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February 28, 2009

集団づくり

ある大手企業の研修プログラムにインプロが導入されることになり、そのためのスカイプ・ミーティング。

このような大きな仕事は、ビジネス面、芸術面、教育面。すべてにおいて充実したヴィジョンと意見を持つ必要がありますので、インプロ・ワークス+BIT(ビジネス・インプロ・トレーニング)+(株)アメニモの3者ががっちり協力して行なうことにしています。

手前味噌ですが、わたしたちのチーム・ワークは本当に絶妙!
相手にとって痛いことでも、必要とあらば言いあえる仲間です。

これは、基本的にまず「イエス・アンド」でお互いを尊重している信頼の基盤がありながら、
かつ、「自分に対して、相手に対して客観的な視点を持つ」という厳しさがあるからでしょう。
この両方がないと、「いいね、いいね」だけの自己満足になってしまいます。そして集団というものは、その集団が自分にとって大事であればあるほど「過保護」になりがち。
だから、その危険性を踏まえて集団づくりをする必要があるのでしょう。

「集団」の一員になることに対して、ひどく不信感をもっている絹川ですが、この集団はとてもステキ。

一員でいることがとても嬉しいのです。

ありがたいことです。

February 27, 2009

「The Resting Show」の稽古

4月18日から上演される「The Resting Show」の稽古が始まっています。
わたしは入院したこともあり、ちょっと出遅れ参加でございます。

演出は、ニュージーランドの怪物俳優ウォーレック・ブロードヘッド。
芝居歴40年。。。。
わたしは一度、彼と「ワイルド・キャベッジ」というお芝居で共演したことがあって、そのご縁で、今回ご一緒することになりました。

このお芝居はとてもユニーク。
まずお芝居の半分はそと。場所は工場がの跡地で、ものすごく変わった建物やコンクリートむき出しの壁がそびえているところ。この場所だけでもそうとう面白い。
そしてお芝居の後半は劇場で。つまりお客さんは移動しながらお芝居を観るというわけ。

さらにユニークなのは、題名でも分かるように「お休みタイム」があること。
劇中でリングマスターのような役目の人が、「ここでレスティング・タイム、お休みします。」と言うと、役者は今やっていたお芝居を中断して、自分にもどって休みます。休むといっても、だら~っと寝転んだりするのではなく、役者全員がその場で素で立ち、目をあけて、休むのです。まるで座禅を組んでいるときのように、目を開けて、休む。そして時間がたったらお芝居を再開します。

稽古ですでに、この「お休み」を練習(?)したのですが、これは本当に面白い経験です。
役者ですから、どうしても何かやりたくなってしまう。「お休み」なのですから、何もしなくていいのに、「休んでいる」を演じたくなってしまう、、、。

ウォーレックはそういう意図でこのアイデアを考えたのではないと思うけれど、これは役者に対して、とてもすばらしいトレーニングになるんじゃないかしら。

ストーリーは、ゴールド・ラッシュで金を儲けようとやってきたカウボーイの話。
たくさんカウボーイが出てきます。そして馬も。
女のキャラクターはたった2人で、わたしはそのうちの一人、シドニーという金に翻弄される悪女を演じます。ウォーレックの要望で、「芸者」のような外見と立ち振る舞いをする予定。

彼の演出はものすごくいいです!
すでに明確なヴィジョンを持ちながら、どんどん役者の良いところを引き出していきます。
最近は、わりとヴィジョンを持っていない演出家と仕事をすることが多かったので、ウォーレックの明快さはわたしにとって嬉しく、刺激的!こちらがやればやるほど、反応が返ってくる面白さ。そしてチームをまとめていく温かいリーダーシップがあります。

わたしはとても嬉しくなって、次の稽古が待ち遠しくてたまりません!

February 26, 2009

俳優のみなさん、インプロをやりましょう!

今日はつくづく「インプロをやっていて良かったなぁ~!」と思った日でした。

今日は、オークランド・シアター・カンパニーのお芝居「The Wife who Spoke Japanese in Her Sleep」(眠っている間に日本語をしゃべる妻)のボイス・オーバーの録音日。

主人公である普通のおばさんハニーが寝言でしゃべる日本語の台詞を、わたしの声で録音して、舞台ではまるで彼女がしゃべっているかのようにするわけです。

わたしは演出家のコリン+音響のジョンと録音スタジオへ。
簡単に意図やイメージを説明してもらって、すぐに録音です。
同じ台詞を3つの違うパターンで読みました。

ひとつは、夢うつつでしゃべっている感じ。
2つ目は、ベケットの口だけが登場するお芝居のように、まくし立てる調子で。
3つ目は、歌舞伎調で。

これをぶっつけで録音したのですが、すべて一回でOK!
しかも演出家、大満足のご様子。

これは、わたしがいつもインプロをしているお陰。だって、どんなイメージでもすぐに表現することができるから。

昔のわたしだったら、こんなことできなかっただろうなぁ~としみじみ。
現に、劇団時代に宣伝用に録音したコマーシャルのデモテープとか、全然上手くしゃべれなかったもの。何度も練習しないとイメージがつかめなかったり、緊張して上手くはじけた表現ができなかったり。

でも今は、いつでもはじけた演技をすることができます。突然に「やって!」と言われても
すぐにできる自信があります。これはインプロをやっているから。

プロの現場では、「できません」とか「ちょっと練習の時間をください」とか言えないシビアなものです。しかも、「こうやってみて」「今度はこんな感じで。」と、その場でいろいろなリクエストが演出家から飛んできます。

「できません。」と言ったら終わり。首を切られても文句は言えません。

反対に、演出家の望むことをすぐにやってのけることのできる役者は、演出家から重宝がられます。事実、わたしはこの仕事がきっかけで、来年のオークランド・シアター・カンパニーのお芝居にキャスティングされそうです!

そういう意味で、インプロは、プロ俳優にとって必須のスキルだといえましょう。

それを現場でしみじみと感じたのでした。

俳優のみなさん、インプロをやりましょう!

「The Wife who Spoke Japanese in Her Sleep」(眠っている間に日本語をしゃべる妻)

オークランド・シアター・カンパニーが上演するお芝居
「The Wife who Spoke Japanese in Her Sleep」(眠っている間に日本語をしゃべる妻)のお手伝いをすることに。

このお芝居は、ニュージーランドの田舎に住む「普通の主婦」ハニーが、突然、眠っている間だけ流暢な日本語を寝言でしゃべるようになるところからストーリーが始まります。
彼女は、その日本語の寝言の中で、いろいろな予言や占いをするようになり一躍有名人に。
しかし、すでに入っていた夫との亀裂はますます深くなり、、、。

わたしがどんなことをお手伝いするかというと、出演者の日本語、しぐさ、態度などの指導+日本文化についてのコンサルタント+ボイス・オーバー(声だけ)の出演です。

原作は、ニュージーランド作家:ビビアン・プランプの短編小説。
演出は、コリン・マコール。彼は、イプセンのお芝居の演出家としてヨーロッパで成功し、ニュージーランドに帰ってきた人。安定感のある演出が好評。

残念ながら、台本に書かれている日本語や日本に関する表示は間違っているものも多く、わたしはそれらを指摘したり、どうしてそうなのかを説明したり。また芸者のしぐさなどを、役者さんたちに伝授したりしました。

明日は歌舞伎のDVDを持っていって、みんなに見てもらおうと思います。


February 25, 2009

入院して退院しました~<おまけ>

すっぴんで恥ずかしいのですが、入院中のキヌガワです。

Hospital_005

入院して退院しました~<Final>

わたしがどうして腎臓炎になったか。

働きすぎじゃないの。
いつも忙しいものね~。
過労だったのね。

と思われがちなのですが、実は間抜けな理由です。

それは、「おしっこを我慢しすぎたから。」

苦笑。。。。。

というか苦笑い。。。。

同じことか。。。。。

病原菌が膀胱を通過して、腎臓に行ってしまったのだそう。

しかも、それに輪をかけて間抜けなんです。

それは、どうしてわたしがおしっこを我慢しすぎたかという理由。

それは「飛行機がビジネスクラスだったので、ついトイレをがまんしがちになってしまった。」
ということ。

そう。わたしは今回はじめて、日本からニュージーランドへ帰る便にビジネスクラスを使ったのでした。これはエアーポイントが貯まって、ゴールド・カードに昇進した記念としてニュージーランド航空からもらった「ただでビジネスクラスにグレードアップできる」プレゼントだったのです。

そうでもない限り、なかなか乗れるもんじゃありません。

あこがれのビジネスクラス。

しかもニュージーランド航空のビジネスクラスはトップクラス。
超モダンなシートで、ゆったり足を延ばして寝ることができます。食事はフルコースだし。
出発前にはシャンパンですよ、シャンパン!
わたしはほっくほっくな気持ちで、ビジネスクラスを楽しんだのでした。

そして次の日には腎臓炎ですから、本当に天国から地獄とはこのこと。

いいことばかりが続くわけじゃぁないんですね~。

まぁ、地獄の前に天国も楽しんだからいいか。

今は、病気が回復したので、そんな風にも思えますが。

そうそう、今どうしているかというと、退院したけれど、まだまだ微熱や微頭痛があるので
今週中はできるだけ安静にということ。ですので、今はベットでこのブログを書いています。

カラダは準備中ですが、アタマはすでに働き出している感じ。

ここで少しお休みをいただいたお陰で、「やる気」がまた沸々と湧き上がっていますので、
どんどん情報をお届けしていきたいと思います。

キヌガワの入院して退院しました日記でした~。

入院して退院しました~<その3>

さて、わたしが入院する前に心配していたことは、オークランド大学でのレクチャーでした。
現代日本演劇についての2時間のレクチャーで、間もなく開幕するオークランド・フェスティバルに日本の劇団「維新派」がやってくるということを記念してのものでした。

残念ながら、結果的には、このレクチャーは中止となってしまいました。
なにしろわたしが病院にいるということは、レクチャー自体成り立ちません。
企画をしてくださった方々には、本当に申し訳ないの一言です。

自分的にも、戦後の日本演劇の系譜やアングラ運動、舞踏、そして維新派について、ずいぶん資料も集め、時間をかけて原稿を立ち上げていた最中だったので、とても残念なことをしました。
集めた資料は、今後なにかに活かすことができるとは思いますが、、、。

それにしても、「どうしよう、みなさんに迷惑をかけてしまう!」というわたしの心配とは逆に、みなさんがレクチャー開催よりも、何よりも、わたしの病気を心配してくれたことに驚きました。
だって普通は、「いったい何なんだ。健康管理はどうなっているんだ。この負債はどうしてくれる?
責任感はないのか?」と迫られても仕方がない状況です。

それなのに、アドバイザーのエドモンド教授は率先してわたしのことを心配してくださり、
レクチャーをためらうことなく即刻中止してくださった態度には、本当に愛を感じました。

日本からも、入院を伝えたのはインプロワークスのスタッフとBIT(ビジネス・インプロ・トレーニング)のトレーニング・チームの一部だけだったのですが、みんなから温かいメールをいただき、本当に嬉しかったです。

病気になって始めて分かること。
それは愛。

チープな表現ですが、リッチな体験でした。

豊かだ。

入院して退院しました~<その2>

 オークランド病院には、ニュージーランドを象徴するように、様々な人種の人たちが働いていました。

パキハ(白人)はもとより、
インド人、中国人、アイランダー(トンガとかフィジーの人たち)。

そして女性は元気。というか荒っぽい。というか粗雑、というか無神経。(苦笑)。
日本のステレオタイプな婦長さんのような、ボリュームと迫力を持った人達がたくさんいました。

インド人の看護婦さんたちには、ほとんど笑顔が見られませんでした。
「この人、怒っているのかな。」とこちらがビクビクしてしまいそうな、威圧感。
アメリカのマクドナルドの店員さんのようなぶっきらぼうさ。
物を投げるように扱ったり、「ありがとう」というこちらの言葉に何も返してくれなかったり、薬を忘れたり、忘れても「ごめんなさい」という態度が無かったり。

「こっちが遠慮したり、オドオドしていると、舐められて粗雑に扱われてしまう、、、。」
そんな危惧を感じた私は、「患者の権利」が書かれたパンフレットをわざとテーブルの上に置き、
できるだけ堂々とした態度でいるようにしました。

反面、男性の看護師さんたちはソフトでやさしい~!
同じように、体温、血圧チェックをするのでも、ゆっくりで丁寧。
だから看護師さんがケアーしてくれた日の病室は、とても静かでした。

担当のお医者さんはヴィンセント。
それこそ、ヴィンセント・ガロをお茶で割ったような感じの(?)青年。
親しみのある笑顔で、片足が不自由な。

わたしは6人部屋の端っこのベッドでした。
ニュージーランドでは、男女混合部屋は普通だそうです。
わたしの部屋もそうで、わたしの向かいは大工のおじさん、その隣のベッドは、始終人が入れ替わり、その隣は、「お尻が痛い!」と泣き叫ぶ、大柄で耳の遠いおじいさん。
(おじいさんの耳が遠いので、質問する看護婦さんたちも自然と大声に。「どこが痛いの?お~し~り~?聞こえる?お~し~り~?」と何度も何度も「お~し~り~?」と叫んでいたのが、不謹慎ですが、ちょっと面白かったです。)

わたしの隣は、最初がものすごく年をとった白髪のおばあさん。カーテンの奥からうめき声が始終聞こえるので「大丈夫かな、、、。」と心配していたのですが、あるとき看護婦さんがオシメを代え終わったときに、「ありがとう!シーユー・レイター、アリゲーター(See you later, alligator)」と最古のおやじギャグをかましていました。聞いてるこちらが和みました。

その隣がものすごく太ったチビのおばさん。長い黒髪がべったりとしていて、まるで妖怪みたい。
ここに長く住んでいる人みたいで、ここのことをよく知っているみたい。
「たばこ持ってる?食べ物ある?今、何時?」と何度も聞かれ、爆音のようないびきを病室中にとどろかせたかと思えば、一方、携帯で誰かに電話をしては、「わたしって本当に不幸。すべて盗まれちゃったの。娘はオーストラリアでヤク中だし。お金を貸して。。。」と“咽喉からやっと搾り出しました”といわんばかりのか細いしわがれ声で延々喋り続けている、、、。すごいキャラです。

それ以外にも、日常ではなかなか出会えない強烈なキャラにたくさん会うことができました。
こういう機会でもない限り、出会いたくても出会えるもんじゃありません。
ラッキーなことです。

入院して退院しました~。

真夏のニュージーランドより、ご無沙汰しております、絹川です。

実は、昨日まで入院してました、、、(^^;)。

水曜日に日本からニュージーランドに帰ってきて、「なんか、背中の右後ろが痛いなぁ~」と思っていました。そのうち背中全体がバリバリに固まってきて、なかなか眠れません。
「こりゃ肩こりじゃなくて、“背中こり”だなぁ~。トホホ。」

ゆり:夫よ、背中をマッサージしておくれ。
夫:オッケ~~。。
ゆり:少し楽になったみたい。ぐ~。。。(爆睡)。。。ZZZZZZZ…..

そして次に目が覚めたときには、灼熱地獄なアタマとカラダ。
体温:37度5分。
頭痛:ずきずき
汗:大量。リットル級。
熱がどんどん上がっていくのが分かりました。
あわてて氷でアタマと首の裏を冷やし、水を飲んで、パジャマを着替えます。

そして次に目が覚めたときには、天国なアタマとカラダ。
体温:36度
頭痛:ずっきん、ずっきん。
汗:大量に冷えている状態。
また着ているものを総とっかえして、シーツも取り替えて、水を飲みました。
今度は、すごく寒い。アタマはまだ煮えているのに、カラダは冷蔵庫にいるみたい。
ブランケットを追加。靴下追加。それでも寒いのでヒーター導入。
背中の右裏側がガタガタ震えているのが分かりました。

そして次に目が覚めたときには、またまた灼熱地獄なカラダとアタマ、、、。
と、いうルーティンを何度か繰り返し。
熱はついに40度まで上がって、(男だったら死ぬなぁ、、、精子が、、。)と思いつつ。

「こ、こ、こりゃ、いったい、なんだぁ~。。???」まるで、松田勇作演じるジーパン刑事状態。

土曜日だったため救急病院しか空いていなかったので行くと、「腎臓炎です。」とあっさり。
背中右側が痛くなり、高熱が出るのは、ティピカルな腎臓炎の症状だそうな。
薬をもらい、明日も来るように言われたので、再来すると、「2~3日、入院してください。」とまたまた、あっさり。
自宅療養も可能だけれど、入院して点滴治療をしたほうが回復が早いのだそう。

それで緊急に入院することに。

「きゃぁ~、ニュージーランドの病院に入院!入院ってことは“お泊り”だよね。ワクワクする!」
具合はほんとうに悪いのだけれど、気持ちの片隅にでは、のんしゃらんなキヌガワさん。

一度、家に帰って着替えなどを準備して病院へ。

病院はオークランド市内にあってアクセスも便利。
数年前に改築されたばかりで、病院とは思えないぐらいおしゃれ。
カフェ、本屋さん、おもちゃ屋さんも入っているし、現代的なアート作品がセンスよく飾られていてまるで美術館みたい。
しかも、入院費は「無料」!

これはニュージーランドのいいところ。
ほんとに。すごい。

そして2日間、ここで「お泊り」したのでした。

その内容は次のブログで!


February 07, 2009

「ノー」と言わない私の脳

あまりに忙しく「休みたいよぉ~」とカラダが言っとります。

それでも書きたいことがたくさんあって、頭は「まだまだ。」と、強情にわたしを眠らせません。

なんか大変。

February 06, 2009

皆さんとは死ぬまでクリエイティブに遊び続けていきたいです。

NPO法人アフタフバーバンの専任スタッフ対象のワークショップ。

ここでも何度も登場している魅力的な彼ら。
上は60歳代から、下は20歳代。いろいろな年齢の人たちが集まっているカンパニーです。

それにしても10年以上もお付き合いしていると、お互いに本当にいろいろありますね。
「足腰が痛い」とか「両親の介護をしなくちゃならない」とか「子どもが生まれたからなかなかプライベートな時間がもてない」とか、10年前は話題にならなかったことがらが人生に登場はじめてきました。

辛いこともあるけれど、それらもひっくるめてシェアさせてもらい仲間として加えてくださることに、とっても嬉しさを感じています。

今回のワークショップのテーマは「クリエイティブ」。

どんなにプライベートで大変なこと辛いことがあっても、これだけは忘れて欲しくない。
この時間は、たっぷり心に栄養を与えてあげてほしい。
そう思いました。

ウォーミングアップから始めて、最後にはいくつもの新しい物語・作品を創ることができました。

これって、新しいレパートリーになるんじゃないかしらん?

なんて思えるほど、ハイレベルなパフォーマンスでした。

皆さんとは死ぬまでクリエイティブに遊び続けていきたいです。


February 05, 2009

「可能性」として終わらせないで、「現実化」させたい.

演出家栗山民也さんの「演出家の仕事」を読みました。

「ねずみ狩り」で演出のセンスが必要だったのと、「じゃあ、いったい、他の人たちはどんな風に稽古しているんだろう?」それがすごく知りたかったからです。

この本では、わたしが期待していた以上のすばらしいエピソードと示唆に富んだ内容のものでした。

その中で、姑息ながら、わたしは自分の今いるところが「本当に正しいのか」ということを、自分に問いかけていたように思えます。

そして
「まだまだもっとできるね~!」という希望と戒め。
「大丈夫。志としては間違っていないんじゃない」という自信と安心。

これらを手に入れることができました。

いずれにしても、自分がやったことや居るところを客観的に把握することはとても難しいので、
このように少し離れて、外から見たり、他者の視点で物ごとを照らしてみたりすることはすごく大事なのだなぁ~と思いました。

この本を読んで、「ああ、いいなぁ~、自分もこんな風に仕事がしたい」と思ったことは、
ただの「可能性」として終わらせないで、ぜひ「現実化」させたいと思います。

そのためには、どうしたらいいんだろう????


February 04, 2009

評価なんてできるのだろうか

2月3・4日は、BIT(ビジネス・インプロ・トレーニング)講師対象のインプロ力チェックの日でした。

インプロ力チェックとは、インプロを取り入れたビジネス研修を行うにあたって
講師陣に必要とされるインプロの力を点検すること。
インプロは「体現」できていないと、ファシリテートするときに説得力がありませんので、そのための努力を怠ってはなりません。

さてこの日を迎えるにあたり、いわば試験監督の絹川としては、「いったいどのように測定できるのだろう?そもそも、このような能力を測定できるのだろうか?しかも評価するということはどういうことだろう?そもそも、表現力を評価することなんてできるのだろうか?」といろいろ悩みました。

もともとは自分が発案したことで、「年に一回はインプロ力をテストして、みんなの実力を把握したい」とお願いしたのですが、これは今までのわたしの“育ち”からきた発想で、よくよく考えてみると、「ほんとにやる価値があるのだろうか?わたしが評価するなんておこがましいんじゃないか」などなど、ず~っとモヤモヤしていました。

もちろん、いわゆるオーディションのようにテストすることだってできないことはありません。
点数制にして、緊張した、お互いが競争しあうような雰囲気をわざと作ることだってできるかもしれません。まるで学校で受けたテストみたいに。

でも、そうしたらダメだと思いました。
今までのテストみたいなやり方では、クリエイティヴィティは育たない。
かといって、競争するのを嫌って、「全員でいっしょにゴールしようね!」といった
お互いが甘えあい依存しあう関係はつくりたくありません。

そしてその反面、「こういうことは比べられないから。評価できないから」といってデータ化しないのではなく、なんとかきちんとした数字化をする。成長の度合いを数字でしっかり割り出す。それも必要です。

じゃあ、いったいどうしたらいいのか?

いろいろ考えて、中庸をいくことにしました。

つまりチェックとしては、めっちゃ競争しながら点数制にして割りだすところもあるし、めっちゃ評価しないで、「この人のありのままはどんな風なのか」を浮き彫りに文字化するところもある。
今ある自分のたたずまい。こびりついてしまった癖。純粋な部分としての自分の姿。
今まで誰にも見せていないけれど、その人の中にあるその人。

また、自分がどう見られているか、自分は相手をどう見ているかをお互いにチェックしあう。
それを文字化して、明確に理解する。

そんな風にしてみました。

BITでは、お互いがいいたいことを言い合い、遠慮しないで平等につきあっていける信頼関係ができているので、相手にとって厳しいことでもどんどん言うし、言われた本人もそれを受け止めることができる。だから、このようなチェックの仕方ができたのだと思います。

お互いに新鮮な刺激を受けながら、今の立ち位置を確認しあった2日間でした。

手前味噌ですが、BITって本当にいいカンパニー。。。

この人たちと一緒にいられて良かったなぁ~!

って心の底から思うことができることが何より嬉しいです。

February 03, 2009

まぁ、余計なお世話ですが。

天才漫画家手塚治虫さんは多作で有名でした。

あたらしい漫画を次々と生み出していった、その涸れないイメージの泉はすばらしいものです。
わたしは「ブラックジャック」「火の鳥」「アトム」などが好きです。

さて、その華やかな作品の裏には、それを手伝った沢山のアシスタントがいます。
そしてその人たちの中には、あまりに仕事が忙しくて過労死した方もおられたそう。

そのエピソードを聞いたとき、わたしはこう思いました。
「わたしは誰かのアシスタントとして死にたくない。」
「死ぬんだったら、自分の主として死にたい。仮に自分が天才ではなかったとしても、すばらしい作品を残せないとしても、自分の生を全うしたい。天才のお手伝いさんとしては死にたくない」と。

わたしは、手塚治虫さんのアシスタントの死、そのものを言っているのではありません。
きっとその人にも、その人の「生」があったはずです。わたしが言っているのはその現象のこと。

わたしは思うのです。
できたら自分として死にたいって。
自分の死は、自分のためにあるって。(自分の生が自分のためにあるように)。
自分より才能があると思われる人たちのための踏み台にはなりたくない。って。

いかにも「自分は才能があるぞ」という誇示している人の周りには、「おつき」という役割の人たちがいて、才能がありそうな人に邪険に扱われていたり、無償でこき使われたりします。
そういう人が不幸かというと、けっこうそれはそれで幸せそうな様子。
人間とは不思議なものです。

「そんなエゴイストの面倒をみるんじゃなくて、自分の人生を自分で切り開いていったらどうだろう?」と思います。

それはあなたが本当にやりたいことなの?
あなたがイキイキしているときは、天才の顔色を伺っているときじゃなくて、自分らしく行動しているときだと思うけど、、、。
もしかして「依存」しているんじゃない?
自分として生きることを「怠けて」いるんじゃない?

そんなことを思うことがあります。

まぁ、余計なお世話ですが。

ただ、わたしが嬉しいと感じるのは、一人ひとりが遠慮なく笑ったり泣いたりできて、しかも
それを共感できる瞬間です。だから、みんな自分の生を生きて欲しいなぁ~。。。

まぁ、余計なお世話ですが。

February 02, 2009

汗だく通常営業

キヌガワ、通常営業にもどりました~。

気がつくと、山のように溜まった仕事たちが「にやっ」と微笑んでこちらを向いています。

締め切りを過ぎている原稿たち。

今月中に調べなくてはならない資料たち。

すぐにも手続きしなくてはならない飛行機やホテルの予約。

入金が遅れている支払い。。。

こんな寒い日なのに、汗をいっぱいかいてま~す。

冷や汗ですが、、、。

苦笑。。。

February 01, 2009

今日から「イエス・アンド」クラスが始まります!

今日から「イエス・アンド」クラスが始まります!

講師は渡辺奈穂ちゃん。
彼女のワークショップのリードは、とてもやわらかく、そして的確。
お芝居の経験もあるし、すぐれた演劇ワークショップに数々参加しているので、演劇的な側面への指導もすぐれている人です。

飛び込みで参加したい人はお急ぎくださいね~!!


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