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September 15, 2009

自分の力を100%以上発揮するには、どうしたらいいのか?ーリラックスのススメー

「がんばらない」

これは「インプロの父」と呼ばれているキース・ジョンストンが、彼のワークショップ中に、参加者によく言う言葉です。

なぜ「がんばらない」方がいいのか?

その具体的な理由の一つと考えられるかもしれないなという文章が、バド・ウィンター著「リラックスープレッシャーへの挑戦」(ベースポールマガジン社)の中にありましたので、ご紹介いたします。

著者であるバド・ウィンターは、アメリカの短距離の名コーチ。
彼の指導のもと、たくさんの選手がオリンピックでメダルを獲得してきました。

なぜ、オリンピックというものすごくプレッシャーがかかった状態の中で100%、いやそれ以上の力を発揮することができる選手とそうでない選手がいるのでしょうか。

著者が述べていることによると、この明暗を分けるのは、「緊張度合い」のようです。
つまり、試合中に「リラックス」できていると、実力以上の力を発揮できるけれども、「緊張」していると余計なところに余計な力が入り、必要な筋肉が自由に動かなくなるために、実力を発揮できないということ。
だから、どんな緊張した状態のときでも「リラックスすること」が大事だと著者は述べています。

その名コーチが進めるのは、「リラックス」。

ここで言う「リラックス」とは、精神的・肉体的に起こった緊張を解くこと。
ただし、精神や肉体を「だら~」と鈍くさせるのではなく、必要な筋肉が100%機能できる状態、つまり覚醒した状態であることが大事です。ストレスをどこかにスライドさせる:気晴らしや心や行動が鈍くなる:無関心とは違う感覚です。

そして「リラックス」するためには、「100%がんばろう!一生懸命やろう!ベストを尽くそう」と思ってしまうとダメで、むしろ「80%の力を出そう。」と思うと、リラックスできるのだそう。

驚くことに、著者は「リラックスがいかに必要であり、リラックスが人の能力を伸ばすことができるか」ということを、戦時中の兵隊さんを対象にして調査しました。

その結果、「リラックス」を知っている兵隊さんたちは、そうでない兵隊さんより、格段に能力が高いことが分かりました。(また、「リラックス」を練習すればするほど、「リラックス」は身についていくこともわかりました)。

高い効果があったのは、学習能力、スポーツ能力、熟睡度、集中力、忍耐力、反応時間の短縮度、明確な判断力、手足のスピードアップ、短時間での学習、不安の克服力だったそうです。

そして、「リラックス」は普段の生活の中で、緊張する場面がある場合、それを克服することができるだろうと予測しています。

また、驚く結果は以下。

1)伝統的なコーチの仕方は、逆効果である。
2)誰もがリラックスできるようになる。
3)リラックスをするためには練習が必要
4)チャンピオンは、物ごとにとらわれないタイプである。

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このように、「リラックス」って、自分の能力を発揮するために(自分らしくいるためにも)、大事なことなんですね!

そして、
「がんばらない」ということは、緊張しない自分(いつもの自分らしい自分)でいるための言葉だと考えることができます。

逆に言うと、「緊張」がいかに自分の可能性にストップをかけているかが分かります。

そして「リラックス」ができるようになることで、自分でコントロールすることもできるのです。

舞台に立ったり、人前に出ると、急に萎縮してしまい本来の自分が出せなくなってしまう人、たくさんいます。

もしかしたら、そういう人たちに対しても、「リラックス」法は効果的かもしれません。

わたしは、これからの自分のワークショップに「リラックス」を取り入れ、参加者の皆さんと一緒に、その効果について考えてみたいと思っています。

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