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August 30, 2012

ワークショップを引き受けるなら、ちゃんとしよう。

文化庁の「次世代の子どものための芸術体験事業」のため、ある小学校で打ち合わせ。

まずその前に、主催者の「東京都子ども劇場」や協議会の方がたから、いろいろお話を伺いました。

まず、子供達にとって、ワークショップがいかに大事かを伺いました。
去年ワークショップをやってみて感じた大きな利点は、固定化した環境に風を入れることができるということ。
学校という環境は、「この子はこういう子」と決めつけられ、固定化した人間関係になりがち。それぞれの子どもの「授業では発揮できないけれど、その子どもがもっているいい所」を開花することができない。ワークショップは、子どものそういう部分を発揮させてあげることのできるきっかけとなる。
それによって、「この子には、こういういい面があるのだ」と知ることができ、関係性がもっと寛容的なものと変化する。

しかし問題もいくつかあったそうで、ひとつは「ワークショップを指導する講師」について。
たとえば、「どうしても、うちでやらせてほしい」とアピールしてきた講師とその団体がいました。
押しが強かったので、仕方なく、その講師に依頼しました。
依頼したワークショップは、参加者が100人近い小学校でした。
主催者は講師に「人数が多すぎると思うんですが、大丈夫ですか?」と聞きました。
すると講師は「大丈夫です。」と答えました。
主催側は「講師が大丈夫ですと言うなら、大丈夫だろう」と思い、ワークショップを実施しました。
結果。
100人もの子どもたちがワークショップをする場所は、体育館しかありませんでした。
しかし体育館では、声が響きすぎて、まず講師の話している声がまったく聞き取れません。
講師が連れてきたアシスタントたちは、ぜんぜん気が回らず、ついてきていない子供達を完全に取りこぼしていました。
ワークショップにちゃんとついて来て、やっていた子供達は、おそらく10人ぐらいだったそうです。
この経験もあり、「どういう人に講師をお願いするのかを慎重になりました」と苦笑しておられました。

(ちなみに、この講師とそのカンパニーは「文化庁からの依頼ワークショップをやりました」ということを自分達の実績に掲げ(やったことは事実ですから)、今でも活動しているそうです。内容がどうだったかは、もちろん公開されずに。。。恐いことです)

そうでなくとも、「ワークショップ」という名前は、何をやっているのか分かりづらいです。
そして、山ほど、いろいろな種類のワークショップが開催されています。
その中には、上記したような「ダメなケース」がたくさんあるようで、残念ながら、そういうことで「ワークショップはちょっと。。。」という声もあります。

私たちは、こういう事の無いように、一つひとつしっかりとワークショップをやっていきたいと思い、改めて気合いが入りました。

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