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June 03, 2012

6月メルマガコラム 『キヌガワの最後っ屁』

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  コラム 『キヌガワの最後っ屁』
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 Facebookでも発言したのですが、最近考えていること。

「これは正しい」と常識のように言われていることについて
「本当にそうだろうか」と考えてから、活動方針を決めるようにしています。
どんなに「みんながやっている」ことでも、吟味して納得のいく道を見つける。
これは、私を含め、インプロ・ワークス・スタッフの考え方です。

これには、まず2つのプロセスがあります。
一つは、外に目を開き「いまここ」をキャッチすること。

この現象について、先日「場の研究所」所長(東京大学名誉教授)の清水博先生に
お話を伺いました。清水先生がおっしゃるには、「居場所」で起こっている現象を
深く捉える場合は「知」を深めることが大事であり、そのためには世間的な
反応にとらわれず、超越的な声(人間の意識の深層に遺伝的にある声)を聞く
ことだといいます。

つまり、インプロヴィゼーション的に解説すると、
大事なことは「イエス」をするときに「アンド」を考えないこと。
つまり「相手の存在(=今ここ)を受けとめる」ときに「次はどうしよう
(=ここより、ちょっとだけ先のこと)を考えないということ。
また感情的なこだわりや過去の経験からの思い込みにとらわれないことも大事。

二つ目に大事なことは「問題」を見つけた場合、それを解決するためのリソースは
「自分の中」にしかないということ。清水先生は「問題を事故の内部に取り込んで、
“問題と一緒に寝る”こと」とおっしゃいます。
つまり自分の外側で起こっている「いまここ」問題の解決として「自分の外側」を
変えようとしても、ダメだということ。

さて最近「これ、ちょっと嫌だな」と感じる現象に出会うことが多くなりました。
Facebookやツィッターが流行し、誰でも出版/発言できるようになり、
それは素晴らしいことなのですが、その中にも「本当にそうだろうか」と
思うことが多いのです。
それは「他者に対して“的確な指摘/批判”ができる人たちが、その問題を
“自分の内部”に取り込まず、“問題を相手のせいにして、相手を変えようと
する”行動になっていること。

「外に開きながら、その問題は自己内で解決する」
このプロセスは矛盾している印象もあるかもしれません。しかしこの仕組みに
気がつかないと、外側を批判してアンサティスファクションな「ダメだ
ムードを振りまき」
グルグルすることになるのではないか。
そして、そういう人にも集団にもあんまり関わりたくないなぁ~(苦笑)。

ちなみに、わたしは「○○先生は○○の第一人者。だから、この人の言って
いることは正しい」などと言ってしまう人も発言も信用しないことにしています。
ちゃんと発言を聞いて、納得したら賛同する。その姿勢を貫きたい。

そして、そういう考え方を貫くと「絹川が言っていること自体、
正しいのか正しくないのか信用できない」ということになります。
そうです。そういうことです。

どうぞ吟味して、ご自分が納得する道を見つけてください。
          ご一緒できれば、ご一緒しましょう。
          別々なら、別々に。またどこかでお会いするかもしれませんね。

                      (インプロ・ワークス代表・絹川友梨)

参考に:深く尊敬している清水博所長の「場の研究所」
http://www.banokenkyujo.org/

おススメ:共存のための哲学童話
「コペルニクスの鏡」清水博
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