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October 11, 2009

ドキュメンタリー映画「セプテンバー・イシュー」

ファッション雑誌「ヴォーグ」の編集長アンナ・ウィントンについてのドキュメンタリー映画「セプテンバー・イシュー」を観ました。

ファッション界を動かす女王。

そんな強い印象のある彼女とそのスタッフたちが、いかに妥協しないで雑誌づくりをしているかが克明に描かれています。

なにしろ、強い。

無愛想。
笑顔なし。
批判的な態度。
平気で他者を否定するところ。
「気配り」を大事にして、他者との対立をさけるわたしたち日本人にとっては、信じられないくらい冷徹です。

映画を観終わってから、夫が「信じられないくらい冷たい。異常。彼女の生き方はがんばりすぎていて健康的じゃないよなぁ~。働いている人たちが、びくびくしていて緊張しているし、あれは良くない。」と言っていました。

でも、わたしは、アンナのはっきりしたところや、雑誌に対してのこだわり、リーダーとしての決断力はすごいなぁ~と思いました。

それと、ヴォーグ社員が編集長のアンナに対してものすごくびくびくしていて、常に彼女の顔色を伺っているところなどは、日本の会社にもあるケースなんじゃないかしら。それを夫に説明したら、「日本人ってお互いを尊重しあうんじゃないの?」と驚いていたけれども。

いずれにせよ、トップレベルで仕事をする女性の働く姿を見るのは好きです。

そして、どんなに世界中の人が「これはいいと思う。」ということであっても、自分が「違う」と思ったら、それはちゃんと言うべきじゃないかな。それが自分に対しても他者に対しても、一番誠実なことなんじゃないかなと思いました。

人に嫌われたくないがために、自分を殺してしまうよりも、ずっと勇敢なことなんじゃないかな。


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