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June 29, 2009

レター・フロム・カナダ。

すっかりご無沙汰しています!

ただいまカナダです。

すべてのツアーが終了し、日本に向うための荷造りをしています。

ワークショップ、公演、リハーサル、旅から旅への移動などが続き、まったくブログを更新できませんでした~(^^;)。

これから、じょじょに、体験談を更新していきますので、お時間のあるときにどうぞ~!

June 27, 2009

シアタースポーツのジャッジの意味。。それを考えて欲しいなぁ~。。。

「シアタースポーツ」に2ステージ出演しました。
コロンビアメンバーとして&万歳ツィンズとして。

ここの「シアタースポーツ」はお客さんが点数をつけます。

これには、断固として反対!!!!

お客さんはいい人たちなので、シーンに悪い点数はつけません。もう最初から、5点満点の4点とかつけちゃう。最初から4点が出てしまったら、後が苦しくなります。それ以上の点数は5点のみだもの。

それにお客さんが「批評家」の立場でシーンを見ることになります。

これは断固として、創始者のキースの考え方とは違うもの。

しかも、ここのお客さんは下ネタが大すきみたい。
下ネタをやると高得点がもらえます。そうなると、役者の(インプロバイザーの)悲しいサガかな、下ネタをやっちゃうんですね~、点数が欲しくて。それがどんどんエスカレートしていく。プレーヤーは、お客さんを楽しませるというより、お客さんに笑われている状態。。。

わたしはそれがすごく嫌で、「シアタースポーツ」の本番中に、「みんな下ネタが好きみたい。ショックだわ~!」と言ってみました。まぁ、反応は無かったけれど(^^;)。

フェスティバルはこれでおしまい。

明日、午後の飛行機でシアトルへ。シアトルで一泊して、成田へ。

June 26, 2009

エドモントンのいたるところに「万歳ツィンズ」

エドモントンの新聞に大きく載りました。
きゃぁ~、万歳ツィンズが盆栽ツィンズになってるぅ~(ショック~!)!
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エドモントンのラジオに生出演しました。
Banzaitwins09_edmonton_radio1

質問としては、「日本人としてインプロはどう受け止めているのか?」ということが大きな質問だったかな。
最近はこういう質問を受けることが多くなったおかげで、自分が日本人であることを考えるようになりました~。s

さて、万歳ツィンズの単独公演が20時から。

マイケル・ジャクソンが亡くなって、ヤンさんのお友だちの歌手が自殺の知らせ。

暗い気持ちの中で、フォーマットについて、ギリギリまで、ヤンさんとケンケンガクガク。
お互いに納得するまで話し合いをしました。

私たちのショーは、ショーの途中でボイスオーバーが流れたり、急にシーンを中断して、2人の話し合いになったり、急にシーンにもどったり、急にお客さんに話しかけたりと、「フィクション」と「ノン・フィクション」が行き来します。しかも、その流れは実にスムーズ。

大事なのは、ショーのコンセプトを離さないこと。ということをお互いに確認して本番に臨みました。

結果的には、ヴィクトリアよりもさらにドラマチックに。

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June 25, 2009

相手を大事にするのと同じように自分を大事にする。でも、それ以上じゃない。

シカゴのマーク・サットンのワークショップ。

彼は「アノイエンス・シアター」のメンバー。ここのカンパニーは、わたしにとって、ユニークかつ信用できる人たちの集まりだったりします。「ImproV]」を出版したニック・ネイピアーも、だちのジョー・ビルも、クレイジーだけど、嘘をつかない人たち。マークもその一人です。

久々にマークに再会!
わぁ~い!

開口一番、なぜか、今年のシカゴ・インプロ・フェスティバルについての話に。
共通の友人が、フェスティバル中に、かなりお行儀の悪いことになっていたらしく。彼女についての噂話し。
いやぁ~、怖いですね~。お行儀よくしていないと、すぐに噂になっちゃう!
日本のインプロバイザーのみなさんも気をつけてくださいね~。
(気をつけるのは、キヌガワのほうか??苦笑)。

マークのワークショップは賛同すること多し!
わたしはず~っと、うなずいていたかも。

特に印象的だったのは、(これはニック・ネイピアーの考え方でもありますが)、「インプロバイザーは”相手を大事にしなさい”と教育されているので、シーンが始まるとき、自分より相手に意識を向けようとする。それは大事なことだけれど、そこで現在どういう問題が起こっているかというと、肝心な"自分”の表現が成り立っていないので、お互いに”決められない”状態で探りあいをしてしまう。シーンの最初の数分が、この状態になっている。相手も大事だけれど、その前に、まず自分のキャラクターを明確にすることが大事なのではないか。」

そして、私たちはいろいろなエクササイズをしました。
これ、私にとっては、すんご~く効果的で、今までやったことのないアプローチをすることができました。

このアプローチについては、日本に帰って、ぜひワークショップで提唱してみたいことです。

このワークショップは、フェスティバルに出演しているメンバーだけが対象だったので、すぐれたインプロバイザーたちといくつかシーンができたのも嬉しかったです。トロント・セカンドシティのメンバーとか、クラムズの2人とか。

今夜は、マークが提案したアイデアでロングフォームの公演。

前半は、できるだけたくさんシーンをする。
後半は、前半創ったシーンの始まりと同じ始まり方から、まったく違うシーンを創るというもの。

わたしは後半に出演でした。クラムズの2人と一緒!わぁ~い!

「クラムズ」は2人のインプロ・ユニット。
カナダのウィニーピッグ出身で、ロングフォームのショーをっています。
おそらく、カナダのグループの中で一番人気&実力のあるグループ。ヨーロッパでも有名で、6ヶ月ツアーを続けているそう。

共演して分ったけれど、2人とも本当にいいプレーヤー!
オファーがクリアで、キャラクターとしてのモチベーションが明確。それが一発で分る。
わたしのオファーの意図も、一発でくんでくれる。それが心地いい!

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クラムズのスティーブと。自動車教習所のシーン。
2009edmonton_yuristeven

クラムズのリーと。リーは殺し屋。わたしはエミュー(動物ですね・苦笑)。
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エミュー:キヌガワ
2009edmonton_yuri

個人的にはクラムズと共演できたので大満足だれど、ショーとしては問題多し(!)でした。

マークの哲学は大事で、共感したのですが、「自分を大事にする」という考え方を「ただのエゴ」に捕らえてしまったインプロバイザーが多く、シーンの最中に(フォーカスじゃないのに)フォーカスを取ってしまうひと、3人目で登場してシーンを壊してしまうひとなどが多数。せっかくいいシーンができそうだったのに、たくさん壊れてしまいました。。。

うはぁ~残念!

それでも、クラムズのメンバーはひょうひょうとしているし、アメリカ・カナダのインプロバイザーたちはいつだって「オーサム!グレート・ショー!」と明るく言ってのける。

わたしはそれには納得いかなくて、「アメリカ・カナダのインプロバイザーはどんなひどいショーでも”良かった!”って言うけど、それは嘘だと思う。良くなかったら、"良くなかったね!”って言っていいんじゃないかなぁ~。それで、どこがどう良くなかったかを話してもいいんじゃないかなぁ~。」と、何人かのインプバイザーにくだをまいてみました。

それに比べると、ヨーロッパのインプロバイザーは正直に意見を言うので面白いです。

ヤンさん、ミュージシャンのニコ、ヨーロッパじゃないけどコロンビアのベト。3人で、ショーに関して辛らつに話をしてましたっけ。

それにしても、このフォーカス泥棒のケースはよく見られるもの。
それについてちゃんと指摘してあげることで、インプロバイザーたちも意識をもってシーン作りをすることができるようになるんじゃないかな。

このフォーカス泥棒については、キースもデルも言っていなかったから、教科書に書かれていない。教科書通りの教えをしている先生たちは、この問題に気がついていないし、指摘もできていない。でもインプロは進化していて、それに伴って、今までには無かった問題も発生しているのだから、それに対応する考えかたやエクササイズや試みがあっていいはず。

わたし達の世代はそれを担っているように感じます。

だから、マークのような先生が必要なのです。


June 24, 2009

コロンビアの「La Gata」のショーに特別出演。

コロンビアの「La Gata」のショーに特別出演。

アブストラクト~コンクリート~アブストラクトと、演技の位相を変えていくフォーマットでロングフォームをやりました。30分ぐらいかな。

その後、シアタースポーツ。
「万歳ツィンズ」VS「4トラック」。

連日2ショー。
しかも、それぞれのショーは前半・後半があるので、実際的には1日4ショー。
週末には、11時からのショーもあります。

キャパ200席は連日ほとんど満員です。

June 23, 2009

すべてのシーンのエンディングが、すべてバイオレンス??

エドモントン。

ニューヨークのインプロ・グループ「4トラック」のワークショップ。
男性だけの4人グループで、ハイエネルギーのパフォーマンスを得意としているらしいです。

ワークショップは、強制的に大声を出して、強制的にハイテンションにさせられる内容で、疲れ気味の絹川は見学のみ。まぁ疲れてしなくても参加しなかったかも。だって、「無理やり・がんばる」やり方なんだもの。

面白いことに、最初はいろいろなシチュエーションでシーンが始まるのに、最後にはすべてのシーンが殺しあう・競い合うというエンディングになってました。

それを、講師であるジョーとクリスチャンが大笑いをしてみている。。。参加者は疑問に感じないのだろうか???
客観的に見ていて、そら恐ろしくなりました。

後で参加していた「クラムズ」のメンバー、リーに聞いたところ、「まぁ、いいんじゃない?」というメローな反応。
みんなイージーゴーイングみたい。

夜は「Picnic Face」のスケッチ・コメディとシアタースポーツ。
今回の「シアタースポーツ」は即興ミュージシャンとして、ドイツのチェロリストが参加。すてきな演奏!
ただ、「シアタースポーツ」は、ばたばたコメディが多いので、音楽とシーンがあんまりマッチしていないように思うけど。。。。

万歳ツィンズは、単独公演の他n、コロンビアのショーに特別ゲストで出演することになりました。
それから「シアタースポーツ」にも出演します~。

June 22, 2009

エドモントン1日目。短編映画に出演。

早朝、飛行機でエドモントンへ。

空港で待つも、誰もピックアップ来ず。。。
心配になって、プロデューサーのカレンに電話すると、「ごめん!すっかり忘れてた!」ですって!
タクシーでホテルへ。

チェックインしていると、トロントのインプロバイザー、マイクが登場。

「いやぁ~!久しぶり~!」。

そして、ハグの途中で、「これから撮影するよ、いい?」

「は?」

彼は「インプロ・モノローグ・プロジェクト」という短編映画のプロジェクトをやっているのです。
それで、私たちの撮影を今からするのだといいます。

このプロジェクトは、ひとりのインプロバイザーが、マイクが決めたロケーションにいきなり連れていかれ、その場でプロップスや衣装を与えられ、それを使ってキャラクターをその場で作り、それをその場で撮影するというもの。
もちろん、一発撮り。リハーサル無し。

早朝の移動で、眠気満点、化粧も無しのボロボロ状態でしたが、「今しか時間が無いんだ!」というマイクのお願いにイエスアンド。

まずはヤンさんが駐車場で撮影。
衣装はブルーのレザージャケット。マイケルジャクソンが着てそうなもの。
彼はフランス人の殺人鬼のキャラクターになって演じたみたい。
わたしは、その殺人鬼に殺される役でちょい出演。

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その後、郊外に移動。
わたしのロケーション場所は、ひなびた散歩道。
衣装は毛皮の半そでジャケット。プラス、中世の剣が小道具として。

なんせ化粧していなかったので、サングラスをかけたままで出演することに。
そして、わたしが決めたキャラクターは「ビーバー。」。動物ですね。(苦笑)。

そして、草むらの中から登場して、「わたしはビーバー。わたしたちがカナダ大陸を作ったのに、人間は私たちを忘れてる。だから復讐に来たの。」と言って、散歩している人たちを切りつけるというアイデア。

実際にやってみたら、散歩していた人たちのリアクションが面白くてサイコー!

ただマイクが撮影に失敗。約束破りですが、もう一回撮影することに。
でもやっぱり最初の一発目がベストだったのでしょう、散歩している人がさっぱり途絶えてしまいました。。。
そこでヤンさんが特別出演。散歩している人に切り付けるけれど、逆にボロボロにされちゃうビーバー。

楽しく撮影できました。
(この映像はショーのオープニングで流されるそうな)。

その後、やっとホテルにチェックイン。

夕方からアートディレクターのケビンの家でパーティ。

わたしはお疲れだったので、早々にホテルへ。

明日はワークショップを受けたり、ショーの打ち合わせをしたり。


June 21, 2009

ヴィクトリア2日目。

ヴィクトリア2日目。

今日は11:30からワークショップ。

19:30から、インプロマニアックスのロングフォーム。
20:30から、万歳ツィンズの単独公演。
22:00から、インプロマニアックス+万歳ツィンズのジャム。

ワークショップでは、さらにフフィジカルなシーンづくりについてを伝授。
カナダ・アメリカでは、コメディというとスタンダップコメディが主流なため、インプロのシーンがどうしても「おしゃべり」だけになりがち。身体から、腹からの表現をするアプローチを提案しました。

ここでも講師はヤン&ユリのコンビ。
だんだん2人でリードすることに慣れてきました。

万歳ツィンズの公演のコンセプトは、「イン&ヤン」「黒と白」「西洋と東洋」「男と女」。

そして、わたしたちのショーを観た後、何時間も何日も観たことについて考えてもらえるような、演劇的なショーを目指しています。そのために、毎回が試行錯誤の連続です。

今回は「男女の一生を描けたらいいね」というイメージがあって、それが表現できる(であろう)シーンをいくつか入れた構成にしてみました。

大きな変化は、お互いの身体ポーズ(イメージ)から、自分のプライベートな思い出を語っていくシーン。
最後のシーンは、わたしたちが老夫婦を演じて、2人で手をつないで去っていくというエンディング。
このシーンを入れたお陰で、ものすご~くドラマチックなエンディングになりました。

別れをテーマにしたシーン。
めずらしくヤンさんがシリアスな演技をしております。。。
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お客さんからも「ブラボー」という声援をいただいたのですが、それ以上に、本人たち2人が自画自賛。
「いやぁ~、いいショーだったよね~!!!」とお互いに感動しあってしまいました。。。。。
(これが、客観的に観たときにどうだったのかは、これからビデオを見直して反省するところです)。

22:00からのジャムは、カナダ・インプロ・ゲームのリーダーとして、カナダ全土の高校生たちを巻き込んでのインプロ活動をしているデイブの司会。

わたしはデイブに久々にあって、すっかり浮かれ気分!
彼と、面白いシーンをいくつかやりました。

デイブが侍で、わたしがムース。2人が出会うシーン。
2009victoria

ヴィクトリアでの公演はこれで終わり。
明日、早朝に、エドモントンに向います。

June 20, 2009

ヴィクトリアにてワークショップ。

はろ~ビクトリア。

シアトルからフェリーで3時間。
ここはカナダ。花の街、ヴィクトリア。

ここのインプロ・グループ「インプロマニアックス」は、なんと25周年!
その記念公演の一つとして、万歳ツィンズが招待されたわけ。
ヴィクトリアのインプロ・フェスには、9年前ぐらいに招待されて一度参加しました。そのときの出会いがご縁で、ドイツのベルリンから招待されることになったっけ。

リーダーのジョナサンと再会。
はぐはぐ。

今日はホテルにチェックインする時間もなく、ワークショップに突入。

いつものワークショップは、わたしが一人でリードすることが大半ですが、今回はユリ&ヤンのダブル講師。
どうなることやらと思ったけれど、いい具合にお互いがリードしあうことができて、とても面白いセッションでした。

テーマとしては、フィジカルなシーンのアプローチ。
今回は、禅やヨガで学んだ「呼吸」を活用してのアプローチもしてみました。
ちなみに、これ、強烈に使えます!!!!
(日本のワークショップでも紹介していきますね~!)
しかも、このアプローチは、フェスで学んだことから、わたしとヤンが開発したエクササイズであり、そういう意味で、このアプローチは今までのインプロ界では無かったことです。キースでさえ指摘していません。
自画自賛。へへへ。

ワークショップ終了後、明日のショーの打ち合わせ。

彼らは、すごくいいロケーションに、すごくステキな劇場を持っています。
シカゴのセカンド・シティを思い出させるような、(それよりはこじんまりしていますが)ステキな劇場です。


June 19, 2009

さらばシアトル。

フェスティバルは明日まで続くのですが、わたしは万歳ツィンズの公演があるため、ヤンさんと一緒にビクトリアへ移動です。

みんなとの集合写真

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雅子、トニー、レゾレッタと一緒に。
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劇場のバー。たくさん飲みました~。
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今回のフェスティバルのメンバーはオープンな人が多く、みんなが家族のように一致団結でした。
本当に仲良しの友だちがたくさんできて、離れがたし。

ルーク、DK、マニュエル、ディボンはわたしの弟分。
Unexpected Prodctionのメンバーは、何度も一緒にパフォーマンスして気持ちが繋がっている人たち。
リゾレッタとは、ずいぶんたくさんビジネス研修界について話しました。彼女とはアムステルダムで会えるでしょう。
ラマとは、オーストラリア&ニュージーランドつながりで、将来は一緒に活動できるといいねと話しました。

みんなとは、きっとまた会えるから。。。。その日までグッバイ。

ショー・ケース。

ランディとのワーク。

この4日間で学んだことをシェアーしていきます。

そして、そこからショーケースとして、新しいロングフォームを上演しました。

グループは2つに分れ、前半と後半に分かれて出演します。

わたしは前半。
ルーク、フィリッペ、マーク、トレントン、デイボン、ボブ、モーグ、ラマ、キースティン、デイヴィッドと一緒に。

後半は、トニー、チェルシィア、テイラー、マニュエル、ベッキー、雅子、リゼロッテ、DK、マット、ヤン、ライラ、ジェラミー。

舞台裏でのウォーミングアップ写真。

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前半のロングフォーム。(みんなが座禅をしているシーン。この後、この人たちの”頭の中”が、舞台でくり広げられることに、、、、)

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June 18, 2009

シアタースポーツに出演しました。

シアタースポーツに出演しました。

わたしのチームは、ユリ、ジェラミー、ルーク、モーガ、マーク。
対戦チームは、ヤン、キースティン、マット、チェルシー、トニー。

英語でシアタースポーツに出演するのはかなりのチャレンジです。
んが、ここ数年、この劇場でシアタースポーツに出演させてもらい、何人かのメンバーとは共演させてもらったこともあるので、かなりリラックスした感じで望むことができました。

今までは、「英語はできないけれど、はるばる日本からやってきた珍しいお客さん」という扱いで出演していたものが、ちゃんとシーンのパンチラインと創ったり、メインのキャラクターで出演したり、チームの一員として参加できるようになりました。

客観的に自分を見て、「ほんとうに成長したのぉ~。。。」と言ってあげたい。。。。。(^^;)


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これは出演者全員で、お客さんからもらったエピソードを「ダンスグループの発表」というスタイルでやったもの。
みんな踊ってます。。。わたしは後ろのほうにいますよぉ~。

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フラン・カオのワークショップ。2日目。

フラン・カオのワークショップ。2日目。

チャクラについて。

それらが、どのような特徴を持ち、どのような役割をしているのか。

[大事なのは、どのように自分の身体と交流していくかよ!」と、フランが何度もサジェッションしてくれます。

身体はわたしの言葉。

呼吸は身体の言葉。

そこに意識を向けて、ひたすら動き続ける時間でした。

外でもワークショップしました。これはそのときの写真。

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街を歩く人を観察して、その人の身体をコピーする課題。

この写真は、誰かをコピーしたわたし(黄色)と、そのわたしをコピーしているフラン。

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公園で瞑想するキヌガワ。
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そうそう、インプロ・ワークスの「イエスアンド」Tシャツが、ものすごく人気でした!
この黄色のTシャツは、この後、キースティンが「どうしても欲しい!」ということで譲りましたし、10枚ぐらいもっていったおみやげTシャツもあっという間に無くなり。

次回はもっと持っていきましょう~。


どうして、インプロバイザーは、数年インプロをやっただけの自分をジャッジしてしまうんだろう?

ランディとフェスティバルメンバーとのディスカッション。

禅のワークショップから何を学んだか。
学んだことを、どうインプロのパフォーマンスに取り入れることができるか。

いろいろ意見が出て、自分も意見を出して、楽しい時間です。

印象的だったのは、ランディの言葉。

「修行層は、何10年も修行を続けていても、自分をジャッジしない(できない)のに、
どうして、インプロバイザーは、数年インプロをやっただけの自分をジャッジしてしまうんだろう?」

それから、ショー「Toranslation」についての話し合い。

このフォーマットは、「言葉の違う人間同士が、どうやったらコミュニケーションできるか」
「言葉を超えたコミュニケーションをするために」創作されたもの。

わたしたちは2つのグループに分かれて、前半は全員が母国語で、後半は全員が「もっともしゃべれない言語=ワースト・ランゲージ」でロングフォームをやることになります。

わたしは、たいがい前半に出演する事が多いので、稽古ではワースト・ランゲージでのロングフォームに挑戦。

言語はドイツ語。なにせ、5語ぐらいしか知りませんので、、、(^^;)。

言葉をしゃべらないからこそ、お互いがコミュニケーションしようとする。そういう意味では、とてもいいエクササイズでもあります。

ランディ。海外インプロ・ワークショップ&観劇ツアーに参加してくれた皆にとっては、「懐かしいなぁ~」の写真じゃないかな。

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来年は皆で行こうね!


June 17, 2009

フラン・カオのワークショップ。

フラン・カオのワークショップ。

彼女から、5つのヒーリングのための動きを習いました。

これは、人間が生まれて、立ち上がるまでを明確なポイントに従いながら辿っていくムーブメントです。

その後、「Nia」というエクササイズを習いました。

これは3つの要素から成り立っています。

1)マーシャルアーツ:太極拳、テコンドウ、合気道
2)ダンス:ジャズダンス、モダンダンス、ダンカン
3)ヒーリング・アーツ:ヨガ、アレキサンダーテクニック、フェルデンクライツ

この3つが動きの中にさまざまに登場します。

私たちは、インプロバイザーとしては、またまた珍しくダンス・スタジオに集まり、全員がダンス・ダンス・ダンスの時間でした。

クラウン、マイム、ブフォン。。。

コロンビアのインプロバイザー、フィリッペのワークショップ。

彼はフランスでクラウンを勉強した、抜群にすばらしいインプロバイザーです!
(将来的には、コロンビアのインプロ・チームを日本に招待できたらと思っています)。


ここでも、身体表現について、いろいろ学びました。

クラウニング、マイム、ブフォン、コメディア・デラルテ。この分野は、片手間に学んだことはあるのですが、まだ自分の武器にはなっていません。。。一度じっくり勉強しなくちゃいけないなと感じながら、ず~っと先延ばしになっているものの一つ。

しかも、わたしの相棒のヤンさんは抜群に上手い!
う~ん、悔しいなぁ~!!!!

必要性を再度感じました。

ちゃんとアクションを起こさねば!


June 16, 2009

インプロと禅。2日目。

フェスティバル2日目。

今日は独尊。
これは、僧侶とマンツーマンで行なうセッション。
聞きたいことがあったら聞くし、僧侶からも質問がくる。
一休さんでもありました。「そもさん。せっぱ!」

わたしも「何か質問はありますかな。」と聞かれました。
その後、わたしがどんな受け答えをしたか?
それは2人だけの秘密でございます。。。。

一つだけ記するとすれば、彼から教わった大事なことがあります。

それは心は全てを写す「鏡」であるということ。
「鏡」は全てを映します。
選り好みしません。
そして、一つものごとにこだわることもありません。
「ただ映すだけ。」

汚い・醜い・いやらしい姿を映したからといって「鏡」が汚く・醜く・いやらしくなるわけではないということ。
「ダイヤモンドは傷つかない」のと同じように。。。。

この言葉は、小心者の私にはとても大事なものです。

さて、一人ひとりが独尊している間、他のインプロバイザーたちは座禅を組んでいます。

なが~い間、沈黙が続きます。

インプロバイザーが20人も集まって(しかも三分の一はアメリカのインプロバイザーたちで!)、しかも舞台で、こんなに沈黙が続いたことがかつてあったでしょうか。。。。

この時間を共にできたこと、とても嬉しく感じました。

そしてこの経験は、不思議なことに私たちにチームワークをももたらしてくれました。

これは、数日後のショーケース(発表会)で分ることなのですが、、、。

不思議です。

最後に僧侶から教えてもらった言葉をお伝えしましょう。

Vision is Mind
Mind in Epty
Emptiness in Clear Light
Clear light it Union
Union is Bliss.

June 15, 2009

インプロと禅。

フェスティバル一日目。

禅の概要について。

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そして、いろいろな呼吸のエクササイズをやりました。

大事だなと思ったのは、私たちにとって、それは当たり前になりすぎているので気がつかないけれど、「感覚」というものは、いつも目覚めているということ。だから、それに気がつくことができれば、「感覚」という機能をもっと活用することができるということ。

それから、マインドが持っているキャラクターについて。

プロテクター=自分を守ろうとする自分
コントローラー=コントロールしようとする自分
スケプティクラー=疑う自分
フィアー=恐怖
ヴィクティム=被害者的自分
ダメージ・セルフ=傷つく自分
フィクサー=物ごとを正しく直そうとする自分
ボーナブル・チャイルド=子どものままの自分

ビック・ハート
イン&ヤン
マスター

これらは、それぞれ関係を持ちながら、自分の中に存在するのだそう。

これをお読みの方の中には、すでに「ぴん!」と来た方もおられるかもしれませんが、そう。これは、インプロのパフォーマンスで、キャラクターとして構造として使えるアイデアです。

ワークショップの後、参加したインプロバイザーたちとさっそく話をしました。

「こんな風に新しいショーに使えるんじゃないか」

そういえば、キース・ジョンストンは、インプロバイザーの性格について、いくつかに分類していたっけ。
それも、もしかしたらショーに使えるかもなぁ~。。。

そんなことを感じました。


また、同じような分類を、キースがやっていたことを思い出しました。それはインプロバイザーの性格に対してです。

また人間の欲について。

June 14, 2009

「インターナショナル・インプロ・フェスティバル」開始!

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「インターナショナル・インプロ・フェスティバル」の顔合わせ。

このフェスティバルは、各国から招待されたインプロバイザーが1週間ワークショップを受けて、そこから学んだことを使って新しいショーを創っていくという趣向。

しかも、そのワークショップは「インプロ」の先生からではなく、「インプロ」ではないものについてのワークショップとなります。

今回のフェスティバルのテーマは「禅」。
2人の先生からワークショップを受けることになっていて、ひとりは仏教の僧侶ジェフ。もう一人はヨガや身体表現を教えているフラン。

参加者は、アメリカーシアトル、ベリングハム、ポートランド、サンディエゴ、シカゴなどから、
ヨーロッパーオランダ、ベルギー。コロンビアからは、ドイツの「シアタースポーツ世界大会」で一緒になったフィリッぺが参加!オセアニアからはオーストラリアからラマ、日本からわたしと木村雅子ちゃん。

わたしは、数ヶ月前からオークランドで禅を学び始めているし、前々から「インプロは禅」というのがモットーなので、このテーマはとても興味があります。

明日からがと~っても楽しみ!


June 13, 2009

オーカス・アイランド・プロジェクトのメンバーとして「City Life」を上演

シアトルのマーケット・シアターに到着。
8時から、オーカス・アイランド・プロジェクトのメンバーと「City Life」を上演しました。

「City Life」のフォーマットは、ランディがドイツのベルリンで創作したフォーマットで、去年の「海外インプロ・ワークショップ&観劇プログラム」で日本のメンバーとも学びました。上演する日「その日に出会ったこと」を、それぞれのインプロバイザーがマッピングしていき、それを広げて、コラージュしていく手法です。

この日、マーケット・シアターは満杯のお客さん。
主に20代の若い層のお客さんが多く、最初は「若い人たちに、このフォーマットが分かるだろうか?」と心配していました。何しろ、アブストラクトな表現が多いので。。

でも心配もつかの間。
始まりから、お客さんがついてきているのが分ったし、お客さんはたくさん笑っていました。

特に今日は、普段ならいくつもの「かけら」がコラージュされるフォーマットなのですが、出演者全員がほとんど一緒に行動していたため、大きなイメージを出演者全員が共有する形となり、とてもダイナミックな公演になりました。

「オーカス・アイランド・プロジェクト」のメンバーのほとんどは(ラマとヤンを除いて)ここでお別れ。
みんな各国へ帰っていきます。

今後はメールやスカイプでやり取りしながら、実際の公演活動へと向います。

明日は「シアトル・フェスティバル」の顔合わせ。

新しいインプロバイザーたちとの出会いが待っています。

さよなら、オーカス・アイランド。

さよなら、オーカス・アイランド。

これから車で、フェリーで、車で、シアトルに向かい、夜にはオーカス・プロジェクトとしての公演をマーケット・シアターで行ないます。

お久しぶり、マーケット・シアター!

タスクにじわぁ~

これからのオーカス・アイランド・プロジェクトについて、それぞれのメンバーのタスクを確認。

わたしにも山のようなタスクが与えられました。

じわじわと「グループのメンバー」としての実感が沸いてきました。

世界初、インターナショナル・インプロ・グループが活動を始めます。

2009orcas


わぁ~~~。。。(鳥肌)。。。

June 12, 2009

アートセンターで公演。

アートセンターで公演。

地元のアーティストが詩の朗読をし、私たちはそれにジャム・セッションするようにインプロしていきます。
ただでさえ理解するのが大変なのに、地元の人の詩を理解するなんて、わたしにとっては至難の業。
でも意外とリラックスしてパフォーマンスすることができました。

June 11, 2009

ディバイジング三昧。

ランディからの提案で、いろいろなエクササイズを。

ライフ・ブック
ガーデン・エンジェル

それから2人組みに分かれて、新しいモジュールづくり。

その組も、ものすごくいいアイデア!!!!!
あらためて、集まっているメンバーのレベルの高さに敬意。
 
わたしはジルとのペアで、「思い出」をテーマに新しいフォーマットと、超くだらない「天国」と「地獄」のインスタレーションを提案しました。

皆からは予想以上のいいフィードバックをもらうことができました。

ーすごくクリアで強烈なインパクトだった。
ーユリ、面白すぎ!(爆笑!)

インプロで英語でウィットに富んだことを言うのは難しいのですが、このようにでディバイジングの手法だったら、絹川流のウィットを表現することができます。

わたしのアイデアについて、すごくいい評価をもらったことは、これからもメンバーとして活動していくことへの勇気付けになりました。

ここで発表したものは、さらに改良されて、わたしたちの共通財産としてのモジュールになっていきます。

June 10, 2009

テーマは「生と死」。

モジュールについて。

わたしたちのショーは、いくつものモジュールの組み合わせで成り立っています。

わたしたちがこれからショーをしていくときに、それぞれのメンバーはそれぞれの国に住んでいますので、
必ずしも、すべての公演に全員が出演できるとは限りません。おそらくヨーロッパで公演するときは、ヨーロッパのメンバーが主体に、アメリカ・カナダの場合はアメリカ・カナダのメンバーが主体になります。
各公演によって、出演できるメンバーの数も変わってきます。

ですので、私たち全員がおなじモジュールを理解して、その公演ごとにどのモジュールで構成するかを決めていくわけです。

この1週間では、さまざまなモジュールづくりにも焦点が当たっています。

たとえば、お客さんにインタビューをするモジュール、「死」を扱ったモジュール、ムーブメント主体のモジュール、「思い出」をテーマにしたモジュールなどなど。

そうそう。

このプロジェクトの大きなテーマは「生と死」。
それを表現するためのモジュールなのです。

という訳で、連日、重いテーマについて考えています。

自分にとって「死」とは?
「生」とは?

それを表現するには、どうしたらいいかを考えています。

June 09, 2009

ひさびさ

シティライフ。

ランディのワークショップで通訳として関わったときに教わったことはあったのですが、自分がやる機会はありませんでしたので、まずは見学。

いいインプロバイザーの集まりなので、もうちょっとやっただけで、すごく面白いのです。

その後、わたしも参加して「シティ・ライフ」。

何度かやるうちに、だんだん面白みが分ってきました。

もっとやりたい気持ちでいっぱい!

稽古後は、ランディの別荘に帰って、食事。
みんなで自炊するのも、チームワークを高めるのには効果的です。

そうそう、ベイエリア・シアタースポーツのレベッカ&ポールに会いました。
偶然にもバケーションでこの島に来ていたのです。
(家族がこの島に住んでいるのだそう)

久々に会ったレベッカは、いつもながらのヒマワリな笑顔。
ポールとはウィットに富んだ会話を楽しみました。

2人ともリラックスした様子。
サンフランシスコのインプロ状況、プライベートな話など、話はつきません。

彼らは、わたしたちより10年ぐらい先輩なので、彼らが今どうしているかということは
さまざまな意味での雛形、見本になります。

だから、彼らの年代のインプロバイザーと会うのは、わたしにとってとても大事なことであります。

June 08, 2009

オーカス・アイランド・プロジェクト~現在から未来。討論するわたしたち~

オーカス島での稽古1日目。

アートセンターの稽古場を借りての稽古。
ここのアートセンターは施設がとても充実しています。大きな劇場、広い楽屋3室、シャワールーム、衣裳部屋、稽古場、セットを作るファクトリー。この施設を好きに使うことができるなんて、なんて贅沢!

稽古のはじめはランディからの質問。
「最近のインプロについてどう感じているか。それぞれ各国のインプロバイザーやグループの活動について。情報報告、どんな問題があるか。」

いきなり核心を突くような質問からの始まりでした。

オーストリアのブロンゥインが、「どうしたら助成金をもらうことができるか。インプロは通常の演劇に比べて助成金の申請が難しい。それはインプロはプロセス自体を芸術表現としているので、これが完成ですというものを予め提案することが難しいから。」という問題を提案。それぞれの国での助成金状況についての情報交換。

それぞれの国で、現在どのように「インプロ」が認知されているのか(されていないのか)をまず見据えて、それから、「じゃあ、これからどうしていきたいのか」―自国での活動としてどうしていけばいいのか&国際的グループとして、われわれはどのような道を選んでいけばいいのかーを討論してきました。

ドイツでは、有名人・舞台人が「インプロをする」と宣伝すると、いつも以上にお客さんが集まるので、台本の芝居の舞台でも「インプロ」が取り入れらるようになったとキースティンが報告。
オーストラリアでは、有名人がインプロするテレビ番組がヒットしていることをメルボルンのラマが報告。
わたしも日本のインプロ状況、演劇界について、テレビ局がインプロに注目して番組を作っていること、その内容など、複雑なもろもろ(知っている範囲で)を報告。


反面「インプロ」を看板としてあげる必要は無いのではないか。
これはオーストリア国立劇団の俳優でもあるトレキシーの発言。
つまり、お客さんにとっては、台本がある・無いはそんなに大事な問題ではなく、要するに、大事なことは「内容」だし「クオリティー」であると。だから、「即興です」ということを看板にしてお客さんを集めるのではなく、「内容」「テーマ」を看板にすべきではないかと。

これはわたしも賛成。

「インプロ(即興)」は「演劇」(アートもしくはエンターテイメント)をお客さんに届けるときの「ツール」であり、大事なのはそのツールで「何を・どう表現するか」ということが大事なのだということ。

たとえば、優れたレストランでは、「料理の味」(内容)が大事なのであり、「どんな包丁を使っているか」(ツール)は二の次だということ。もちろん、味がいいということは包丁の切れ味もいいに違いないのですが。

つまり、私たちは表現者として「絶対インプロじゃなくちゃダメ!」とこだわる必要はなくて、「どんなものをお客さんに提案したいか、どんなショーをしたいか」に焦点を当てて、そのためのツールとしてインプロを使っていくべきじゃないか。もちろん、インプロのすごさ、良さを分っている者として。

ただこれは、わたしの今の立ち位置からすると国際的グループとしての方向性であって、日本での方向性はおそらくしばらく「インプロ」を看板にしていかざるを得ないのではないかと思っています。

それは「インプロ」というものが、まだまだ世に知られていないことがあり、またわたしが、常に発展しているアートフォームとして理解している「インプロ」を、日本の人たちに知って欲しいということがあるからです。

後半は、いろいろなインプロ・エクササイズ+ロングフォーム「シティ・ライフ」。

「シティ・ライフ」はランディが創作したロングフォームのフォーマット。
いろいろな国、土地を旅する私たちにはとてもマッチしたフォーマットなので、オーカス・アイランド・プロジェクトのモジュールの一つとして使うことになりそう。

モジュール??

これについては、またの機会に説明しますね~。

June 07, 2009

オーカス・アイランド・プロジェクト

ポートランドにさよなら。
トムの車で、オーカス島に向います。

オーカス島は、アメリカとカナダの境目にあるリゾートアイランド。
クジラやオットセイを近くに見ることができて、野生の鹿がたくさん生息しています。

毎年1回、1週間、世界から集まったトップレベルのインプロバイザーたちの集団「オーカス・アイランド・プロジェクト」のメンバーが合宿稽古&公演をします。

今年は、マヤ(スロベニア)、ペアー(スゥエーデン)を除く全員が集合しました。

私達は、夕方にランディの別荘に到着。

久々の再会にハグ&ハグ!

明日から稽古です。

June 06, 2009

万歳ツィンズ&万歳カクテル

本番2日目。
プラス 万歳カクテル。

お客さんの入りとしてはまずまず。
今週はいろいろなフェスティバルが重なっていて、どこの劇場でも集客に苦労しているそう。

わたし達としては、もちろん沢山のお客さんに観てもらいたいけれども、ショーとしてのコンテンツはまだ試行錯誤・実験段階でもあるので、むしろ小さな劇場で少人数のお客さんの前で上演することの方がありがたかったりします。

それから信用できるインプロバイザーたちに観てもらうことも、わたしたちとしては大事なこと。
彼らからのフィードバックもすごく大事。

私達の公演フォームは、手前味噌ながら、とてもユニーク。
演劇的でありながら、お客さんとのやり取りも強烈にあり、しかも出演者2人の討論あり。パフォーマーとしては、時に強烈なキャラクターを演じたかと思うと、次の瞬間にはパフォーマーとして素のままお客さんとやり取りしたり。イメージとしてはコメディア・デラルテ風なありかたなのですが、それともちょっと違ったテイストがあり。演じ手としては、さまざまな演技レベルを行ったり来たりすることができて、とても面白いです。

万歳カクテルは予想通り、大好評。
何しろ、この土地の歴史からフォーマットが創られていますので、それだけでまずお客さんは嬉しい。
プラス、ロングフォームとして複雑なストーリーを創りこんでいくことができるので、とても演劇的でもあり。

私としては、自分が出したアイデアでのフォーマットが成功して、とても嬉しかったです。

インターナショナル・インプロ・グループ。

国際的インプロバイザーが集まって結成された「オーカス・プロジェクト」。

今年もみんなで集まります。

シアトルから車で数時間。大自然いっぱいのオーカス島に、世界中のトップレベルのインプロバイザーが集まり、10日間泊りがけで合宿。リハーサルをし、ショーをします。

毎回全員が集まれるわけではないのですが、今回は割りかし大勢集まることができそう。

メンバーは、アメリカ、イタリア、オーストリア、スゥエーデン、ベルギー、オランダ、ドイツ、オーストラリア、ニュージーランド・日本から。

今年はいよいよ、ツアーの準備が始まります。

このショーは演劇的なショーにすることも一つのコンセプトとしてありますので、通常のインプロ・シアターよりも
衣装、照明、装置などに凝るらしいです。衣装はオランダのハンク、演出部分に関してはシアトルのランディの仕事。

わたしは、メンバーの中では、一番英語が達者ではないので、とにかく皆とはぐれることの無いように、かつ自分らしく、このグループの一員として活動していきたいと思っています。

June 05, 2009

アメリカ・カナダ公演

私たちはインプロバイザー:キャリーのお家にホームステイ。
3階建ての大きなお家で、大きなキッチン、大きなベットルーム。手入れの行き届いたガーデン。
キャリーが丹精こめている野菜庭園。ボーフレンドのディヴォンと3人のフラットメイトと一緒に住んでいます。

彼女は決してお金持ちではありません。
でもこんなに豊かな環境で生活することができる。
東京だとこうはいかないですもの。うらやましいことです。

彼女の家からバスに乗って、ダウンタウンへ。
ショーで使う小道具を買いに。ついでに本屋へ。本好きの絹川としては、各地で本屋に立ち寄るのもとても楽しみ。トムに教えてもらった本屋はドラマ演劇セクションが充実しています。時を忘れて本とたわむる~。。。

う~至極のひと時です。

荷物になると知りながら、ダリオ・フォーとジュリー・テイモアーの全仕事の集大成本2冊を購入。

夕方から劇場入り。
万歳ツィンズの公演+シアタースポーツ。

万歳ツィンズのアメリカ・カナダツアーの第一発目です。

このショーは「男女の関係」に焦点を当てたインプロ・パフォーマンスで、お客さんからタイトルや経験談をもらいながら、「男女の違い」や「男女がどうやって円滑なコミュニケーションができるか」をテーマにさまざまなシーンをくり広げます。

途中でボイスオーバー(ランディの声!)を入れたり、セットも創ったりして、今までのインプロ・ショーには無かった演劇的要素を取り入れています。

June 04, 2009

アメリカ・カナダ公演

7月4日
インプロバイザーのブラッドがバイトしている観光ツアーに参加。
このツアーは、ポートランドの歴史的建物を歩きながら見て歩くもの。
ブラッドは小太りでチャーミング。優れたインプロバイザー&役者であり、学者さんでもあり。参加者を楽しませながら、市内の建物や歴史を説明していきます。

わたしはインプロを通して世界各地を旅するようになって、その土地土地の歴史に興味を持つようになりました。それまでは、ぜ~んぜん興味が無かったのですが(苦笑)。

ポートランドは古い港町。
船を出すために、たくさんの男たちが水夫として借り出されていきました。
水夫の数が足りない場合は、バーで飲んだくれている労働者をなぐって気絶させ(もしくは眠り薬を飲ませて)、そのまま船に放り込んだそう。時には眠り薬を飲まされた女性が、男の服を着せられて、水夫として売られていったこともあったとな。めっちゃくちゃですなぁ~。そして主な行き先が「上海」だったことから、このような人身売買のことを「上海する」と、この土地では言っているのだそう。

「パフォーマンス」「インプロ」「演劇」などの世界に入り浸っているわたしとしては、まったく違う世界を垣間見ることができて、ものすごくリフレッシュすることができました。

その後、ブロディ・シアターのメンバーとリハーサル。
6日の夜、万歳ツィンズの公演の後に、「万歳カクテル」というショーをするのです。
そのショーは、万歳ツィンズ+現地のインプロバイザーで新しいフォーマットを創作し、それを上演するという趣向。

わたしは昼間のツアーからヒントをもらって、「上海インプロ」というフォーマットを提案しました。
それは、出演者全体を2つのグループに分けて、2つのハロルドを同時に上演します。
その中で、相手のグループのメンバーを「上海」することができます。つまり人身売買するわけですね。
「上海」されたメンバーは、相手のグループのハロルドに参加することになります。

何度かやる中で、「こうしたほうがいいんじゃないか」などのアイデアが出て、フォーマットとして定着していきました。

本番が楽しみです。

アメリカのインプロ事情。

ポートランドのインプロ事情。

ポートランドはシアトルから電車で3時間ほど南下したところにあります。

アメリカではどこの街にもインプロ・グループがあり、積極的に活動しているようで、ここポートランドでも、長年活動しているインプロ・グループがあります。

大きなグループは2つ。
ひとつはコメディ・スポーツ(キース・ジョンストンが創った「シアタースポーツ」のぱくり。皮肉なことに、元祖「シアタースポーツ」よりも、「コメディ・スポーツ」のほうがポピュラーな州もあるんです。。。)、もう一つが「ブロディ・シアター」。

「ブロディ・シアター」のアート・ディレクターはトム・ジョンソン。
彼は長年インプロ、特にロングフォームをやってきている長老的な人。
オーカス・プロジェクトの一員でもあります。
ぶっきらぼうで愛想がない、、、、が第一印象なのですが、つきあっていくと、彼独特の面白さが分ってきます。

彼らは、自分たちの劇場を持っています。キャパ80程度。舞台は小さいですが、天井は高く、バーがあり、大きなキッチンがあり、プライベート・ルームがあり、オフィスがあり、広い楽屋があります。しかも駅から徒歩5分。
メインストリートに面していている、すばらしいロケーションです。

わたしとしては、もう生唾ごっくんのうらやましい環境なのですが、彼らたちにとっては、なかなか厳しいこともあるそう。まずレンタル・フィー。維持していくのが大変なので、違う劇団などにレンタルしていかなくてはなりません。そのオーガナイズが大変だそう。

トムはず~っと休みをとっていないと言っていました。

トムはすばらしいインプロバイザーだし、先生だし、ディレクターなのだから、できればそれに専念してほしいな。

自分の本望以外のところで、自分を消耗してほしくない。。。

(これは、すべての人に対して、わたしが願っていることでもあります。)

わたしは、ここにいる間、「ブロディ・シアター」存続のアイデアをつぎつぎと提案し、少しでも彼の刺激になるといいな~と思っています。

そうそう、このカンパニーにも、すごくいいプレーヤーが数人います。
こんな小さな町にも、すばらしいインプロバイザーがいる。。。。
アメリカのインプロ普及の広さを感じると共に、日本では、演劇・エンターテイメントとして(本業として?)のインプロはまだまだ知られていないけれど、あきらめずに、これからもやっていこう!という気になります。


June 03, 2009

シアトルに到着。
ポートランドに向かいました。

シアトルからポートランドは電車で3時間。
しかも1日わずか2本のみ。しかも1本を逃すと3時間待たなくてはなりません。

みんなからは“冷蔵庫”と呼ばれている巨大なスーツケースを引きずりながら、駅に向いました。
んが。。。。。
タッチの差で乗り遅れて、タコマの駅で3時間待つことに。。。
コメディでは“お約束”の展開でございます。。。(苦笑)

ガラ~ンとした駅内。
廻りはポツリポツリと工場が建っているだけ。
レストランも喫茶店も見当たらず。
わたしは時差ぼけもあり睡魔に襲われ、駅内でず~っと寝てました。

そして乗車、そしてポートランド。
ブロディ・シアターのアートディレクター:トムが迎えに来てくれました。

ホテルで相棒のヤンと合流。

ブロディ劇場でのトムのインプロ・ワークショップを見学した後、本番用の打ち合わせ。
この劇場は、駅からすぐの大通り沿い。とても良いロケーションにありました。
内装はシカゴのインプロ・オリンピックの劇場みたい。テーブルとイスが並べられ、奥にはバーカウンターがあり、お客さんは飲みながら食べながらショーを観ることができます。キャパは100ぐらいかな。
舞台は狭いけど、天井が高いので、気持ちのいい空間です。

明日はリハーサルで、5・6日に公演です。

「ノー」と言わなくて良かった。。。

アメリカのシアトルに到着しました!

ユナイテッド航空を利用したのですが、フライトアテンダントの態度が悪くてびっくり!
笑顔がない。。。。
棚に上げる荷物。お客さんが苦労して持ち上げていても手伝わない。
まるで「あんた達がやるのが当たり前。」という態度。
う~。。。。。。

些細なことですが、狭い飛行機に10時間もすし詰めにされていると、彼女達の対応がいいか悪いかで、旅の印象はそうとう変わりますね~。。。

しかも、わたしの隣の席のおじさん(カナダ人らしい。ウィルという名前らしい。)は、一見、浮浪者風。
「でも、本物の浮浪者さんが飛行機に乗っているわけは無いよねぇ~」と自分に言い聞かせて。
でも、なんとなく「じー」っと見られている視線を感じる。。。

そしてディナータイム。
無愛想なフライトアテンダントが食事を配ります。
食事が始まると、、、。隣のおじさんからの視線を感じました。

「わたしは、あんたと同じビーフを頼んだんだから、覗き込まなくてもいいんじゃないの?」と感じながら。

そしたら、おじさんはわたしにこう話しかけました。

おじさん(お):「そのパン、もらってもいい?」

ゆり(ゆ):「なに?」

お:「そのパン、もらってもいい?」

ゆ:「わたしのパンなんだけど。」

お:「うん。もらってもいい?」

ゆ:「・・・・・いいですよ。」

お:「それと、バター。」

ゆ:「なに?」

お:「そのバターも。」

ゆ:「わたしのバターなんだけど」

お:「うん。もらってもいい?」

ゆ:「・・・・・・・・・いいですよ。」

あまりの率直さに、「ダメ」と言えませんでした、、、。

別にパンやバターに未練があるんじゃなく、まったく恥ずかしがることなく、いわば「当たり前」のように、見ず知らずの日本人から食べ残しのパンやバターを乞うことのできる彼に、ただただ圧倒されてしまったのでした。。

でもね。ホントは、ちょっとは「ノー」と言いたかったんです。

「ノー」と言うことで、このずうずうしいオヤジを懲らしめてやりたい。

そんな気持ちもちょっとだけありました。

でも、その気持ちに流されて「ノー」と言わなくて良かった。

もし反射的に「ノー」と言ったら、後悔しただろうと思うんです。

あきれても、「なにこのオヤジ」と思っても、彼の要望に「ノー」と言ってしまったら、わたしはフライトアテンダントと同じ態度をしているということになりますもの。

自分が「嫌だなぁ~」と思った態度と同じことを、自分が無意識にやっていたとしたら、それは何よりも怖いことですよね。

だから、「ノー」と言わなくて良かったと思いました。

June 02, 2009

「大人」になるための手続き?

明日からしばらく日本を離れるので、やらなくちゃいけない仕事をバリバリと。

何しろ、昨日まで大学院の論文にかかりっきりだったので、それ以外の仕事がほとんどできませんでした。

スタッフにはいろいろ迷惑をかけるし、本当に頼りないアート・ディレクターでございます、、、。
とほほほ。

さて、まだ公にはできませんが、インプロ・ワークスはもう一つ「大人」になります。

今日はそのために、「大人」の人に、いろいろと指導をしてもらいました。

「大人」になるためには、いろいろ手続きが必要なのです。

どう「大人」になるかですって?

ふふふふ。。。。

もう少々、お待ちくださいませ~。。。

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