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June 01, 2011

国立国会図書館と文化庁との協定:継承するということ

国立国会図書館と文化庁との協定について、報道発表がありました。
いろいろと考えさせられる発表なので、全文を掲載したいと思います。

  国立国会図書館と文化庁との協定について
 ~我が国の貴重な資料の次世代への確実な継承~
                         平成23年5月18日


 本日、国立国会図書館と文化庁は、我が国の貴重な資料の次世代への確実な
継承に関して協定を結びましたので、お知らせいたします。
                      (同時発表:国立国会図書館)

1.概要

 国立国会図書館と文化庁は、我が国の貴重な資料の次世代への確実な継承を
目指し、歴史的・文化的価値のある作品や資料等について、その所在情報の把握
や目録の作成、収集・保存、活用等について、一層緊密な連携・協力を行って
いくことにしました。

(詳細は別紙[※注:下記]をご参照ください。)


2.目的・意義

 歴史的・文化的価値のある作品や資料等は、我が国の歴史や文化等の正しい
理解のために欠くことのできない貴重なものであり、将来の創造活動の基礎を
なすものです。
また、ひとたび消失すると再び入手することは不可能です。

 このため、国立国会図書館と文化庁は、歴史的・文化的価値のある作品や資料等
の適切な収集・保存及び活用等について、一層緊密な連携・協力を行っていきます。


3.当面の具体的な連携・協力分野

  [1]テレビ・ラジオ番組の脚本・台本
  [2]音楽関係資料(過去に我が国で出版された楽譜等)
  [3]マンガ、アニメーション、ゲーム等

 なお、今後も、連携・協力内容の充実について検討していきます。

┌─────────────────────────┐
┃ (お問い合わせ先)               ┃
┃  文化庁文化部芸術文化課             ┃
┃  課    長   山さき 秀保(内線2822) ┃
┃       [※注:さき=山偏に竒]  ┃
┃ 課 長 補 佐 大川 晃平(内線2824) ┃
┃   企画調査係長   落合 恵未(内線2828) ┃
┃  電話:03-5253-4111        ┃
┃  FAX :03-6734-3814        ┃
┃  mail:geibun@bunka.go.jp            ┃
└─────────────────────────┘


※以下別紙


【 我が国の貴重な資料の次世代への確実な継承に関する協定 】

 我が国では、図書、新聞、雑誌、CD、DVD等の出版物は、国立国会図書館に保存
され、美術品や歴史、芸術、民俗、産業、自然科学等に関する資料は、美術館や
博物館等に保存されている。

 一方、これらの施設において、これまで必ずしも収集・保存の対象とされてこな
かった分野の文化的な作品や資料等については、その所在情報が一元的には把握さ
れておらず、体系的な収集・保存がなされていない状況にある。歴史的・文化的価
値のある作品や資料等は、我が国の歴史や文化等の正しい理解のために欠くことの
できない貴重なものであり、将来の創造活動の基礎をなすものである。また、ひと
たび消失すると再び入手することは不可能である。

 このため、歴史的・文化的価値のある作品や資料等が散逸・消失することのない
よう、その適切な収集・保存及び活用を図ることが必要である。

 政府は、「文化芸術の振興に関する基本的な方針」(第3次基本方針)(平成23年
2月8日閣議決定)において、文化芸術に関する各種の情報や資料の収集・保存(アー
カイブの構築)及び活用方法について、国立国会図書館をはじめとする関係機関と
連携することとしている。

 一方、国立国会図書館においては、日本の知的活動の所産を網羅的に収集し、国民
の共有財産として保存するとのビジョンを掲げている。

 これらを踏まえ、国立国会図書館と文化庁は、これまで必ずしも体系的な収集・
保存がなされてこなかった歴史的・文化的価値のある作品や資料等について、その
所在情報の把握や目録の作成、収集・保存、活用等について、一層緊密な連携・協力
を行っていくこととする。

 一層緊密な連携・協力に取り組むにあたっては、これまでのそれぞれの分野におけ
る取組も踏まえ、当面、特に以下の3分野について、具体的な連携・協力を推進する
こととする。


1.テレビ・ラジオ番組の脚本・台本について、国立国会図書館と文化庁は、連携・
協力して、所在状況や保存方法等に関する調査研究を行うとともに、過去の重要な
資料の保存について検討する。


2.音楽関係資料について、過去に我が国で出版された楽譜等に関する所在情報に
関し、国立国会図書館と文化庁は、連携・協力してデータベースを作成し、国立国会
図書館においてそれを広く国民に公開し、その活用を推進する。


3.マンガ、アニメーション、ゲーム等のメディア芸術について、国立国会図書館と
文化庁は、連携・協力してそのアーカイブの構築を推進する。


 この協定の締結を証するため、本書2通を作成し、双方が押印の上、各自1通を
保有する。
                 平成23年5月18日
                 国立国会図書館総務部長  田屋 裕之
                 文化庁次長        吉田 大輔


※参考 原文 
http://www.bunka.go.jp/ima/press_release/pdf/archive_kyotei.pdf

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