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September 14, 2012

根拠なく、自分をはげましていく。

最近のツィッターでつぶやいたこと。

若い頃、8年いた劇団をほとんど「首」同然に辞めさせられた後、私にはまったく仕事がありませんでした。「うちの芝居に出ない?」と声をかけてくれる人は誰もいませんでした。バブルの頃は山ほどあったCMの仕事も全く無くなりました。でも私はこうして今、演劇で食えています。若い人、がんばって!

全く仕事が無い時、自分を盛り上げるために「自分はいつか、ものすごく忙しくなるかもしれないから、そのために心の準備をしておこう」と思っていました。もちろん仕事はまったくありませんでした。ただ自分の折れそうな気持ちを平常に保つために、そう想像したのです。

今、不思議なことに、予想の通りに忙しい毎日をおくっています。20年前には想像できなかった所に自分はいます。つまり、誰にでも、そういうことが起こるということだと思います。だから(しつこいけど)若い人、がんばって〜。あなたが忙しくなる日がいつか来ます。

補足。

ホントウに昔の私は、自分で自分を「励まして」いました。
未来への期待などなく、助けてくれる人などなく、どうなるか分かりませんでした。
でもただただ、根拠なく、「自分を励ましていた」のです。

或る時、道を歩いていて、道ばたのコンクリートのところに雑草が生えていて、そこに小さな花が咲いていました。

わたしは「自分を花にたとえたら、もしかしたら、この花かもしれない。誰にも知られず、ひっそり咲いて終わっていくのだ。自分では注目されたいと思っていても、それは無理な話しなのだ」と。そしてある意味、絶望的な気持ちにもなっていたのです。

でも、これだけは自分の基準にしてきました。「自分がホントウにやりたいことだけをやる。」
それで食っていく。

いま、その希望の通りになっています。
そして、こんな日が来るとは予想だにしていませんでした。

そういうこともあるってことです。

ですので、若い人たちの中には、自分の不甲斐無さを嘆いている人もいるかもしれませんが、反省だけではなく、根拠なく自分を励ますことも、時には大事なんじゃないかなって。

そう、50歳を目の前にしているわたしは思っている次第です。

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