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October 07, 2009

(大げさですが)、小さな勝利。

何事も泣き寝入りしないで主張すると、いいこともあるんだなぁ~と感じたことがありました。

先日ニュージーランドから日本へ帰ってくるときに、オークランド空港でワイン(極上3本!)を買いました。
と~っても美味しいNZワインだったので、みんなへのお土産に。(るんるん)

途中、シンガポールでトランジット。一旦シンガポール空港で待って、違う飛行機に乗り換えます。そのときに、再度、荷物チェックのために探知機を通り抜けました。

そのときです。

探知機が鳴りました。「びびびびび~!!!!」

それはわたしが買ったワインでした。理由は、ちゃんと包装されていなかったため。トランジットで税関を通過する場合、液体物はちゃんとセロテープで密封しておかなくてはならなかったのでした。でも、わたしのワインは、ただビニール袋に入れられていただけ。

わたしは「でも、これはお店の人がやったわけで、私には責任はない!」と主張。確かにお店の人はわたしの飛行機チケットを見たわけで、その時点でトランジットがあることは分かっていたはず。なのにちゃんとラッピングをしなかったわけです。

「申し訳ない。でも、ちゃんとラッピングされていない液体物は機内に持ち込めない規則なっているので。。」と税関の人。それは分かります。機内への液体物の持ち込み禁止はテロ対策。

それでも、納得できないわたしは、もう理屈ぬき、泣き落とし作戦。
「でも、これはすごく高いワインで、え~残念!(涙声)え~どうにかならない?え~じゃあ、このワインはどうなるの?すばらしいお土産だったのに。。。。涙声」などと、感情に訴えるとか、すがるとか、なんとかして法をすりぬける手立てはないかと、子どもじみたあがきをしてみました。でも、、、もちろん、そんなのは通用しません。

泣く泣く、ワインとは別れ別れ。日本に帰国したのでした。

そして、日本からニュージーランドへ帰ってくるとき。
忘れていません、あの悔しさ、、、。

オークランド空港に到着して、他のお客さんが出口へ向うところを、わたしは逆行してデューティフリーショップに入り、この一件を説明しました。

しかし、「うちのお店じゃないから」とあっさり断られ。空港を出てから、インフォメーションセンターにも問い合わせたのですが、「管轄が違うから」と無碍。いろいろ電話をかけまくって、説明するも、「管轄じゃないから。」と断られました。

そして昨日、ようやく管轄の電話番号を見つけました。

もう口に慣れた説明をつとつと。

デューティーフリーショップで買ったワインがトランジットで没収されてしまったこと。
それはお店側のラッピングに問題があったこと。

そして。

最終的に、支払ったお金は返してもらえることになりました!

わぁ~い!

小さな勝利。

それにしても、問い合わせを始めてからここまでに、3週間もかかってしまいました。
日常の忙しさもあり、没収されたときの悔しさも薄れていますので、「もぉ、いっか~」と思ったこともありました。
でも、ちゃんと申し出て良かった。

それは金額のことではなく、「これは、おかしいんじゃないかな」と自分が感じたことを無視しなかったことの清清しさと有意義さです。

自分が「おかしい」と感じたことを自分が「無視」したとしたら、それは自己否定になります。自己を否定したら、人間は活きていけなくなるんじゃないか。

大げさですが、そんなことを感じました。

ちなみに、わたしが回収に成功したのは、レシートをちゃんととっておいたこと、シンガポール空港の税関に「この事実を記録しておいてください。」とお願いしたこと。ちゃんと記録が残っていたので、管轄の人が受理してくれたのです。

みなさんも、こういうことがあったら、記録を取っておくことをお薦めします。

また、これは一概には言い切れないことですが、「あきらめない」こと。これは時には大事なんじゃないかしら。


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