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April 30, 2009

台詞を覚えるのって大変!

お芝居「The Resting Show」の本番中。

毎日、びっくりの連続でございます。

初日があけて、すでに3週間目に突入しているのですが、一度も舞台でまともに全ての台詞を言えたことがないキャストが数人います。

わたしの父親役のダミアン(おじいちゃん)もその一人。

途中で忘れちゃうんです。そして詰まってしまう。そして落ち込んでしまう。。。。

楽屋で「がっくり」と首をたれている彼を見ると、本当に可哀想になります。
落ち込みやすい性格みたい。。。

でも面白いのは、ダミアンは昔カウンセラーだったそう。
人一倍落ち込みの激しい人が、患者さんの落ち込みを助ける仕事をしていたんですね~。
しかも慰めたからといって、彼が台詞を練習するかというとそうでもなく、よくよく聞いてみると、自分が台詞を忘れていることも忘れていたという、、、(苦笑)。。。

先日は、彼がわたしのドレスを踏んでいたために、舞台上でドレスが剥がれ、キヌガワ半裸。
後でそのことを言ったら、また「がっくっつ」と落ち込んでいました。
落ち込んだって、キヌガワの半裸がどうなるっていうものではないのですが、、、。

そしてケイト。
このお芝居では、女性のメインキャラクターは2人だけ。
わたしとケイト。
そして、私たち「女の戦い」のシーンがあります。
そこはケイトの長い台詞のみ。わたしはリアクションのみ(^0^)楽チン!
そして彼女も、一度もまともに台詞を言えたためしがありません。

ある日、本番2時間前のことです。
ケイトがいきなり、「わたしは、ユリとのシーンがぜんぜんハッピーじゃないの。変えてもいい?」と。
わたしはインプロバイザーなので、変えることについては、「オッケー~」なので、「オッケ~」と答え、演出家のウォーレックと3人で稽古をしました。本番2時間前の大事な1時間なのですが。。。。

そして本番。

わたしとのシーンの台詞がまともに全て言えたことのない彼女、
段取りを変えて、彼女がやりやすいようにしたのだから、きっと。。。。

でも同じでした。

台詞を思い出そうとして、思い出せなくて、ジレンマで感情的になっている舞台の彼女。

気の毒で、気の毒で、気の毒で。

どうしたら助けることができるだろう~。。。

本番中に、そんなことを考えてしまいました。

そして不思議なことに、役者が台詞を忘れていることには、お客さんはあまり気がついていない様子。

いつも拍手喝采。スタンディングオベーションが起こることもシバシバ。

不幸中の幸いとは、まさにこのことなり。


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