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March 16, 2009

ストーリーテリングについて

「Resting show」の稽古。
そしてオーストラリアの子ども向けお芝居「Fluff」を観に。

「Resting show」は半分は野外、半分は劇場で上演されるお芝居で、今日は野外部分の稽古。
夏の日差しが厳しかったので、途中で日陰に逃げこんだわたしたち。
日本だったら、日差しが強くても「いや、がまんをするんだ。」というところかもしれませんが、こちらでは我慢することに価値を置くよりも、いかに一人ひとりが無理なく心地よく参加できるかを大事にしています。

その後、お芝居。
まず、実に綿密に演出されていたことに関心。
「壊れたおもちゃたちを、おもちゃ病院で癒していく」というはっきりしたコンセプトに基づいて、すべてが構成されていて、ムダなく、かつ、沢山の遊びにあふれていました。

オーストラリアの演劇には、びっくりするぐらい古臭い演劇も存在するけれども、ディバイジングで作った作品にはすぐれたものが沢山ありますね~。

それに比べてニュージーランドでディバイジングで創作をしているカンパニーのクオリティはまだまだ。
わたしも創作に参加していて、そこに難しさを感じています。

昨日観た「The Arrival」もいわばディバイジングで創作したものですが、コンセプトに対するアプローチが弱く、一つひとつのアイデアは面白いけれども、そのアイデアはコンセプトからやってくるのアイデアではなく目先のアイデア(面白いだけでストーリーに貢献していないもの)。なので、ストーリー・テリングが弱い。

人間(お客さん)は、物ごとをストーリー化して理解する生き物ですから、ストーリーとして語られていないと伝えたいものも伝えることができません。

そういう意味で、この2つの作品を観て比較することで、ストーリーテリングについて大事なことを学んだように思いました。

さて主演のクリスティーン・トンプソンは、キャバレー作品でフェスティバルに出演しまくっているコメディエンヌ。一見「この人男?もしくはドラッククィーン?」と見間違うほどの巨体で、お客さんを圧倒します。
子どもたちもビビッていたりして(^^;)。
この人がこの作品の作者であり、演出家であり、主演であり、すべてを担当しているようで、なるほど、舞台での存在感はそこから来ているのかもしれません。

わたしも彼女にあやかって、自分の舞台を意味あるものにしたいとココロから思いました。


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