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June 23, 2010

親の老い。誰にとっても初めての体験ですよね。

ドイツ人の友だちギハードとディナー。
彼はうちに一泊して、明日の朝オークランド空港からドイツへ一時帰国です。

彼は映画監督で、うちの夫とよく一緒に仕事をしている仲間。ドイツから依頼された映像の仕事を、ニュージーランドやオーストラリアなど南半球で創っていて、ニュージーランドとドイツを行ったり来たりの生活をしています。

今回のドイツへの帰国は、お母さんの面倒を見ることがメインの目的。
ギハードのお母さんはず~っと一人で気丈に生活してきたのですが、ここのところ病気がちで、だんだん痴呆っ気が出てきたので、仕方なく、老人ホームに入居することになったそう。その手伝いをするための帰国なのだそうです。

「気が重いけれど、これは仕方のないことだね。」

誰もが避けることのできない、親の老いとの出会い。

ヨーロッパでは(ニュージーランドも)、子どもが大人になってから、親と同居するのはとても珍しいことで、ほとんどの親は年老いても独立して生活をしています。そして子どもが老人介護のために仕事をやめるなどということもほとんどなく、福祉施設がそこをカバーするような仕組みになっています。

日本では、老人介護問題がとても深刻な社会問題になっていますね。
わたしの親もずいぶん年をとってきたので、人ごとではありません。
ただ深刻な問題に、深刻に接しすぎてしまうと、本質が見えなくなってしまうような、センチメンタルな感情に飲み込まれてしまうような、昔の人たちが犯してきた過ちを考え無しで繰り返してしまうような、そんな気がしています。

若いころは考えてもみなかった親との関係の変化。
これは、誰にとっても初体験です。
だからこそ、
「こういうものだから」という固定概念に縛られないで、
静かな気持ちで向かいあうことが大事だなと感じています。

すごく抽象的な発言しかできないのですが。


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