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August 12, 2010

オーストリアで。

ウィーン2日目。

ナシュマルクトという市場へ。
八百屋さん、肉屋さん、チーズ屋さん、スパイスのお店、パン屋さんなど、たくさんのお店が並びます。
歩いているだけでも、目がくらくらするほどの活気!

その後、ミュージアムへ。
それにしても、お土産屋さんは、モーツアルトだらけです。
モーツアルト・クッキー、モーツアルト・Tシャツ、モーツアルト・ポストカード。
くわえて、今、クリムトとエゴンシーレの展示が大きなミュージアムで開かれているらしく、街中がクリムトとシーレのポスターやらお土産やら。

さすがに、本物のクリムトやエゴン・シーレは繊細かつ迫力です。

夜は、Alain Platels カンパニーの「Gardenia」を観に。
出演者は性転換をした人たち6人。ブロンウィンのお知り合いのデレクだけが、プロフェッショナルの俳優ですが、それ以外の人たちは、俳優のトレーニングを受けたことのない性転換をした人たち。女から男になった人、男から女になった人。ほとんどが50歳~70歳ぐらい。おじいちゃんやおばあちゃんにぐらいの人たちが、化粧をし、理想の姿に(実際はそうじゃないのですが)変身していく姿を描く問題作。
ジェンダー問題を、「そのまま舞台にのせた」ような作品でした。

終演後、出演者のデレクと一緒に飲みに。
舞台裏の話(おもにデレクの苦労話)をたくさん聞きました。
プロフェッショナルな俳優としては、そうではない人たちとツアーをするのは大変なことらしいです。とくに性転換をした人たちは、「自分が美しくあること」についてものすごいこだわりがあるので、とてもわがままで、舞台の一員としての協調性が欠けていること。長年舞台をやっているデレクは、自分が出演するだけではなく、その他の出演者の面倒を見たり、小道具が十分かどうかチェックしたり、舞台上のトラブルをフォローしたりして大変なのだそう。

これだけ聞いていると、「しょぼい」プロダクションのように聞こえるかもしれませんが、この作品は今年、国際アビニョン演劇祭でものすごく大きく取り上げられ、大成功したそうで、再来年までツアー・スケジュールが埋まっているそう。世界的に注目されている作品です。

わたしはいつかアビニョン演劇祭に出演してみたいという夢があるので、それをすでに実現しているデレクの「オーラ」みたいなものを感じることができたのが、とにかく嬉しかったです。

特別な夜でした。

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