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April 24, 2011

今までの考え方/やり方に絡みとられないように気をつける。

スタッフとこれからの活動についての相談をしました。

インプロワークスではいつも、既成のやり方をなぞるのではなく、自分たちが納得できて、自分たちを誇れるような仕事のやり方を考えていきたいと考えています。

特に「インプロ」の考え方は、今まで日本にあった考え方や概念とは違います。もっとグローバルな視点があります。それが何よりもの価値であり、その視点が、凝り固まった日本人の考え方をほぐし、創造的で健康的な人間関係を築くことのベクトルになると思っています。

しかし今までの日本流に解釈してしまうと「インプロ」の大事な部分が失われてしまうのです。なんでも和風にするのが得意な日本人ですし、そもそも人間は自分たちを正当化することが上手ですので、新しい概念でも、何となく今までの価値観に丸め込んでしまうのです。

たとえば、インプロでは「相手を輝かせること」を美徳としています。これは個人主義のアメリカには欠けていることなので、ルールとして掲げていることのひとつです。しかし日本では、「相手を輝かせること」はわりと普通にできていること。気遣い、気配りは他の国に比べるとずっと日常当たり前のこととして生きています(すくなくとも倫理では)。ですので、西洋からやってきたこのルールをそのまま使ってしまうと、日本では少しニュアンスが変わってきてしまいます。たとえば「相手を輝かせること」→「相手に意識を向けること」→「相手の気持ちを察することが大事」→「気持ちを察しなくてはならない」→「察していない人はよくない」→結果的な排除。(根底には、みんなが同じでなくてはいけないという、古くからの日本人の考え方が流れているのが分かりますね。)

誰でもが人のココロを読めるわけではありませんので、察することには限界があります。もちろん察しようとする心がけは悪くはありません。ただ、そこに固執することは、真実を見るめをゆがめます。

相手の気持ちをすべて察するなんて無理。むしろ、察することができるなんて思うこと自体が思い上がっているのかも。そもそも、みんな違う気持ちを持っている。認識がずれることがあるかもしれないけれど、それが当たり前。それでオッケー。それを無理して合わせようとしないで、その違いを楽しめばいいんじゃないかしら。(これが、いわゆる「相手を輝かせること」なのでは?)

私たちの幸せは、出会った人たちに「元気」になってもらえること。それぞれの人たちが「自分らしさ」に誇りをもって、自立して生きる姿を見ること。困っている方々がおられたら、そのサポートをすること。

ですので、そこの軸がずれないように、慎重に話し合いを続けます。

自分たちが納得するまで。

(だから活動が鈍いのか〜??苦笑)。。

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