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June 25, 2011

「伝説の作品」となるか?

「12人〜奇跡の物語」絶賛上演中です。

ありがたいことに、日露演劇協会の村井健さんはじめ、演劇界の先輩たちがたくさんご来場くださり、いい評判を立ててくださっているらしく、口コミで問い合わせが続いているようです。制作の綿貫さんは、ひっきりなしにかかってくる問い合わせ電話やメールの対応に大忙し。チケットは連日キャンセル待ちとなっています。

それにしても、冷静に考えてみると、この公演はすごいです。

演出の小川絵梨子さんは、これからもっともっとすごい作品を創り出していくと思われます。
どう考えてもそうなります。まだ30歳代だし、これからの人。しかも、すでに凄いんですから。これから、もっと凄くなると。

そして主演の寺十悟さんは「Tumazuki no ishi]の演出家であり、客演でひっぱりだこの役者さん。これから大舞台へ出ていく人でしょう。今回の作品は、2人の初コラボレーションにあたるわけです。
そして、2人はこれからも演劇界でバリバリ面白い作品を上演していくことでしょう。

加えて、他11人(自分も入れてみる)の役者は、それぞれの現場を持っている個性派ぞろい。経験もあるけど、新しい学びを柔軟に吸収できる皆さん。きっとこれからも伸びていく人たちに違いありません。

12人+1人の演出家。(+プロデューサー綿貫さん+スタッフのみんな))
この公演が終わると、みんな自分の場所に帰っていって、もしかしたら二度と共演することは無いかもしれない。だけど、5年後、10年後、みんながどうなっているかが楽しみ。

そのとき「12人〜奇跡の物語」は語りぐさになるに違いありません。

そう考えると、「12人〜奇跡の物語」は、もしかしたら「伝説の作品」となるかもしれないなぁ〜。


June 23, 2011

逃げないで作業をすると絶対に見えてくる。

お芝居「12人〜奇跡の物語」絶賛上演中です!
ありがたいことに、連日ソールドアウトとなっています。
座席数を増やしたようなので、数席余っているそう。もし興味のある方はお急ぎくださいませ。

苦しい稽古中、泣き言をいっていると、共演者の末次さんから「小川さんの演出は役者を苦しめる。でも逃げないで作業をすることで、ぜったい見えてくる。ぜったい”やって良かった”と思うから」とアドバイスをもらいました。

末次さんは、「ダウト」というお芝居で小川演出を体験し、自らは劇団四季で何十年と舞台にたった経験をお持ちの大先輩。
今、その言葉を信じて良かったと感じています。
ようやく演出からもプロデューサーからも「良くなった」とのお言葉。

試行錯誤の連続ですが、ものすごくたくさん学んでいます。

今は連日の本番をひとつひとつ大切に演じていくことだけなのですが、落ち着いたら、体験を整理していきたいと思っています。

今日は2ステージ!

June 22, 2011

今回限りの公演。

お芝居「12人〜奇跡の物語」上演中です。
なかなかいい具合になっていると思います。

おそらく、このキャストでこのお芝居を上演するのは、今後そう無いと思います。
出演者の皆さんはそれぞれ忙しいし、演出の小川さんもこれからどんどん大きな世界へいく人ですので、このメンツが再度集まるのはとても難しいでしょう。

そういう意味では、今回限りの公演ですので、ぜひご覧いただければと思います。

チケットは完売に近づいています。覧になりたい方はお急ぎくださいませ。

June 21, 2011

インプロ/アート/センター

今日は、とてもステキなインプロヴィゼーション関係の方々との会合。

お互いの分野(演劇だとかダンスだとか音楽だとか)は違えども、志の部分ではたくさんの共通項があることをお互いにシェアー。

とても充実した、希望のある会合でした。

これから、これから。

みんなで面白いことやっていこうよ〜!!!!

それが、今、わたしがいえることかな。

June 20, 2011

初日あけました。

「12人〜奇跡の物語」初日あけました〜!
ご来場くださいました、皆様、ありがとうございました。

いろいろ書きたいことはあるものの、ここでは書けないことばかり、、。
もう少し、自分を整理してから発言したいと思います。

あ、一応、マチネもソワレも満員御礼。しかも、今夜のチケットはキャンセル待ちだそうです。

それから、一応、ステキな役者さん+濃厚な演出で闊歩しています。
もしお時間ありましたら、ぜひ。

June 15, 2011

母体の違い。

たぶん。

わたしがインプロするとき(ここではエチュードとしてのインプロじゃなくて、エンターテイメントとしてのインプロです)、わたしはわたしの脳を使って、わたしの考え方からの「言葉」を発し、自分のカラダから発する「キャラクター」や「ドラマ」を創作しています。加えて、他メンバーとのコラボレーションでもあります。

でも台本のお芝居の場合は、台本に書かれていることが言わば自分の「身体」であり「脳」。
そこから引っ張りだしてくることが必要となります。

ただ「台本」って、結局「文字が並んでいるだけ」の記号であり、実にいろいろな読み方や解釈ができるわけです。たとえるなら、ケーキのミルフィーユ?いくつもの層がある。だから台本を掘り下げる作業は面白いのです。だってあらかじめ決められた答えがあるわけではないから。

だから、掘り下げるレベルが違えば、まったく違う「層」があるわけで、演出家の考える「層」と役者が考える「層」が全然違うとイメージ自体が変わってしまう。そこでお互いの歩み寄りや擦り合わせが必要となる。

結局コラボレーションの作業という点では、インプロとも同じ。

ただ母体となる部分が「自分」であるか「他人」(という名の台本)であるかの違いなのかも。

豊かな土地(母体)には元気な作物が育って、貧しい土地(母体)にはなかなか作物が育たないように、母体の質そのものが作品に大きく影響することは間違いないでしょう。

今日は最後の稽古。
母体となる台本を、もう一度丹念に読み直して、稽古場に向かいます。

June 14, 2011

不安を抱えて停滞。

いよいよ押し迫った稽古場。

わたしは、まだこのドラマの世界での「居場所」を探しています。
自分的に「納まった」と思っても、演出家から「そうではない」と指摘されて、混乱。

もちろん演出家の小川さんのことは信頼しているし、すばらしい演出家だと思います。
でも、何が良くて、何が悪いのか。判断がだんだんできなくなっていく自分がいることは確か。

台本芝居の俳優さんたちは、普通に、こういう状態になるものなんでしょうか?
わたしは俳優だって、一人一人がアーティストでいるべきだと思っているのですが、今のわたしの状態はそうではなくて、まるで演出家に依存している従事者みたい。

そういう立場に身を置いたことが久しくなかったし、久々にそれもいいかなと思って飛び込んではいますが。果たしてどうなるんでしょう〜。。。

June 13, 2011

語るにはまだ早い。

ものすごく残り数日の稽古場。
いろいろ試すし、空き時間は練習。そして腑に落とす作業。

即興で演劇するときには行わない、たくさんの作業を学んでいます。
これは「即興(インプロ)とは何か?」を追求するために、逆に必要になる要素のように感じ始めています。まだはっきりとは言えませんが。

台本芝居とインプロの両方を経験している人間しか語れないことを語るために、わたしが通るべき道なんだなぁ〜と受け止めています。

演劇を始めて、小劇場で仕事をして、インプロに出会って、それはそれでそれぞれ素晴らしい。ただそれらは本当は繋がっているわけで、それを隔離して語ることは、世界を見ないで池を語っているようなもの。かも。

語るにはまだ早い。
ただ、いつか、何か語れそうな気はしています。
まだ分かりませんが。

June 12, 2011

裸の王様にならないために。

昨日4時まで眠れず、台本読みなど。
いろいろ考えて、今日の稽古でトライしてみようと思います。

昨日はかなり落ち込んでいたので、たまたまメールをもらったある劇団主宰者/演出家さんに稽古場でのことを書いたところ「僕もボロクソ言われたいです」と、レスポンスが。

考えてみたら、この年になって、ボロクソ言われることってあまりないんですよね〜。
講師的/リーダー的存在の仕事をしていると特に。

そういう意味では、自分を自分の玉座から引きずりおろしてもらえるいいチャンスかも。

裸の王様にならないように。

June 11, 2011

ダメクソにダメダメ。

お芝居「12人〜奇跡の物語」の稽古中。
今日は初めての通し。

ダメだしで、演出家さんからダメクソにダメがでる。
「全然、台詞を理解していない。役に一貫性がない。」と。
「絹川さんだけ全体のモーメントを崩している。」と。
「もう一度、台本をよく読んでください」と。

。。。台詞、毎日読んでいるんだけどな。。。と心で思いながらも、「読めばいいってもんじゃないんじゃないの」とすでに自虐的な声も聞こえる。

それにしても本番1週間前の通しで、まったく全てにおいて「できていない」というお言葉。

もうちょっと早めに言ってくれれば、こちらも平常心が保てるけれど、、。

そんなにダメなのか。。。途方にくれて夕暮れて。

本番まで「がんばります」という言葉でやってみますか。

June 10, 2011

裁判傍聴す。

今日はお芝居の稽古がオフでした。
本番まで、これが最後のオフ日となります〜。

昨日はキャスト(ほぼ)全員で飲み会。
12人の出演者は、年齢も演劇バックグラウンドも経験もまったくばらばら。
劇団四季出身者で歌踊りばりばりの人もいれば、状況劇場で唐十郎さんとアングラしていた先輩もいます。まだまだ新人さんもいれば、ベテランも。小劇場で注目されている役者さんもいます。

通常、このようなバラバラなキャストだと価値観のぶつかり合いがあったり派閥があったりで、なかなかうまく行かないこともあるのですが、今回はとても仲良し。まぁ、友だちを作るためにお芝居をしているわけではありませんので、取り立てて仲良くなる必要もないのですが。それでも上下関係や人間関係のドロドロで神経をすりへらす現場だってあることを考えると、そういう悩みなしに毎日の稽古場が「健康的な」
刺激の場になっているということはありがたいことです。

さて今日はオフ日!

わたしは裁判所に行って、いくつかの刑事裁判を傍聴しました。
今回のお芝居は陪審員の物語なので、裁判を経験することは必須なのです。今まで休みが無かったのでいけませんでしたが、ついに。

いやぁ〜、独特の世界でした。
人が人を裁くことはテレビや映画で観ていましたが、生身の人間の裁判を目の前で見るのは、ぜんぜん緊張感が違いました。被告の彼女らしき人が傍聴席にいたり(中国人の方のようでした)、証言人として控えていた被告人の母親が、わたしの隣に座ったり、本物の「被告」や「裁判官」や「検査官」や「弁護士」を見たり。発言を聞いたり。

予想以上に人間臭いやりとりで、人が人を裁くことは生半可なことではない。という感想をもちました。

ちなみに裁判の傍聴は、誰でも予約なしで行うことができます。

体験したことのない人は、いつか体験することをお勧めします。

いろいろ考えさせられる現場だと思いますので。

June 07, 2011

シアタースポーツは大入り満員

昨日のシアタースポーツは大入り満員、立ち見がでる盛況ぶりでした。
ご来場くださったみなさま、ありがとうございました!

次回は8月29日(月)です。
場所はいつもの下北沢「楽園」にて。

出演者など詳細は随時お知らせいたします。

ぜひご来場くださいませ!

June 05, 2011

Arts Vision Network サイト誕生!

東日本大震災をきっかけに「文化・芸術による復興活動」を長期的な視野で支援することを目的に設立されたArts Vision Network 311のウェッブサイトができました!

http://www.avn311.jp/

インプロワークス代表取締役:絹川友梨もメンバーになっております。
微力ながら、何かお手伝いができればと考えております。

June 01, 2011

「じゃ、インプロはどうなるんだろう」

国立国会図書館と文化庁が、日本の文化的資料の収集、保存、利活用に向かって動くことを発表しました。

たとえばテレビや舞台の脚本は、その時代の人間の思想を反映しているはずですので、日本人としては貴重な資料になるはず。そういう意味で、この発表は(海外に比べればめっちゃ遅いものの)画期的なものとなります。

わたしは、「じゃ、インプロはどうなるんだろう」と考えました。

脚本がない芸能。。。。

これを、どう収集、保存、利活用していくのか?

日本に「インプロ」が上陸するのは「シアタースポーツ」より後です。
まず「シアタースポーツ」が上陸。(その前は、日本に住む外国人が小さなカンパニーで行ってしました。)そして「インプロ」というネーミングをして、「インプロ」が始まりました。

ただ、面白いことに、紹介された「シアタースポーツ」は、オリジナル(キース創作))とはずいぶん違って、紹介したオーストラリアのリン・ピアスさんの演出もあって、オーストラリア風(オージー風)。
そして、その後、日本で上演されていきますが、それは日本人の手で進められたので、自然と日本風に変化していきます。よって、日本による「インプロ」を分析したら、もしかしたら日本人の本質が見えてくるかも。

「インプロ」を収集、保存、利活用していくことには意味があると思うんだけど。


国立国会図書館と文化庁との協定:継承するということ

国立国会図書館と文化庁との協定について、報道発表がありました。
いろいろと考えさせられる発表なので、全文を掲載したいと思います。

  国立国会図書館と文化庁との協定について
 ~我が国の貴重な資料の次世代への確実な継承~
                         平成23年5月18日


 本日、国立国会図書館と文化庁は、我が国の貴重な資料の次世代への確実な
継承に関して協定を結びましたので、お知らせいたします。
                      (同時発表:国立国会図書館)

1.概要

 国立国会図書館と文化庁は、我が国の貴重な資料の次世代への確実な継承を
目指し、歴史的・文化的価値のある作品や資料等について、その所在情報の把握
や目録の作成、収集・保存、活用等について、一層緊密な連携・協力を行って
いくことにしました。

(詳細は別紙[※注:下記]をご参照ください。)


2.目的・意義

 歴史的・文化的価値のある作品や資料等は、我が国の歴史や文化等の正しい
理解のために欠くことのできない貴重なものであり、将来の創造活動の基礎を
なすものです。
また、ひとたび消失すると再び入手することは不可能です。

 このため、国立国会図書館と文化庁は、歴史的・文化的価値のある作品や資料等
の適切な収集・保存及び活用等について、一層緊密な連携・協力を行っていきます。


3.当面の具体的な連携・協力分野

  [1]テレビ・ラジオ番組の脚本・台本
  [2]音楽関係資料(過去に我が国で出版された楽譜等)
  [3]マンガ、アニメーション、ゲーム等

 なお、今後も、連携・協力内容の充実について検討していきます。

┌─────────────────────────┐
┃ (お問い合わせ先)               ┃
┃  文化庁文化部芸術文化課             ┃
┃  課    長   山さき 秀保(内線2822) ┃
┃       [※注:さき=山偏に竒]  ┃
┃ 課 長 補 佐 大川 晃平(内線2824) ┃
┃   企画調査係長   落合 恵未(内線2828) ┃
┃  電話:03-5253-4111        ┃
┃  FAX :03-6734-3814        ┃
┃  mail:geibun@bunka.go.jp            ┃
└─────────────────────────┘


※以下別紙


【 我が国の貴重な資料の次世代への確実な継承に関する協定 】

 我が国では、図書、新聞、雑誌、CD、DVD等の出版物は、国立国会図書館に保存
され、美術品や歴史、芸術、民俗、産業、自然科学等に関する資料は、美術館や
博物館等に保存されている。

 一方、これらの施設において、これまで必ずしも収集・保存の対象とされてこな
かった分野の文化的な作品や資料等については、その所在情報が一元的には把握さ
れておらず、体系的な収集・保存がなされていない状況にある。歴史的・文化的価
値のある作品や資料等は、我が国の歴史や文化等の正しい理解のために欠くことの
できない貴重なものであり、将来の創造活動の基礎をなすものである。また、ひと
たび消失すると再び入手することは不可能である。

 このため、歴史的・文化的価値のある作品や資料等が散逸・消失することのない
よう、その適切な収集・保存及び活用を図ることが必要である。

 政府は、「文化芸術の振興に関する基本的な方針」(第3次基本方針)(平成23年
2月8日閣議決定)において、文化芸術に関する各種の情報や資料の収集・保存(アー
カイブの構築)及び活用方法について、国立国会図書館をはじめとする関係機関と
連携することとしている。

 一方、国立国会図書館においては、日本の知的活動の所産を網羅的に収集し、国民
の共有財産として保存するとのビジョンを掲げている。

 これらを踏まえ、国立国会図書館と文化庁は、これまで必ずしも体系的な収集・
保存がなされてこなかった歴史的・文化的価値のある作品や資料等について、その
所在情報の把握や目録の作成、収集・保存、活用等について、一層緊密な連携・協力
を行っていくこととする。

 一層緊密な連携・協力に取り組むにあたっては、これまでのそれぞれの分野におけ
る取組も踏まえ、当面、特に以下の3分野について、具体的な連携・協力を推進する
こととする。


1.テレビ・ラジオ番組の脚本・台本について、国立国会図書館と文化庁は、連携・
協力して、所在状況や保存方法等に関する調査研究を行うとともに、過去の重要な
資料の保存について検討する。


2.音楽関係資料について、過去に我が国で出版された楽譜等に関する所在情報に
関し、国立国会図書館と文化庁は、連携・協力してデータベースを作成し、国立国会
図書館においてそれを広く国民に公開し、その活用を推進する。


3.マンガ、アニメーション、ゲーム等のメディア芸術について、国立国会図書館と
文化庁は、連携・協力してそのアーカイブの構築を推進する。


 この協定の締結を証するため、本書2通を作成し、双方が押印の上、各自1通を
保有する。
                 平成23年5月18日
                 国立国会図書館総務部長  田屋 裕之
                 文化庁次長        吉田 大輔


※参考 原文 
http://www.bunka.go.jp/ima/press_release/pdf/archive_kyotei.pdf

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