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February 26, 2009

俳優のみなさん、インプロをやりましょう!

今日はつくづく「インプロをやっていて良かったなぁ~!」と思った日でした。

今日は、オークランド・シアター・カンパニーのお芝居「The Wife who Spoke Japanese in Her Sleep」(眠っている間に日本語をしゃべる妻)のボイス・オーバーの録音日。

主人公である普通のおばさんハニーが寝言でしゃべる日本語の台詞を、わたしの声で録音して、舞台ではまるで彼女がしゃべっているかのようにするわけです。

わたしは演出家のコリン+音響のジョンと録音スタジオへ。
簡単に意図やイメージを説明してもらって、すぐに録音です。
同じ台詞を3つの違うパターンで読みました。

ひとつは、夢うつつでしゃべっている感じ。
2つ目は、ベケットの口だけが登場するお芝居のように、まくし立てる調子で。
3つ目は、歌舞伎調で。

これをぶっつけで録音したのですが、すべて一回でOK!
しかも演出家、大満足のご様子。

これは、わたしがいつもインプロをしているお陰。だって、どんなイメージでもすぐに表現することができるから。

昔のわたしだったら、こんなことできなかっただろうなぁ~としみじみ。
現に、劇団時代に宣伝用に録音したコマーシャルのデモテープとか、全然上手くしゃべれなかったもの。何度も練習しないとイメージがつかめなかったり、緊張して上手くはじけた表現ができなかったり。

でも今は、いつでもはじけた演技をすることができます。突然に「やって!」と言われても
すぐにできる自信があります。これはインプロをやっているから。

プロの現場では、「できません」とか「ちょっと練習の時間をください」とか言えないシビアなものです。しかも、「こうやってみて」「今度はこんな感じで。」と、その場でいろいろなリクエストが演出家から飛んできます。

「できません。」と言ったら終わり。首を切られても文句は言えません。

反対に、演出家の望むことをすぐにやってのけることのできる役者は、演出家から重宝がられます。事実、わたしはこの仕事がきっかけで、来年のオークランド・シアター・カンパニーのお芝居にキャスティングされそうです!

そういう意味で、インプロは、プロ俳優にとって必須のスキルだといえましょう。

それを現場でしみじみと感じたのでした。

俳優のみなさん、インプロをやりましょう!

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