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April 27, 2010

自分のイメージを「コピペ」する方法?

短編映画の撮影のために、監督のヨハナと打ち合わせ。
わたしは出演者。ついでに衣装やメイクも担当。

たった2分の映画なのですが、打ち合わせにとても時間がかかって、終わったら、けっこうぐったり疲れた自分がいました。

なぜそんなに疲れたかというと、ヨハナの描いているキャラクターのイメージ(メイク、衣装、声、動き)を、わたしがなかなか理解できなかったし、彼女もなかなか言葉で表現することができなかったから。

「うんぎゃぁ~」っていう感じなのだよね~!!!と彼女は演じて見せてくれます。
でも、「うんぎゃぁ~」っていう感じの、「なに」が大事なのか、その核が分からないと、彼女の物まねはできたとしても、自分なりに演じることは難しいのです。

自分の「イメージ」を他者に伝えるのは簡単ではありませんね。自分の頭の中では、はっきり「絵」があったとしても、それを他者に伝えるときには、それをそのまま「コピペ」することはできません。なんらかの媒体に変換して伝えなくてはなりません。

ココロの中でイメージした「幸せ~」を、英語しか分からない人に対しては、「Happy」と伝える。記号としては、一応同じ意味ということになっていますが、「幸せ~」と「Happy」とは微妙に違う。。この「絵」の違いをどう伝えたらいいんでしょう。。。

「なかなかニュアンスが伝わらない」ということは、日常でもよくあることです。特に自分にとって「こだわり」があるものについては、できるだけ「正確」に伝えたいという気持ちがありますから、よけい伝わらないときの「もどかしさ」は苦しいものですね。

ただ、それをもし「イエス・アンド」するとしたら、どうでしょう。

逆に、「完璧には伝わらないものだ。」と考えると、日常は少し楽になりそう。

つまり、「自分が描いているもの」と「それを伝えたときに、相手が描くもの」は、どんなにがんぱっても「コピペ」できるものではなく、「微妙に違う」。そして、それが「面白い」のだと。

どんなにコントロールされたフォームでスィングしても、ボールの行く先は微妙に変わる。そういうもの。それが面白いっていうもの。

そんな余裕があれば、「伝わらない」「理解できない」ことが楽しくなるのかもしれません。

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