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January 08, 2010

フェスティバルに復活することになりました。

参加を中止した「Short and Sweet」フェスティバルに復活することになりました。

芸術監督+作家との衝突の後、プロデューサーと直接あって話をしました。フェスティバルに対する不信感、芸術監督や作家の必要上の口出しに対する怒りもすべて洗いざらいぶつけて。

彼はわたしの話をすべて受け止めて、プラス、「今、喧嘩している場合じゃない。協力して一緒に何かを成し遂げることこそ未来がある。今回の件は、芸術監督も全面的に誤っているんだし、許してあげてもいいんじゃないだろうか。」と「イエス・アンド」。そして「ぜひ戻ってきて、演出を続けて欲しい。」

お正月の間、ず~っと考えていて、それでも感情的には収まらないものがあったのですが、ある日突然、ある役者さんの顔が浮かびました。

「そうだ!この役者さんが引き受けてくれるなら、やる価値がある!」

その役者さんは、わたしの友人でもあり、素敵な役者さん、ロブ。身体のがっしりした、マオリ人。

しかも(というか、しかし)昨年、奇妙な事件を起こしてニュースざたになったのです。それは、彼が郊外で昼間にナイフを振り回してあばれていたということで、警察に銃で撃たれたというニュース。彼は逮捕されて、病院に入り、手術を受けて。。。。それ以降は、どうなったのか音沙汰がありません。

わたしが演出するお芝居は、ボリスという名の犬(ロッテンウイラー)のモノローグで、「ボリスが、隣のほえる犬たちにイライラした結果、柵を飛び越えて犬たちを殺す」という内容。ロブの事件と、ちょっと似ているところもあるのです。

彼がこの台本を読んだら、どう感じるのだろうか。。。
怒るかもしれない。「こんな内容、演じられるわけないじゃないか!」と。

でも演出家としての私は、「これは面白いかもしれない」と正直、思いました。
彼なら、ボリスの怒りやフラストレーションを爆発的なエネルギーで演じてくれるかもしれないと。

そこで彼にメールしました。台本を添付して。そしたらすぐにレスポンスがきて、「興味があるので、やりたい。」と。

わたしはフェスティバル側に連絡をとり、わたしがまだ演出家として復活する可能性があるかどうか、もし復活できるのならば、ロブを起用したいということを伝えました。すぐにレスポンスがきて、「ぜひ、やって欲しい」と。

という経緯で、わたしはこのフェスティバルに演出家として参加することになりました。

それにしても、稽古時間がものすごく少ないです。
そしてロブが精神的&体力的に復活しているのか。それが気になります。
(マスコミの取材にも警戒し、ロブを守らなくてはなりません。)

どうか、どうか、無事、いいお芝居が上演できますように。

心に祈り、そして、ふんどし(心)をキリリと引き締める絹川です。

明日から稽古開始。本番は1月19日から1週間です。

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