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March 29, 2011

宮崎駿さんのコメントに感じたこと。

今、わたし達(というか私)の「価値観」や「生き方」について、大きな「問い」が立っているように感じています。

たくさんの情報にふらふら。たくさんの映像にぐらぐら。たくさんの不安にごたごた。
かといって、自分の生活は続いているわけで、仕事もしなくちゃならないし、洗濯だって掃除だって。
ご飯も食べなくちゃならない。自分の夢もある。でも目の前の悲しみもある。何もできない無力感もある。

「今の状況」と「自分の立ち位置」。
この両方に引っ張られて、ぐらんぐらんしている私の判断力。アクションを迫られている。
でも軽はずみなことや、自分のエゴだけで動いたら、かえって逆効果じゃないか。

そんな中、宮崎駿さんのコメントに強くひかれました。
これは、先日行われた新アニメーション映画「コクリコ坂から」記者発表でのコメント。
たしか3月28日だったと記憶しています。以下記事を引用させていただきます。
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/ghibli/cnt_kokurikozaka_20110329a.htm?from=nwlb

『この時期に映画に関する発表会をやるのがいいかという意見もありましたが、あえてやることにしました。私たちは埋葬されることもないまま瓦礫に埋もれているたくさんの人を抱え、しかも、原子力発電所の事故で国土の一部を失いつつある中でアニメーションを作り続けているんだという自覚を持ってやっています。』

この「自覚」という言葉。
わたしは、今の状況を100%受け取っているこの覚悟こそが必要だったのだと感じました。
この状態を100%受け取って演劇やインプロをしているんだという自覚と覚悟です。

また以下のコメントも、自分ができることをしっかりとやっていくのだというエールとして受け取りました。
『私たちは停電になっても仕事を続けようと思っています。なぜなら今日も郵便配達の人は郵便物を配っているし、バスの運転手はどんなに渋滞が起きようと運転を放棄しないでいるからです。』

また被災者支援についても的確な行動だなと思いました。
『震災後、ジブリとしては、鈴木(敏夫)プロデューサーが中心となって具体的な支援に取り組んでいます。一番必要なところに一番必要なものを届けることが大切なので、感傷的にお金を出せばいいということではなく、堅実な方法を選んでいます。内容については、必要な時に鈴木プロデューサーから発表されるでしょう。』

ちょっとした情報で不安になったり、急に強気になったりするぐらぐらな自分。
わたしも宮崎さんのように、情報や常識に惑わされず、しっかりと自分の意見が言える人間になっていきたいです。


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