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June 24, 2010

できるといいな。「感情と表現の一致」と「気持ちの切り替え」。

日本の社会人について、「これができたらいいな~。」と思うもの。

そのひとつは、「一致していること。」

たとえば、「嬉しい」という気持ちがあったときに、「嬉しい」という表情が自然にできること。
「むかついた」気持ちがあったときに、「わたしはむかつている」という表情が顔に出せること。
つまり「感情」と「表現」が「一致」すること。

日本に帰ってきて、日本人のわたしでさえ戸惑うことは、大人の(特に男性の)表情のなさ。成田空港の税関員さんの、みどりの窓口の駅員さんの、交通整理のおじさんの、郵便局の人の、コンビニの店員の、居酒屋のお兄ちゃんの無表情なことよ。嬉しいのか怒っているのか悲しいのか分かない。言葉は返ってくるけれど、気持ちのリアクションが帰ってこない。「ぶきみ」です。何を考えているのかが分からなくてもいいから、何を感じているのかぐらいは知りたいな~。

きっと心では何かしらは感じていると思います。でも、それが表情に出ていない。
感じることを止めているのか。感じたことを顔に出すのを止めているのか。はたまた、無表情であることに気がついていないのか。。。

また、気持ちと表情に微妙な「ずれ」がある人もいます。
嬉しい気持ちが沸き起こったときに、微妙に緊張感がのこって、ゆがんだ笑顔になってしまうこと。
悲しいけれど、なぜか笑い顔になってしまうこと。
笑顔がこわばる。
怒っていないのに怒った顔になっている。悲しくないのに悲しそうな表情に気がつくとなっている。。。

そうそう、「必要以上」に、「冷たい態度」のウエイトレス、「いじわる」なキオスクのおばさんっていますよね。
「そんなに無愛想にしなくたっていいじゃないのぉ~。。」とお客であるこっちが「とほほほ」と感じてしまう相手。
あと、「必要上」に、笑顔をとりつくろっている(心に笑顔はない)銀行の案内係り。「その笑顔、うそっぽい!そんな嘘の笑顔なら、むしろ機械に対応してもらったほうがずっと機能的だよぉ~」と感じさせてしまう嘘っぽさ。

おそらく、人間は、相手の「感情」と「態度」が「一致」しているかを本能的に見分ける能力を持っていると思います。そして、すぐにそれを感じることができる。だから、「一致」していない人はあまり信用されない。な~んとなく信用できない印象。逆に「一致」している人は、その感情がネガティブなものであれ、人間としては信用するに値する人ということになる。

だから、この「一致」ということ、実はとても大事なんじゃないかしら。
そして、かなりの日本の社会人に欠けていることではないかしら。

もうひとつ、日本の社会人が「できるといいなぁ~」と思うことは、「気持ちの切り替えができるようになること。」

気持ちと表情の「ずれ」について述べましたが、それと関連して起こることは、「前の気持ちに引きずられて、いつまでもその感情に振り回されてしまう」状態。

怒りが沸き起こって、その感情にいつまでも振り回されてしまう。
気持ちの切り替えができないので、そのままだらだらと「怒り」を抱えて、違う現場、違う人たちと会ってしまう。
これは、ネガティブな気持ちにはつきものかもしれませんね。「感情にひきづられてしまうこと。」

感情がスッキリと切り替えることができると、感情に振り回されなくてすみます。

悲しいときは、「悲しい~」にどっぷり浸かればいいし、嬉しいときは「嬉しさ」を十分に味わうことができる。

つまり、切り替えができたほうが、かえって自分に起こった感情を肯定的に味わうことができるのではないでしょうか。

ちなみに、これができるようになるために、おそらく一番大事なのは、「自己肯定」。

自分に起こっていることに、素直に「イエス・アンド」してあげること。

悲しい自分にOK.
怒っているプンプンな自分にOK.
イライラ、ガミガミのオニババのような自分にも(とりあえず)OK.
笑っている自分にも、(もちろん)OK.

自分に起こるすべての感情に対してOKサインを、まずは出してあげることで、「感情と表現の一致」や「気持ちの切り替え」ができるようになるのではないかしら。

そして、おまけとしては、自分にOKできる人は、相手にもOKができること。

お互いにOK!な関係でつきあえれば、こりゃまた楽しい&クリエイティブな関係であり、世界はとてもファンキーに彩られていくことでしょう。

そんな世の中がくるに違いない。

いつか。


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