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January 13, 2013

青山学院大学「ワークショップデザイナー育成プログラム」見学ス。

青山学院大学が、社会人向けにおこなっている講座;「ワークショップデザイナー育成プログラム」におじゃましました。
今年度からこのプログラムに関わらせていただくことになったので、その下見に。

正直言って、このプログラムが開始されたときに、ちょっとした違和感を感じていました。
「え、この短期間の講座で資格を与えてしまうの?」という理由です。

しかし反面、「ワークショップの実践家に必要なアカデミックな思考や表現方法が学べる素晴らしい機関だ」とも感じていました。しかも信頼おける知人が創立メンバーに関わっていますので、このプログラムはきっと信頼できる内容に違いないと感じていました。

そんな相反する2つの気持ちを持っていた講座でした。

そして去年の暮に突然、青山学院大学の苅宿先生から依頼をいただきました。

お会いしてお話させていただき、「なぜこのような講座を立ち上げたのか。なぜ必要なのか。今後どうしていきたいか」などを伺い、その方向性や考え方に深く共感し、「自分でいいのか?役不足かも」という不安もありながら、お引き受けさせていただくことにしました。

さて話しもどり、見学。

そんないきさつで関わらせていただくことになった講座。わたしが具体的に関わるのは今年度からなのですが、その前に概要を知っておきたいと思いました。そこで、この期としては第二回目の集まりを見学させていただきました。

場所は青山学院大学;青山キャンパスの教室。

わたしが到着したのは30分前。このときすでに沢山の生徒さんで、教室が盛り上がっています。
お見かけしたところ、ほとんどが30代〜40代。若々しい50代の方もおられるかな。
そして、「緊張しているんだけど、でも楽しいことがありそうだから、期待で興奮している」ような明るいでもちょっと恥ずかしい、熱気。大人が「遊び」にワクワクしているような、そんな熱気。プチカオス。

最初は平田オリザさんのワークショップ。
わたしにとっては始めての平田さん&ワークショップ体験でした。

今回は「ワークショップデザイナー育成」が目的とはいいながら、仕事の領域が広いため、ワークショップをしながら指導するというのは、なかなか大変だなぁ〜と思いながら見学させていただきました。

一番関心したのは、平田さんがいつも笑っていること。
カウンセラーのやり取りの仕方とおそらくとても似ているんじゃないかな。そしてユーモア。これはすぐれたワーク実践家に共通するリアクションの仕方なんじゃないかな。裏技の裏技。

お昼は、苅宿先生とご一緒。
午後からの講義があるにも関わらず、食べるのもそこそで、いろいろとお話してくださる。
またおつきあいは短いのですが、この仕事にかける情熱が感じられます。

午後は苅宿先生の講義。
ものすごいスピードでものすごい情報量。
生徒さんは理解するのが大変だったかも。わたしは満足。納得。そして自分の無知を再認識(苦笑)。
もっと勉強しなくてはという気持ちになりました。

生徒さんたちは始終モチベーションが高く、非常に高いレベルで「学びたい」と思っているのが伝わってきて、講師側もスタッフも情熱をもって対応しており、とても気持ちのいい「学びの場」になっているなと感じました。

「資格をあげてしまうのはいかがなものか」

という意見も分かる。

しかし「資格をあげることにする」という決断の裏には、大きな意味や考えがあることを忘れてはいけない。そういう物事の見方をしていなくてはならないと思う。

反面、今度は、自分が「資格をあげる側」に立つことになるので、そういった意味では、自分達の活動の意味が、活動に関わっていない人たちにも伝わるようなそういう表現方法を工夫する必要があると感じています。

あちら側にいた人間だからこそ、こちら側にいったとき、あちら側の気持ちをくんで無視しない行動をしていかなくてはと感じています。


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