信をもっていいんじゃないかしら。

もちろん、謙虚な気持ちを持ちながらも。

じゃなければ、企業にインプロを導入しようなんて考えないほうがいいと思います。

インプットしたい感じ。

キヌガワはただいまニュージーランドです。

すでに「Far Away」の稽古が真っ最中。さっそく演出家のレイチェルと打ち合わせ。
わたしは衣装やプロップス・デザインで関わります。
(ちょっとだけ出演もすることになりました。)

それにしても「全国インプロ交流大会」が終了して、ニュージーランドに帰ってきて、正直言って、しばし、ぼ~っとしています。

なにしろ、心身共にものすごい勢いでのアウトプットだったので。
いいものを観てインプットしたい感じ。

昨日はオペラ「ジェヌファ」を観ました。
ひさしぶりに思いっきりドレスアップして、化粧も濃い目で(苦笑)。
前半は退屈だったのですが、後半ものすごい感情的なシーンが続き、圧倒される幕切れ。

終演後、友だち&夫と日本風居酒屋で議論。
「どうして前半が退屈だったのか?」
映画プロデューサーのレイチェルが「やっぱり脚本がよくないとダメね~」と言っていたのが
印象的。やっぱり映画関係者はそこにフォーカスしますね~。

さて週末には、ニュージーランドでおそらくベストなシアターカンパニー「インディアン・インク」の「デンティスト・チェアー」を観に行きます。
友人であり、すばらしい俳優であるピーターとカールが出演するので、それも楽しみ。

September 24, 2008

大きな仕事

わたしの義理の妹が、(なんと!)ジョン・ウー監督の新作映画に関わることになり、北京へ旅立ちました。

彼女はカラーリストといって、できた映像フィルムをチェックして「色」をコントロールしていく仕事をしています。特別な技術と才能がいるので、簡単にできることではありません。

ニュージーランドの映画のほとんどは彼女が手がけていて、最近はハリウッド映画も手がけるようになりました。「ロード・オブ・ザ・リングス」や「ナルニア物語」のように、ハリウッド映画をニュージーランドで撮影することがとても多いのが一つの理由です。

それにしても。
自分の家族がジョン・ウーの映画に関わるなんて、誰が想像できましょう?

すごいなぁ~。

わたしも大きな仕事に関わりたいものです。

September 22, 2008

いいインプロバイザーになる秘訣とは?

ウェリントンに住んでいるディレクから、「ワークショップをして欲しい」というメールが。

彼はドイツで行なわれた「シアタースポーツ世界大会」で優勝したカナダ・チームのメンバー。
もともとはカナダのインプロ・グループ「ルース・ムース・シアターカンパニー」のメンバーで、
キースの申し子のような存在。
今でも「ルース・ムース」の芸術監督デニスと一緒にパフォーマンスをすることもあり。

その後トロントに移動し、(なんと!)「セカンド・シティ」のメンバーとして出演が決定していたにも関わらず、ニュージーランド人の彼女と知り合い、恋に落ち、「セカンド・シティ」の出演を断り、ニュージーランドに移住したという変わり者(誰かと似ていますね~。苦笑)。

ニュージーランドのインプロは、カナダに比べて10年遅れているね。

これはわたしとディレクの共通した意見。
そして、なんとかニュージーランドで面白いインプロ・パフォーマンスができないかなと
試行錯誤している毎日。

それにしても、わたしのスケジュールは来年の6月まで、ほとんどフィックスされているので
これ以上仕事を入れることは大変かも。

でも、クレイジーなディレクと一緒になにか創作していくことは、めっちゃ刺激になること間違いなし。

なにしろ、いいインプロバイザーと一緒にパフォーマンスするといいパフォーマーになれます。
何百回とワークショップを受けるより、いいインプロバイザーと一緒に仕事をしたほうが
何百倍もいい効果があります。

そういう意味で、ディレクとは一緒に仕事したいなぁ~。。。


「全国インプロ交流大会」が無事終了しました!

「全国インプロ交流大会」が無事終了しました!
ご参加のみなさま、ありがとうございました~!

すごかった。
めっちゃ良かった!
面白くてびっくりした!

これがわたしの感想です。
交流大会であったことは、落ち着いてから、このブログにアップしていきたいと思います。

さて。
わたしは「ほっと」する間も無く、お芝居「ねずみ狩り」の稽古に突入。
昨日、それがひと段落ついて、今日はこれからニュージーランドへ帰国です。

ニュージーランドではお芝居「Far Away」の本番があと2週間(!)なので、それに合流。

本番が終わったら、日本に帰国します。

ぜんぜんデイリーになっていないこのブログは、ニュージーランドで更新しますので
よろしくお願いしま~す!


September 10, 2008

芸団協主催「ワークショップ指導者のためのワークショップ」

今日は、芸団協主催ワークショップと経験交流4「ワークショップ指導者のためのワークショップ」でした。

参加してくださったみなさま、ありがとうございました!
この場をかりて、お礼を申し上げます。

さて、参加者は20人。
11時から16時までの4時間。
なんと、山陰や東北から来てくださった方々もおられました。
内容的には、ワークショップの指導法やインプロとは何ど理論を語る「レクチャー」と、実際にやってみる「実践ワークショップ」の二本立てでお送りしました。

そもそもこのワークショップは、主催の芸団協の米屋さんの熱い想い=「もっと良質のワークショップをお届けしたい。そのためには指導者養成の必要がある」を実現するために企画されました。

わたしは「ワークショップの指導者は常に謙虚で、自己向上の努力をするべきだ」と思っていますので、米屋さんに大賛同。このワークショップを引き受けさせていただきました。

ワークショップをやってみて感じたことは、「指導者は孤独になりがち。だからネットワークをつくって、お互いに学びあう環境が必要である」ということ。どうしてかというと、もともと「指導者」という立場を背負った皆さんですから、積極的だし熱い志を持った方が大半です。ですから、そういう「場」があれば、自然にお互いが刺激しあい、刺激されあって、学びは生まれてくるのです。

今日、ワークショップをやってみて、そう感じました。

もちろん「なにを、どう学ぶか」ということも大きな問題ですが、その前に「指導者たちが気軽に集まり、ブラシュアップできる場」があるといいなぁ~。

そういう意味でも、芸団協さんの試みはとても価値あるものだと思いました。

September 09, 2008

インプロをビジネスに導入

今日はインプロを導入した企業研修。

契約があるのでどこの企業なのかは言えないのですが、今年で2年目、継続的に続けさせていただいています。

継続してやらせていただいている利点は、実践していく中で、プログラムがどんどん開発されていくこと。評価は(手前味噌ですが)非常にいいです。

そしてわたしは、「インプロはビジネスマンにと~っても役立つ!」という実感をますます持つようになりました。

ビジネスマンのみなさん、インプロのスキルがあると、ほんと~に、仕事に(そして家庭に)有効です。ぜひお試しあれです。

という自信(インプロに対して)をますます感じているところに、アメリカはサンフランシスコのインプロ講師スーさんからメールが。

“インプロをビジネスに導入している指導者のネットワーク「アプライド・インプロ・ネットワーク」のコンファランスが、来年は東京で開催されることになった”ということです。

わたしはここのメンバーで、おそらくたった一人のアジア人。
いったいどうして東京で開催されるのか意味が分かりませんが、インプロがビジネスに活かせることをひしひしと感じていた矢先の連絡だったので、これは「世界の波に乗っている」いい証拠かも。

大切に成長させていきたいです。


September 06, 2008

新しいフォーマット

今日は「全国インプロ交流大会」で行なう「ロングフォーム」の稽古。

おなじみのメンバーに加えて、山の手事情社の山田宏平さん、東京オレンジの金川周平くんなどが出演して、総勢10人のカンパニー。

今日は新しいフォーマット2つにトライしました。

わぁ~面白い!!!!

今はまだ発表できませんが、もしこのフォーマットを上演したとしたら、この公演が日本初となるでしょう。

しかも。もしかしたら、スペシャル・ゲストが登場するかもしれません。

本番は9月15日(祝)。

ぜひご来場くださいませ!

September 01, 2008

劣等生を応援する。

このブログでも何度か書きましたが、
わたしは今のようにワークショップをリードする前は、
ワークショップをリードする講師のアシスタントをしていました。

「自分が教えるなんて、とんでもない!」と思っていたし、
自分の人格はそれには相応しくないと思っていました。

実はこれは今でも感じていることであって、どんなに自分のリードを誉められたとしても、
ワークショップの評判が良かったとしても、嬉しいと共に「でもわたしは相応しくない人間だし」という気持ちが沸き起こってしまう。。。。

どうしてそう思ってしまうかというと、わたしがワークショップをリードしたときに尊敬していた講師から、「ユリはダメ。人に教える資格なんて無いよ」と言われたこと。そして彼から失笑されたこと。「ユリはちょっとね、、」と彼がうわさをしていることを、違う人から又聞きしてしまったこと。

(思い出しただけでも「ぞっ」とする体験)。。

それが、今だに自信がもてない理由です。

(今気がついたこと=わたしという人間は自分が尊敬している人から非難されたことがトラウマになることが多いなぁ~)

おかげでわたしの心には劣等感がぬぐいきれない。

でも、それがあるからこそ、ワークショップをリードすることに対していつも「謙虚」になることができる。

非難されたことはココロが痛いけれど、そのおかげで「常に学ぶ」という姿勢ができている。

劣等生に対して、「愛」をもって接することができる。

そういう意味では、「FUCK YOU!」だけど、「ありがとう!」と言うこともできるなぁ~。(苦笑)。

「全国インプロ交流大会」のスタッフ紹介。

「全国インプロ交流大会」に向けてスタッフ・ミーティング。
何しろ、たくさんのワークショップ&ショーがありますので
準備しなくてはいけないことが山ほどあります。

ありがたいことに、すべてのワークショップはほぼ満員御礼になりつつあります。
参加したい方、ぜひ早めの予約をお薦めします!

実行委員長ののんべは、額に汗。
みんなからのいろいろなアドバイス(文句とも言う?)を怒りもせずに処理していく姿は
すごいなぁ~。

しかも、こんなに忙しいのに、開口一番「二次会の飲み屋さんの場所」について話す姿。
これもまたのんべなり。

それを涼しく、かつ暖かくフォローしている京子ちゃんはすてきやね~(^0^)~!

的確な指摘、時として、ずれずれの指摘。それもまたチャーミング、カズエ。
冷静にひょ~ひょ~と物ごとを確認していく姿。これ、おっちー。
実はこの人が一番全体を把握しているかも。隠れボス。あゆちゃん。
悩みの星。物ごとをなかなか決められず皆に迷惑をかけているのにも関わらず楽天、キヌガワ。

以上、実行委員会メンバー。

いまはテンパッテいますが、当日は笑顔で皆さんをお迎えしたいと思っています!

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